サビアン占星術的なハウスの解釈
シリーズは、今回第2ハウスになり
ます。
まずこのサビアン占星術解釈による
ハウス解釈のコンセプトをもう一度
おさらいしておきますね。
前回言葉足らずで、しかも稚拙で
あった分を訂正しておきました。
地球の自転と公転により、表現される
サイクルは、時間の間隔が違うという
点だけ除けば、公転のサイクルによる
12星座のサインと、自転のサイクル
によるハウスシステムで、同じ性質
のものとして対応するという事です。
そのコンセプトを利用してハウス
システムと、その対応する星座(サイン)
の性質やその支配星の性質をリンク
させて解釈しようという事なのです。
それでは第2ハウスについてです。
第2ハウスは、「所有・物質」のハウス
と呼ばれ、個人の金運や才能などを、
読み取るのに使われるのが一般的です。
さて第2ハウスは、牡牛座に対応して
いてその支配星が金星になります。
そして地の元素を持ちます。
地は物質や現実的な事を示す元素で、
金星も牡牛座も陰のエネルギーなので、
物質や富、才能などを得るという意味
合いが強い事で金運にもつながる
という事です。
得るという意味では、五感のそれも
物質を感じる事ができる触覚の影響が
強い牡牛座の快楽という意味も、含まれ
てきます。
この点において、私の解釈としては、
金運や才能の上に、楽しむという
意味での恋愛も、この第2ハウスが
司ると考えます。
この人生の初期段階の第2ハウスは
社会的な性質が持ち込まれる事は
ないので、結婚などとはつながらない
恋愛という事になります。
そしてまた、私は、金星を最高の
幸運の天体と解釈しているので、
つまり幸運もこの第2ハウスが
あらわすという事になります。
というわけで、私の第2ハウスの解釈
を簡単にまとめると
第2ハウスは、金運や才能そして
楽しむための恋愛、さらに幸運を
司るという事になります。
次回は第3ハウスです。