現在今度の日曜日か月曜日に、丁寧に
書いて投稿する予定のインド占星術の
記事のための勉強中ですが、この私の
事ですから、やたら素直ではなく、
私のサビアン占星術との比較をしながら
時には批判的になったりもします。
こんなんで、ちゃんとインド占星術を
習得できるのか、まわりから見ると
不安になるような、学び方ですが、
本人曰く、インド占星術も西洋占星術も
サビアン占星術も意図する事は、個人の
性質と運命を星の配置やそのサインから
読み取る事に違いはないわけで、それを
統合してこそ、本物の占星術が完成する
という事だそうです。
(完全他人事か?(^_^;))
学びながら研究もしたいという事で、
インド占星術の生徒としては、ダメな
見本でもあると思います。
ただし驚異の的中率を誇る、最古の占星術
ともいわれるインド占星術には、古代から
の叡知が、凝縮されているはずだという
意識を持っていて、基本的に敬意を持って
いる事だけは、間違いないです。
そこを誤解なきようにお願いしますね。
さてそんな能書きはおいといて、今回
勉強中なのが、インド占星術の基本と
いう事での、惑星の生来的吉凶という事
です。
もう一つ機能的吉凶というのは、その次の
記事からになります。
その生来的吉凶を調べていくと、私の
サビアン占星術の観点から見て、どうかな
と思う事にいくつか、ぶつかったので、
それを今回雑記風に書いてみようと思い
立ったわけです。
というより、雑記風が本来の私のスタイル
だって、気づいておられる人は多いで
しょーねー(^_^;)
さてさてインド占星術では、通常天王星や
海王星に冥王星という、私がとても重要視
している、トランスサタニアンという
惑星を、考慮に入れないスタイルが主流
らしいです。
すでにここで少し脱力ーー(^_^;)
インド占星術では、9つの惑星を見るという
のが基本ですが、それは太陽、水星、金星
火星、木星、土星の7つの天体以外に、
西洋占星術では、ドラゴンヘッドと、
ドラゴンテイルにあたる、ラーフとケートゥ
という、影の惑星を取り扱います。
で、今回それらの惑星の吉凶を学んでいる
ところですが、なんとインド占星術では、
太陽が、弱いですが凶星という事なの
です。
生命のエネルギーである、プラズマ
エネルギーや地表への温度などを司る
太陽が凶星なわけは・・・・ないはず。
ただしインド占星術では太陽を魂と捉えて
いるという事らしいので、それならば理解
できる事があります。
インド占星術は魂のカルマを明らかにして
いくものだというコンセプトがあると
いう事です。
つまりカルマとは、人生での個人が、
背負った課題、前の人生から持ち越される
負の部分を内包しているわけで、もし
太陽がそういう意味を含めた魂という
なら、凶意というのも当然ある事にになり
ます。
私のサビアン占星術では、太陽は、
「本来の自分の意識」という事で、
ポジティブなものとして捉えている
ので、そこがたぶん解釈のずれにも
なっているのだと思います。
ただし疑問は疑問、研究するという視点
があるというだけで、インド占星術を
否定する気持ちは全くありません。
次に見たのが月ですが、これは吉星という
事で、現在の西洋占星術界の一般的な解釈
と一致しています。
そしてインド占星術では、月を心として
いるので、心であれば吉星になるのは
当然だと思います。
ただし私のサビアン占星術では、月は心
とは解釈していません。
月は生命にとっては、必要なエネルギーを
もたらしますが、本来の意識を五感の
物質的次元に閉じこめるプログラムを
もたらしているという事で、どちらか
というと凶意を意識しています。ただし、
生命エネルギーや現実的な利益など
という点では、吉の意味もありますので、
まあ逆に弱い凶意という感覚でもあります。
またこの現実的な利益という解釈は、
かなり複雑になりますので、それは
別の記事に書こうと思います。
ただ私が尊敬する、サビアン占星術の
第1人者であり、さらに占星学の専門家
としてとても著名な松村潔氏は、太陽と
月についてこう書かれています。
“(月についての記述の途中からの引用
です)
太陽意識は目覚めた意識なので、浮力が
強く、それをより低い次元の地球にとど
めることはできません。この時、地球よりも
低い次元にあり、より重さを持つ月が、太陽
の力を否定的な姿勢で固定化して受け止める
ことで、太陽の意識は地球にとどまることが
できるのです。
太陽がプラス1の力だとしたら、
月はマイナス1、そしてその両方の均衡が
地球を表し、地球は太陽と月の二つの力の
調停点だと考えられるのです。
人間の生活の中では、このプラスの浮力
である太陽の力と、マイナスの重力である
月の力が葛藤を起こしつつ、両方生きて
ます。
(中略)
月は人間の中にある何ものにも限定されない
意識を、人の形やエゴに閉じ込める重力を
象徴した天体です。”
“出典:「決定版!!サビアン占星術」
松村潔 著
Gakken刊”
この松村氏の解釈は私の神秘研究から
得られた解釈と、見事に一致していて、
こんなすごい方に裏付けていただいて、
心強いと感じているわけです。
つまりこの松村氏の解釈もの解釈も、
太陽がむしろ心で、月の方がとらわれて
しまった意識という感覚だという事です。
私の場合でいえば、実際の観測された
結果から、科学的にも導き出された、
月の現実的なエネルギーをもとにしての
解釈です。
その事は、真実の月編の一連
の記事でくわしく説明しています。
さてそんな月は弱い吉星という位置づけ
ですが、月の状態などでもその吉凶の
性質が変わるようです。
月は、光によって吉凶が変化し、
満ちていく月、また明るさの充分な月は
吉星で、欠けていく月、暗い月であれば
凶星となるという事です。
んーー?ここでちょっと待てーーが
入ります。月が明るくなって、吉星
になって、暗くなったら凶星になる
だとーー?
月が明るくなるのは、太陽の光だから
、太陽の光によって吉星になったら、
太陽の幸運のエネルギーが月に伝わった
といえなくねーのかー?
という事です、逆に暗くなるのは
太陽の光を受けられないからで、
それで凶星になるのなら、まさしく
太陽が幸運の天体で、吉星とならなけ
れば、いけないはずですがーーー!
しかしインド占星術では太陽は弱い凶星
扱いだという事なのです。私の神秘研究
によるサビアン占星術的な観点から
では疑問とつっこみが入ってしまった
というわけです。
しかしまだありました、明るいほど
吉星になる月は満月の時にその吉の
エネルギーが最大になるはずですが、
私が記事にしてきたような次の統計
的な事実からは、満月にそのような
幸運なイメージは湧いてきませんね。
「満月の時期に犯罪が増えることが統計で
判明しており、自動車事故は月が欠ける
時期よりも満ちる時期の方が、顕著に
多いことが分かっている。」
とか
「アメリカ風土医学協会からのフィラデル
フィア警察への報告書では、殺人、無謀
運転、放火などの犯罪の件数は、満月に
ピークを迎えることが判明している。
満月のときには、監獄の囚人たちの喧嘩
、暴動、動揺が増えるようである。」
という内容です。
というわけで、今回研究もしている
という私の疑問点などを書いてみま
したが、驚異の的中率を誇る
インド占星術の事だから、ちゃんと
した理由があるに違いないとは思って
いて、学びという点では素直に
覚えていっているわけです。
なんかこんな雑記を喜んで見てくれる人
がいるのだろうか?そんな人は、とても
あたたかく、寛大で、意識レベルの高い人
に違いないでしょう(^^)/
ではまた(^^)/