現在太陽は双子座にありますが、
双子座は「風」のエレメントの
星座になります。
風のエレメントの性質について、
もう一度おさらいしますと、
占星術の風のエレメントは、知性や深い
レベルでの知識、理解を表して、しかも
風なので伝播、伝達するという意味と
真空である宇宙の本質にもっとも近い
ため、全てとの一体感をあらわしても
います。またその一体感や伝播・伝達
が、知性や理解を深めるために、とても
重要です。
さてこのような風の性質を、高度な知性
のレベルで表現していたのが、天秤座
という事でしたが、同じ風のエレメント
である双子座はどうでしょう。
双子座といえば、個人の成長の流れの
途上にあるサインであり、知性(知的
好奇心も豊か)とコミュニケーション
(個人の成長の途上で他者を意識する
ようになっている)を示すサインという
事でやはり、風の性質である知性と伝播
伝達の性質を示すものですよね。
やはり双子座のサビアンシンボル
にもそれがよくあらわれています。
まずは風の伝播・伝達である
コミュニケーションについてみますと
双子座5度
「過激な雑誌」
双子座8度
「産業労働者のストライキ」
双子座12度
「生意気に自己主張する少女トプシー」
双子座14度
「テレパシーでの会話」
双子座15度
「会話をしている二人のオランダ人の
子供」
双子座16度
「熱弁する婦人参政運動家」
双子座18度
「中国語を話す二人の中国人」
双子座21度
「労働者のデモ」
まさに伝播・伝達の風の性質を示す
双子座をよく、サビアンシンボルが
表現してくれていますよね。
(双子座5度の過激な雑誌はマス・
コミュニケーションという意味になり
ます)
伝播・伝達としてのコミュニケーション
という意味での双子座に、それを示す
サビアンシンボルがこれだけ集中
しているのは、とても神秘的な配置に
なっています。
とても360枚全て裏向けてシャッフル
して、イメージしていったものとは思わ
れないですね。サビアンシンボルの
エリス女史のチャネリングがいかに
高度であったかを物語っていると
思います。
また風の性質である知性や深いレベルでの
知識・理解については、どうでしょう。
双子座6度
「油田の掘削」
(知識を深く掘り下げるという
意味)
双子座7度
「古風な井戸」
(普遍的な知識という意味)
双子座13度
「ピアノを目の前にした偉大な
音楽家」
(高いレベルでの感性の表現)
双子座17度
「知力の頭に溶けていった健康の頭」
双子座19度
「大きな古典書物」
双子座23度
「木の高いところにある巣の中の
三羽の雛」
(高い木が知性の高さを示していて
雛は学習するという意味)
双子座25度
「パームの枝を刈る男性」
(思考の編集や知識の構築などを
暗示しています。)
このように知性や知識の探究という意味
の風の性質も、双子座のサビアンシンボル
がよく表現しているという事ですね。
天秤座が高度な知性、また意識の到達点
というイメージなのに対して、個人の
成長段階であるこの双子座は学習の
イメージがより強いような気がします。
ではまた(^^)