インド占星術のアスペクトについて 西洋占星術とは大きな違いが!


先週にも言ってましたが、ダシャー
という大きなテーマについて現在
学んでいる最中なので、今週は
アスペクトについて説明していきたい
と思います。

まずインド占星術の南インド式では
ホロスコープが、正方形になって
います。
そしてやはり西洋占星術のアスペクト
とはいくつもの点で大きな違いが
あるのです。
まず、インド占星術の場合は、惑星間
のアスペクトは、西洋のような細かい
度数単位で見るのではなく、なんと
ハウス単位という大ざっぱなもの
なのです。

つまりぼ全ての西洋占星術のアスペクト
が、ここで使用できなくなります。

またインド占星術のアスペクトという
のは、基本的には一つだけで、特殊な
例として、火星と木星と土星が
あるというだけのとても単純な
アスペクトというわけなのです。

インド占星術の大家として有名な
ラオ先生は、ホロスコープを解読する
時には、 順番があると言って
おられます。
それはPAC( ポジション、
アスペクト、 コンジャンクション)
という事だそうです。

ポジションというのは私がこれまで
記事にしてきたような、惑星の
生来的吉凶や、機能的吉凶、そして
ハウスと惑星との関係による吉凶
で、基本的に惑星自身が、どこの
ハウスかどの星座に在住しているかに
わよって変わる吉凶の事です。

惑星とハウスの関係での居心地
などもそうですね。
高揚、ムーラトリコーナ、定座、
減衰などがありました。

また惑星自身にも吉凶があり、
金星や木星は大吉の惑星であり、
また火星と土星は大凶星であると
いう事でした。

そしい今回の惑星のアスペクトが
惑星自身の配置の次に重要だと
いう事です。

さてとてもわかりやすく説明してくれて
いるサイトから引用させていただきます。

●対向のハウスにある惑星にアスペクト
 

一般にどの惑星も、その惑星の反対側の
ハウス(そのハウスから数えて第7番目
のハウス)に在住する惑星と相互に
アスペクトを形成します。

●特別なアスペクト:一方通行の
アスペクト

 火星、木星、土星の場合、対向の
ハウス以外の惑星に対してもアスペクトを
形成します。ただし、この場合は
一方通行のアスペクトであって
相互のアスペクトではありません。

火星のアスペクト

火星は対向のハウスに在住する惑星以外に、
火星が在住するハウスから数えて
4番目のハウスと8番目のハウスに在住する
惑星に対してアスペクトを形成します。

木星のアスペクト

木星の場合、対向のハウスに在住する
惑星以外に、木星が在住するハウスから
5番目9番目のハウスに在住する惑星
に対してアスペクトを形成します。

土星のアスペクト

土星の場合、対向のハウスに在住する
惑星の他に、3番目10番目のハウスに
在住する惑星に対してアスペクトを
形成します。

●コンジャンクション

また、インド占星術では、正確な言葉の
使い方をするなら、同じハウスに在住する
惑星とは、「アスペクトを形成する」
とは言いません。
  コンジャンクト(Conjunct)する、
あるいはコンジャンクション
(Conjunction)
を形成すると言います。』

“出典:「東西占星術研究所」様のサイト
簡易レファレンス アスペクト
より”

最後のコンジャンクションは、正確
にはアスペクトとは、インド占星術
では呼ばないようです。

インド占星術はハウス単位なので、
同じハウスであれば、度数が
離れていてもコンジャンクションと
呼びますし、逆に魚座30度と牡羊座
1度のように非常に接近していても、
ハウスが違うのでコンジャンクション
とは呼ばないようです。

このような事から、インド占星術の
アスペクトやコンジャンクションには
度数は、意味を成さないようです。

要するにインド占星術のアスペクト
というのは、まず対抗にある自身を
含めた第7番目のハウスに
アスペクトするようです。これは
相互アスペクトといって、互いの
惑星が影響を及ぼしあっている
という事です。

そして特殊な火星と木星と土星は
7番目のハウス以外に、一方通行に
影響を与えるという、特殊な
アスペクトがあるという事です。

それは
火星は、4番目と8番目のハウス。
木星は、5番目と9番目のハウス。
土星は、3番目と10番目のハウス。
とこのようになっています。

アスペクトについては、まだあります
ので、次の記事でご説明していこうと
思ってます。

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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