「ひらめきを手がかりに上を
目指すのだ。どの段階まで
いっても上はある。真摯に上を
目指すのだ。」
ルビーさんの絵と言葉より
これが、ルビーさんの
水瓶座12度
「上へ向かう階級の階段上の人々」
をモチーフにした絵と言葉です。
私の毎日のサビアンシンボルでの
タイトルとは違いますが、これが
ルビーさんの精緻な解釈での
表現なので、私もまたその象意を
取り入れて、修正したりするかも
知れません。添えられた言葉に
ひらめきとあるのは、直前の
シンボルが
水瓶座11度
「ひらめきと向き合う男性」
なのでその意識の流れを
受けた形になっているという事
で、納得できます。
潜在意識でイメージしたエリス
女史のチャネリングをもとにして
描かれているという事ですが
この絵は途中経過のようで、
油絵なんで、色とか足したり
描き加えたり、また塗りつぶ
したり、修正したりしながら、
さらに完成品を目指しておられる
ようです。冒頭の絵の前の絵は
こちらですが、
いくつかのシンボルをまとめて
描かれたもののようです。
つまり水瓶座12度のシンボル
と合わせて、読み取れるのは
左下の水瓶座11度
「ひらめきと向き合う男性」
右上の
水瓶座15度
「フェンスの上にとまっている
二羽のラブバード」
ですね。
この絵に色がつけられたりも
していくようですが、色がついた方
がさらに良い感じになりましたね。
今回のシンボルの階段上の人々の
人数はこの時二人でしたが、
冒頭の現在の絵では4人になって
います。
そうなった経緯を、動画でアップ
されているので貼り付けますね。
和訳に迷いつつも描く水瓶座12度
サビアンシンボルをイメージした
心の画像なので、シンプルさ
を追求しておられるようですが、
心象風景として、サビアンシンボルが
絵になっているのを眺めるのは
感動的です。
なんせサビアンシンボルから、自由に
絵のイメージを浮かび上がらせる
超感性の方なので、おそらくサビアン
シンボルをチャネリングした
エリス女史のように、宇宙の
潜在エネルギーにもアクセスされて
いるのではないかと思います。
私は、音楽については、親がピアノを
教えたり、兄がハードロックの
ドラマーをやっていたりで、常に
音楽とともに育ったせいか、音楽
感性はあると、勝手に自認しています。
ですが、絵の方は、なんだか、とても
鈍い感覚のようで、似顔絵をなんとか
描くくらいでやっとです。
だから、ルビーさんの絵は凄い良い
感じというのは、わかるけど、絵を
鑑賞するのを趣味としておられる
ような方のようには感じる事は
できてないと思います。
ルビーさんの絵を欲しがる海外の人も
多いということなので、きっと
凄いと思います。
いろいろ個展なども開いたり
しておられるようなので、是非
観に行ける方は、いかれたらいいの
ではないかと思います。
個展『SABIAN JOURNEY vol.1』を開催いたします。
会期:
2020/2/17(月)~3/1(日)時間:
日・月 8:30〜18:00
火〜土 8:30〜21:00在廊:
2/29 18:00〜20:00
3/1 16:00〜18:00会場:
イココチ@東高円寺(@ikokochi)詳細はこちらをご覧くださいhttps://t.co/QBuzgM4I4B pic.twitter.com/aKgB07wHGu
— 文月ルビー🌜SABIAN JOURNEY展2/17〜3/1@東高円寺 (@rubyfmzk) February 2, 2020
しかもなんとルビーさんは、360度
全てのサビアンシンボルを絵にして
おられるのです。
そしてその絵のイメージをさらに
バージョンアップさせるために
できるだけエリス女史のチャネリング
イメージを、読み取っていこうと
されるのですが、絵へのこだわりが
そのシンボルの解釈にも表れていて、
サビアンシンボルの原典である、
ジョーンズ氏の英語のシンボル
表現を正確に読み取ろうとして
おられたのをツィッターでみかけて
とても感心させられたというわけ
です。
文法的に分かったことをつらつら書いていきます。
まずgraduatedは過去形ではなく過去分詞形とのことです。
これは、他のサビアンシンボルに過去形のものがないことからも確かです。(もし過去形のシンボルがあれば教えてください)
— 文月ルビーSABIAN JOURNEY展2/17〜3/1@東高円寺 (@rubyfmzk) February 1, 2020
このように、文法的な解釈から、
シンボルタイトルの分析を始めて
おられるのですが、アイルランド人の
サビアン占星術研究家など、ネイティブ
の英語を使う友人の方もおられる
ようで、そういう方に聞いて、
どのように英語の表現を解釈したら
良いか、質問されたりしたようです。
またルビーさん自身も、占星術の知識
と感性はともに一流なのが、ツイートを
観ていてもわかるので、占星術家として
も充分成功されると思います。
しかし彼女は、とにかく絵のアーティスト
として活動されているという事ですね。
そんなルビーさんの解釈によるタイトルが
最終的に冒頭で
ご紹介した
水瓶座12度
「上へ向かう階級の階段上の人々」
です。
で私のは、松村氏の邦訳をそのまま
丸写しでしたねー。
水瓶座12度
「上へと順に並ぶ階段の上の人々」
確かに、ルビーさんの言われる通り
少し、イメージが湧きにくい表現です。
私も毎日のサビアンで、松村氏の訳
よりジョーンズ氏の表現をもとにして
独自のタイトルで表現している
シンボルもありますが、こちらは
スルーでしたね。
このあたりが、絵に対する情熱を
持ったルビーさんの良い探究心の
方が優れていたと思います。
ルビーさんはシンボルタイトル
での表現がそのまま絵のイメージに
なるので、タイトルを解釈する事が
重要で、私のように鑑定の象意として
長々と解説されているわけでは
ないようです。
でもうれしいのは、私の解説が
やはり向上心を取り上げているので
そのあたりもルビーさんの
「ひらめきを手がかりに上を
目指すのだ。どの段階まで
いっても上はある。真摯に上を
目指すのだ。」
という解釈としっかり共通点が
あります。
では私のシンボル解説を再掲しますね
水瓶座12度
「上へと順に並ぶ階段の上の人々」
これは、水瓶座に入って高まる宇宙
意識が、つまり高次元の意識なので、
それをさらに高めようとしている
人々という事です。当然階層はあり
ますが、高次元になるほど愛や共感の
意識が高まっていくので、互いを
理解しあいながら、自身の意識も高めて
いこうとしている姿を暗示しています。
もちろんこれは全てに応用できるので、
プロとして、さらに腕を磨くとか、仕事
の質をどんどん高めようとか、そういう
意識を持つ人どうしでの共感を、暗示
しているともいえます。
という事で、向上心と、同じ様に上を
目指す人々との共感という解釈を
しています。
また付け加えるならドデカメモリーで
水瓶座12度は双子座にあたるので、
知性の向上など、自分をレベルアップ
させる象意があらわれていて、水瓶座
の革新意識と相まって、高いレベルでの
さらなる向上心を暗示しているという
事です。また双子座のコミュニケーション
能力の向上が、この水瓶座12度の共感
という解釈にもつながるともいえます。
またルビーさんは、もう一人の
サビアンシンボル研究家で世界的に
有名なディーンルディア氏の原著も
持っておられて、原典のジョーンズ氏
の解釈と合わせて、精緻なタイトル
解釈もできるのではないかと思います。
私はルディア氏の原著は持って
おりませんが、ルディア氏は、エリス女史
のチャネリングによるイメージにさらに
占星術の観点からの解釈を加えて、意訳
しておられるので、占星術の基本から
研究しなおした私の解釈とは合わない
ところもあるという事で、エリス女史の
チャネリングイメージをそのままに近い
状態で表現したジョーンズ氏の解釈を
中心に解釈しています。
ですが、ルディア氏の意訳も、シンボルの
本質をついたものもあり、日本でルディア氏
のタイトルを邦訳しておられる大家の表現
を観てみますと、
直居氏のルディヤー氏の邦訳は
「広く大きな階段に、さまざまな人々が上
から順番に並んでいる」
で、
松村氏の邦訳だと
「広大な階段に異なったタイプの人々が
順々に立っている」
となるので、これらを総合的に解釈
してもルビーさんの解釈は正確だと
思います。
つまり階段での上下によって格付け
されたという意味があるという事で、
単に向上心を持った人々と解釈する
私より本質をついておられるかも
知れません。
ただサビアンシンボルは、あらゆる角度
から解釈する事ができるので、誰の解釈
が一番と決めないのが良いところだと
思います。
いわば、360枚のタロット的な
解釈で、一度自分の解釈や、納得
できた、研究家の解釈があっても、
また別の時にシンボルから受けた
印象で、新しい解釈が出て来たり、
鑑定でも個人に合わせたり、サイン
やアスペクトもからんで、あらゆる
意味に解釈可能なものです。
私の場合神秘研究からの独自の解釈も
入ります。
ただ、ルビーさんは360度全ての
サビアンシンボルを絵にもするくらい
感性豊かで、分析家を自認する私を
越えるような精緻なタイトル解釈を
される方なので、おおいに参考に
させていただこうと思ったわけです。
また許しが出たら、ルビーさんのシンボル
解釈と、絵をご紹介していこうと
思います(*´▽`*)👍