サビアン占星術的ハウスの解釈  第7ハウスについて


サビアン占星術的なハウスの解釈
シリーズは、今回第7ハウスになり
ます。

まずこのサビアン占星術解釈による
ハウス解釈のコンセプトをもう一度
おさらいしておきますね。

地球の自転と公転により、表現される
サイクルは、時間の間隔が違うという
点だけ除けば、公転のサイクルによる
12星座のサインと、自転のサイクル
によるハウスシステムで、同じ性質
のものとして対応するという事です。
そのコンセプトを利用してハウス
システムと、その対応する星座(サイン)
の性質やその支配星の性質をリンク
させて解釈しようという事なのです。

第7ハウスは、他者・共同・好敵の
ハウスと呼ばれています。
これはホロスコープの流れでいえば
個人的な6ハウスまでの流れから、
社会や外界へと流れが移ったという
事ですね。
そしてまた自己を表す第1ハウスの
対極つまりオポジションの位置に
第7ハウスがあるので「他人」という
わけです。
パートナーとしての意味もある
事から、結婚・恋人相手という
解釈もあります。しかしこれについて
は、是非今回のサビアン占星術的
解釈をご覧いただきたいと思います。

さてサビアン占星術としての第7ハウスの
解釈にまいります。
第7ハウスは、天秤座に対応して、
金星が支配しています。また風の
エレメントでもあります。
結婚相手や恋人というのは、金星が
からんでいるという意味で言えば
納得できますね。

ただし、天秤座の影響で、広く他者、
つまり相性の良い相手すべてを示して
いるとも言えます。伝統では好敵の
ハウスとも呼ばれていますが、他者
という意味では、そうなのかも知れ
ませんが、好敵という意味合いに
金星や、風の性質は合いませんので
私は、そういう意味には取りません。
むしろ、集合意識に染まる天秤座の
性質通り、協調性や対応力などを
発揮する場所だと解釈しています。

そもそもサビアンシンボルが示す
ように対極のオポジションは、逆
の相性というよりも、表裏一体で
本来融合するべき性質のもの
だという意味でも、好敵という
より好相性という方が、適切だと
思われます。

たとえば恋愛運にしても、とことん
柔軟に相手合わせられるという事で、
「あなた色に染まる」というような
女性に多くみられる性質もこの
ハウスの特徴としてあるので、相手
を支えるとか、精神的に上位に自分
がなるという意味での相手を示すとも
感じます。

むしろ血縁など、魂が呼び合うような
運命的な相手というのは蠍座で、
核の冥王星を支配星に持つ、第8ハウス
の方になるという事です。
この解釈は、松村潔氏と共通する見解
ですね。

ただ運命という事は、好むと好まざる
に関係なくの縁という意味もある
ので、自由な恋愛の相手という事に
なると、この第7ハウスが担当すると
いう解釈で良いと思います。

また第7ハウスが風のエレメントなので
コミュニケーションや対話の相手を
示したりもすると言う事です。

というわけで、サビアン占星術的
第7ハウスの性質とは
協調性発揮・パートナー、他者、
自由な恋愛相手、相性の良い相手
交友関係、人間関係、対話とその相手

という事になります。

次回は第8ハウスについてになります。

 

いつもありがとうございます(^^)

 

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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