サビアン占星術的なハウスの解釈
シリーズは、今回第3ハウスになり
ます。
まずこのサビアン占星術解釈による
ハウス解釈のコンセプトをもう一度
おさらいしておきますね。
地球の自転と公転により、表現される
サイクルは、時間の間隔が違うという
点だけ除けば、公転のサイクルによる
12星座のサインと、自転のサイクル
によるハウスシステムで、同じ性質
のものとして対応するという事です。
そのコンセプトを利用してハウス
システムと、その対応する星座(サイン)
の性質やその支配星の性質をリンク
させて解釈しようという事なのです。
では第3ハウスについてです。
第3ハウスは、コミュニケーションの
ハウスともいわれて、会話能力や
言葉に関する能力、そして学習能力
や知性もつかさどる場所だという事
です。また兄弟姉妹、隣人を象徴する
と言われています。
他者を意識し始めるという事で対外
的な能力を発揮しようとする意識にも
つながります。
また第2ハウスでは、先天的な才能を
示していましたが、こちらの第3
ハウスでは、習得していく能力という
意味に変化します。
そして第3ハウスは、双子座に対応
していて、その支配星が水星にあり
ます。また風の元素を持っています。
今回は、第3ハウスの常識的な性質が
そのまま双子座そして水星の象意通り
で、しかも風は拡大力をともなった
知性や伝達、伝播の能力を示して
いるので、全くほぼ完全にリンクして
いるので、私のサビアン占星術の見解も
同じだという事になります。
というわけで、私の第3ハウスの解釈
を簡単にまとめると
第3ハウスは、
コミュニケーション全般と会話能力、
知性と学習能力、習得する能力を
司るという事になります。
次回は第4ハウスです。