この世は鏡の世界!物質宇宙は創られた? 古代グノーシス派が語る真実 


この記事は
輪廻転生を説いて異端とされたキリスト教
のカタリ派

の続編にあたります。

今回の記事の続編も書いていこうと
思っています。
私の神秘メッセージでお伝えして
いることの裏付けにもなる思想が
このグノーシス主義なので、前回の
カタリ派の記事と合わせて重要
なのです。

カタリ派は、中世ヨーロッパの
キリスト教の一宗派でしたが、
「輪廻転生」など、キリスト教の
教えに反する事を広めたとして、
弾圧というか、大虐殺されたと
いう話を前回ご紹介しました。
カタリ派は、現在の物質界を創造した
のが、ルシファーという堕天使で、
天から追放された後は「サタン」と
呼ばれるようになったという事を
説いていました。
当然このこともキリスト教の教えに
反する事なので、弾圧の理由の一つ
にもなったというのですが、彼らは
そのようなルシファーが創った
「物質界」は悪だといいます。
実は、これと同じような事を説いて
いる、カタリ派の源流ともいえる
古代の知的集団が、グノーシス派と
呼ばれるものなのです。
当然キリストに弾圧されましたが。
そして長らくその知識は歴史にうずもれた
ままだったのですが、
1945年にエジプトのナグ・ハマディ
という村で、初期のキリスト教の写本が
みつかり、そこにグノーシス主義の
思想が、多く記されていた事により、
明るみに出る事になったのです。
そもそもローマ皇帝により、キリスト教を
国教とする過程で、それまでの知識を
記した本や文書が大量に破棄され燃やされ
てしまい、さらにキリスト教自体も都合
良く編纂されてしまったのです。
その時にわずかに難を逃れた文書があった
という事です。
つまりこのナグ・ハマディのキリスト教の
写本は、キリスト教が編纂される以前の文書
だという事です。
つまりこの写本から、古代の知識を得る
チャンスが生まれ、多くの研究家によって
知られるところとなったという事です。
そしてそこに書かれていたのが、
グノーシスの教えだったという事なの
です。

さてそのグノーシスの教えとはどんな
ものなのか、説明しておられるサイトから
引用させていただきます。

「」内が引用です。

「グノーシス(gnosis)という言葉は、
もともと古代ギリシア語で「知識」や
「認識」のことを意味する言葉であり、
より具体的には、人間が宇宙全体を
俯瞰してその仕組みを理解すると同時に、
自分自身の心の内を深く内観することに
よって得られる神秘的な知識としての
真理のことを意味する言葉ということ
になります。
グノーシス主義では、ミクロコスモス
(小宇宙)である人間は、根源的には
肉体と精神という二つの側面に分裂した
存在として捉えられ、
肉体がもたらす欲望が人間を悪しき道へ
と引き込む悪しき存在であるのに対して、
精神における知性の働きは人間を正しき道
へと引き戻して真理へと導く善き存在
であると捉えられることになります。

それと同様に、
マクロコスモスである宇宙についても、
それは物質的存在から成る悪しき宇宙と、
神的で精神的な存在から成る善き宇宙
という二つのあり方に根源的に分裂した
存在として捉えられることになります。
そして、グノーシス主義においては、
物質的存在から成る悪しき宇宙とその内
にある悪しき肉体から離れ、自分自身の
心の内にある人間の魂の神的な本性を
自覚することによって魂の救済が
得られると考えられることになるの
ですが、こうした自分自身の魂と宇宙全体
の真理に関する神秘的な認識のあり方こそ
が、グノーシス主義におけるグノーシスと
いう言葉が持つ具体的な意味の内実である
と考えられることになるのです。
・・・

以上のように、
グノーシス主義におけるグノーシスと
いう言葉は、もともと古代ギリシア語に
おいて「知識」や「認識」のことを意味
する言葉であり、
それはより具体的には、自分自身の魂と
宇宙全体の真理を探究することによって
得られる神秘的な認識のあり方のことを
意味する言葉であると考えられることに
なります。」

“出典:
TATANの雑学と哲学の小部屋」様”

このことから、私たちの五感で捉える
物質宇宙は悪であり、肉体の欲望が人々を
悪へと導くという事をいっているわけです。
まあ肉体的な欲望全てを悪だというのは、
私の見解とは違います。それは単なる
肉体的プログラムで、それをコントロール
する心さえあれば、人生の経験として
尊重して良いと思いますが、ここで
注目していただきたいのは、その肉体的
欲求も物質宇宙も同じく、悪のような存在
ルシファーまたはサタンによってつくられた
という事を、前回ご紹介したカタリ派が
説いていたという事です。
そして実は、グノーシス派も同じような事を
説いていたのです。

このことはデービッドアイク氏の著書
「PERCEPTION 
    DECEPTION」
と「PHANTOM SELF」
に詳しく書かれていましたので、それを
訳した内容をご紹介します。

グノーシスでは、物質宇宙とその外側の
境界には、土星があり、その向こうに
悪の象徴があると説いています。
単に当時土星が最も遠い天体として認知
されていたからというだけにも思われる
かも知れませんが、土星の内側の領域が
コントロールされているという事は
真理をついていると思えます。

またこの物質宇宙をつくったのが
アルコン(Arcon)という存在で
我々の支配者だという事なのです。
しかもこのアルコンの綴り「arch」
なのですが、英語の支配者に関する
単語に多く使われているのです!
列記しますと。

monarch 君主

hierarchy 王制

archfiend 大悪魔

archbishop 大司教

archangel 大天使

このように英語の支配者や悪魔などを
示す単語に「arch」の綴りが
使われているのは偶然ではなく、古代
ではこのアルコンというのは、支配者を
示している言葉だという事が広く
知られていたという事なのでしょう。

第一のアルコンは特にデミウルゴスと
呼ばれて、正確にいうとこの存在が
物質宇宙を創ったという事です。
つまりカタリ派のいう「サタン」と同じ
ような存在だという事ですね。

アルコン(デミウルゴス)は、この世界
を一から創ったのではなく、本来の宇宙
をコピーして創った粗悪なコピーだ
という事です。
(ここはとても重要で、私たちが肉体を
離れた臨死体験で、遭遇する天界は、
私たちの世界とよく似ているけど
まるで天国のように祝福された場所
だというように証言されてますが、
まさにこれが本来の宇宙だという事
であれば、つじつまが合うわけですね)

そしてこのアルコンは、人類から恐怖の
エネルギーを吸収するために働く機械的な
存在だという事です。
(つまり彼らが一種のプログラムで、恐怖の
エネルギーを吸収するコンピューター
ウイルスのような存在だという事です)

そして調和のエネルギーは、彼らにとって
マイナスに働きます。

彼らの吸収する恐怖エネルギーというのは、
心配、憂鬱、競争、復習、ストレス、嫌悪
憤慨、争い、矛盾という派生エネルギーに
分かれてもいます。

また恐怖以外のエネルギーとして、死と苦痛
不幸、また愛情のない性的エネルギーなど
があるという事ですが、要するにあらゆる
ネガティブエネルギーを吸収する事で、存在
できるものだという事ですね。
となるとグノーシス派がいうように物質世界
との境界にある土星が、そのような
エネルギーを生みだすプログラムを発信
しているのであれば、またつじつまが合う
という事ですが、まさに土星の占星術的な
エネルギーは、今いったネガティブ
エネルギーそのものなので、これまた
アルコンにより、土星(リンク)から発信
されるプログラムが作成されたという事を
示唆していることになります。

また太古からの神(偽の神アルコンの事)
へのいけにえは、真の恐怖のエネルギー
の供給として最も適しているという事
ですが、まさに太古の神がアルコンの
ような存在である事を裏付けてくれて
いますよね。
神様がいけにえを欲しがるなんて、どう
考えてもおかしいですからね、まさに
偽の神であるアルコンであれば、納得が
いきます。

バベルの塔以来、言葉は人間を分断させる
ために神がつくったとされていますが、
まさにその神はアルコンの事だといえます。

LIVE(生命・肉体)は逆から綴ると

EVIL(邪悪、不幸)となりますが、

これはアナグラムといって、綴り順を
変えた言葉に、意味を隠すという太古から
支配者が好んで使った技法になります。

(もちろんこれはアルコンが、そう意図
したという事で、生命自体が不幸と
いう意味ではありません。しかし、
真実の月編の
月のエネルギーの真実 
その1我々の身体について
)という
記事でもご説明したように、私たちの
肉体が、全て理に適っているとするには、
あまりにも不自然であるという事も
明らかです。しかも
進化論の破綻と月とのつながり改
世界の学校教育で「進化論」排除の動き
   進化論があり得ない理由

という記事でご説明したように、私たちの
肉体が自然にできあがったものではなく、
意図的にプログラムされたという事で
あれば、なおさらこのアルコンとの
つながりを意識せざるを得ないという
事なのです。)

つまり我々生命体も、彼らのプログラムに
よって操作されてできているという事が
考えられるわけです。

ただからくりさえ知れば私たちは、即
自由になれるのです。

デミウルゴスもその下のアルコンも
「ゆがみ」という性質そのものらしくて
「調和」または「愛」が対極にある
という事です。
つまり彼らは「調和」のエネルギーから
離れる事によってのみ存在できるもの
であって、私たちが調和や愛を意識の
中心におけば、彼らは近づく事もできない
という事なのです。
つまりLIVE(生命)を真に自分たちの
ものにできるという事ですね。

今回は、物質宇宙のからくりを知るのに、
とても良い知識を得られたと思います。
人類の古来からの歴史が、なぜ戦争や
虐殺など悲惨な事を繰り返してきたの
かも、これでうなずけますね。
これは、恐怖をはじめとした、ネガティブ
エネルギーを吸収するために、意図的に
誘導されたという事だったわけです。
なぜならそのエネルギーこそが、アルコン
のような邪悪な存在を維持するために
必要なものだからというわけです。
しかし私たちは、調和と愛に生きる事に
よって、そのような歴史を繰り返さずに
済むという事なのです。

ではまた(^^)/

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占星術家向きのサビアンシンボルとは?   徹底比較その19


今回比較研究するサビアンシンボルは
乙女座18度
「ウィジャ盤」
です。

このシンボルは、私の毎日の
シンボル解説でご紹介しているので
転載します。

「このウィジャ盤というのは、西洋版
こっくりさんのことです。
要するに、霊界からのメッセージを
受け取る事で、占うものだという事
ですね。
このシンボルは私自身の核の意識に
あたる冥王星のオーブ1度にもあって
、やはり占いに対して、生来的につな
がっているのだと思いました。
もちろん占術、占星術全般にもつながり
ますが、このシンボルの真意は、潜在意識
を開いて、霊的な情報を受け取るという
事です。
この前の2つのシンボルで、オランウー
タンの本能に出会い、噴火する火山で
浄化を済ませた後、もういちどまっさらに
なった潜在意識で、高度な意識を求める
ようになったという事です。」

占星術家に良さそうなシンボルは他にも
いくつもありますが、占いそのものが
シンボルになっているのは、これと
牡羊座9度の「水晶を凝視する人」
(占い師の事です)だけという事に
なります。

こっくりさんは、振り子によるダウジング
のように、勝手に手で持った棒が動いて
答えを示すというものです。
要するに霊的なエネルギーによって、勝手
に手が動くという事です。
つまり霊的領域からの信号を受けとると
いうのがこのシンボルの暗示なので、それは
占いだけでなく、いろんな超常的な能力にも
応用できるという事ですね。レイキを使った
ヒーリングや、未来予知などもこのシンボル
から得られるエネルギーだと思われます。
もっと身近な能力でいえば、洞察力や共感力
にもつながりますので、カウンセラー
や、セラピスト、ヒーラーなどにも向いて
いると思われます。

さてこれに対して松村潔氏の解釈を見て
いく事にしましょう。
こちらも、占いに適したものとして捉えて
おられるという点では、同じのようです。
今回は「神秘のサビアン占星術」からの引用
です。

「」内が引用で、~が中略です。

「潜在意識からの衝撃によって、いままでの
自我があらかた破壊されてしまうと、今後の
生きる方針を考える場合、意識の深いレベル
から到来するメッセージを読む技術が必要に
なってくる。

(引用注:この自我の破壊というのは、この
前のシンボル16度のオランウータンと
17度の火山の爆発の事を指しています。)

これが占い的な能力として成長するケースが
多い。この度数をもつ人は占い師とくに
アストロロジャー(引用注:占星術家の事
です)として有能であるといわれている。
この度数では、まだ潜在意識から届く
メッセージを意識的に制御しておらず、
むしろ制御しないことで、深いものをのぞく
としいう技能だ。牡羊座9度、水瓶座13度
とこの度数の3つは、占いに関連した職業を
もっている人の大半にあらわれてくる。
とくに個人がどうあるべきか、という難問に
正しい解答を探り出すことのできる能力が、
この度数だといえる。」

“出典:「神秘のサビアン占星術」  
         松村潔 著
         Gakken 刊”
見事に占い師として、そして特に占星術家
として最適なシンボルという暗示として解説
されていますね。
しかもどんどん無自覚のうちに、潜在意識
からのメッセージが届くという事のよう
です。

私はこの能力を超常能力的なものにまで
拡大解釈してはおりますが、松村氏も
感じておられることでしょう。
また直居あきら氏は、研究家としての資質
を指摘しておられます。

「」内が引用で、~が中略です。

「ヴァーゴ一八度「ウィジャボード
     (西洋版コックリサン)」

シンボル課題【神秘の研究・技術的探究
       ・地球の研究者のひとり】

このディグリーの人は、この人生でかなり
レベルの高い研究者の一人となっていくと
思われる。ただ、その範囲は広く、
いろいろなタイプの人がいる。まず、
考えられるのは、技術畑の人々だ。~
~肉体を対象とすれば、医学というよう
になる。勿論、対象がマシーンやシステム
ということもあるし、芸術的表現のことも
ある。何故こうなっているのだろうか、
こうすればどうなるのだろうかと言うこと
がキーワードになる世界だ。
物質的な表面の層をめくって、中を覗いて
いる感じだ。またこのディグリーには
アストロロジーを含んで神秘的なことに
興味を持つ人が非常に多い。
但し、神秘家よりも、なかなか理解出来
ない神秘的なことを認識の世界に移し
変えようとする知識の傾向がある。
占術や東洋医学のように、それを職業に
する人もいよう。分野の特定はなかなか
出来ないが、ともかくも強く魅かれる
ことを徹底的に学び、自分のものとする
とよい人生といえる。」

“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

今回はわりとわかりやすい解説でした。
どちらかというと研究者それも神秘的な
事に関して研究する事に向いている
シンボルだという事のようです。
実際冥王星のオーブ1度にこのシンボル
を持つ私は、この神秘の研究という
言葉を今回改めて見たとき、「確かに」
と思いました。事実このブログは、
神秘研究家として、記事を書いてます
からね。
また太陽のオーブ1度の乙女座29度
が「読んでいる書類から秘密の知識を
得る男性」という事とあいまって、
「そりゃ研究したがるわな」みたいな
性質としてあらわれるのが、よく
わかります。

まあ占星術家としては私と松村氏は
共通の意味で解釈が一致していて、
直居あきら氏は、これに研究者と
しての資質を見いだしておられる
ようです。

さてここでいつものように、サビアン
シンボルの原典の著者であるマーク・
エドモンド・ジョーンズ氏のこの
シンボルのキーワードを紹介しま
しょう。

キーワードは
「鋭敏・眼識・洞察力」
です。

確かに感度がいいという意味では、
今日の三者の解説全てと共通している
のがわかりますよね。

ではまた(^^)/

 

いつもありがとうございます(^^)

 

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