ついに生還!身体に戻る描写まで詳細だった    エベンさんの証言その9


エベンさんの長い臨死体験も今回でようやく
終わりを迎える事になりますが、臨死体験
領域には、本来時間の感覚がないと、
ほとんどの臨死体験者が語っている通り、
時空を超えた領域のはずなのですが、
それにもかかわらず、「長い」と思える
のは、エベンさんの身体の容態が、
一進一退を繰り返していたため、時空を
感じる領域にも存在したという事を示して
いるのだと思います。
特に泥の世界というのは今回明らかに
なりますが、肉体により近い領域なので、
エベンさんが、生還しかけていた時には、
常にそこに戻っていってたわけです。
そのため通常の臨死体験のエピソードより
長い時間を経過したように思えるわけ
です。
また肉体により近い領域が泥の世界と
いうのは違和感のある方も多いかも
知れませんが、今回の臨死体験がその
事を明らかにしてくれたというわけです。
つまり肉体が高い領域でないという
のは、比喩的なものなどではなく、
本質的に肉体に生命のある状態というのは、
意識のレベルでは、かなり低い次元の領域
にあるという事です。
では生還の様子を見ていきましょう。

前回、自身の分離意識から、絶対意識と
一体化できずに下降していき、泥の世界
に逆戻りしたエベンさんが、音楽に導かれて
高次元に上昇する方法を理解するように
なり、何度も泥の世界のような低次元の世界
と、高次元の世界を行き来できるように
なった事をご紹介しました。
今回ついに、長かったエベンさんの臨死体験
が終わり、肉体に戻ってくるまでの様子を
ご紹介しようと思います。

今回も「」内がすべて引用で、~からは
中略の意味です。

「どんよりしたミミズの目の世界にはまり
込んでいる事に気づくたびに、私は回転する
光体のメロディーを思い浮かべた。それが
ゲートウェイとコアの世界への門を開いて
くれた。・・・
・・・ところがゲートウェイの境界まで
やってきたあるとき、もうそこへ入れないと
いうことを悟らされた。高次元への入場券の
ようなものだった回転する光のメロディー
は、もはや私をそこへは受け入れてくれなく
なったのだ。
~私は悲嘆に暮れ、悲しみを募らせて
ますます暗い気持ちになり、その気持ちは
「実際」に降下するというかたちをとって
体験されることになった。巨大な雲を抜け
ながら、私は下へ向かい続けた。
周囲のあちこちからくぐもった声が
聞こえてくる。~
~私のために祈っていたのだ。
後になって気づいたことだが、その
中にはマイケル・サリバンとその夫人
ペイジの顔もあった。あの時点では
シルエットがわかっただけだったのが、
こちらの世界へ戻って言葉を取りもどして
から、サリバン夫妻であったことが、
はっきりと確認できた。マイケルは
物理的にも、集中治療室で何度も私の
ために祈っていてくれたのだ。
(ペイジは病室には来ていなかったが、
祈りを捧げてくれていた。)
祈りは私に力を与えてくれた。深い悲しみに
沈みながらも何も心配はいらないという
不思議な安心感があったのは、そのおかげ
だったのだろう。
天国は想像主オームの姿で自分と共にここに
ある。蝶の羽根に乗った女性という天使の
姿で、ここにある。それがわかっていた。
 帰路についていた私は独りではなかった。
そしてこれからは、決して独りを感じる
ことはないことも確信していた。~
~井戸を落ちながらどんどん近づいている
下の世界にも、自分には愛しい存在がいる
のだと気がついた。その瞬間まで、その
ことを完全に忘れ去っていたのだった。
 それに気づいた私は六つの顔に意識を
向けた。六つ目の顔が特別に際立って
いた。
それはなぜかとても懐かしい顔だった。
そう感じたときに、だれの顔かはわから
ないまま、恐怖と紙一重の圧倒的な戦慄
が駆け抜けた。自分はあの顔に必要と
されている。私を失えば二度とその傷
から癒やされず、喪失感に打ちのめされて
しまうであろう顔-天国の門が閉じられた
ときの私と同じ悲嘆にくれる顔。
その思いに応えないのは裏切り同然に
なる顔-。~
~それは内から生まれる恐怖ではなく、
六つの顔へのー特に六番目の顔への恐怖
だった。だれかはわからなかったが、
かけがえのない顔に違いなかった。~
~下界へ下りるという危険を冒して
自分のところへ戻ってくるように哀願
している。何を言っているのかは理解
できなかったが、その言葉は私には
下の世界にしがらみがあること、そこに
“足を突っ込んで”きたことを伝えている
のがわかった。
 私は戻らなければならないのだ。
そこには尊重しなければならない関わり
があるのだ。顔がいっそうはっきりと
してくるにつれて、その思いはますます
強くなった。すると顔も、もう少しで
判別できそうなほどになってきた。
 それは少年の顔だった。」
“出典:「プルーフオブヘヴン」
   エベン・アレグザンダー著
          白川貴子訳
          早川書房刊”

最後の少年の顔は、エベンさんの息子さん
の末っ子の顔ですね。
彼は、とうとう臨死体験から肉体に帰還
してきたのです。長かった。そう、我々
の時間でこの臨死領域は測れないの
ですが、あまりにも詳細にわたって、
エベン・アレグザンダーさんが、体験を
この著書にまとめあげてくれているので、
今まで長い間集め続けてきた、臨死体験の
資料の中でも、圧倒的に詳しい描写
だと思います。
この詳しい描写のおかげで、本当に多くの
真理への貴重なヒントが得られたと思い
ます。このシリーズでそのヒントについて
一つ一つ解説をしていきました。

今回の最後のシーンも、やはりヒントが
つまっていたのです。

臨死体験が私たちの日常の意識と
つながっている事は、先の記事でも
書きましたが、この肉体に戻る描写w@は、
それがありありと理解できるように
なっています。
かんたんな図式でいえば、意識のレベル
の高さが、そのまま臨死体験での上下の
感覚で、我々の日常の生きている現実
は、臨死体験の(エベンさんの場合の)
最下層であった「泥の世界」から
さらにずーーっと下降していった場所に
あるという事なのです。
しかも悲嘆にくれていたという
ネガティブな意識を伴いながらの下降
だという事です。
なんと私たちが、生きていて肉体に意識
がある間は、そのとてつもなく低い位置
に意識があるという事なのです。
これで、臨死体験者のほとんどが、肉体
に意識がある間の方が、囚われていて、
臨死領域の世界とは比べ物にならない
くらい不自由だと感じたと証言している
事が、よく理解できますね。

またよく臨死体験者が、暗いトンネル
を通って、天界の場所のようなところへ
行ったと証言しているのも、エベンさん
が最後に下降しながら通ったところと、
泥の世界などの低い次元が、すべて
暗いトンネルとして感知されている
という事なのです。
これは臨死体験者の多くの人たちの意識
レベルが、「泥の世界」を経験しなければ
ならないようなレベルでは、なかった
という事も示しているのです。
多くの臨死体験者たちは、その状態を
スルーできたという事ですね。
臨死体験をして帰ってこれるような人
というのは、一定の意識レベル以上の
人たちである必要がありますから、
その低次元の状態を経験する事は、
なかったのだと思われます。

これは先にも書きましたが、エベンさん
が「悪い人」だからではなく、医者と
して科学者として、意識は物質から
生まれ、肉体そのものがその人の存在
そのもので、霊や魂などを一切認めない
概念と思考になっていたからなのです。
つまり現代の日本人の左脳型の人が、
これにあてはまっていますが、つまりは
「泥の世界」またはそういうレベルの
領域に死後向かう可能性が高いという事
なのです。

そしてエベンさんは、基本的に「良い
心」の持ち主であったから、上昇して
高次元の意識の世界へ行くことが、
できましたが、つまり逆に「悪い」
というか「邪悪なエネルギー」を
持つ人たちは、もちろん「泥の世界」
よりひどい「地獄のような世界」に
はまり込み、ほとんど永遠に出られない
状態になるのだという事です。
臨死体験者が口々に、肉体を離れれば
天界のような場所に行ったと証言して
いるので、その事を肉体が離れれば、
みんな許されると勘違いしてしまい
かちなのですが、とんでもない事なの
です。

次に書くことは重要です。
宇宙の実体は、意識なのですが、異質
なものは同化できないようになっている
ので、愛で表現される天界に邪悪な
意識は、自らの重みでいけないように
なっているという事なのです。
このことは、27年間も霊的領域を
体験したスウェーデンボルグ氏も詳細に
説明してくれていますし、臨死体験者の
中には、間違って地獄のような場所に
入りこんでしまった事を証言してくれて
いる人もいます。
これは、「臨死体験者の言葉その11     
 天国もあれば当然!?

という記事で紹介しています。
どういう心が邪悪かという事は、本質を
理解するような感性の人であれば、よく
わかっていただけると思いますが、心を
失ったような人であれば、そもそもその
判断は不可能かも知れませんね。
冷酷なサイコパスなんかは、そのまま
霊的には最下層あたりにいくのは
間違いないでしょう。
あースカッとしますねー(^_^)
そりゃそうでしょ、この世でどんなに
悪い事しても、最後は許されるなんて、
悪人が知ったら、さらに悪事を働きます。
愛情豊かな人がそれによって、命や権利
を奪われたり、不幸になっていく事を、
高いレベルにある意識が許すはずない
じゃないですか。
申し訳ないけど、「悪人こそ救われる」
という教えが正しくはないのは明らか
です。
これはもちろん中世のキリスト教の
世界観とは違います。
聖書に「悪人こそ救われる」と書いて
ますからね。
つまりそれに反する事や他にも独自の
霊体験から、教会の世界観に反する事を
スウェーデンボルグが言ったので、彼は
教会から異端扱いされたというわけなの
です。
ただ彼自身は、聖書の原点のラテン語から
の翻訳などを手がけるなど、生涯自分は
キリスト教信者だと、主張しています。
つまり教会の世界観と合わないという
理由ですが、もしかしたら聖書のラテン語
原典には、かなり真理をついた事や我々に
とってためになる事が、もっと多く書か
れていたのかも知れません。
つまり教会が自分たちの都合の良いように
書き換えている可能性があるという事
なのです。
(事実ローマ時代に皇帝の命で聖書は
大幅に書き換えられています。)
彼が敬虔なキリシタンであると生涯言い
続けている事を考慮にいれれば、その
可能性が高いといえると思います。

そうそう、宗教的な事や、政治的な事
をいったらタブー扱いというのは、実は
その事で人々が、深く話し合いなどして
わかり合ったら、それぞれのジャンルで
騙せなくなるからです。
つまりは上の都合の刷り込みにしか
すぎないというわけです。

今大事なコンセプトをいいましたね、
「タブーとは、権力者の都合により
刷り込まれたものにすぎない」という
事です。

これよくよく考えたら分かる事なんです
けど、多くの人がほとんど「考えない人」
になってしまっているから仕方ない
ですね。

さて最後のエベンさんの、肉体に戻る
直前の描写で得られたヒントは、まだ
あります。

下降していく過程で、エベンさんの
関わってきた人たちに出会うという場面
がありますが、家族に会うよりも上方で
自分のために祈ってくれているサリバン
夫妻に会っているという事です。
エベンさんを心から愛している家族より
も、当然愛情はあるけれども、他人で
あるサリバン夫妻の方が上だという事を
奇妙に思われるかも知れませんが、これは
理にかなっているのです。
宗教的な教えとは、全く関係なく、祈り
というのは、純粋に相手の魂のために
愛などの念を送ります。つまりそれが
エベンさんの意識にとっては、先に
感じられた、つまりより高次の意識だった
という事なのです。
ですが、家族の場合は、エベンさんを
失う不安と、恐れも当然入り混じった
想念になるので、下にいたというわけ
なのです。
これは、説明すれば簡単な事だとわかり
ますよね?

ではまた(^^)/

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
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10天体の影響する年齢域について      広がる意識のエネルギー


天体には影響を及ぼす年齢域があります。
各天体の年齢域については、
太陽系10天体でも説明しています。

上の図をざっとご覧になれば、大体
影響を受ける天体は、太陽系の内側から
外側へ広がっています。例外なのは、
月と太陽の年齢域だけですよね。
ここで私の神秘研究を背景にした新解釈
を説明させていただきます。

まず私たちは魂の状態で、肉体に宿ります。
この時点では太陽の意識としての魂が、
宿る直前の意識にあたります。つまり
0歳以前という事ですね。
そうなると確かに、スタートラインが
太陽系の中心にセットされる事になります。
私たちの人生において、中心となる意識が
魂の意識だとすれば納得のいく配置に
なります。
そして私の月の解釈がここで、入ってくる
ことになります。私が真実の月編で説明
している通り、また松村潔氏が説明して
いる通り、月はわれわれを肉体に、定着
させる役割を担っています。
松村潔氏の月の解釈をここでもう一度
引用させていただきましょう。

「太陽意識は目覚めた意識なので、浮力が
強く、それをより低い次元の地球にとど
めることはできません。この時、地球よりも
低い次元にあり、より重さを持つ月が、太陽
の力を否定的な姿勢で固定化して受け止める
ことで、太陽の意識は地球にとどまることが
できるのです。
太陽がプラス1の力だとしたら、
月はマイナス1、そしてその両方の均衡が
地球を表し、地球は太陽と月の二つの力の
調停点だと考えられるのです。
 人間の生活の中では、このプラスの浮力
である太陽の力と、マイナスの重力である
月の力が葛藤を起こしつつ、両方生きて
ます。
     (中略)
月は、人間の中にある何ものにも限定され
ない意識を、人の形やエゴに閉じ込める
重力を象徴した天体です。」

“出典:「決定版!!サビアン占星術」
         松村潔 著
           Gakken刊”
人間の中にある何ものにも限定されない力
とは、太陽が担っている魂としての本来の
自己意識という事です。
つまり魂の意識であった太陽を肉体に
閉じこめる役割を担っているのが、月という
事なのです。私の真実の月編の一連の記事
でも私たちに生命体としての身体を
形成するためのプログラムを月が、
担っているという事を説明しています。
という事は、月は生命として人生がスタート
する時点に影響を与える事になり、
それが0歳から7歳までという年齢域として
反映されるという事で、とても納得のいく
説明になるというわけなのです。
つまり太陽の魂の意識を月で干渉させたため
地球の衛星である月が、最初に影響する
年齢域という事になったのです。

そしてやはり太陽系の内側からの意識として
水星から金星へと影響を与える年齢域が
進行していきます。
と、ここまでは良いのですが、金星の年齢域
のあと、太陽の年齢域になりますよね。
これでは逆戻りしてしまいます。
ですが、太陽のサイクルとは見かけ上の
ことで、実は太陽の周りを公転している地球
のサイクルだという事なのです。
これも松村潔氏の著書からの引用をさせて
いただきます。

「西洋占星術は地球中心の天動説であり、
ここで用いられる太陽の周期は、太陽の
周りを回る地球の周期にほかなりません。
結果的に占星術の太陽は、太陽系という
輝きの中に、地球そのものを投影している
ことになります。」
“出典:「完全マスター西洋占星術Ⅰ」
             松村潔 著
             説話社 刊”

つまり太陽のサイクルは地球のサイクルの
投影であるという事、つまり太陽の意識の
影響を与える年齢域が、金星のあとに続く
地球に投影されるのは、これで自然だという
事がわかります。
そしてやはり、太陽のもともとの意識である
魂の意識も、この地球のサイクルに投影
される事になるので、この年齢に達する頃に
人生に対して自分の本来の個性を発揮しよう
とするわけです。
エネルギーの形でいえば、太陽が示す自分の
意識が、月の干渉によりいったんフィルター
をかけられた状態になり、本来の魂の意識が
少しずつ内側の水星と金星から広がってくる
まで、待たなければならなかったという事
なのです。
私の太陽のサビアンシンボルは、
乙女座27.78度なので
乙女座28度
「禿げ頭の男性」で変革をもたらすシンボル
ですが、進行のオーブ(許容範囲)という
のは、それに続いての強い影響力を持つ
シンボルなので、0.22だけの差で、
乙女座29度
「読んでいる書類から秘密の
         知識を得る男性」
なので、とても強くこのシンボルの影響を
受けているわけです。
確かに私の神秘研究熱は、このシンボルから
来ているのは明らかだし、研究を始めたのが
太陽の意識の影響を受ける年齢域25歳の少し
前の、20歳頃だという事であれば、まさに
自分の内側の魂からの信号を受け取って、
研究を始めたと納得がいくというわけです。

以上の事から影響を受ける年齢域が、太陽系
の内側から順番に外側へ広がっている事に
なっているというのを説明できたという事
になります。
そして最終的に一番外側の冥王星となると、
全時間という事なのですが、これは私たちの
本来のもう一つの姿、霊という存在への回帰
という意味なのです。ここで臨死体験をした
人の証言をご紹介しましょう。
多くの臨死体験者たちは、肉体を離れた自分
が、個人というより、まわりの人や世界と
一体になったというような感覚を覚えたと
証言しているのです。人によっては、まわり
の人と一体になったことで、その気持ちや
感情まで経験できたという人もいます。
つまり霊の領域では個人の意識ではなくて、
まわりの世界との一体感、つまり宇宙との
一体感になるわけで、これが宇宙意識と
しての完成形という事になるわけです。
だから私が冥王星を太陽とは逆の核の
意識だという定義にしているわけなの
です。
つまり太陽が、魂としての人生の入り口
だとすれば、一番外側の冥王星が出口
つまり、霊としての意識となり、当然
それは霊としての存在を示す事になる
というわけなのです。
当然冥王星が人生の出口ですから、死を
象徴している事になりますが、それは
一般的な占星術の解釈のような
ネガティブなエネルギーでなく、霊と
いう高次の存在に移行するという事で
根底にあるのは、とてもポジティブな
エネルギーの事だったのです。

よく冥王星の影響がある時には、否定的
な意味として、解釈される事が多い
ですが、これは本来の全体としての
自分の中心的意識なので、とても大事な
もので、それを意識する事は、自分の
核からの大きな力を受け取る事につながる
という事なのです。ただ日常の生活や
集合意識の社会の感覚に、どっぷり
はまっていると、なかなか気づかないもの
で、それゆえ冥王星が、影響を与える時
には、日常の生活に対して否定的な
エネルギーが、もたらされるという事
でもあるのです。つまり冥王星の
エネルギーを届かせるために、日常意識
や、社会的意識を解消させようとするから
です。そういう時こそ冥王星の意識の
自己の性質を知っていれば、その否定的な
エネルギーもなくす事ができ、より大きく
ポジティブなエネルギーを引き出す事が
できるという事なのです。
だから肉体を離れるという意味の死と
霊としての再生という言葉があてはまる
というわけなのです。

このように人生の意識の流れは、太陽系の
中心から外へ向かっていくという事が、
納得できる形で説明できたことになり
ますが、人生の過程でもその流れを実感
できます。
たとえば若い年齢では、やはり自分自身の
生命に意識が集中していますが、子供が
できるようになる頃には、自分以外の
他者の生命も特に意識するようになり
ます。つまり外へ少し広がったわけ
ですね、男性が家庭を持てば、家族の事
もちろん結婚をしていなくても、稼いで
いる事で、親の面倒をみたりするような
事もあるかもしれません。
また社会に出る事でも意識は広がります。
自分個人だけでない意識へと移行して
いくわけです。そしてやはり母親に
なった人は、自分よりも子を優先する
ようになったりもしますので、やはり
意識は、自分から他者へと広がって
いったという事になります。
そして晩年ともなると、自分の家族だけ
でなく、次世代への移行という事も意識に
入ってきて、何かを残そうというような
意識になっていくわけです。
もちろん孫の世代まで、生まれてくると
さらに外へ広がったという事にもなり
ますが、やはり年齢が高くなるにつれて
人生全般また時代や社会全体の事を意識
するようになるのは自然な事だといえ
ます。
このように私たちは、年齢を重ねるごと
に、本来の霊としての意識、つまり宇宙
との一体の意識へと移行していくという
事なのです。

若い年齢では「体験」が意識の主体で
あったのが、年齢が高くなっていくに
従って「内面の意識」へと移行していく
という事でもあります。
だから、天王星から冥王星にかけては
潜在意識を象徴する意識となるわけなの
です。

ではまた(^^)/

いつもありがとうございます(*^_^*)

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悲しいのではなく愛おしいのです! 「哀れ」を解する真実の愛


以前ポチさんというツイッターで
7000人以上のフォロワーを
誇る人気の方のツイートに
こんなのが流れてきました。

太宰治書簡
(フランス文学者河盛好蔵宛)から抜粋 
「優」の字をよく見ると人偏に憂ふる…
人の淋しさ侘びしさ辛さに敏感な事、
これが優しさであり、人間として
一番優れてゐる事じゃないかしら。
そんな優しい人の表情はいつでも
含羞であります。

“出典:ツィッターのでのアカウント名
ポチ様より”

この人のわびしさ辛さに敏感な事が、人
の一番優れているところじゃないかという
ところに、激しく感応せていただきました。
まさしく、私が大切にしている日本人の
ものの哀れを解する心の大切さ、貴重さ、
そしてレベルの高さを、見事に太宰治さんが
表現してくれていたと思ったからです。

みなさんは、かわいらしい赤ん坊の無邪気な
かわいらしさには感動できて、おじいちゃん
おばあちゃんが衰えていくのを、ただ悲しい
姿としか、観ていない人も最近は多いのでは
ないでしょうか?
しかし、少なくなりましたが、、そういう
おばあちゃんやおじいちゃんが、これまで
多くの人を愛して、支えて、また愛されて
きたか、、まわりの人に笑顔を振りまいて
喜びや楽しみや、時には悩みや痛み、
悲しみも共有して、生きてきた事に思いを
はせて、そのはかなくも愛おしいその人の
人生とその人に共感できる人も、日本には
まだ少なからずいます。
「哀れを感じるべき人」
これは、どんな立場の人に対しての感覚にも
あてはまります。
不器用ながらも一生懸命生きている人や、
貧しいけれども、愛情を大切に生きている人
悲しみや虚しさ、寂しさに苦しんでいる人。
そういう人へ感じる愛おしさというのは、
哀れを感じる心に通じます。
もちろん悲しんだり、嘆いている事を、
肯定するのとは違うのです。そういう
状態がいいというのではないのです。
むしろそういう人への共感から、
そのような気持ちを大事にするという
気持ちが「哀れ」を解するという事です。

私は、そういう事を人と共有したくて、
若い時分から、友達にそういう事を
言って伝えようとした事も何度かありました
が、そんな若い時に理解できる友達は、
ほぼ皆無でしたね。
「暗い」などとも言われる事も多かった
と思います。
この感覚は「暗い」のではなく、むしろ共感
の喜び、つながっている事のあたたかみを
感じるという事です。

私は、そういう哀れを感じられる人こそ
が、本当の愛を感じられる人だと信じて
いるし、
山本太郎さんという政治家も、そういう
心を共有できる人だと思います。
彼の訴えるテーマは、とても暗いです。
でも彼は、辛い立場にある多くの大衆と
つながっているのが、毎日のように
できる彼の演説にできる人だかりを観ても
おわかりいただけるでしょう。
彼は、人とつながっているのです。
共感の中で、彼はあたたかみを感じて
ある意味幸せな状態だとも思います。
もちろん彼は大変だし辛い事もたくさん
あると思いますが、それでも命を投げうって
でも、多くの人とつながっている事への
充実感に満ちている事を、強く感じます。
彼は、あれだけ真実を訴えれば、危険な
事は、百も承知ですが、魂のレベルで
いえば永遠の存在である事をご存知なくて
も、私には彼はずっと意識を上昇させ
続けていくので、とても素晴らしい状態
にあると思います。

私がブログで提唱してきたように「意識は
唯一の実体で、世の中で最も確かなもので
そして永遠のものである」という事を、
まだ会えなくても太郎さんとは共有して
いる気がしてます。

短いですが、これも伝えたいという事で
記事にしておきました。

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
おかげ様で上位継続中です💦

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霊的領域での人生の追体験    エベンさんの証言その8


前回、絶対意識である「オーム」の近く
まで到達しながら、叡知を受け取るだけ
で、それと一体化できずに、下降していき
もといた「泥の世界」にまで落ちてきて
しまったエベンさんですが、もちろん
以前の意識とは違い、自分を客観的に見る
ことは、できるようになったようです。
また愛や知識を与えられたエベンさんは、
以前よりも、その次元を脱する事が容易に
なったようで、彼はやがて、その
「ミミズの目」の世界から次元を上昇させる
やり方を理解するようになります。
もちろん、なかなかそれを理解するのに
時間を要したといってますが、さてその上昇
する方法とは?

今回は、その時の様子からです。

「」内は全て引用で、~から~までが
中略という事です。

「それがわかったきっかけは、ふとあの
「回転する存在の調べ」を聴きたいと思った
ことだった。
最初は旋律が思い出せなかったが、やがて
あの荘厳な音色と、回転しながらそれを
奏でていた光の球が意識に戻ってきた。
暗がりを貫いて、その調べが届くと、私は
どんよりとしたその場所から上昇し始めた
のだ。
あちら側の世界では、何かを具体的に思い
浮かべれば、それに向かっていけることが
少しずつわかってきた。
「回転する存在の調べ」を思い浮かべれば、
それが出現した。もっと高次の場所へ移り
たいと心から願えば、そこへいくことが
できた。
肉体を離れていた間の私は、濁った暗がり
から光があふれるゲートウェイへ、さらに
は神聖な闇のコアへと、何度も行き来を
繰り返していた。」
“出典:「プルーフオブヘヴン」
   エベン・アレグザンダー著
          白川貴子訳
          早川書房刊”

このように、低次元から高次元まで、
何度も行き来していたというエベンさんの
臨死体験は、かなり珍しいケースのもの
です。もちろん七日間も昏睡状態にあった
わけなので、単純に時間があったともいえ
ますが、そもそも臨死体験中は時空を
越えているので、我々の次元での時間とは
ほぼ無関係のはずですが、おそらく彼の
肉体の状況は、医師などが測る事のでき
ないところで、一進一退の状況を繰り
返していたのではないかと思います。
つまり肉体に意識が戻りかけている場合は
我々の感覚でいう時間が、彼の意識に
戻り、また上昇して高次元の世界にいる
時は、彼の意識は時空を越えたと考えれば、
確かに、時間的な長さも臨死体験に関わって
くることになりますね。
つまり彼の肉体での意識状態というのは、
「泥の世界」の近くにあるという事なの
ですが、あとからこれが正しかった事が
裏付けられます。
またこの上昇と下降を繰り返したという
のは、彼の分離意識が下降のエネルギーに
なり、愛と知識を象徴する音楽が上昇
エネルギーになっているという事で、
とても理解しやすいものとなっています。
また

興味深いのが、彼が以前の肉体にあった
ときの潜在意識も、当然この臨死体験中に
つながっているので、それがやはり
表れている事がわかるというものです。

彼は、まだ若い時代にグライダーや
スカイダイビングを趣味としていて、
またスカイダイビングは、相当長い期間
に渡って続けていたという事です。
これを彼の潜在意識レベルでの描写に
するなら、地上また日常の感覚から、
スカイダイビングで空を経験する時に
解放されるというものになります。
つまり彼は、これを長い期間にわたって
何度も繰り返していたのですから、潜在
意識には、開放感をともなった上昇と
地上・日常の意識に戻る下降という
状況が、何度も刻み込まれていたという
事になります。
それがやはり、この臨死体験中にも表れた
という事でしょう。潜在意識は、生死や
肉体にかかわらず、永遠に存在する本来の
意識なので、当然、生きている間の
潜在意識と臨死領域での意識はつながって
いることになります。

またもっと奥深いところでの、潜在意識
として、彼の探究心があります。彼は
最先端の脳外科医でありながら、150
以上の論文を発表するような医学博士でも
あったため、探究心が非常に旺盛で
あったわけです。それが自然にあらゆる
次元での経験を、臨死体験中にする事に
つながったという事でもあると思います。

また上昇するために、音楽のエネルギーを
使ったという事なので、やはり高次元を
意識する要素のひとつとして、音楽が
非常に大事だったという事を裏付けて
くれています。
もちろんこれは、ふだんの我々の意識に
ついてもあてはまります。
宇宙の真理編の「五感にもレベルがあり
ます」というシリーズで、聴覚そして音楽
感性のレベルが、意識レベルの高さにつな
がるという事を説明していますが、やはり
臨死領域においても、それは有効だという
ことですね。それも肉体の耳を通しての
音楽ではないので、想像もつかない
ような感動的なメロディーなのでしょうが
ただ私たちの通常の現実世界の音楽でも
当然レベルの高い音楽というものがあり
ます。
それは以前にも記事に書かせていただきま
したが、心の琴線に触れるような、
ウェットな音楽という事です。なぜなら、
高次元の領域というのは、中心に愛がある
ので、乾いた心につながるようなドライな
音楽というものとは、真逆の性質になる
からです。
また私たちの現在が、そのレベルの高い
音楽で満たされているかというと、
それは逆に「誘導」されているという事
も確かなのです。鋭い方は気づいているで
しょうが、レコードからテープ、CD
そして、スマホなどで聴くようなデジタル
データと時代が進むに比べて、自然の
音、または音楽から遠ざかっているのが、
とてもわかりやすい図式になっています。
今でもレコードを私はたまに聴きますが、
その「あたたかい」音色や音の波動を
よく実感できます。
そして、またビートを効かした音楽や
金属音が響く音楽が、いかに高い意識
レベルから我々を遠ざけるか、鋭い方なら
わかっていただけると思いますが、どうで
しょうか?
このエベンさんの臨死体験でも「ミミズの
目の世界」にいる時は、リズミカルな鼓動
の音だけしか、聞こえなかったわけだから
ビートを効かした音楽が、やはり低い意識
レベルにつながるのがわかります。
そういえば、強烈なバイクの爆音、
カーステガンガンかけている車の外へ
聞こえてくる音も確かに「ビート」は効いて
いますよねー。

そしてきわめつけは、一部の人にしか
知られていない大事な事で、音律の設定が
高い意識レベルから我々を遠ざける
基準になっているという事です。
これはA=440Hzという、非常に微妙
な音の高さの設定というものですが、
これについては、また別の記事で書かせて
いただきます。

とにかく、音楽は我々を高次元の意識へ
導くための大事な要素の一つだという事
です。

長くなりましたね、すいません右脳的
解釈が私の記事のスタイルであり、ウリ
でもあるので、どうしても長くなります。
おつきあいいただいている方には、本当
に感謝しています<(_ _)>(^_^)

今回はエベンさんが、泥の世界と、高次元
の世界を、上昇したり下降したりするよう
になった様子を、紹介しました。

さて次回は、いよいよエベンさんが「長い」
臨死体験から肉体に戻っていく様子を
紹介します(^_^)

ではまた(^^)/

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宇宙人の魂を持って生まれてきたサアラさんとは?


前回ロズウェルのUFO墜落事件の真実
という記事で、「エイリアンインタビュー」
という異星人からの言葉を紹介するシリーズ
をスタートさせましたが、その元記事を
紹介されていたのが大人気ブロガーでも
ある「本山よろず屋本舗」の本山さん
ですが、その本山さんがこのサアラさん
という方の言葉を取り上げていて、
エイリアンインタビューでの宇宙人の
言葉と多くの点で一致していると言って
おられるので興味を持ったというわけ
です。

(最近書いた、エイリアンインタビュー
について研究していくと、結構疑問を持ち
始めている点があるので、やはり割り
引いてみなければならないとは思い
始めています。
ただ今回取り上げた部分は、共感できる
ので、良いところを取り入れていければ
いいかなと思います。)

みなさんは、サアラさんという
感じで、サアラさんが初耳の私などは、
へ?という感じなので、そういう方も
おられるでしょうから、まずサアラさん
という方について詳しく説明されている
サイトから引用させていただきます。

『』内が引用で、~は中略です。

Saarahat(サアラ) プロフィール

宇宙人の魂を持って生まれてきた、
Saarahat(サアラ)というコードネーム
のワンダラー(E・Tソウル)。
彼女が初めて地球に来たのは、1億3000
万年前のこと。
現世では、宇宙的な意識と智慧を受け継ぐ
魂として地球に転生するも、あまりに地球
での生活が理解できず幼少期はとても
困惑する。
観音、菩薩、イエス、マリアなど、多くの
マスターの指導や励ましを受けながら、
少しづつ地球人としての現実的な経験から
地球社会や地球人的な情動についてを学ぶ。
3児の母親でもあるので、時には、子供と
とても仲の良い愛ある母親としての一面も
あり、時には宇宙人的な一面もあり、
とても不思議な魅力がある。
現在、宇宙理念に基づく科学的アプローチで
スピリチュアルな探究を提案する
JSP SCHOOLやワークショップ、セミナー
などを通して、地球人類が持つ可能性と、
新しい宇宙の方向性についてを発信して
いる。
2013年より新地球楽園計画
<Neo Paradise o’Lei>を設立、全く
新しい意識の集合である社会活動を体験
するためのセンター設立に向けての初めの
活動として、農業支援活動や
Quantum LifeProjectの活動を開始する。
主な著書に、『空(くう)なる叡智へ』、
『あの世の本当のしくみ』『魂の本当の目的』
『宇宙セントラルに吸い込まれる地球
アセンションの超しくみ』などがある。

1.1宇宙的な魂を持っている地球人
サアラさんの肉体はもちろん地球人として
生まれてきました。
しかし、その魂は国という狭い範囲での
くくりではなく、地球人としてという
よりも、宇宙人としての魂を持って
います。
何度も転生を繰り返し、現在はサアラ
という名前で活動をしています。
サアラさんは、宇宙人として、宇宙的な
意識や、智慧を持っています。
~また、魂を持つ永遠の存在であり、
地球人としての経験や、宇宙人としての
魂から導き出されるメッセージは愛に
溢れたメッセージを伝えることが
できると言われています。

“出典:Aitree様のサイト
スピリチュアルだけど科学的?サアラさんのプロフィールや活動って?」”

なるほど、すでに相当有名な方で、科学的
なアプローチからも世界で貢献されている
という事ですね。

1億3000万年も前に地球に転生して
きたという、すぐには信じがたいような
経歴の方ですが、この人がとても多くの方
に信頼されている事から見ても、サアラ
さんの言葉には、参考できる事が多いの
ではないかなと思います。

実際私が、サラッと眺めてみただけでも
私のこれまでの研究成果と合致する部分が
多くみられている事から、これから、
ご紹介させていただこうと思ったわけです。

その共感する部分というのは、こうです。
私たちの多くの魂は、囚われのレベルにあり
そのために何度も輪廻転生を繰り返して
いる事。
それとその囚われのレベルというのは、幽界と
呼ばれて、地球外の高度な文明が築いた
魂の幽閉システムだという事です。

これが私が、五感の狭い領域に私たちの
認識を閉じこめているマトリックスの
システムと共通しているという事なの
です。つまり地球外の高度な文明が、
これまで私が記事で説明してきたよう
な土星-月のマトリックスをつくった
という事です。

そしてまた魂のレベルが、時間の
マトリックスに囚われているために
転生を繰り返しているという事も共通
しています。この時間についても土星の
神クロノスが時間の神でもある事から、
私たちが時間のマトリックスに囚われて
いるという私の見解とほぼ同じだと
いう事です。

まだまだいろんな点で、私の見解との
共通点が、ありそうなので、サアラさん
の数多くある著書から一冊買っておきま
したので、いろいろまた書いていこう
と思います。

ではまた(^^)/

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現実化するイメージ力を示すシンボル  サビアンシンボル比較12


今回比較するサビアンシンボルは

牡羊座27度
「想像の中で復活された
失われた機会」
です。

なんだか、映画「ロッキー」を
彷彿とさせるようなシンボルですね。
不屈の精神をイメージしているように
思えますね。

まずは私の解釈からです。

牡羊座27度
「想像の中で復活された失われた機会」
というのは、いったん自分の理想や夢が
実現しなくても、自分のイメージさえ
保っていれば、またそのイメージ力を
アップさせれば、夢や理想が現実化する
という事です。

これは、引き寄せの法則にもある、
想像する事が現実化するという真理に
つながる意識です。
また意識と魂と思考その2
でご紹介したように、世界中の
超常能力者や賢人、密教業者や修行僧
などが、「視覚化」というイメージの
方法で、未来を実現させる事を実践
しています。

イメージには現実化させる力があります。
不屈の精神でイメージし続ける限り
望む未来が実現するという意識を示して
いるのがこのシンボルという事です。

(私はサビアンシンボルの個人的
解釈は、総合的な判断でする事に
なるので、あくまでもシンボルの
エネルギーにだけ、ポイントをおいた
解説をしています。)

さてサビアン占星術の大家の方々の
解釈を見ていきましょう。

まずは、松村潔氏の著書からの引用
です。
「」内が引用で、~は中略です。

「失敗から多くの事を学び、想像力で
さまざまなケースを想定して、人生を
立て直すことができる人です。~

~この度数の人は、どんなものにも不動
の価値が備わっているわけではなく、
人生の成功や失敗ということに関しても、
解釈しだいでは成功と思えたものが実は
失敗で、失敗と思えたものが実は成功
だったという事に気づく人です。~
~根本的に自分がどういう目的で生きて
いくべきかをはっきりさせなくては
ならない状況がやってきます。~
~価値が混乱する海の中にほうり
出されたような状況にあるので、改めて
人生の意味や目的、価値に関する確固
とした軸を作らなければ、あらゆるもの
は不確定な成功と失敗にしか思えなくなる
のです。」
“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”

これは、つまり自身の内面の柔軟な感性に
とまどっているイメージとして捉えて
おられるようですね。
柔軟な思考や感性を獲得したがために、
価値の基準がどこにあるのかを、見失って
いるという意味のようです。
ただ、逆にいえば、常に自分の意識の持ち
ようで、いつでも幸福な意識を手に入れる
事ができるという事でもあると思います。

今度は、直居あきら氏の解釈を見て
見ましょう。

シンボルのタイトルもディーンルディア氏
の意訳をもとにしておられるので、独特
です。
「」内が引用、~が中略です。

「   エリーズ二七度

「一度失われたチャンスを復活させる
 クリエイティブなイマジネーション」

シンボル課題【方向転換・生き直し・
      カルマや障害の乗り越え】

 このディグリーの人は、この人生で、緊張
への耐久力を育てようとしている。危機の時
の芯の強さといってもよい。~
~何らかのカルマの壁にぶつかることが予測
される。カルマは人間関係の不和、争いや不測
の事態となって現れることもある。
しかし、だからと言ってこの魂の人は萎縮する
必要はない。こちらで願い下げる位の強さが
大切なのだ。カルマは過去世から自分を縛って
いたものからの解放であるし、カルマを
経験された後には必ず新しい力を与えられる
のである。
特にこのディグリーの人には再起する力が
強い。どこかに強い精神的上昇力のバネを
与えられているからだ。強く生きよう。」
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

冒頭にあるディーンルディア氏のシンボル
タイトルと私の解釈がよく似ていますね。
要するに想像力が、未来実現のために
働いてくれるという事です。
ただ直居氏自身の解釈には、カルマの作用
での厳しい人生がいったん待っている
ように説明されています。
つまり、まずは困難や障害があって、それを
克服するための人生だという事です。

直居氏の解釈の特徴として、現世での運命
には、魂の前世でのカルマ(負の意識や
成長のための課題)のようなものが、
関わってくることが多いです。これは
輪廻転生の仕組みから来ているものですが、
世界中の多くの思想にも見られます。
私は神秘メッセージの超意識編で説明
させていただいているように、輪廻転生も
一つの確かな現実だと捉えていて、それを
ある程度まで支持していますが、魂での
転生にはカルマの作用だけでなく、希望や
好奇心から、再肉体化をしようとする意識
や魂もあったり、人生での使命感や愛の
ために転生する場合もあると考えている
上に、魂にならないレベルでの無数の
転生しない意識レベルがある事も説明して
いるので、カルマの面だけから、サビアン
シンボルを説明する事はありません。
ただ、一つの確かな解釈として、直居氏の
見方も意義深いものであると思って
います。

直居氏によると、困難を迎えながらも
それを克服していく精神力を表現して
いるのがこのシンボルだという解釈
ですね。また精神力そのものも強い
シンボルのエネルギーだともしておられ
ます。

今回も三者三様の解釈で、とても意義
深い比較ができたと思います。

最後に、サビアンシンボルの創始者で
あるマーク・エドモンド・ジョーンズ氏
の、このシンボルのキーワードをご紹介
しておきます。
「再公式化」です。
これは、以前とは別の解決策を生み出すと
いう意味なので、解決に向けての効果的
な方法がもたらされるという事です。
これは、私の視覚化や、直居あきら氏の
精神力、そして松村氏の柔軟な感性が、
それに当たるものとして、三者の解釈を
ともに裏付けている事になりますね。

また次回のサビアン徹底比較も
お楽しみにー(^^)/

いつもありがとうございます(*^_^*)

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光の球体から離れて再び下降するエベンさん!エベンさんの証言その7


前回エベンさんが、絶対意識のような存在
「オーム」から、叡知を授けられたという
事を紹介しながら、絶対意識と悪と愛に
ついてコアなところまで解説させて
いただきました。
今回はエベンさんの体験に落ち着いて、
紹介していきたいと思います。

まずは、「オーム」から授けられた叡知
の続きです。

また「」内が引用で、~から~までが中略と
いう意味です。

「私はその場所で、無数の宇宙に豊かな
生命が息づいているのを見た。~
~数限りない高次の次元があることも
知った。高次の次元は、その中へ入り、
直接体験するかたちでしか知る方法がない
こともわかった。低次の次元空間からは、
高次元世界は、知ることも理解すること
もできないのだ。因果の関係は高次元にも
存在しているが、この世界の概念とは
異なっている。
またこちらの世界で体験されている時間
空間は、いくつもの高次元に複雑なかたち
で、密接に織り込まれている。
言い換えれば、高次元の世界は、この世界と
完全に隔離しているわけではない。
あらゆる世界がそれらすべてを包み込む
神聖な真理の一部分を構成しているので
ある。
そして高次の世界からは、こちらの世界の
時間や場所に自由につながることができる
のだ。」

このあと彼は、この体験中に得られた知識は
、今でも彼自身の中にあるが、その知識を
ありのままに引き出すことができるわけでは
ないという事をいっておられます。
また世俗世界に戻ってきたいまでは、脳や
肉体により物理的な制約を経由しなくては
ならないからだともはっきり語られてい
ます。
さすがは、科学者であり、医者のエベンさん
なので、分析力が超一流ですね。
これは臨死体験者たちが、口々に体験した
事を言葉で表現する方法が見つからないと
いっているのとほぼ同じ意味ですが、この
ような表現だと、さらに理解が深まります。

「無数の宇宙に豊かな生命が息づいているのを
見た」というのは、生命の本質つまり意識の
事をいっているのです。このシリーズの
前回の記事でも書いたように、絶対意識から
分離してできた意識が生命の意識で、それ
自体多くの意識をさらに増やしていく性質を
持っています。

またこの高次元の世界には、多くのレベルが
ある事も理解できたという事ですが、
この領域になるとそれぞれの次元は空間で
仕切られているわけではありません、次元
の移行はもっぱら意識のレベルによって
なされるだけなのです。

また「低次の次元空間からは、高次元世界
は、知ることも理解することもできない
のだ」といっておられますが、これは訂正
が必要ですね、低次元の次元空間からでも
意識レベルがあがるだけで、その高次元
世界を知ることも理解することもできる
というのが正しいという事になります。
現に、エベンさんは臨死体験中に意識の
移行により、たくさんレベルの次元の
世界を経験することができましたから、
意識の移行と、空間の移行を混同して
考えているエベンさんの感性が、肉体の
ある状態でのフィルターにより、少し
ずれてしまっているという事ですね。

また「高次の世界からは、こちらの世界の
時間や場所に自由につながることができる
のだ。」といっておられることは正しい
です。高次元の世界というより高次の
意識領域といった方が正確ですが、高い
次元の意識になればなるほど、より
自由度が増すという事になります。
高い意識ほど創造的な意識エネルギーが
強くなるため、自分をどの状態のレベル
にも対応できるように変えていくことが
できやすくなるという事なのです。
だから絶対意識レベルになって全ての意識
になったからといって、そこに留まら
なければならないという事ではなくて、また
自由な意識として経験するために、自分
の分離した意識を創造し独立させて、
生命体などとして経験させる事も可能です。
ただ、うっかり我々の現在の地球の人類の
ように、絶対意識を忘却させられ、不自由な
人生に誘導させられる生命体として、再び
戻ってくるのは、少し考えものかもしれま
せん。
(これは私のサビアン占星術の解釈にも再三
出てくる土星や月のエネルギーのネガティブ
な干渉によるものです。)
ただこの場合でも、干渉エネルギーの影響を
あまり受けない意識レベルで、再肉体化
すれば、当然人生も大きくポジティブな
ものに変えられるでしょう。もちろんそれは
後天的に変える事も可能だという事です。

また別の時間軸では影響のない世界も
あるでしょうし、また時代も天体も
選べるので、そのあたりは高い意識に
なってから選べばいいだけの話です。
輪廻転生するような人は、そういう
仕組みがわからないレベルのまま、この
人生に戻ってくるという意識がほとんど
なのです。
これは肉体を離れた後も時間の固定観念に
縛られたままの意識だからという意味
です。

まあさらに別の生命の形態やら、無限に
あるので、書き切れませんね。
絶対意識は、全てと一体の意識ですが、
そこでは無限の意識とそれが投影する
無限の世界が全て共存しているので、
単純な一つではなくて、無限の種類の
世界が同時に存在しているものだと
いう事なのです。

さてこれまでは、彼が絶対意識の存在である
「オーム」から叡知を授かったという事
でしたが、結局彼自身はその絶対意識とは
分離した意識のまま下降していくことになり
ます。
今回は、その最初の部分を紹介して終わり
たいと思います。

「何かに引っ張られているような気がした。
~私はコアの世界を離れ、来た道を戻って
いた。眼下には大地が広がり、コアの輝く
闇が絢爛とした緑に溶けていった。下方には
、村の人々、木々やきらめく小川や滝が見え
、頭上には弧を描いて飛んでいるあの天使
に似た存在たちが見えた。連れの女性も
そこにいた。コアへの旅の間も、光の球体の
オーブになってずっと私のそばにいたのだ。
いまは再び人間の姿をしていた。~彼女に
会えたことが嬉しかった。彼女の存在に感謝
した。「いろいろなものを見せてあげます。
けれどもいずれは帰ってもらいます。」コア
の闇へ入っていくときに、言葉を使わずに
伝えられてきたメッセージが思い出された。
そして帰るということの意味が、そのときに
なって理解できた。
それは旅の出発地点の「ミミズの目」の世界
を指していたのだ。
再びその暗がりに降りていきながら、高次の
世界に何があるのかを承知していた私は、
もう以前のように狼狽することはなかった。
~泥。垂れ込めた闇。浮かんでは消えていく
無数の顔。上から垂れ下がる動脈に似た
木の根。そうしたものが、もうなんの恐怖
も呼び起こさなかった。自分はその場所
には属しておらず、ただ訪れるだけなのだと
-言葉には頼らずにすべてがわかる方法で-
わかったからだ。」
“出典:「プルーフオブヘヴン」
   エベン・アレグザンダー著
          白川貴子訳
          早川書房刊”

なんとエベンさんは、コアと一体になれ
ずに分離意識のままだったために、その
自分の意識の重みにより、低次元の
世界へどんどん逆行して、また地獄に近い
ような世界に戻ってきてしまったのです。
ただ、以前よりも意識レベルが高くなった
状態でなのですが、さてこの先エベンさん
がどうなるのか、興味津々の次回を
お楽しみに(^^)/

ではまた(^^)/

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「頭を使うか体を使うか」働く対称シンボル  オポジション16


今日はオポジション(180°)の
アスペクト(角度)を形成する、
サビアンシンボルをご紹介します。

オポジションを形成しているのが

牡牛座13度
「荷物を運ぶ男性」

蠍座13度
「実験をしている発明家」
です。

牡牛座といえば労働が好きなサインとも
いわれるのは、自分の五感を楽しむ
という目的意識が働くため、体を動かす
事自体が好きだという事でもあります。
そしてこちらが体であれば、対称的に
頭を使って働いているのが、蠍座13度
が発明家なのだという事です。
蠍座は微視的な探究心のあるサイン
なので、この発明家はとても適した
表現だと思います。

今回はシンプルな説明になりましたが、
オポジションという正反対の角度で、
見事に好対称のシンボルの配置である
というところがサビアンシンボルの
すごいところですね。
毎日のサビアンシンボルの解説で、
ほとんどその対称の意味で、180度の
サビアンシンボルが説明できている
のがその証拠です。
中でも明らかなものを、ご紹介して
いってます。
これで16例ですがまだあります。

ではまた(^^)/

よろしければこちらもお願いします(^^)/

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光の球体が教えてくれた事  エベンさんの証言その6


前回、絶対意識領域という到達点に
あと一歩というところまでいけたエベン
さんが、絶対的な存在に対して、
「自分はなんとちっぽけな存在だろう」と
感じてしまった事で、その領域から大きく
下降してしまう事になるわけですが、
それは絶対的な存在と自分を分離させた
ものとして捉えてしまった事が原因だった
のです。
それに対して、絶対意識として一体となった
アニータさんは、肉体に自分の選択で戻る
まで、その領域に留まったままだったという
事を前回書かせていただきました。
そしてエベンさんは、その領域から下降して
しまう前に、自分とは分離したその絶対的
存在である「オーム」と彼が呼ぶ存在から
いろいろ貴重な事を教えてもらったという
事で、今回はその事を紹介させていただき
ます。
彼がその絶対的存在「オーム」から
「オーブ」という媒介を通して、受け取った
叡知というものです。

また「」内が引用で、~から~までが中略と
いう意味です。
“以下「」内すべて
出典:「プルーフオブヘヴン」
   エベン・アレグザンダー著
          白川貴子訳
          早川書房刊”

「宇宙は一つでなく理解できないほど数多く
 の宇宙がある」

この宇宙というのは、私たちが感知観測
できる宇宙と、さらに観測できない領域まで
の空間的な全体を一つとして捉えたものが
いくつもあるという事をいっているのか、
それともアニータさんのように時間軸全て
を一体として、パラレルワールドのように
別々の時間軸として捉えたものが、いくつも
あるのかという事がはっきりしていません。
おそらく前者の空間的な宇宙の事をいって
いるのだと思われます。
というのは、彼がまだ肉体にある間に
感じていた時間に囚われていて、時空が
一体となった宇宙としては、捉えることが
できていなかったのではないかと思います。
おそらく受け取った時点では、その時間軸
として一体となった宇宙が、いくつもある
という真理を伝えられたはずですが、
エベンさんの意識のレベルでは、それを
肉体にある間の感覚で捉えて、単に
物理的な宇宙としてだけ、捉えてしまった
という事なのだと思われます。
つまりそれは時間軸として一体となった
宇宙としての数え方とは別のものになり
ます。
どうやら、エベンさんは時間としての感覚
は固定されたままで、私たちの感知できない
領域での、空間的な別の宇宙が無数にある
という解釈をしたのだと思われます。

「すべての宇宙がその中心に愛を持って
いる」
エベンさんは、高次元の意識領域に入って
以降、「無私の愛」と彼が呼ぶ、絶対的な
愛を感じていました。
そしてそれはすべての宇宙の中心にあると
いう事を、「オーム」からあらためて
伝えられたという事です。
これは真理で、高次の意識に到達した人
たちが口々に愛が本質というように伝えて
くるのは、それが真実だからという事なの
です。これも私たちが逆を刷り込まれている
事に気づかなければならないと思います。
サスペンスドラマやハロウィンなどもその
一貫です。なんて書くとまた反発をくらい
そうですが、しっかり罠にはまっている人
ほど、反発するものですからね。
ハロウィンは、もともと古来の人間を
生け贄とする悪魔信仰が原点となってい
ます。でもそんな事ほとんど誰も意識
してませんよね。でも本性が愛である事の
真逆を印象づけるのにひと役買っていると
いうわけなのです。いやあ直前かな?水を
さしてますね完全に(^^)💦
なんで逆を刷り込まれるのかって?その
理由が下記の超コアな『』内の部分に
書かれています。我々のネガティブ
エネルギーが、そのまま我々に返って
きてしまうからくりが、そこにあります。

事実、絶対意識は絶対愛と言い換えてもよく
それこそが全ての創造の中心にあるのだと
いう事です。つまりあらゆる宇宙もあらゆる
時間軸も絶対意識が自身の愛の表現として
投影したにすぎないという事なので、
それゆえ全てのものの中心に「絶対愛」が
あるわけです。

ですが、では邪悪なものはどうなので
しょう。その中心に愛を持つのでしょうか?
自身の存在のために、他の存在の命や富や
権利を奪ったり、ネガティブなエネルギー
を与えて、他の存在が中心である愛の恩恵
を受けられないようにするような邪悪な
存在は、中心に愛を持つのでしょうか?
それは全然違います。邪悪な存在そして
邪悪な意識というものは、分離された意識
そのものだという事で、それのみで完全体
というわけではないのです。
ここは非常に重要ですが、難解です。
なんとか説明しますが、わからなかったら
とばしていただいてもいいです。
そうですね、真理をとことん知ってみたい
人は挑戦してみてください(^_^)
私はそんな人とつながりたいです。
そこまで詳細でなくてもいいと思う人が
この超コアな部分を飛ばせるように、
『』でくくっておきますね

『まず絶対意識は、無限の意識のもので
ありながら、全ての意識でもあり、また
全ての意識を創造していきます。
自身の意識と分離させた意識を創造する
事で、さらに意識の領域を広げる事が
できるので、どんどん意識を創造しよう
とします。
絶対意識の愛が投影した全ての意識が、
またそれぞれ自分の意識を投影していき、
その意識が孫意識という事になります。
そしてその孫意識もまた自分の意識を
あらゆる分離した意識として投影できる
ので、さらにひ孫の意識ができます。
(これらの分離意識は全て生命の本質
という意味でもあります。肉体=生命
ではないのです。肉体に生命が「宿る」
というでしょ?)
だんだんとそうやって無限に絶対意識から
遠ざかっていくうちに、中心である絶対愛
を忘れた意識になっていくのです。
絶対愛を意識できているような分離意識で
あれば、必ずその意識は絶対愛に回帰して
また中心の絶対愛と一体になりますが、
分離意識としての存在としては終わります。
そして絶対愛を忘却した分離意識は、
一つの意識としての経験、例えば肉体での
人生を終えると、霊的なレベルにまでは、
回帰しますが、それ以上の意識には回帰
せず、そのレベルでの分離意識に共鳴して
は、またそれを体験しようとします。
この一つのレベルが、「輪廻転生」という
ものです。もちろんこれは無限にある
多様な意識の一つのレベルでしかありま
せん。
そしてこの仕組みを知った分離意識が、
絶対愛に戻って、分離された自分という意味
では存在できなくなる事を恐れて、その
分離された意識として永続的に存在しよう
とするようになります。それが邪悪な
意識の原初のものだという事になるのです。
ただこの邪悪な意識の原初の元型と呼べる
ものには、まだ邪悪そのもののネガティブ
エネルギーが、完全にあるわけではなく、
単に分離された意識として存在し続けたい
という思いと、分離された自分を失う事を
恐れる意識があるだけなのです。
さて分離された存在が自分を失う事を
恐れて、なおその絶対愛に回帰する仕組みを
知っていた場合、自分を継続的に存在させる
のに適したエネルギーを知る事になります。
それが、「絶対愛」とは真逆の「絶対悪」と
いうエネルギーなのです。
これはいわば当たり前の事で、絶対愛に同化
する事で、一体化して回帰するわけで、その
時に分離された個としての存在もなくなる
わけですから、絶対悪では当然絶対愛とは
同化できないので、その「分離された個」
としての自分は、継続的に存在できるように
なるわけです。
これが、真理の理解の非常に大事なポイント
ですね。
ただ本来の自分が絶対愛から派生したもの
だと知るその原初の絶対悪のエネルギーを
手にした分離意識は、そのままではやがて
絶対愛に回帰していってしまいます。
(ていうか帰れよおまえ!という感じ
ですが)
だから、ネガティブエネルギーの絶対悪を
維持し続けるために、永続的にそれを
吸収していかなければなりません、
これがありとあらゆる邪悪な子エネルギー
また孫エネルギーとして、自身を投影して
いく事につながり、そこからまた邪悪な
エネルギーを受け取ろうとしていく事に
なるのです。
つまり絶対悪にとっては、我々の地上の
世界でもネガティブエネルギーが、
どんどん生み出されるような状態が最適
となるというわけなのです。これが、我々
に本性が悪などという逆の刷り込みを
したり、世の中に悲惨な状況が生まれる
ように誘導していく本来の目的だという
わけなのです。
これわかるようになるためには、そう
ですねデービッドアイク氏の訳されて
いない原著を読むのが一番かな?
とにかくこれが邪悪なものの正体なのです。
説明が、すっきりわかりやすくないかな?
でもこれ本当にあらゆる事の本質をついて
ますからね。
だから邪悪な意識そのものは、個として存在
できなくなる事を恐れたちっぽけな分離意識
を中心に持つだけのもので、絶対愛を中心
に持つ完全体ではなく、分離意識の
投影した、分離意識というだけにすぎません。
このネガティブエネルギーによる個として
の存続という仕組みはあらゆるレベルに
応用可能ですが、さらに複雑になるので
やめておきますね。

そうそう全知である絶対意識つまり絶対愛に
とってこの絶対悪というのは、完全な裏意識
なので、つまり唯一の盲点といってもいい
です。それが絶対意識に到達したアニータ
さんの盲点でもあり、スピリチュアリストが
現実の邪悪な実態に対して、あまり意識を
向けない事の理由でもあるのです。
確かにそのようなものに囚われていては、
高次の意識を維持する事は困難なので、潜在
意識で、ブロックしているという事でも
ありますし、肉体にプログラムされた
ネガティブなエネルギーを克服できるような
意識を持てば、やはり邪悪な意識を感知
し、影響を受けるような事もないという
意味でもあります。
ただ関わっている人を理解したい、また
ネガティブな意識から解放させてあげたい
と願う人たちにとっては、やはりそういう
邪悪の意識の現実的実態も知っておく必要
があるという事です。

この真理は、長年の間に培った私の探究の
一つの到達点です。
わかっていただけたらうれしいです。』

さてとんでもなく超コアな事を挿入して
しまいましたが、
「そこまで必要ない!」と思われた方は
ここからまた再開です。
とにかく全ての宇宙の中心には愛がある
という事でしたね。
エベンさんも、「無私の愛」という言葉で
表現していますが、高次の意識領域で、
その愛を存分に体験できたという事です。
ですが、アニータさんのように自分自身が
愛と一体化し、自分が愛そのものだと気づく
ことは、なかったようです。アニータさん
は、全ての人も愛そのものの存在であると
いう事に気づくようになりますが、
エベンさんの場合は、自分そのものが愛と
いう事までは、気づかなかったようです。
これが、絶対意識と一体になりなかった
エベンさんのもう一つの理由だという事
になります。

さらにエベンさんは、「オーム」から
叡知を授けられましたが、その事に
ついては次回に書かせていただきます。
そしてそこから下降していく様子も
合わせて紹介できたらいいなと思います。
では(^_^)

ではまた(^^)/

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ありがとうございます(^^)
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アスペクトで極めるサビアンマンダラ    牡羊座28度


一つのサビアンシンボルが、いくつもの
アスペクトで、他のサビアンシンボルと
その意味通りでつながっている事から、
それを一望のもとに俯瞰して眺めて、
徹底的に解釈して、一度ずつのサビアン
シンボルを極めていこうというのが、
このサビアンマンダラシリーズです。

今回は

牡羊座28度
「落胆させられた大聴衆」
です。

この牡羊座28度のシンボルは、
ドデカメモリーで魚座にあたるため、
魚座の集合意識が、牡羊座に入り込んで
来た事を意味しています。 
しかも、落胆させられているという事
は、受け身だという事で、やはりこれも
あくまでも能動的な牡羊座に対して、
受け身の意識である魚座の意識が、
入っている事になりますね。
とにかく、牡羊座としての期待の大きさ
の火のエレメントの性質に、冷水を
浴びせる水の魚座といった感じの表現に
なっていて、ネガティブな意識として
表現されています。

つまりこのシンボルの象意は
集合意識、共感、ネガティブな感情の共有
受動的な意識
という事になります。

このような象意をふまえて、サビアン
シンボルのそれぞれのアスペクトを
見ていきましょう。

説明に今回のシンボルとあるのは
もちろん
牡羊座28度
「落胆させられた大聴衆」
の事です。

まずはこのシンボルの深い意味を
とらえるために、スクエアと
オポジションのシンボルから見て
いく事にします。

まず逆のエネルギーを示すスクエアの
シンボルが

90度スクエア
蟹座28度
「現代の少女ポカホンタス」

90度スクエア
山羊座28度
「大きな養鶏場」
です。

蟹座28度の、少女ポカホンタスは、
ネイティブアメリカンでありながら白人
船長を助けたという少女です。
この少女は部族の集団意識に従わず個人
の意識として、行動しているので、牡羊座
のシンボルのように、自分の期待を演奏者
に依存して、落胆したような観客の
集合意識とは、逆のエネルギーとなって
います。

山羊座28度の大きな養鶏場は、制限
された集合意識を示しています。
山羊座の支配星土星の影響で、社会に
よる制限を暗示しているのです。
これに対して、今回のシンボルの
大聴衆は、楽しみを求めてコンサート
にいける自由があるので、
同じ集合意識ですが、逆の意味と
なります。

対称で表裏一体のオポジションの
シンボルが

180度オポジション
天秤座28度
「輝く影響の最中にいる男性」
です。

このシンボルは受動的な意識という
点で、今回のシンボルと共通して
いますが、今回の牡羊座がネガティブな
感情になっているのに対して、この
天秤座のシンボルは、輝く影響という
事で、ポジティブな感情になっている
ので対称的です。
また今回のシンボルが集合意識を
示しているのに対して、この天秤座の
シンボルは個人を示しているという点
でも対称的です。

では進行方向のアスペクトから
見ていきましょう。

調和的で、神秘的なつながりになる
ノーバイルのアスペクトが

40度ノーバイル
双子座8度
「産業労働者のストライキ」
です。

このシンボルは、ネガティブな意識で
共感しているので、今回のシンボルと
見事に一致しています。

互いを補完し合い、神秘的なつながり
となるセプタイルのシンボルが

53度セプタイル(オーブ1度)
双子座21度
「労働者のデモ」
です。

このシンボルは、ネガティブな意識を
共有しているので、今回のシンボルと
つながりますし、また今回のシンボル
から見てのノーバイルとセプタイルの
シンボル同士が、ほぼ同じ意味で
つながってもいます。

同質のエネルギーを示すトラインの
シンボルが

120度トライン
獅子座28度
「大きな木の枝にとまる
たくさんの小鳥」
です。

このシンボルは、大きな生命エネルギー
を求めて集まりそれを共有しています。
これと、楽しみを求めて集まり、
ネガティブな意識を共有している
今回のシンボルとは、自分たちの意志に
従って集まる集合意識という点では同質
のエネルギーとなります。

困難または障害を示すセスキコードレイト
のシンボルが

136度セスキコードレイト
(オーブ1度)
乙女座13度
「政治運動を制圧する強い手」
です。

これは、今回のシンボルと調和的または
補完的につながるシンボルの
双子座8度
「産業労働者のストライキ」や
双子座21度
「労働者のデモ」
などのシンボルを抑圧する権力者の
力を示しています。
まさしく困難や障害を示しています。
つまり今回のシンボルのネガティブな
集合意識に対してそれを、抑圧する
障害を示しているので、セスキコード
レイトの意味通りのつながりになって
います。

今度は進行と逆のアスペクトを見て
いきます。

調和的で、神秘的なつながりになる
ノーバイルのアスペクトが

40度ノーバイル
魚座18度
「巨大なテント」
です。

これはエンターテイメントを求めて
集まる集合意識どうしという事で
今回のシンボルと調和的につながって
います。

互いを補完し合い、神秘的なつながり
となるセプタイルのシンボルが

52度セプタイル
魚座6度
「正装して行進している将校たち」
です。

これは戦争自体がネガティブな
エネルギーなので、それを共有する
集合意識という事で今回のシンボルと
つながります。

異質でありながら、互いを刺激し合う
クインカンクスのアスペクトが

151度クインカンクス
(オーブ1度)
蠍座27度
「行進している軍楽隊」
です。

これは、行動が制限されている
集合意識を示していて、自由に
コンサートなどに集まる集合意識を
示している今回のシンボルとは、
異質ですが、リズム感のある行進
や軍楽隊の音楽が、今回のシンボル
のコンサートの音楽と刺激しあって
いるという関係になります。

今回も牡羊座28度の象意と、その
意味通りのアスペクトでつながる
多くのシンボルをご紹介できました。

次回は牡羊座29度になります
ではまた(^^)/

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