前回までで、惑星の居心地の良い
星座や、惑星との相性という意味での
機能的吉凶の説明を終えました。
また機能的吉凶は、個人によって
変わるという室によるものもあり、
さらにアスペクトも大きな要素で
あるという事です。
まずは、室やアスペクトの機能的吉凶に
ついて、ご紹介していく前に、惑星
それぞれの性質と、惑星の先天的吉凶、
機能的吉凶まで、説明していく事で、
室やアスペクトとの関係もイメージ
しやすいようにするのが、妥当だと
考えました。
一度に全ての惑星について、ご説明
するのは、大変なので、二つか三つ
ずつ解説していくと申し上げて
いましたが、とても長くなる感じなので
一つか二つについて見ていく事にします。
今回は太陽ですが、インド占星術では
月がラグナ(Asc)に次いで重要で
惑星では最も月が重要だという事の
ようです。
月は、次の記事でご説明しますね。
もちろんいつものインド占星術.com様
より引用させていただきますが、やはり
わかりやすくなるように自分なりに
解説していきたいと思っています。
まずは太陽についてからです。
「」内が引用、~が中略です。
「太陽ー獅子座の支配星
太陽は恒星であり、自らが光を発します。
太陽の象徴は一国の王・魂(アートマ)
であり、太陽の強い人は、威厳のある高潔さ、
自信、勇気、カリスマ性、権力者、リーダー
の資質を示します。その一方で、凶星が
絡んだり、吉星の影響がない場合は、高慢、
エゴイスト、我がままと言った欠点が
出ることもあります。反対に、太陽が弱い
場合は、自分に自信が持てなくなったり、
他人に支配されやすくなります。また、
弱い凶星として位置づけられていますが、
火星や土星ほどの悪影響はありません。
ただ太陽に惑星が近づきすぎると
「コンバースト(焼失)」といって、
太陽の熱に焼かれる状態になります。
コンバーストされた惑星は、その強さや
外的象意(容姿・健康・物質的なこと)
が傷つくとされています。
一般象意
王、魂、エゴ、勇気、プライド、地位、
名誉、権力、政府、王室、健康、薬、
不毛、熱、エネルギー、濃い赤
関連職業
企業や政府の管理職・政治家・
ビジネスマンなど。特に管理能力に
特徴がある
身体
心臓循環器系・男性の右目・女性の
左目・骨・脳
病気
心臓障害・血圧の異常・視力の低下・
頭部のピッタによる障害・高熱・
癲癇・日射病
人間関係 父親
色 赤
性別 男性
宝石 ルビー
方角 東
金属 銅 」
“出典:インド占星術.com様
「惑星」より”
一般的象意より下の部分は表になって
いますが、こちらに反映する事ができない
ので、言葉のみという事です。
なんと太陽が弱い凶星という事です。
それほど強い凶星ではなく、火星や
土星にくらべてそんなに凶意はないよう
ですが、西洋占星術でも私の解釈でも
太陽は、吉星ですし、私は太陽を魂、
本来の意識、潜在意識、意志として
いるので、少し驚きました。
あ、でもインド占星術は私の魂という
解釈という点で共通してますね。
これは少しうれしいです。
もちろんこの解釈で、インド占星術は
驚異の的中率だから、また違った
角度からの観点で、その解釈を活かす
方法が確立しているという事だと
思います。
太陽の強弱で性質も変わるという事
ですが、これまでの機能的吉凶で
居心地の良い場所にいる事が鍵なの
でしょうね。
つまり高揚かムーラトリコーナか
自室であるという事が、太陽が強い
という配置で、あとは他の惑星との
アスペクトや室という要素も絡んで
強弱が決定されると思います。
また象意が王とか、政府、王室という
のは、個人的な意味だけでなく、もっと
大きな視点でも読み取れる占星術だと
いう事がわかりますよね。
そして体の部位で対応するのに、心臓
があるのも納得です。心臓はハート
チャクラでもあるので、生命エネルギー
の中心だし、潜在意識領域へのゲート
の中心でもあるからです。
その事を受けてかかりやいすい病気
として、心臓障害・血圧の異常・癇癪
というのがあるわけですが、これは
なんとサビアンシンボルとつながる
のでまた記事にさせていただこうと
思います。
それと特筆すべきは、コンバースト
という要素です。
つまり太陽に他の惑星が近すぎると
その惑星の強さが減少し、容姿・
健康・物質的な事が傷つくという事
ですが、これが本人の事となると
確かに太陽に、よるなさわるなという
感じになりますね。
このあたりが弱い凶星たるゆえんなの
かもしれません。
なんと私の太陽には、水星と金星が
近いのです。
下に貼り付けておきましたが、これが
どの程度近いと傷つくのか、どれ
くらい影響があるのか、たぶんきっちり
したものではないかもしれませんが、
また調べておきますね。
(熟練者の方に聞くと、太陽により
近いように思う私の水星もそれほど
近すぎるというわけでなく、強い
コンバーストとして捉えなくても
いいそうです。)
それとおそらくは、太陽自身の強弱で
コンバーストの威力も変わるのだと
思います。
惑星の性質そのものも大事ですが、
説明にあるように、居心地の良い
場所にあるか、どの室に入るか、
他の惑星との関係などで、働きも
大きく変わるようです。
太陽の居心地の配置をまた
貼っておきますね。
“出典:「インド占星術.com」様”
つまり太陽が、高揚やムーラトリコーナ、
また自室にある時に強くて、それに
近づく惑星は大きく傷つけられそう
です。
この居心地という点で、私の太陽は
強くなくて、従ってコンバーストの
威力もそれほど強くないという見方も
できると思います。
では、これも重要な惑星である月に
ついてです。というより、インド
占星術では、太陽よりも月やラグナ
(Asc)の方が重要だという事の
ようです
ではまた(^^)/