現在インド占星術の惑星の性質と
働きについての記事の下書きを
書いていますが、太陽の性質を
調べていて、気づいた事があった
のです。
インド占星術では、太陽の注意する
病気というものも定義されていて、
その病気というのが、
心臓障害・血圧の異常・視力の低下・
頭部のピッタによる障害・高熱・
癲癇・日射病
という事なのですが、なんとこの
注意する病気に太陽が支配星の獅子座の
サビアンシンボルが対応していたのです。
そのシンボルが
獅子座1度
「脳溢血の症状」
です。
各星座の1~5度までくらいは
特にその星座の特質がシンボル
として表現されます。
つまり太陽を支配星に持つ最も獅子座
らしい、獅子座1度に、インド占星術
の太陽の性質が、表現されていた
という事です。
確かにインド占星術の注意する病気
たとえば血圧の異常や癇癪という
要素はそのまま、獅子座1度の
「脳溢血の症状」の直接の原因として
あてはまりますから、まさに見事な
シンクロです。
西洋占星術でも私のサビアン占星術でも
太陽は吉星なのに、獅子座1度に
どうしてもネガティブなシンボルとしか
思えないようなものが配置されるのを
不思議に思われる方も多かったと思い
ます。
ただ私は、この獅子座1度のシンボルの
解釈を、魂としてのエネルギーが強すぎる
ために、それに身体が追いついていない
事から、脳溢血(のういっけつ)のような
状態になってしまうのだというように説明
しています。
たぶんそれも正しいとは思いますが、
しかし太陽の吉としての意味が最初にある
べきだという疑問は残ります。
インド占星術では、私の独自解釈と同じく
太陽を魂だとしている点で共通している
のは、ありがたいのですが、なんと吉星
ではなく、弱い凶星扱いだという事なの
です。
確かに少しわかるのですが、イン占星術
は魂のカルマを明らかにするものでも
ある事から、まず魂自身に前世から
受け継がれた負うべき業または宿命、
またはネガティブエネルギーがあるから
という意味が根底にあるのだと思います。
ただ私の場合は、前世がある魂だけでは
なく、今回新たにこの世に参入してきた
魂、また前世で解脱して、高い意識レベル
に達したけれども、自らの選択でも目的を
持ってこの世るに生を受けた魂、また
スターチャイルドのように宇宙の高度
な生命体が、これまた目的意識を持って
転生した場合など、いろんなケース
が考えられるので、魂を示す太陽は基本的
に吉星であると解釈しています。
ですが、獅子座1度の脳溢血の症状という
シンボルを的確に注意する病気として、
提示できるインド占星術のレベルの高さ
にも驚かされます。
またサビアンシンボルを中心に考えたい
私は、占星術の種類を問わず、その象意を
表現しているサビアンシンボルもやはり
凄いという事に感心したというわけです。
インド占星術の太陽の性質や働きについて
は今度の日が月曜日に投稿する予定です。
ではまた(^^)/