さてかなり久しぶりになって
しまいましたが、
サビアンシンボル徹底比較編の
新規投稿です。
比較といっても、私以外の2人は
雲の上の存在で、占星術界の大家で
いらっしゃいます。
それとそうそういつも最後に
キーワードとして参考にさせて
いただいてるサビアンシンボルの
生みの親、
マーク・エドモンド・ジョーンズ氏も
忘れてはいけませんね。
エリス・ウィーラー女史のチャネリング
イメージを、言葉にして、
サビアンシンボルをこの世に出した
人です。
このウィーラー女史は、日本語では、
エルシー・フィーラーと呼ぶ人も
おられますし、バラバラだと思います。
さて今回比較研究させていただくのが
山羊座30度
「秘密のビジネス会議」
です。
このシンボルは私が、神秘研究を進めて
きた事で、その背景がなければ、全く
違った解釈になったであろうシンボル
です。
神秘メッセージでは、山羊座の支配星
土星について、かなり詳細に説明して
います。その事は
土星の真実編の一連の記事で説明して
いますので、興味のある方はまたご覧に
なってみてくださいね。
簡単にいいますと、山羊座の支配星の
土星のエネルギーは、私たちの
現実認識そのものをコントロールする
力があるという事です。同時にそれを
利用するものたちにとっては、社会を
コントロールする力として応用でき、
個人として利用するためには、世界の
権力に従う形で、その恩恵を受けとる
形になるという事になります。
とにかく私たちの意識や行動を制限
したり、ネガティブな感情を誘因
しやすいエネルギーが土星のエネルギー
だという事です。
この事が、古代より、土星が凶星と
解釈されてきた理由でもあるという
わけです。
そして土星を支配星に持つ山羊座の
最後の30度に、この社会を
コントロールするような権力者たちの
会議があるのは、あまりにできすぎの
配置になっているという事です。
エリス女史のチャネリングは、世界の
真実まで、読み取る事ができている
という事になりますから。
もちろん「あなたの山羊座」でも解説
しましたように、個人の主要な天体に
このシンボルがある人は、むしろ
社会に従いやすい意識ですが、逆に
その恩恵を受けやすいというように
説明しています。
では今度はいつもの大家の方々の解説
を、観てみましょう。長くならない
ように要点だけ抜粋しますね。
とその前に再三文中で取り上げて
おられるサビアンシンボルを書いて
おきますね。
山羊座28度
「養鶏場」
山羊座29度
「お茶の葉占いをしている女性」
です。
『』内が引用、~が中略です。
『28度と29度は、社会のピラミッド
という「山」の頂天に行かない限り
決して見えてこない視野と情報を表して
いて、それは集団内部にあまり
漏らさない方がいいのです。
というのもそれは集団の価値観に反する
内容を少なからず含んでいて、それを
信じることも受けとることもできず、
むしろそれを話した人に悪意ある反応を
するからです。~
つまり山羊座30度の「秘密の会議」を
している人たちの話題は、他の誰も
決してそれを受けとることのできない
内容なのです。』
“出典:「愛蔵版!!サビアン占星術」
松村潔 著
Gakken刊”
さすがは松村氏だと思いますね、やはり
このビジネス会議が、社会のピラミッド
の頂天にいて、社会を動かせるほどの
人々の会議で、その内容は、私たち
大衆の価値観とは、異質で相容れない
ものだという事をはっきりといって
おられます。
山羊座28度と山羊座28度で得た知識
が、この社会の頂点にあるものの知識に
つながるというのは、私の解釈では
こうなります。
つまり山羊座28度の養鶏場で囲われる
ニワトリたちが大衆で、それを管理する
ものは、それを外から眺められている
という事です。確かに世界の頂点の
ような権力者はこのように世界を観て
いますからね。
そして山羊座29度の占いをしている
女性自体が、裕福である事から権力者
に近いという事ではなく、占いなどの
知識というのは、超古代から権力者
たちが利用していたものでもあって、
彼らはとくに秘教という形で、大衆の目
触れないよう隠してきた知識でもある
という事です。
つまり私たちが現在利用している数々の
占術より格が上のものだという事ですが、
もちろん最近の研究者や、占術家たちに
より、かなりそういう知識に近づいて
もいるとは思います。
とにかく松村氏はこのような知識は
外へ向けて表現しない方が大事だと
いう解釈です。
では今度は直居あきら氏の方を観て
みましょう。シンボルタイトルは
いつものようにルディヤー氏の
解釈によるものです。
『』内が引用で、~が中略です。
『キャプリコーン三〇
「男たちの秘密会議は世界的な事件に
おいて執行される決定に対し責任を
負う」
~フィールドワーク上は、この度数は
ルディヤーが解説したように社会的
パワーとして現れ、人生である程度の
社会的達成を得ることが多い。~
~高級勢力は人類の社会を決して
動かしはしないもので、それは人間の
手に委ねられているのだが、それなら
誰が社会を動かしているのだろうか
ということになる。
そこには何か秘密の影の力がある
ということは、よくいわれること
である。~
私たちの多くが保守と安定を望む結果、
その勢力が力を持つことになり、
そして動かされ支配される構図。戦争
、国際金融社会など、人類の形態を
暗示するものといえる。
この人のアストラル体はそうした波動
の世界を、今生経験しようとしている。』
“出典:「究極のサビアン占星学」
直居あきら著
魔女の家®BOOKS刊”
直居あきら氏もやはりこの会議が、
世界の権力者たちだという事を説明
しています。
そして個人的な影響力という点では
私と同じく、社会の権力や支配構造の
恩恵を受けられるという事で、一致
しています。
松村氏にしても、直居あきら氏にしても
社会の頂点についての知識がどれほどの
ものかは、こちらからは知りようが
ないのですが、面白いことに直居氏は
高級勢力がたぶん頂天にいて、それに
対して、社会を動かすのが「人間」の
手に委ねられているという事を、
いっておられます。
ん?人間ではないものが高級勢力だという
事をほのめかしている事になります。
私は、もちろん世界の頂点にいるものは
人類と異質の生命体のエネルギーが
宿る事で、それが人の遺伝子と融合した
特別の血族だという事を説明して
いますが、もしかしたらそのことを
わかっておられるのかも知れません。
もちろん実行部隊とは、世界金融寡頭
権力の頂天である財閥や、その下で働く
世界各国の政府などという事で、確かに
こちらは、人間である事は間違いない
ですからね。(財閥も血族と閨閥の
関係にあるので、同種かも知れ
ませんが)
そうそうアストラル体という
のは、魂の一種くらいに思っていただいて
いいと思います。
やはりお二方とも、この秘密の会議が
世界の頂点にいるものたちの会議だと
いう事をいってますので、つまり
三者同様だという事ですね。
ではいつものようにサビアンシンボルの
原典から、山羊座30度のシンボルの
キーワードをひもといてみましょう。
キーワードは
「機会・好機」
です。
この言葉は、いくらでも応用が効きます
ね、ただこのシンボルの会議の機会
という事でいえば、私たちにとって
望むものでない決定もあるという
事なのでしょう。逆にこのシンボルが
太陽にあるなどの人にとっては、社会で
力を発揮する好機としても有効なよう
ですが。
今回も興味深いサビアンシンボルの比較
研究ができたと思います。
ではまた(^^)/