占星術家も前世を解釈に使用している!?    コア解釈編その1


最近神秘メッセージの超意識編で
過去世体験について、取り上げ
始めましたが、このように非日常的
な知識も、占星術には深く関係して
います。
過去世、輪廻転生というのは、占星術
の解釈として、それほど特異なもの
ではなく、広く一般的な概念だという
事です。そして今回のサビアンシンボル
解釈の紹介でも、大家である松村潔氏や
直居あきら氏の過去世のコンセプトを
使用されているものを、取り上げます。
今回は徹底比較ではなく、単に先生方の
解釈のご紹介という形です。
というのも、サビアンシンボルの徹底比較
では、利用先生方のサビアンシンボル
解釈のオーソドックスな方の著書を用いて
いるのですが、今回はお二方の、別の
サビアンシンボル解釈の著書からの引用に
なるからです。

徹底比較で使用させていただいている先生方
の著書というのは、

「決定版!!サビアン占星術」
          松村潔 著
        Gakken刊
「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊

ですが、今回のお二人の著書は、

「神秘のサビアン占星術」  
         松村潔 著
         Gakken 刊

「究極のサビアン占星学」
         直居あきら 著
       魔女の家®BOOKS 刊
なのです。

この今回使う下の方の二冊の著書では、
お二人とも、サビアンシンボルの原典を
ディーンルデイア氏が意訳したものを
使用されているので、よく似た訳し方
になっているのがわかっていただける
と思います。
ただ、どちらも私が、いつもご紹介して
いるエリス女史のチャネリングイメージ
をそのまま書き取ったジョーンズ氏の
原典のサビアンシンボルではなく、
占星術の歴史的人物であるルディア氏
の解釈をもとにしているので、自分の
解釈は、持ち出さずに両先生の解釈を
吟味しようと思い立ったわけです。
松村潔氏は、「決定版!サビアン占星術」
の方では、原典のサビアンシンボルを
もとにした解釈をされていますが、この
「神秘のサビアン占星術」では、
ディーンルディア氏の意訳をもとにして
解釈されています。
そして直居あきら氏は、自身をルディア氏
直系のサビアン占星術家だとされているの
で、どちらの本でもルディア氏の意訳を
もとにした解釈ですが、今回のこの究極
の方は、さらにコアな内容となっている
というわけです。というわけでこの両者
のルディア氏の意訳をもとにしたサビアン
シンボルの解釈の紹介を以後、コア解釈
編として、シリーズ化させていただきます。

そして今回は、両者が過去世の概念を
解釈に使用している例として、
蟹座12度のサビアンシンボルを取り
上げたいと思います。

さてでは松村潔氏の解釈からです。
「」内が引用で、~が中略です

「蟹座12度・・
中国人女性が、偉大なる教師の生まれ
変わりであることを示すオーラを放つ、
赤ん坊をあやしている。
 
 有名人や偉人を笑いとばし、その
価値から自由になったあとでは、身近
な平凡な、まだ隠れた可能性である
赤ん坊の中に、偉大なものの芽が存在
する事を認知する。~
~あらゆるものの隠された価値を発見
すること。つまらないもののなかにも、
大切な価値があることに気がつくこと。
そうした価値を、偏見に支配されない
で、素直に見通す芽を養うこと。
自己の隠された、いままで気がつか
なかった価値が啓示される事も多い。
あたりまえだと思っていたものの
なかに、すばらしい可能性が隠されて
いる。ごく稀に、この度数をもった
人物は、転世の記憶を探ることで、
自己開発に役立つケースがある。」
“出典:「神秘のサビアン占星術」  
         松村潔 著
         Gakken 刊 ”

最後ではありますが、さらりと転世の
記憶を探る事での発見があるとされて
いるのは、まさしく現在私が、記事
でご紹介している退行催眠での過去世
体験などの事をおっしゃっているわけ
ですね。やはり占星術のコンセプトに
おいては、肉体のない魂の状態そして
転生について知っておく事は、常識的
な事なのだと実感しました。
そして解釈についてですが、あやされ
ている赤ん坊は、むしろ自分の中の
隠されたサインだという見方をされて
いるのが印象的でしたね。
さて転生やアストラル体としての解釈
が、むしろベースとなっている直居氏
のさらにコアな究極のサビアン占星学
の方の解説を見ていきましょう。
楽しみですね。

「キャンサー十二度
「中国人女性が世話する赤ん坊のオーラ
は、偉大な教師の生まれ変わりである事
を示している。」

絵解きのシンボルだが、中国人の女性が
出て来ると叡知の象徴である、と
ルディヤーは記している。この女性の
あやす赤ん坊は過去世の偉大な教師である
かどうかはともかく、新しい転生者である
ことは確かだ。ここではこの転生者が
過去世から、特定のスペシャリストや
研究テーマを持ってこの世に登場して
いることが教えられている。人は過去世
でおこなってきたこと以外のことに取り
組むのは難しいとされる。従ってこの
在泊の人は過去世から継続する
明確なテーマや技術を持ち、それをさらに
発展させようとしている。サビアンシンボル
の中に時々ある機能的な度数だ。」
“出典:「究極のサビアン占星学」
         直居あきら 著
       魔女の家®BOOKS 刊 ”
直居氏の場合は、常にアストラル体という
魂の一部のような存在を基準に解釈して
おられるので、過去世の事を取り上げて
もなんら違和感はありませんよね。
そうそう過去世と過去生、ひと文字違い
ですが、意味はほぼ同じだと考えて
さしつかえないと思います。
こちらの直居氏の解釈では、過去世での
能力の引き継ぎが、この度数の人生での
開運の鍵だとされているようですね。

今回は、過去世を使用しての解釈という
事にポイントをおいて、この蟹座12度
のシンボルを取り上げましたが、コア
解釈もどんどん続けていきたいと思い
ますのでよろしくお願いします。

ではまた(^^)/

いつもありがとうございます(*^_^*)

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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