悲しいのではなく愛おしいのです! 「哀れ」を解する真実の愛


以前ポチさんというツイッターで
7000人以上のフォロワーを
誇る人気の方のツイートに
こんなのが流れてきました。

太宰治書簡
(フランス文学者河盛好蔵宛)から抜粋 
「優」の字をよく見ると人偏に憂ふる…
人の淋しさ侘びしさ辛さに敏感な事、
これが優しさであり、人間として
一番優れてゐる事じゃないかしら。
そんな優しい人の表情はいつでも
含羞であります。

“出典:ツィッターのでのアカウント名
ポチ様より”

この人のわびしさ辛さに敏感な事が、人
の一番優れているところじゃないかという
ところに、激しく感応せていただきました。
まさしく、私が大切にしている日本人の
ものの哀れを解する心の大切さ、貴重さ、
そしてレベルの高さを、見事に太宰治さんが
表現してくれていたと思ったからです。

みなさんは、かわいらしい赤ん坊の無邪気な
かわいらしさには感動できて、おじいちゃん
おばあちゃんが衰えていくのを、ただ悲しい
姿としか、観ていない人も最近は多いのでは
ないでしょうか?
しかし、少なくなりましたが、、そういう
おばあちゃんやおじいちゃんが、これまで
多くの人を愛して、支えて、また愛されて
きたか、、まわりの人に笑顔を振りまいて
喜びや楽しみや、時には悩みや痛み、
悲しみも共有して、生きてきた事に思いを
はせて、そのはかなくも愛おしいその人の
人生とその人に共感できる人も、日本には
まだ少なからずいます。
「哀れを感じるべき人」
これは、どんな立場の人に対しての感覚にも
あてはまります。
不器用ながらも一生懸命生きている人や、
貧しいけれども、愛情を大切に生きている人
悲しみや虚しさ、寂しさに苦しんでいる人。
そういう人へ感じる愛おしさというのは、
哀れを感じる心に通じます。
もちろん悲しんだり、嘆いている事を、
肯定するのとは違うのです。そういう
状態がいいというのではないのです。
むしろそういう人への共感から、
そのような気持ちを大事にするという
気持ちが「哀れ」を解するという事です。

私は、そういう事を人と共有したくて、
若い時分から、友達にそういう事を
言って伝えようとした事も何度かありました
が、そんな若い時に理解できる友達は、
ほぼ皆無でしたね。
「暗い」などとも言われる事も多かった
と思います。
この感覚は「暗い」のではなく、むしろ共感
の喜び、つながっている事のあたたかみを
感じるという事です。

私は、そういう哀れを感じられる人こそ
が、本当の愛を感じられる人だと信じて
いるし、
山本太郎さんという政治家も、そういう
心を共有できる人だと思います。
彼の訴えるテーマは、とても暗いです。
でも彼は、辛い立場にある多くの大衆と
つながっているのが、毎日のように
できる彼の演説にできる人だかりを観ても
おわかりいただけるでしょう。
彼は、人とつながっているのです。
共感の中で、彼はあたたかみを感じて
ある意味幸せな状態だとも思います。
もちろん彼は大変だし辛い事もたくさん
あると思いますが、それでも命を投げうって
でも、多くの人とつながっている事への
充実感に満ちている事を、強く感じます。
彼は、あれだけ真実を訴えれば、危険な
事は、百も承知ですが、魂のレベルで
いえば永遠の存在である事をご存知なくて
も、私には彼はずっと意識を上昇させ
続けていくので、とても素晴らしい状態
にあると思います。

私がブログで提唱してきたように「意識は
唯一の実体で、世の中で最も確かなもので
そして永遠のものである」という事を、
まだ会えなくても太郎さんとは共有して
いる気がしてます。

短いですが、これも伝えたいという事で
記事にしておきました。

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霊的領域での人生の追体験    エベンさんの証言その8


前回、絶対意識である「オーム」の近く
まで到達しながら、叡知を受け取るだけ
で、それと一体化できずに、下降していき
もといた「泥の世界」にまで落ちてきて
しまったエベンさんですが、もちろん
以前の意識とは違い、自分を客観的に見る
ことは、できるようになったようです。
また愛や知識を与えられたエベンさんは、
以前よりも、その次元を脱する事が容易に
なったようで、彼はやがて、その
「ミミズの目」の世界から次元を上昇させる
やり方を理解するようになります。
もちろん、なかなかそれを理解するのに
時間を要したといってますが、さてその上昇
する方法とは?

今回は、その時の様子からです。

「」内は全て引用で、~から~までが
中略という事です。

「それがわかったきっかけは、ふとあの
「回転する存在の調べ」を聴きたいと思った
ことだった。
最初は旋律が思い出せなかったが、やがて
あの荘厳な音色と、回転しながらそれを
奏でていた光の球が意識に戻ってきた。
暗がりを貫いて、その調べが届くと、私は
どんよりとしたその場所から上昇し始めた
のだ。
あちら側の世界では、何かを具体的に思い
浮かべれば、それに向かっていけることが
少しずつわかってきた。
「回転する存在の調べ」を思い浮かべれば、
それが出現した。もっと高次の場所へ移り
たいと心から願えば、そこへいくことが
できた。
肉体を離れていた間の私は、濁った暗がり
から光があふれるゲートウェイへ、さらに
は神聖な闇のコアへと、何度も行き来を
繰り返していた。」
“出典:「プルーフオブヘヴン」
   エベン・アレグザンダー著
          白川貴子訳
          早川書房刊”

このように、低次元から高次元まで、
何度も行き来していたというエベンさんの
臨死体験は、かなり珍しいケースのもの
です。もちろん七日間も昏睡状態にあった
わけなので、単純に時間があったともいえ
ますが、そもそも臨死体験中は時空を
越えているので、我々の次元での時間とは
ほぼ無関係のはずですが、おそらく彼の
肉体の状況は、医師などが測る事のでき
ないところで、一進一退の状況を繰り
返していたのではないかと思います。
つまり肉体に意識が戻りかけている場合は
我々の感覚でいう時間が、彼の意識に
戻り、また上昇して高次元の世界にいる
時は、彼の意識は時空を越えたと考えれば、
確かに、時間的な長さも臨死体験に関わって
くることになりますね。
つまり彼の肉体での意識状態というのは、
「泥の世界」の近くにあるという事なの
ですが、あとからこれが正しかった事が
裏付けられます。
またこの上昇と下降を繰り返したという
のは、彼の分離意識が下降のエネルギーに
なり、愛と知識を象徴する音楽が上昇
エネルギーになっているという事で、
とても理解しやすいものとなっています。
また

興味深いのが、彼が以前の肉体にあった
ときの潜在意識も、当然この臨死体験中に
つながっているので、それがやはり
表れている事がわかるというものです。

彼は、まだ若い時代にグライダーや
スカイダイビングを趣味としていて、
またスカイダイビングは、相当長い期間
に渡って続けていたという事です。
これを彼の潜在意識レベルでの描写に
するなら、地上また日常の感覚から、
スカイダイビングで空を経験する時に
解放されるというものになります。
つまり彼は、これを長い期間にわたって
何度も繰り返していたのですから、潜在
意識には、開放感をともなった上昇と
地上・日常の意識に戻る下降という
状況が、何度も刻み込まれていたという
事になります。
それがやはり、この臨死体験中にも表れた
という事でしょう。潜在意識は、生死や
肉体にかかわらず、永遠に存在する本来の
意識なので、当然、生きている間の
潜在意識と臨死領域での意識はつながって
いることになります。

またもっと奥深いところでの、潜在意識
として、彼の探究心があります。彼は
最先端の脳外科医でありながら、150
以上の論文を発表するような医学博士でも
あったため、探究心が非常に旺盛で
あったわけです。それが自然にあらゆる
次元での経験を、臨死体験中にする事に
つながったという事でもあると思います。

また上昇するために、音楽のエネルギーを
使ったという事なので、やはり高次元を
意識する要素のひとつとして、音楽が
非常に大事だったという事を裏付けて
くれています。
もちろんこれは、ふだんの我々の意識に
ついてもあてはまります。
宇宙の真理編の「五感にもレベルがあり
ます」というシリーズで、聴覚そして音楽
感性のレベルが、意識レベルの高さにつな
がるという事を説明していますが、やはり
臨死領域においても、それは有効だという
ことですね。それも肉体の耳を通しての
音楽ではないので、想像もつかない
ような感動的なメロディーなのでしょうが
ただ私たちの通常の現実世界の音楽でも
当然レベルの高い音楽というものがあり
ます。
それは以前にも記事に書かせていただきま
したが、心の琴線に触れるような、
ウェットな音楽という事です。なぜなら、
高次元の領域というのは、中心に愛がある
ので、乾いた心につながるようなドライな
音楽というものとは、真逆の性質になる
からです。
また私たちの現在が、そのレベルの高い
音楽で満たされているかというと、
それは逆に「誘導」されているという事
も確かなのです。鋭い方は気づいているで
しょうが、レコードからテープ、CD
そして、スマホなどで聴くようなデジタル
データと時代が進むに比べて、自然の
音、または音楽から遠ざかっているのが、
とてもわかりやすい図式になっています。
今でもレコードを私はたまに聴きますが、
その「あたたかい」音色や音の波動を
よく実感できます。
そして、またビートを効かした音楽や
金属音が響く音楽が、いかに高い意識
レベルから我々を遠ざけるか、鋭い方なら
わかっていただけると思いますが、どうで
しょうか?
このエベンさんの臨死体験でも「ミミズの
目の世界」にいる時は、リズミカルな鼓動
の音だけしか、聞こえなかったわけだから
ビートを効かした音楽が、やはり低い意識
レベルにつながるのがわかります。
そういえば、強烈なバイクの爆音、
カーステガンガンかけている車の外へ
聞こえてくる音も確かに「ビート」は効いて
いますよねー。

そしてきわめつけは、一部の人にしか
知られていない大事な事で、音律の設定が
高い意識レベルから我々を遠ざける
基準になっているという事です。
これはA=440Hzという、非常に微妙
な音の高さの設定というものですが、
これについては、また別の記事で書かせて
いただきます。

とにかく、音楽は我々を高次元の意識へ
導くための大事な要素の一つだという事
です。

長くなりましたね、すいません右脳的
解釈が私の記事のスタイルであり、ウリ
でもあるので、どうしても長くなります。
おつきあいいただいている方には、本当
に感謝しています<(_ _)>(^_^)

今回はエベンさんが、泥の世界と、高次元
の世界を、上昇したり下降したりするよう
になった様子を、紹介しました。

さて次回は、いよいよエベンさんが「長い」
臨死体験から肉体に戻っていく様子を
紹介します(^_^)

ではまた(^^)/

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宇宙人の魂を持って生まれてきたサアラさんとは?


前回ロズウェルのUFO墜落事件の真実
という記事で、「エイリアンインタビュー」
という異星人からの言葉を紹介するシリーズ
をスタートさせましたが、その元記事を
紹介されていたのが大人気ブロガーでも
ある「本山よろず屋本舗」の本山さん
ですが、その本山さんがこのサアラさん
という方の言葉を取り上げていて、
エイリアンインタビューでの宇宙人の
言葉と多くの点で一致していると言って
おられるので興味を持ったというわけ
です。

(最近書いた、エイリアンインタビュー
について研究していくと、結構疑問を持ち
始めている点があるので、やはり割り
引いてみなければならないとは思い
始めています。
ただ今回取り上げた部分は、共感できる
ので、良いところを取り入れていければ
いいかなと思います。)

みなさんは、サアラさんという
感じで、サアラさんが初耳の私などは、
へ?という感じなので、そういう方も
おられるでしょうから、まずサアラさん
という方について詳しく説明されている
サイトから引用させていただきます。

『』内が引用で、~は中略です。

Saarahat(サアラ) プロフィール

宇宙人の魂を持って生まれてきた、
Saarahat(サアラ)というコードネーム
のワンダラー(E・Tソウル)。
彼女が初めて地球に来たのは、1億3000
万年前のこと。
現世では、宇宙的な意識と智慧を受け継ぐ
魂として地球に転生するも、あまりに地球
での生活が理解できず幼少期はとても
困惑する。
観音、菩薩、イエス、マリアなど、多くの
マスターの指導や励ましを受けながら、
少しづつ地球人としての現実的な経験から
地球社会や地球人的な情動についてを学ぶ。
3児の母親でもあるので、時には、子供と
とても仲の良い愛ある母親としての一面も
あり、時には宇宙人的な一面もあり、
とても不思議な魅力がある。
現在、宇宙理念に基づく科学的アプローチで
スピリチュアルな探究を提案する
JSP SCHOOLやワークショップ、セミナー
などを通して、地球人類が持つ可能性と、
新しい宇宙の方向性についてを発信して
いる。
2013年より新地球楽園計画
<Neo Paradise o’Lei>を設立、全く
新しい意識の集合である社会活動を体験
するためのセンター設立に向けての初めの
活動として、農業支援活動や
Quantum LifeProjectの活動を開始する。
主な著書に、『空(くう)なる叡智へ』、
『あの世の本当のしくみ』『魂の本当の目的』
『宇宙セントラルに吸い込まれる地球
アセンションの超しくみ』などがある。

1.1宇宙的な魂を持っている地球人
サアラさんの肉体はもちろん地球人として
生まれてきました。
しかし、その魂は国という狭い範囲での
くくりではなく、地球人としてという
よりも、宇宙人としての魂を持って
います。
何度も転生を繰り返し、現在はサアラ
という名前で活動をしています。
サアラさんは、宇宙人として、宇宙的な
意識や、智慧を持っています。
~また、魂を持つ永遠の存在であり、
地球人としての経験や、宇宙人としての
魂から導き出されるメッセージは愛に
溢れたメッセージを伝えることが
できると言われています。

“出典:Aitree様のサイト
スピリチュアルだけど科学的?サアラさんのプロフィールや活動って?」”

なるほど、すでに相当有名な方で、科学的
なアプローチからも世界で貢献されている
という事ですね。

1億3000万年も前に地球に転生して
きたという、すぐには信じがたいような
経歴の方ですが、この人がとても多くの方
に信頼されている事から見ても、サアラ
さんの言葉には、参考できる事が多いの
ではないかなと思います。

実際私が、サラッと眺めてみただけでも
私のこれまでの研究成果と合致する部分が
多くみられている事から、これから、
ご紹介させていただこうと思ったわけです。

その共感する部分というのは、こうです。
私たちの多くの魂は、囚われのレベルにあり
そのために何度も輪廻転生を繰り返して
いる事。
それとその囚われのレベルというのは、幽界と
呼ばれて、地球外の高度な文明が築いた
魂の幽閉システムだという事です。

これが私が、五感の狭い領域に私たちの
認識を閉じこめているマトリックスの
システムと共通しているという事なの
です。つまり地球外の高度な文明が、
これまで私が記事で説明してきたよう
な土星-月のマトリックスをつくった
という事です。

そしてまた魂のレベルが、時間の
マトリックスに囚われているために
転生を繰り返しているという事も共通
しています。この時間についても土星の
神クロノスが時間の神でもある事から、
私たちが時間のマトリックスに囚われて
いるという私の見解とほぼ同じだと
いう事です。

まだまだいろんな点で、私の見解との
共通点が、ありそうなので、サアラさん
の数多くある著書から一冊買っておきま
したので、いろいろまた書いていこう
と思います。

ではまた(^^)/

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現実化するイメージ力を示すシンボル  サビアンシンボル比較12


今回比較するサビアンシンボルは

牡羊座27度
「想像の中で復活された
失われた機会」
です。

なんだか、映画「ロッキー」を
彷彿とさせるようなシンボルですね。
不屈の精神をイメージしているように
思えますね。

まずは私の解釈からです。

牡羊座27度
「想像の中で復活された失われた機会」
というのは、いったん自分の理想や夢が
実現しなくても、自分のイメージさえ
保っていれば、またそのイメージ力を
アップさせれば、夢や理想が現実化する
という事です。

これは、引き寄せの法則にもある、
想像する事が現実化するという真理に
つながる意識です。
また意識と魂と思考その2
でご紹介したように、世界中の
超常能力者や賢人、密教業者や修行僧
などが、「視覚化」というイメージの
方法で、未来を実現させる事を実践
しています。

イメージには現実化させる力があります。
不屈の精神でイメージし続ける限り
望む未来が実現するという意識を示して
いるのがこのシンボルという事です。

(私はサビアンシンボルの個人的
解釈は、総合的な判断でする事に
なるので、あくまでもシンボルの
エネルギーにだけ、ポイントをおいた
解説をしています。)

さてサビアン占星術の大家の方々の
解釈を見ていきましょう。

まずは、松村潔氏の著書からの引用
です。
「」内が引用で、~は中略です。

「失敗から多くの事を学び、想像力で
さまざまなケースを想定して、人生を
立て直すことができる人です。~

~この度数の人は、どんなものにも不動
の価値が備わっているわけではなく、
人生の成功や失敗ということに関しても、
解釈しだいでは成功と思えたものが実は
失敗で、失敗と思えたものが実は成功
だったという事に気づく人です。~
~根本的に自分がどういう目的で生きて
いくべきかをはっきりさせなくては
ならない状況がやってきます。~
~価値が混乱する海の中にほうり
出されたような状況にあるので、改めて
人生の意味や目的、価値に関する確固
とした軸を作らなければ、あらゆるもの
は不確定な成功と失敗にしか思えなくなる
のです。」
“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”

これは、つまり自身の内面の柔軟な感性に
とまどっているイメージとして捉えて
おられるようですね。
柔軟な思考や感性を獲得したがために、
価値の基準がどこにあるのかを、見失って
いるという意味のようです。
ただ、逆にいえば、常に自分の意識の持ち
ようで、いつでも幸福な意識を手に入れる
事ができるという事でもあると思います。

今度は、直居あきら氏の解釈を見て
見ましょう。

シンボルのタイトルもディーンルディア氏
の意訳をもとにしておられるので、独特
です。
「」内が引用、~が中略です。

「   エリーズ二七度

「一度失われたチャンスを復活させる
 クリエイティブなイマジネーション」

シンボル課題【方向転換・生き直し・
      カルマや障害の乗り越え】

 このディグリーの人は、この人生で、緊張
への耐久力を育てようとしている。危機の時
の芯の強さといってもよい。~
~何らかのカルマの壁にぶつかることが予測
される。カルマは人間関係の不和、争いや不測
の事態となって現れることもある。
しかし、だからと言ってこの魂の人は萎縮する
必要はない。こちらで願い下げる位の強さが
大切なのだ。カルマは過去世から自分を縛って
いたものからの解放であるし、カルマを
経験された後には必ず新しい力を与えられる
のである。
特にこのディグリーの人には再起する力が
強い。どこかに強い精神的上昇力のバネを
与えられているからだ。強く生きよう。」
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

冒頭にあるディーンルディア氏のシンボル
タイトルと私の解釈がよく似ていますね。
要するに想像力が、未来実現のために
働いてくれるという事です。
ただ直居氏自身の解釈には、カルマの作用
での厳しい人生がいったん待っている
ように説明されています。
つまり、まずは困難や障害があって、それを
克服するための人生だという事です。

直居氏の解釈の特徴として、現世での運命
には、魂の前世でのカルマ(負の意識や
成長のための課題)のようなものが、
関わってくることが多いです。これは
輪廻転生の仕組みから来ているものですが、
世界中の多くの思想にも見られます。
私は神秘メッセージの超意識編で説明
させていただいているように、輪廻転生も
一つの確かな現実だと捉えていて、それを
ある程度まで支持していますが、魂での
転生にはカルマの作用だけでなく、希望や
好奇心から、再肉体化をしようとする意識
や魂もあったり、人生での使命感や愛の
ために転生する場合もあると考えている
上に、魂にならないレベルでの無数の
転生しない意識レベルがある事も説明して
いるので、カルマの面だけから、サビアン
シンボルを説明する事はありません。
ただ、一つの確かな解釈として、直居氏の
見方も意義深いものであると思って
います。

直居氏によると、困難を迎えながらも
それを克服していく精神力を表現して
いるのがこのシンボルだという解釈
ですね。また精神力そのものも強い
シンボルのエネルギーだともしておられ
ます。

今回も三者三様の解釈で、とても意義
深い比較ができたと思います。

最後に、サビアンシンボルの創始者で
あるマーク・エドモンド・ジョーンズ氏
の、このシンボルのキーワードをご紹介
しておきます。
「再公式化」です。
これは、以前とは別の解決策を生み出すと
いう意味なので、解決に向けての効果的
な方法がもたらされるという事です。
これは、私の視覚化や、直居あきら氏の
精神力、そして松村氏の柔軟な感性が、
それに当たるものとして、三者の解釈を
ともに裏付けている事になりますね。

また次回のサビアン徹底比較も
お楽しみにー(^^)/

いつもありがとうございます(*^_^*)

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