アスペクトで極めるサビアンマンダラ    牡羊座4度


一つのサビアンシンボルが、いくつもの
アスペクトで、他のサビアンシンボルと
つながっている事から、それを一望の
もとに俯瞰して眺めて、徹底的に解釈
していこうというのが、このサビアン
マンダラシリーズです。

さて今回は

牡羊座4度
「隔離された歩道を歩く二人の恋人」
です。

このシンボルのサビアンマンダラが、
上の画像という事になります。

またざっと俯瞰していただくと、今回は
進行方向に関係のあるアスペクトが
集中しているのが、わかりますね。
そしてまた今回もセプタイルの角度が
活躍してくれています。

なぜこのような偏りになっているか
には、ちゃんとした理由があるのです。
それはこのサビアンシンボルの進行の
流れは、そのまま人生の流れを示して
いて、牡羊座4度の仲睦まじい二人の
恋人の人生を暗示しているような配置
になっているという事なのです。
その事を頭に入れていただいて、いつも
のようにつながりのあるアスペクトの
シンボルを、ぞれぞれみていくことに
しましょう。

まずは、神秘的につながり互いを助け合う
関係にあるというセプタイルのアスペクト
は、
牡牛座26度
「恋人にセレナーデを歌うスペイン人」

これほど完璧につながるシンボルどうしも
ないだろうくらいに、共通したテーマで
つながっていますね。
牡羊座4度で隔離された場所で、人に邪魔
されずに愛を育んでいたのが、牡牛座26度
で、今度は堂々と愛し合っている事を、
まわりに見せつけるように、男性が恋人に
セレナーデを歌っているという事です。

90度のスクエアは
蟹座4度
「ネズミと議論する猫」です。ここでは、
二人が議論している様子が暗示されて
います。
これは牡牛座4度の恋人たちが、だんだんと
互いに自分を主張しあえるくらいに慣れて
きて、言い合っているという事で、つまりは
二人のネガティブな仲違いを示している
という事で、スクエアの意味になって
いるという事ですが、これもまた二人の関係
の1ページといえるでしょう。

そしてバイセプタイルのオーブで似た意味
のシンボルが連続していますので二つ
続けて書きますね。

105度バイセプタイル(オーブ2度)
蟹座19度
「結婚の儀式を遂行する司祭」

106度バイセプタイル(オーブ3度)
蟹座20度
「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」

これは恋人たちが、いろいろありながらも
蟹座19度で、ついにめでたくゴールイン
して、結婚に至ったという事を暗示して
いて、当然助け合うシンボルである
バイセプタイルである事を受けて、
結婚式をあげるための司祭が用意された
という事です。

そしてまたその二人を祝福するように
二人の結婚旅行先で乗ったゴンドラ
で、そのゴンドラ乗りから祝福の歌を
プレゼントされる暗示になっているのが、
次のシンボルである蟹座20度の
セレナーデを歌うゴンドラ乗りという
事なのです。

今度は神秘的なつながりのバイクイン
タイルにあたるのが

獅子座28度
「大きな木の枝にとまる
たくさんの小鳥たち」
です。

これは生命力の強い、大木のまわりに
その恩恵を受けようと多くの小鳥たちが
集まり、生命を謳歌しているという事を
示していますが、これは繁殖する生命
であるという事も示しているという事で
牡牛座4度の恋人たちが夫婦になり子供
をもうけたという暗示にとれるわけです。

そして対称の意味の180度のオポジション
らにあたるのが、

天秤座4度
「キャンプファイヤーを囲むグループ」
です。

これは、集団での潜在意識での共感を
示していて、この炎は互いの魂や感情
を示しているという事でもあります。
これはつまり、牡牛座4度の恋人たちの
夫婦生活が、さらに友人関係を広げて
いって、仲の良い集まりができたという
事につながります。
たとえばホームパーティーをするように
なっての家族ぐるみでのつきあいを
示しているといえます。
つまり二人だけの共感の牡羊座のシンボル
に対して、集団での共感を示す天秤座の
シンボルが、対称的になっています。

そしてそのまま人生が進行していって
反対側のスクエアにつながります。
それが
山羊座4度
「大きなカヌーに乗り込む一団」
です。

この次のシンボルが山羊座5度
「カヌーを漕ぎ、戦争の踊りを踊って
いるインディアン」なので、なんと
この山羊座4度は、戦場におもむく
ために、集団に従い行動するという
事を暗示していて、これはせっかく
生活も安定していた夫婦の、夫の方が
仕事や社会的立場などで、行動を
制限されてしまうという事を暗示して
いるわけで、もしこれがそのまま戦場
に夫がいくのであれば、まさに
牡羊座4度の二人にとって人生の危機
にあたるわけです。つまり90度の
スクエアの逆の意味として、完璧な
配置になっているという事ですし、
やはりこれも人生の一場面でもある
といえるでしょう。

このように、アスペクトを進行通りに
みていく事で、人生の流れとして捉える
事が、今回できたわけです。

つまの今回の牡羊座4度のマンダラは
二人の恋人にとっての人生を俯瞰した
ものになっているという解釈でした。

牡羊座4度についてはこれまでスクエア
とオボジションでイラストを公開して
いますので、ここに掲載しておきますね。


ではまた(^^)/

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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