意外にも知られていない本来の意識  集合意識とは自分の意識の事だった!


スピリチュアルな人も含めて意外に
意識されていないのが、この
集合意識というものです。
もともと西洋では、ユングがこの言葉を
最初に使用したと言われていますが、
太古より、いろんな賢人が似た事を
語っています。

全ての人の意識がつながっている事は
これまで、催眠術についての記事で、
トランス状態になった人が、催眠術師
の体感まで、完全に自分のものとして
しまえた事からも理解できると思い
ます。

驚異の催眠術 その3
にもそのエピソードを紹介して
いますが、もう一度掲載して
みましょう。

『マリア・デ・ジェロルドは、催眠術をかけ
られた人間は術師の思考や感覚を共有できる
という、サー・ウィリアム・パレットや
ピエール・ジャネらの見解を裏付けた。
パレットはかつて、自分の手を炎の上に
かざすと催眠術にかけられた少女が顔を
しかめ、砂糖をなめると微笑することを発見
した。マリア・デ・ジェラルドは、次のよう
に断言している。「深いトランス状態に
入っているあいだ、私の五感はすべて
閉ざされる。ただ閉ざされるだけでなく、
催眠術師のほうに転移される。私は彼の
耳が刺された痛みを感じ、彼の舌にのせら
れた塩や砂糖を味わい、彼の耳に近づけた
時計の音を聞くことができる。そして
彼の指にマッチが近づけられると、私も
火傷(やけど)をしそうに感じるのだ。」
 催眠状態で目を閉じている彼女には、
もちろん何も見ることができない。
しかし、バーゲンシュティッヒアが自分を
見るよう命じると、彼女はまず彼の立って
いるところに影のようなものを感知し、
それからごくふつうの映像を見た-しかも
それは、彼が彼女の背後に立っていようと
変わりがなかった。
    (中略)
奇妙なことに、マリアはバーゲンシュ
ティッヒアとの距離が遠いほど、強く彼を
感知した。
    (中略)
 さらに不思議なことに、彼女は、自分の体
と彼の体が発光性の「電気的」性質を帯びた
「紐」によってつながれていることに気づく
ようになった。シルヴァン・マルドゥーンも
投影されたアストラル体(引用注:霊体の
ようなもの)が同種の紐によって肉体と
つながれていたことを語っているし、
アストラル体投影を体験した者でこれに
言及している者も多い(全員ではない)。
つまりマリア・デ・ジェラルドのアストラル
体は、催眠下でパーゲンシュティッヒァの
のものと接続されていたのであろうか。』

“出典:「サイキック」
       コリン・ウィルソン著
   荒俣宏監修・解説 梶元靖子訳
           三笠書房刊 ”
まず最初に冒頭に書かれている当時の
神秘研究家たちの見解が、
「催眠術をかけられた人間は術師の
思考や感覚を共有できる」というもの
だったので、催眠術をかけられた状態
でなら、意識は共有されるというのは
もちろん間違いありませんが、もう
一つ上の理解が必要でもあります。

つまり私たちの意識は、その
五感の閉ざされた催眠またはトランス
状態の意識の領域でいえば、
全ての人の意識もつながっている
のです。
ただし、催眠術をかけられれば、
個人としての固有の意識どうしが
接続されるのであたかも、自分の
意識が、催眠術師に移行したように
錯覚してしまうだけなのです。
このジェラルド夫人がいうように、
五感の意識は邪魔でしかなく、五感
の意識が閉じられた事によって高次の
意識へ移行する事ができたという事
なのです。

その領域とは当然、我々の意識して
いる3次元の領域よりも高度な
次元の領域になります。
この次元では、私たちの次元と高次の
次元をつなぐプラズマ的なエネルギー
の世界という事で、霊体も感知できて、
そしてつながるプラズマである
電気的性質を帯びた発行体も感知
できるという事です。
体外離脱体験者も、抜け出た自分の
もう一つの身体が、発光していたと
いう発言が多くみられて、私も以前
体外離脱を体験した時、自分の身体が
発光しているのを確かにはっきり
と見ました。
「チベットの死者の書」にも霊体に
なった自分の身体についてこう書かれて
います。

「この人は、依然として自分に肉体が
備わっていることに気づく。これは
“光る”体と呼ばれている。しかし
この肉体は、物質からできているよう
には見えない。
だから、岩や壁はもちろん、山脈でさえ
、何の抵抗もなく通り抜ける事ができる。
移動はほぼ一瞬のうちに行われる。
思考力と知覚に対する制約は、ずっと
少なくなっている。知覚力は非常に
明晰になり、神聖なものにいっそう
近づいている。」

“「かいま見た死後の世界」
レイモンド・A・ムーディ・Jr著
        中山善之訳
        評論社 刊 ”

やはり霊体となった自分は発光している
と太古から知られていたようです。
そしてその発光はつまりはプラズマ
てある事の証拠でもあるのです。
つまり一段階上の高次の世界では霊体や
本来感知観測できないレベルのプラズマも
感知できるという事なのです。

そしてまたそのレベルでは、まだ個
としての意識も優位にありますが、
もう一つ上の次元にいくと、臨死体験者
たちがいうようにありとあらゆる人や
ものと意識がつながっているように
感じて、すべてのまわりの人の心が
自分の心のように感じる事ができると
いう事なのです。

絶対意識に到達したアニータさんの
証言を引用させていただきます。

「周囲の状況から感情が離れて
いくと、自分がすべての空間を満たす
ほど拡大し続けていることに気づき
ました。、
それは、私と他のすべてのものが
一つになるまで続きました。
私はあらゆるものを包み込み・・・
いえ、あらゆるもの、そしてあらゆる人に
なりました。家族と医師の間で交わされて
いる会話の一語一句がわかりました。
彼らが病室からずいぶん離れた場所に
いたにもかかわらず、わかったのです。
夫の顔からは恐怖感が見てとれ、まるで
その瞬間私が夫になったかのように、彼
の恐れが感じられました。」

“出典:「DYING TO BE ME」
アニータ・ムーアジャニ著 
           hay house 刊
邦訳「喜びから人生を生きる」
    アニータ・ムーア・ジャニ著
       奥野 節子訳
      ナチュラルスピリット刊”

この時のアニータさんの意識が本来の
私たちの意識でもあるという事なのです。
つまり私たちは、本来の意識では一つに
つながっているという事なのです。

つまり私たちは、実際には、意識は
みんなつながっていて、一つのレベル
ではそれを集合意識と呼んでいると
いうわけです。

つまり、私たちは集合意識も
自分の意識の一部というか、本来の
自分の意識の内にあるという事を
言いたかったのです。

(ここからは共有する集合意識の様々な
レベルや種類についてです。)

ただし集合意識とひとくちに
いっても実に様々なレベルがあるのです。
みなさんは、日本人の集合意識とか、
キリスト教徒の集合意識というような使い方
ならなじみがあると思います。一つの思想や
文化で育った人たちは、共通する感性や感覚
思考パターン、概念があるからです。
このような集合意識でいうと、もちろん
前回私が述べたような全ての人類が
つながっている集合意識と、さきほどの
日本人の集合意識やキリスト教徒の
集合意識とは、レベルが違うという事
なのです。

すべてがつながっているのは、究極の
全てが一つである絶対意識領域のことで、
五感に囚われている通常の大多数の人は、
当然ピンとこないレベルです。
ですが、真実はつながっているという
理解が、いつか自分の意識が肉体を
離れて、五感に囚われない高い次元の領域
に移行した時、その次元のレベルを決定
するのに、非常に鍵となるコンセプト
だというわけです。

いい方がややこしいですね、いったん
死んで、肉体の次元から意識が離れても
意識のレベルによって、私たちは実に
様々な次元に移行する事になります。
生前に意識レベルが低かった人は、
苦しくつらい次元に移行し、当然
高い意識の人ほど、幸せな次元に
移行できるという事です。
もちろんそこで意識が上がれば、
高い次元にいく事も可能ですが、
低い次元の意識は、なかなか不幸な
次元から移行できません。
その場合も肉体に再び魂として宿る
事によってその低い意識を改善できる
というのが、一つの方法としてあり
ます。
ただしその低いレベルの意識では
人生を選ぶ事はできません。
知らないうちに生命に宿っていると
いう感じになります。
低いレベルの意識の循環は自由度の
低い状態だという事です。

またそれほど低くない意識でも多くの
人の魂がこのプロセスなので、カルマ
(低い意識の悪循環)
を前提としたインド占星術が、
当たったりする事も多いのです。
ただ逆にカルマとは無縁の高次の意識
が転生する場合も結構あります。
その中のタイプとして、ライトワーカー
とか、スターチャイルドなどが、存在
しています。この場合は、人生を選び
目的を持って転生する事になります。

もちろんそれほど高くない意識で
あっても、わりと高次の意識循環の
まま生命を得る人もいます。
その場合もある程度人生を選ぶ事が
できると思います。

とにかく大事なのは、私たちは、永遠を
生きる意識そのものなので、意識の
次元の高さが意識の幸福度と比例するので、
とてつもなく重要な事なのです。

さてしかし、前回その絶対意識での
集合意識で全ての人がつながっていて、
それが私たちの本来の姿であるという事は、
説明したので、今回は我々の簡単に認識
できる集合意識についてお話したいと
思います。

ここからは、私たちが日常意識として認識
できるレベルの集合意識についてお話し
します。つまりは三次元世界での
集合意識です。

何十億ともいう、世界の人口で、確かに
個人の固有の意識ももちろんありますから
いってみれば、個人の意識が何十億もある
事にはなります。ですが、さきほども
いったように集合意識でまとめていくと
かなり大きな集合意識で、どんどん人が
つながっていくのです。

集合意識が、とても重要になってくる
のは、個人の意識では、イメージが
具現化するために特別な意識改革や修練
または才能などを必要としますが、
つまりそれは個人の願望が実現するため
には、とても強くてレベルの高い
イメージ力確信力、集中力や持続性、
などさまざまな大事なスキルが必要に
なってくるのです。

しかし集合意識なら、それよりずっと
簡単に実現化したりするのです。
それは、私たちの集合意識は、個人の意識
よりも高い次元にあるからで、単純に
数の問題ではないという事です。

集合意識にはどんな種類とレベルがある
かというと、単純に人数が多いという点で
同じ国民としての意識、アジアの意識、
ヨーロッパの意識、キリスト教徒の意識、
イスラム教徒の意識、無神論者の意識、
おなじ文化を持つものどうしの意識、 
同じ職場の意識、同じ業界の意識、
平社員の意識、社長の意識、経営者たちの
意識、管理職の意識、営業の意識、主婦の
意識、20歳代前半の女性の意識、平成
世代の意識、子育ての経験者の意識、
同じ病気を持つ人どうしの意識、障害を
持つ人どうしの意識など、数えたら
もうきりがないくらい、人はかならず
なにかしらの集合意識に、意識的に
また無意識のうちに参加しています。
もちろん一人の人が、複数の意識を
多くの人達と共有しているのが普通で、
オレは孤独だよといってみたところで、
なんと孤独な人たちどうしの集合意識が
あるのだから、もはや誰一人として独立
した固有の意識であることなんて不可能
なのです。

ただ占術のうちの特に統計的な手法をとる
占星術や、算命学、四柱推命などでは、
人の性質は大別していくつかの意識の
元型に分けられるという概念があります。

つまりこんどは性質での集合意識という
ものもあるのです。
よく占星術の有名な方たちが、乙女座さん
の性質はーこうでー、魚座さんの性格は
こうだからーというのは、それぞれの星座
の人同士の性質での集合意識を示している
という事なのです。
占星術は生まれた時の宇宙的環境により
影響される性質の集合意識という事
です。
四柱推命や算命学にしても、性質や
運気ごとの集合意識の循環サイクル
を読み取る形なので、本質は似たものに
なります。

しかしこのとりあげた集合意識は、すべて
また一つの集合意識にまとまっていくの
です。
それは、人類の集合意識です。つまり人類の
全てが、ベースとして共有している
思考パターン、共有している認識レベル
共有している感性、感覚というものが
あって、それを人類という生物種自体の
集合意識と呼ぶのです。
実は、さきほどから取り上げている、
三次元世界での集合意識の中で最も人数
が多く、したがって最も具現化する
エネルギーの強いのもこの人類としての
集合意識なのです。

実はすでに真理のヒント編の記事で、その
集合意識について書かれている記事が
あります。

私たちが悩むのは、プログラムのせい! 
だったら解除しましょう!

まだあります邪魔なプログラム     
意識まで眠る睡眠について

根本的なプログラムを知れば、
今度は私たちが書き換える番です!

これらの記事がその人類の集合意識の事
について書かれたものなのですが、なぜ
プログラムとあるのかというと、私たち
人類のDNAにあらかじめ、そして
継続的に書き込まれている、意図的な
プログラムがその人類全体の集合意識の
中核を、担っているというわけなのです。

簡単にいえば、「私たちは老いる生命
である」とか「自然界は弱肉強食の
システムで成立している」とか
「食べないと生きていけない」とか
そういうものも共有している人類の
集合意識ではありますが、当然
これは、本物の知識を得れば、変化
改善していくレベルでもあります。

他の人類共通の集合意識についても
そうです。

最近は食べなくても生きていけることに
気付いた人々も多くなり、人類の
集合意識のレベルを越えて、意識を
引きあげている人が多くなっています。

私たちのDNAに意図的に書き込まれ
ているプログラムという、考え方を
するのは、とても奇妙であり得ない話と
考えられる方は多いでしょうが、私の
DNAの驚異の力編真実の月編
土星の真実編を読まれた方ならよく
わかっていただるものと思います。

つまり太古から存在する私たち一般の
大衆の人類とは、異質のレベルのもの
たちによる意図的なプログラムが、
人類種としての集合意識を形成してきた
という事が真実なのです。

そしてまた別の記事で、
この人類自体の集合意識に
ついて、ご説明します。ただし、
この人類種としての意識より高次の意識
も私たちの本来の意識として永遠に
存在しているという事も、ここで強調して
おきます。つまり私たちには大きく分けて
二重の意識があって、本来の永遠の意識と、
その表面上になかなか強固なフィルターの
プログラムされた意識とがあるという事
です。
そのフィルターを破って、一時的に永遠の
意識が、開かれる時に私たちは「覚醒」
したと表現するわけです。
つまりフィルターが、かかっている間、
本当の意味では、「眠っている状態」
だという事ですね。

ではまた(*´▽`*)

いつもありがとうございます(*^_^*)

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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