一つのサビアンシンボルが、いくつもの
アスペクトで、他のサビアンシンボルと
その意味通りでつながっている事から、
それを一望のもとに俯瞰して眺めて、
徹底的に解釈して、一度ずつのサビアン
シンボルを極めていこうというのが、
このサビアンマンダラシリーズです。
今回は
牡牛座3度
「クローバーが咲いている芝地に
足を踏み入れる」
です。
これまでの毎日のサビアンシンボル
での解釈から一歩進めていこうと
思います。
この牡牛座3度は、当然生命
エネルギーが旺盛である牡牛座の
性質を示していますが、まずこれは
幸運の場所に入り込んだという事で
新しく良い状況になったという事や、
自然(環境)と調和するようになった、
さらには幸運な場所や状況にある
という事です。
つまり牡牛座3度の象意を列記すると
幸運な場所や状態に移行する、
自然や環境と調和する、幸運が
もたらされる、幸運な状況や環境の
中にいるなどという意味になります。
このような象意をふまえて、サビアン
シンボルのそれぞれのアスペクトを
見ていきましょう。
説明に今回のシンボルとあるのは
もちろん
牡牛座3度
「クローバーが咲いている芝地に
足を踏み入れる」
の事です。
まずはこのシンボルの深い意味を捉える
ために、スクエアとオポジションの
シンボルを見ます。
まず逆のエネルギーを示すスクエアの
シンボルが
90度スクエア
獅子座3度
「髪型をボブにした女性」
90度スクエア
水瓶座3度
「海軍からの脱走兵」
です。
子座3度の髪型をボブにしている女性
は、自分のスタイルを集団に対して
アピールしようとしているので、個性を
発揮して、まわりとの違いを強調して
いるのに対して、
自然との一体感で調和をあらわしている
今回のシンボルとは逆のエネルギーです。
水瓶座3度の海軍から脱出する様子は、
牡牛座の大地に足を踏み入れる様子と
ビジュアル的にも逆向きのエネルギーと
なっていますし、またネガティブな回避
という意味の、この水瓶座のシンボルに
対して、ポジティブな前進という意味の
牡牛座のシンボルは、逆のエネルギーと
なっています。
対称で表裏一体のオポジションの
シンボルが
180度オポジション
蠍座3度
「棟上げ式」
です。
これは協力しあって、新しいものを
創ろうとしている上に、新しい
良い環境へ移行するという意味なので、
共通する点がありながら、新しく
創造するというこの蠍座のシンボル
と、既にある場所に入るという
牡牛座のシンボルが対称的になって
います。
では進行方向のアスペクトから
見ていきましょう。
神秘的なつながりとなるクインタイルの
シンボルが
72度クインタイル
蟹座15度
「ありあまるほどの食事を楽しんだ
グループの人々」
です。
これは、幸運の状況にある、幸運な場所
にいるという事で今回のシンボルと
つながります。
互いを補完し、神秘的なつながりとなる
バイセプタイルのシンボルが
獅子座16度
「嵐の後の陽光」
です。
これはネガティブな状況を脱して、
良い状況に移行したという事で
今回のシンボルとつながります。
同質のエネルギーであるトラインの
シンボルが
120度トライン
乙女座3度
「保護をもたらす2人の天使」
です。
これは、幸運をもたらす天使の助け
があるという事を示しているので、
幸運な状況がもたらされる今回の
シンボルとつながります。
神秘的なつながりのバイクインタイル
のシンボルが
乙女座27度
「お茶会をしている高貴な貴婦人」
です。
これは、とても裕福で、豊かな時間を
過ごしているので、幸運な状況にある
今回のシンボルとつながります。
では進行と逆方向を見ていきましょう。
互いを補完し、神秘的なつながりとなる
セプタイルのシンボルが
53度セプタイル
オーブ1度
魚座10度
「雲の上の飛行家」
です。
これは、地上のネガティブな状況から
解放された状況になっているという
事で、良い状況に移行しているという
今回のシンボルとつながります。
神秘的なつながりのクインタイルの
シンボルが
71度クインタイル
オーブ1度
水瓶座22度
「子供たちが遊ぶために
床に敷かれた布」
です。
これは子供たちが幸せに遊ぶ場所に
いるという事での、床に敷かれた
布は、今回のクローバーの咲いている
芝地と絵的にも重なるので、見事に
つながります。
神秘的なつながりのバイクインタイルの
シンボルが
143度バイクインタイル
オーブ1度
射手座10度
「金髪の幸運の女神」
です。
これは、トラインの乙女座3度
「保護をもたらす2人の天使」と
ほぼ同じ意味のシンボルになる
ので、幸運がもたらされるという
事で今回のシンボルとつながります。
今回も牡牛座3度の象意と、その
意味通りのアスペクトでつながる
多くのシンボルをご紹介できました。
次回は牡牛座4度になります。
ではまた(^^)/