無意識と潜在意識の違い  繰り返されるネガティブな思考も無意識


前回
「意識」という言葉の意味について  
という記事で、無意識について
ちらっと説明させていただきましたが
今回は、潜在意識と無意識の違いに
ついてご説明したいと思います。

みなさん無意識といえば、精神世界や
スピリチュアルの世界で、とても
素晴らしい力を秘めたもののように
使われていると思いますが、
「無意識」という言葉の意味から
すると、これは勘違いされた言葉の
使い方になるのです。

私たちの本来の姿というのは、ありと
あらゆるものとの一体である
「ワンネスという意識」なのです。
これは「無限の意識」の事で、すべて
の意識が含まれた意識だという事
です。
つまり私の意識もみなさんの意識
もすべてそのワンネスの意識と一体
であるという事です。
そうですみんなつながっているのです。
しかもその無限の意識は、人の意識
だけでなく、虫も他の動物たちも、
また宇宙全体の意識も地球の意識も
物質でさえも含まれていて、
ありとあらゆる存在の意識であり、
さらにすべての時空も含めているので、
文字通り、私たちの現実全体の意識が、
この無限の意識である「ワンネス
という事です。
というより、意識が現実を創造している
源だという事です。

ですが、ふだん私たちは、その
つながりを実感してません。
つまり通常の私たちの潜在意識は、
ほとんどそこまでは開かれては
いないという事です。
だから潜在意識がワンネスに
つながっているとしても
それぞれ自分たち特有の意識を経験
しているのです。
ですが、本来の私たちの意識という
のは、みんなつながっているのです。
それがワンネスという意識になるの
ですが、その一体の意識は潜在意識の
領域にあるのです。

つまり私たちがみんな普段は気づいて
ないけど、たまに自分を客観的に
観た時とか、心の声として聞こえて
来た時の心の声とか、虫のしらせ
とかそういう時の意識が潜在意識です。
「なんとなくふと思いつく」という
ようなアイデアや、ひらめきはその
潜在意識がオモテに出てきた時
なのです。

ところが無意識は、意識がない状態の
事なので、ワンネスにもつながって
いません。
私たちが肉体の反応に身をまかせて
いる時、何の感情も創造的な思考も
ない時は、すべてこの無意識にあたり
ます。

ここで創造的な思考が無意識にないと
わざわざ創造的な思考という言葉を
入れたのには、理由があります。
実は、私たちは、無意識のうちに
ネガティブな思考をそれこそ無数に
繰り返していたりするのです。
それは肉体に刷り込まれた思考の
プログラムや記憶が、無意識のうちに
実行されているからでもあり、また
以前の
私たちが悩むのは、プログラムのせい!
だったら解除しましょう!

でも書かせていただいたように、
DNAにあらかじめ、ネガティブな
思考や感情を実行するための
プログラムが書き込まれているから
、やはりそれは無意識のうちに実行され
たりするのです。

先天的に書き込まれたプログラムも
そうですが、それを実行するような
支配的な存在が、私たちに日常的に
書き込むプログラムも同じく無意識の
うちに実行されています。多くの人が
気づいていませんが、テレビをぽーっ
と見ているうちに、知らず知らずの
うちに、そういう支配的なものの
意図が、私たちの思考や感情に書き
込まれているのです。だから、
ほとんどの人が自分独自のように
披露する考えやアイデアが、テレビ
でいっていた事と同じ様なものに
なっているのが現状です。教育や
常識などの形で書き込まれる場合も
あります。同じ事を繰り返されると
記憶だけでなく、DNAの信号と
しても書き込まれていくから、さらに
強力なものとなるのです。

(先天的にDNAに書き込まれた意識は
特に肉体的意識またボディマインドと
呼びます。
そして全てとつながる高次の潜在意識
と切り離された個人の意識を自己意識
といいますが、そこに後天的に
書き込まれていくという事です。)

私が無意識が危険な面が大きいという
のはそういう時で、多くのそういう
人たちが無意識になれば、プログラム
を書き込んだ支配的な階層の誘導する
ような考えや、嗜好、感情傾向や反応
などを、まさに無意識に実行してしまう
という事になるからなのです。

つまり「無意識の定義とは、本来の
私たちの意識では無い状態の事

だという事なのです。

だから創造的な意識は、本来の自分の
意識から生み出されるものなので、
単に繰り返されてきたような無意識の
思考とは違うという事です。つまり、
「意識的な思考」が「創造的思考」だと
いう事なのです。

もちろんネガティブでない意識が
勝手に自分の身体に命令をしている
場合もありますので無意識の状態が
すべて悪いわけでもありません。

たとえば車を運転していても、普段
通りのコースであれば、無意識の
うちに勝手に身体は反応して運転し、
そのまま目的地につくなんて事も
できますし、毎日の繰り返しの仕事や
雑用も無意識にまかせておけば
勝手に身体が反応してくれて、
仕事や雑用を完了してくれますから
便利でもあります。
ただし、ほぼ記憶には残りませんから
生きていた実感も、感情もわきおこり
ません。
あっというまに時間だけが過ぎて
いくだけです。
そして無意識の状態でいると、肉体が
勝手に日常を生きる事になるので、
まるで他人事のような感覚で、時間を
過ごす事になるのです。
そうですまるでロボットのような感じ
ですね。
これが、年齢が高くなってきた時に、
よく見られる「1年があっという間に
過ぎてしまった」ということの正体なの
です。年齢が高くにるにつれて、無意識
に任せて生活する事が多くなり、その間
は、もちろん本来の意識は、ほぼ休んだ
状態なので、生きている実感も、新鮮な
感情もないまま過ごす事になります。
つまり1年があっというまに過ぎて
しまったというような人は、1年の
ほとんどを無意識のうちに過ごして
しまっているという事になるのです。
つまり自分が生きていたのではなく、
無意識というロボットのような他者
または肉体的意識(ボディマインド)が
変わりに生きていたという事なのです。

しかも無意識は、悪い意識も無意識の
うちに勝手に実行するのでやっかい
です。
その状態の時に、肉体が勝手に怒り
出したり、また人を傷つけたりする
ような事があっても、本人に覚えが
ないというような事も無意識であれば
起こりうるので、注意は確かに
必要です。

(酒などで、我を忘れるというのは、
事実本来の自分の意識と肉体的意識
との接続が断たれている事を意味して
いて、勝手に肉体の反応である自動的
な思考や感情が野放しになって
しまったという事なのです。)

だからスピリチュアルで、日常の意識
より、無意識の方がレベルが高いと
いうような言い方をされる時があり
ますが、それは大きな間違いで、
高い次元につながっている潜在意識の
方がレベルが高いという言い方をした方
が正しい事になります。
また潜在意識にも顕在意識にも
無限のレベルがあるという事です。

とにかく年齢が高くなっていくと
無意識に任せる事が多くなります。
そうする方が楽だからです。

だから無意識の間、何も考えて
ないかというとそうではないと
いう事です。
私たちの思考というものは、とても
忙しく、ひんぱんに働いています。
特に用事をこなす時とか仕事をして
いる時、頭の中は思考でいっぱい
です。また感情もずっとあります。

ただし、それは肉体的意識や自己
意識に先天的に、また後天的に
刷りまれた、自動的に実行される
思考や感情なので、本来の私たちの
意識による思考ではありません。
あくまでも無意識による、刷り
込まれた自動的に実行される意識
としての思考や感情という事なの
です。

つまりほぼ自動的に繰り返される
ような思考や感情が、無意識の
状態になるのです。
また人から受け取ったような思考を
そのまま実行しているのも、無意識
の状態ですね。

ですが、顕在意識で、その思考や感情
を、もう一人の自分から見る事が
できると、本来の意味での思考や
感情が目覚めはじめるのです。
つまりこの時の「もう一人の自分」が
「本来の意識」だという事なのです。

今いつもと同じように考えたけど、
よく考えてみたら、おかしいよなとか
もっと他の考え方もあるじゃないか
などと、考え出すのが、意識を取り
戻した状態です。
またいつもと同じようにいらついたり、
悩み出したり、怒ったりするような
時に、この感情を客観的に感じて、
感情にブレーキをかけたり、また
ポジティブな感情に変えたりする時
に、無意識から目が覚めて本来の意識
を取り戻した状態になるのです。

つまり自分が、いつもと同じ状態や
思考、そしてネガティブな感情に
染まってしまっている時が無意識
の状態ですが、わりと現代では多くの
人が、このような無意識の状態に
なっているのです。

というわけで、レベルが高いという
ように思われてきた無意識というのは、
それだけでは、レベルが高いものでも
なんでもなく、むしろ本来の意識で
ない状態なので、むしろレベルが
低い状態にあるという表現の方が
正しいという事になります。

もちろん無意識のうちに高い潜在意識
からの信号を受けとっているような
場合は、もちろん素晴らしい状態に
あるわけですが、それは、その潜在
意識のレベルが高いだけということ
です。

そしてそのような高いレベルの
潜在意識を、意識的に受けとろうと
習慣づけたり、トレーニングして
いけば、その時に初めて、無意識の
うちに、高いレベルの意識を実行できる
わけで、単にいつもと同じように
ネガティブな感情や思考にどっぷり
浸かった状態で、無意識になっても
むしろ、ネガティブなエネルギーを
フィルターなしに受けとるだけに
終わってしまうという事です。

という事で無意識が特に、レベルの高い
ものではなく、創造的な思考や、
ポジティブな感情や思考、そして愛情を
伴った感情や思考を引き出すような意識
が本来の自分の意識というもので、
それが顕在意識が、高次の次元の潜在意識
につながっているという事なのです。

だから通常いわれているような顕在意識が
無意識に比べてレベルが低いというのは
完全な誤解で、顕在意識は本来の自分の
意識につながる事もできるので、無意識の
自動意識よりずっとレベルが高いという事
です。

また顕在意識で、創造的でポジティブで、
そして愛情を伴った感情や思考を
習慣づける事で、それが高度な次元の
潜在意識に自らを開く事につながり
無意識のうちに実行される場合もある
という事なのです。

つまりどんな時でも無意識が主体に
なる事はなく、あくまでも「意識」に
従うものであるという事です。

ではまた(^^)/

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これはご覧の通り、宇宙の意識を示す
獅子座7度の
「空の星座」が、やはり
宇宙の遺伝子を地球に送り込み、
水瓶座7度
「卵から生まれた子供」
で生命体となるという事です。

つまり宇宙人の遺伝子が、地上で生命を
受けるというアスペクトになっています。
オポジションが表裏一体で対称的な
アスペクトという事でいえば、とても
よく表現されていることになります。
もちろんサビアン占星術の通常の解釈と
しては、高度な文明の意識がもたら
されて、新しい世代が生まれるという
意味になりますが、そのままの意味と
して捉えてもおもしろいと思います。
神秘研究家の間では、すでに人類の中に
宇宙人の遺伝子を持った人々が、多く
存在していて、地球人の中に紛れ込んで
いるという話も、当然のようにあります。
それをそのままサビアンシンボルが読み
取ったとしても、間違いではないのかも
しれません。サビアンシンボルは真実を
投影するシンボルですから、可能性と
して充分あり得るという事です。

今回のような、特殊なシンボルに対して、
なかなか他のアスペクトでつながりを
見つけるのは難しいと思っていたら、
一つ見つけました。
意味のあるつながりである、ノーバイル
のアスペクトでのつながりです。

獅子座7度
「空の星座」
に対してノーバイルのアスペクト
にあたるのが

41度ノーバイル
オーブ1度
乙女座18度
「ウィジャ盤」
です。

ウィジャ盤とは、占いをするための
盤の事で、占いの種類は違いますが、
ホロスコープと共通しているものが
あります。それに対して、空の星座は
まさにホロスコープの天の景色なので
つながる事になりますね。

ではまた(^^)

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