今回は、トライン(120°)と
セクスタイル(60°)について説明
していきます。
基本的にどちらもポジティブなアスペクト
として知られていますが、あんみんの解釈
は少し違います。
上の図の左側にあるように、六芒星の形
は三角形が、上下に向かって逆向きに、
重なっていますよね。
三角形で結ばれるポイントは、ホロスコープ
上では、120度にあたります。つまり
トラインのアスペクトにあたりますね。
宇宙は幾何学的言語のエネルギーで解釈
するものなので、この逆向きの三角形は、
対称または逆向きの力と捉えるのです。
つまりあんみんのサビアン占星術では、
トラインの関係にあるものは、同質の
エネルギーで、セクスタイルのエネルギーは
対称または逆向きのエネルギーと捉えている
のです。
(サビアンシンボル同士のアスペクトの意味
がそのようになっています、私の解釈では
まさにそのシンボルの意味が重要だという事
です)
また対称または逆向きのエネルギーとして
捉えているセクスタイルは、ホロスコープ
上の全天で、六角形を形成していますが、
これは物質としての完成形を示しています。
四角形も物質の象徴でしたが、六角形は
その立体版である立方体を示しているから
です。
次の図はミステリーサークル(海外では
クロップサークルという呼び方が一般的)
の図形の1つですが、六角形の中に
立方体をあらわす六角形が入っているのが
おわかりいただけますよね。
“出典:「ailovei」様”
これは、人類を無知のままに留めておきたい
者たちの示唆している事ではなく、逆に
宇宙の幾何学的言語を解する、地上の人類
以外のした事だと思われます。
くわしくはミステリーサークルという
記事に書いておきました。
つまり囚われている物質次元が、この六角形
というわけなので、つまりその一つの角度
60°つまりセクスタイルは、ネガティブな
エネルギーをもたらすと、あんみんは解釈
しています。
また土星がもたらす物質的エネルギーも
この六角形の形をとっていて、それが
地上の我々にもたらされているということ
なのです。
“出典:二点とも「カラパイヤ」様”
上の図は、土星の北極の巨大な六角形の渦
ですが、1980年にボイジャーにより発見
され、そのあとカッシーニも同じ渦の状態の
ままでいることを撮影して、38年間もこの
状態を維持し続けているということですが、
おそらくほぼ半永続的にこの状態なのだと
思われます。
この六角形の渦は、地球の直径2個分以上と
いうから、とてつもなく巨大だということで
すね。土星の影響力はとても強く、地球に
この六角形のエネルギーがどのように届いて
いるかについては、以下の二つの記事が
参考になると思います。
土星の六角形の波動とは?
かつて地球の生態系はケイ素系だった
その1
つまりこの土星の北極にある六角形は
間違いなく土星の物質的エネルギーを示す
大きな証拠の一つだといえるでしょう。
私の大尊敬する松村潔氏の著書から、感銘を
特に受けたのが、土星のエネルギーについて
の説明なのです。引用させていただきますね。
“そこで著者は太陽をライオン、土星を
ライオンの檻という言い方をします。太陽の
力は土星の柵までいくと、力尽きるのです。
逆にこの柵がなければ太陽の力をどのような
方向に向けていいのかわからないのです。”
“出典:「決定版サビアン占星術」松村潔著
gakken刊”
現在は上の著書の改訂版として「愛蔵版
サビアン占星術」と名前が変わっています。
後半の、逆に~の部分は、松村氏が土星を
ネガティブなものとしてだけ捉えておら
れるのではないため、土星のエネルギーが
必要というような説明になっていますが、
あんみんは、土星をそのままネガティブな
イメージとして捉えているので、前半の
土星が檻という説明の方だけをいただき
たいと思います。
このように六角形が示す物質的エネルギー
をネガティブエネルギーとして捉えるなら
ば、セクスタイルはそのままネガティブな
エネルギーとして捉えるのが妥当という
ことになります。ただし、それは一つの
60度のポイントとしてみるのではなく、
最初の図の左側の六芒星のように、下向き
の三角形全てが、関わるエネルギーとして
みなければならないということです。
もちろんトラインの方も、上向きの三角形
全てが関わるエネルギーとしてみるという
ことなのです。
ここは実例をあげて説明させていただいた
方がいいですね。
これは双子座14度からみて、120度の
トラインの関係にあるシンボル同士の
三角形が橙色で、60度のセクスタイルの
関係にあるシンボルと、さらにその二つと
120度をなしている180度のシンボル
を合わせた三角形を紫色で表現しています。
これまでの説明でこの二色の三角形は、
対称または逆向きのエネルギーということ
でした。つまり橙色がトラインの三角形、
紫色がセクスタイルの三角形というわけ
です。
まず橙色の3つのシンボルは、我々人類の
潜在意識を示していて、その能力である
テレパシーと、その領域を示すトンネル
そして正午の昼寝は顕在意識を閉じる
ことによって、潜在意識の領域に入る
ことを示しています。どれにしても、生命
のある状態での潜在意識のことを意味
しています。
対して紫色の3つのはシンボルは、
どれも現在の生命ではないものの暗示
となっています。
表現の機会を待つ魂の状態とは、まだ
生命に宿っていない状態ということを
示し、ピラミッドとスフィンクスは太古
に生きた人々のメッセージで、これも
すでに生命を終えている存在という
ことです。また男と女のそばの蛇は、
まさに聖書のイヴをそそのかす蛇の
暗示なので、現在の人類の世の中になる
前の状態を象徴しています。
(つまり現在の人類の生命ではないと
いう意味です)
このように三角形同士に共通するエネ
ルギーが対称、または逆向きになるの
が、トラインとセクスタイルのもたらす
エネルギーというわけです。
このトラインとセクスタイルの三角形の
エネルギーの特徴をあらわすのに好例
なものは、「神秘のサビアンアスペクト」
でもとりあげていこうと思ってますの
でお楽しみに(^_^)