物質という認識もプログラム     意識による現実の投影


私がこういう神秘や真理に対する
記事を書いていると、読者の方々から
とても貴重なヒントや質問を受ける事が
よくあります。私はみなさんとともに
真理探究の成果を共有して、またさらに
その理解を深めていきたいと思って
いますので、このようなみなさんからの
ヒントや疑問、質問そして、またその時
のやりとりなどを大切にしていきたいと
思っています。

これはブログを始めた当初から、特に
神秘メッセージの記事を読み続けて
いただいている謙信さんの質問から
書かせていただいた記事です。
最近の私たちに書き込まれたプログラム
の書き換えにも通じる事なので、とても
興味深いものです。

以下が元記事です。

愛読者になっていただいてる謙信さん
からの質問で、今回の記事を思いついた
わけですが、質問を引用させていただ
きますね。

「例えば真空であるバットで殴られた
我々が怪我をするのはどういう理屈
でしょうか?
我々が幽体だとすり抜けて怪我も
しないと思うのですが。」

これに対する私の答えが以下です。

「それは、我々が五感をもとにした経験を
する現実を、潜在意識の中の無意識の
レベルで投影しているからです。
もちろんそれは、DNAに刷り込まれた
プログラムでの意識なので、我々は
その現実を簡単に変える事はできません。」

このDNAに刷り込まれたという部分なの
ですが、我々は生命プログラムを受け
取った肉体に宿った魂なので、その生命
プログラムに従った現実を、無意識の
うちに投影するように生体的になっている
わけです。

これは、生命プログラムを刷り込んでいる
、別の次元の存在がいるからなのですが、
その事については、真理について類を
みないほどのレベルでの優れた洞察力と
感性から導かれた結論を著書で表明して
おられるディヴィッド・アイク氏
(以下アイク氏)が詳しく説明してます
ので、またのちの記事で詳しくご紹介
していこうと思っています。

またこの別の次元の知的存在、または
知的生命体による、DNAに書き込まれた
生命プログラムというコンセプトは、
もちろんアイク氏だけのものではありま
せん。この事についてもまた別の記事で
書かせていただきます。

とにかく月などのエネルギーの影響により
DNAには生命プログラムが書き込まれ
ます。
しかし、それは、これまで説明してきた
通り、書き換え可能なものでもあります。
ただし、ベースとなるプログラムは、
なかなか容易には、変えられません。
それほど我々の生命体のDNAに書き
込まれたベースは、強力なのです。
ですが、食べなければ生命を維持できない
というような比較的簡単な部類のプログラム
は、用意に断食の習慣などで変えられます。
私自身が、それを実践してますから。
生老病死などもそのプログラムの一貫
ですが、これも意識により書き換えが
可能なものなのです。
気が若い人は、体もそれに反応して
若さを保ちますが、老いたと感じたり
そのように人に話したりする人は、
「急速に衰える」という事も明らかに
なっています。
このように意識一つで、老いるという
プログラムも変更可能だし、また
それを促進してしまう事も可能なのです。
もちろん四百歳以上も生きたという記録も
中国には、残されていますので、
プログラムを大幅に変える事もできる
という事です。
この事についてはまた別の記事で書かせて
いただきます。
さてとにかく、我々は生命にあらかじめ
書き込まれたプログラムを無意識のうちに
投影しているので、生老病死や食べなければ
生命を維持できないような現実を投影して
いるのですが、我々はこのように意識に
よって現実を投影して経験しているという
事なのです。もちろんあまりにも強固に
投影された物質の現実は、それこそ
意識を潜在意識のレベルで変えるのは
かなり大変ですが可能です。

つまり意識を効果的な形で、変えてやれば、
経験する現実も変えられるという事ですね。

そこで冒頭の質問に戻らせていただきますが、
バットで殴られた我々が怪我をするのは、
何故かという疑問は、通常の感覚では
もっともです。
これまで説明してきたように宇宙は真空で、
物質というものが、五感の投影する幻影
だということで、実際にはホログラムの世界
だという事ですが、ではなぜ我々はホロ
グラムの現実を真空状態として認識できず
物質だとしか感じられないのでしょうか?
実は我々の経験するホログラムは我々の
知る抵抗のないような投影物と違って、
我々の五感全てと連動しますので視覚と
連動して触覚つまり皮膚感覚まで働きます
ので、どうしても物質としての作用を受けて
しまうのです。それは我々が「自分自身の
DNAレベルでプログラムされた通りの
物質的感覚を、五感を通じて自分自身で
投影しているから」なのです。
これが無意識による現実の投影です。
ですが、意識の変更によりそのプログラムを
変えてやると、物体が肉体に与える影響
まで、なくしてしまう事が可能だという事
なのです。

そこでそれにうってつけの実例が
ありますので、ホログラムの現実を専門家
以上に深く理解しておられる、マイケル・
タルボット氏の著書から引用させてい
ただきます。
(事実彼の著書を多くの物理学者が参考に
しているくらいですから、肩書きでその
人の語っている事の優劣が決まるわけでは
ないという事の好例です)

“一九七〇年代、オランダ生まれの著作家、
講演者であるジャック・シュワルツは、
体内の生物学的プロセスをコントロール
できる力を披露し、アメリカ中の研究機関
の人間を仰天させた。
メニンガー財団やカリフォルニア大学の
ラングリー・ポーター神経精神医学研究所
、その他の機関で行われた調査で、
シュワルツは船の帆を縫うのに使う十五
センチはあるような針を腕に貫通させたが、
苦痛に顔をゆがめもしなければ、出血も
なく、ベータ波(苦痛を感じている時に
ふつう生じる脳波)さえ出ていなかった
ことが、医師たちの度肝を抜いたのである。
針を抜いても出血せず、穴は完璧に塞がれて
しまった。それだけでなく、シュワルツは
脳波のリズムを自由に変えられたし、火の
ついたタバコを皮膚に押しつけても火傷
せず、赤熱した石炭を手で運ぶことまで
やってのけたのであった。
彼の話では、こういった能力は、ナチスの
殺人収容所に入れられ、ひどい暴力を受けて
いたとき、その苦痛に耐え忍んでいくために
身につけたものだという。
シュワルツは、誰もがこういった意志の力
で身体をコントロールする能力を学び、
自分の健康に責任を持つことができると
考えている。
 おもしろいことに一九四七年にもまた
別のオランダ人が同様の能力を披露して
いる。この男の名前はミリン・ダーヨと
いい、チューリッヒにあるコルソ劇場で
行われたパフォーマンスには、観客が茫然
となった。誰にもはっきりと見える
ところで、ダーヨは助手にフェンシング用
の剣で自分の体のあちこちを刺し貫かせ、
明らかに内臓を貫通しているにも
かかわらず、何の傷も苦痛も見せなかった
のである。
シュワルツと同様、剣を抜いたときにも出血
はなく、わずかに残った赤い線が、剣が
入っていった場所を示しているだけで
あった。
 ダーヨのパフォーマンスは観衆にあまりの
ショックを与えたため、ついにある日、観客
のひとりが心臓発作を起こし、彼は公衆の
面前でのパフォーマンスを法律で禁じられて
しまった。
しかし、スイスの医師ハンス・ナイジェリ=
オスヨルドがダーヨの能力のことを聞きつけ
詳しい科学的調査に身を委ねる気がないか
打診してきた。
ダーヨは承諾し、一九四七年五月三十一日、
チューリッヒ州立病院に赴いた。
ナイジェリ=オスヨルド医師に加えて、
外科部長のウェルナー・ブルンネル博士、
他にも多数の医師、学生、ジャーナリスト
が同席する場で、ダーヨは胸を出し、
気を集中させると、そこに集まった全員が
見守る目の前で、助手に剣で体を貫通させ
たのである。
 いつものように血は一滴たりとも落ちず
、ダーヨは完璧に平静をたもったまま
だった。だが微笑んでいたのは彼だけで、
残りの観衆は石と化し、身じろぎすら
しなかった。どう考えようとも、ダーヨの
臓器がひどく損傷を受けたことは間違い
ないはずであり、彼が普通の健康な状態で
いるように見えるのは医師たちにとっては
とても受けいれられないことだった。
信じがたい気持ちで一杯になりながら、
医師たちはダーヨにレントゲン撮影を
してもいいかたずねた。彼は承諾し、特に
無理をしている様子もなく後について階段
を上がると、腹部に剣を刺したままの
状態でレントゲン撮影室に向かった。
レントゲン写真の結果は疑うべくもない
ものであった。
ダーヨは本当に突き刺されていたのだ。剣
を貫通させてから優に二〇分は経過した頃、
ようやく剣は抜き取られ、そこには二箇所
のうっすらとした傷跡が残っているだけ
だった。
その後、ダーヨはバーゼルでも調査され、
そこでは医師たち自身に彼の身体を剣で
突き刺すこともさせたのだった。”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

まだこのとんでもない身体の奇跡に
ついては、まだ延々と実例がこの本には
書かれています。
ただ意識が投影する事で現実が反映された
生命プログラムを、意識を変更することに
よって書き換える事ができるという事が
理解できていれば、奇跡は奇跡ではなく
理解可能な事となるわけです。
この実例が意識によって、身体の通常の
反応とは、全く別次元の経験という現実
を創出したという事が明らかなので、
今回の謙信さんへの答えになったという事
ですよね。
つまり我々のいる現実が真空であり、我々は
生命プログラムに書き込まれた通りに
潜在意識の中の無意識に従って投影した
五感による肉体的な現実を経験しているだけだ
という事と、その五感の解読パターンを意識
的に変えることができれば、また全く別の
現実を経験できるという事なのです。

余談ですが、実例でダーヨが自分に大きな
剣が刺さったまま、レントゲン室にいく様子
はビジュアル的に笑えますよね(^_^)

またここでいう五感の解読パターンという
のは、ほぼ左脳に相当する領域が担当して
いる事になります。蚊に刺されてかゆくて
しょうがない時でも、怪我をして痛いような
感覚も眠れば、一旦その感覚を感じません。
それは、睡眠中は左脳の働きでほぼ休止して
そのかゆみや痛みなどの、感覚を解読
するプログラムもまた停止しているから
なのです。
ちなみに夢を見るための右脳は、睡眠中は
活発に働いています。

上のダーヨほどでなくても、日常左脳に
言葉で暗示をかけたりして、プログラムを
変えていく事は、引き寄せの仕組みなどで
常にいわれ続けていて、当然正しい事
ですが、私たちの身体の感覚や物質が
実体であるという認識などのプログラムに
関しても書き換えが可能だという事です。

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神秘のサビアンクインタイル         神秘的なゲートでつながるシンボル



今回はひさしぶりに、サビアンシンボルの
クインタイルのアスペクトを形成する
サビアンシンボルの紹介です。
またバイクインタイルのアスペクトまで
含まれているという、とても神秘的な
つながりになっています。

ご紹介するのは次の3つのサビアンシンボル

蠍座15度
「五つの砂山のまわりで遊ぶ子供たち」

山羊座27度
「山の巡礼」

乙女座3度
「保護をもたらす二人の天使」

これら三つのシンボルは、画像のように
クインタイルまたはバイクインタイルで
つながっています。

つまり神秘的なつながりを持つもの
どうしだという事ですが、確かに
それぞれ関係のある意味を持つもの
どうしになっています。

まず蠍座15度からです。
この五つの砂山というのは、つまり
異次元のゲートを象徴している事に
なります。
そしてそのまわりで遊ぶ子供たちは、
自由に今の世界と、異次元の世界を
行き来している様子だという事なの
です。

またサビアンシンボルの15度の
あたりは、対称のサインの影響が侵入
してきますので、牡牛座の支配星の
金星の、異次元へのゲートという性質
を受け取った形になっています。

金星がなぜ異次元のゲートという意味
になるのかというと、地球と金星の
運行は、五芒星を描くようになって
いるからなのです。

このように蠍座15度は、五芒星に
関係のあるという事を二つの点から
示しているという事になります。

そしてその蠍座から見てクインタイル
の関係にあるのが、山羊座27度の
「山の巡礼」という事ですが、

山の巡礼は、天界とのつながりを
持つための信仰を示していて、
蠍座15度の異次元へのゲートを
この場合、天界へのゲートとして
表現しています。
また蠍座のシンボルの砂山と、山羊座
27度の山は、同じ山というキーワード
でもつながっています。

また蠍座15度から見て、もう一方の
クインタイルにあたるのが、
乙女座3度の
「保護をもたらす二人の天使」
ですが、やはり霊界または天界からの
保護という事で、異次元のゲートが
開かれて、意識が守られている様子を
あらわしています。
そのゲートは、蠍座15度で開かれた
ゲートと同じという事になります。

また乙女座3度と山羊座27度は、
バイクインタイルの関係にあって、
天界への信仰と天界からの保護という
意味で、また見事につながっている
のがわかります。

このようにクインタイルやバイクインタイル
の神秘的なつながりを、サビアンシンボルが
とてもよく表現している事を、また一つ紹介
させていただきました。

ではまた(^o^)

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