死んだら天国へ行くは真実だった!? 臨死体験者の言葉その10


今回で臨死共有体験の共通要素については
最後となりますが、これで7つ目という
ことになります。
最後にご紹介するのは、臨終のそばにいる
人がしばしば、天界のような領域に入る
ということです。
よく我々が死んだら天国にいくんだよと
小さい頃に聞いたりする事もありますが、
大きくなるにつれて、それはおとぎ話の
ようなものだと思うようになります。
事実日本人の多くの人も死んだら、
おしまい、自分という存在は跡形もなく
消えてしまうと思っているのではない
でしょうか?
これまで私が神秘メッセージで明らかに
してきたように、それは全くの間違いで、
みなさんの思っている現実とはあらゆる
面で真逆が真実だったのです。
死についても同じことで、我々は死ん
でも消えてなくなったりはしません。
それまで使ってきた自分のこの世での
乗り物である肉体を乗り捨てるだけの
事だったのです。でも生きている間は
あたかも自分が肉体そのものであるか
のように錯覚しているだけだったと
いうわけですね。
前回の体外離脱体験についての記事は、
その事を具体的にイメージしやすい
内容になっています。
しかもみなさんは、死ぬ事をとても
恐れていますが、死後の自分のいく領域
がそれまでおとぎ話のように思っていた
天国のような場所だとわかっていたら
どうです?それが現実の事だと知って
いたらという事です。
もう恐れることはありませんよね?
臨死共有体験者が、それまでの臨死
体験者達の証言通り、その天国を経験
したのだから、これはその事が事実を
裏づける確かな証拠の一つの要素だ
といえますよね。
では、その臨死共有体験の天界を経験する
事について詳しく書いておられる
レイモンド・ムーディ氏の著書から
いつものように引用させていただきます。

“通常の臨死体験においても、天的な領域に
入ったということが、よく証言の中で聞か
れる。
近年の研究によれば、臨死体験者のうち約
50%の人々は、天的な世界に入った、
あるいは地上界とは異なる領域に入ったと
証言している。彼らが見たその世界を、
言葉で証言してくださいと頼むと、彼らの
答えは驚くほど似通っている。その
幾つかをここに紹介するが、それらは
臨死体験中に見えた世界と、臨死共有体験
中に見えた世界を比較する上で、役に立つ
と思う。

「私は、非常に明るいトンネルの中を
歩いていました。光しか見えません
でしたし、足がどこに着地しているの
かもわかりませんでしたが、確かな
足どりで歩いていました。
やがて光のトンネルを抜けて見えた世界は、
この上なく美しい丘のような場所でした。
 やわらかに波打つ山々も見えました。
空は透き通るように青く、緑の丘と、遠く
の大きな木々も見えました。そのような
世界を見るのは全く初めてでした。」
(ニューヨーク市を歩行中に心臓発作を
起こして倒れた男性)

「完璧なまでの草花と色彩がありました。
それをこの世の言葉で表現するのは困難
です。それは、私たちがこの世界で見て
きたすべての色-緑、赤、青、その他が
みな色あせて見えるほど、完璧なもの
でした。
景色の背後から音楽が聞こえました。
今まで聞いたことのないような音楽です。
それは澄んでいて、深く、私の耳からと
いうよりは、別の仕方で私の内に入って
来ました。」
(交通事故で死にかけた女性)
    (中略)
 臨死体験者たちがこうした天的領域に
ついて話すとき、彼らはよく「パラダイス」
「清い」「澄み渡った」「天国の」
といった表現を用いる。実は臨死体験を周囲
で共にした臨死共有体験者らも同様なので
ある。
その一例として、メイン州のある医師が
語ってくれたものをご紹介しよう。
医師は、二人の友人マーサとキャサリンに
起こった出来事を、私に語ってくれた。
マーサは、心不全のために入院していて、
その心臓は肥大化し、死の危険の中に
あった。
   (中略)
マーサの友人キャサリンは、病院に来て
マーサの病室で付き添った。マーサの臨終
の時が近くなるとき、キャサリンはマーサ
のベッドに入り込み、マーサを抱きながら
添い寝した。ほどなくして、マーサの心臓
は止まった。
キャサリンはマーサの死の瞬間に、大きな
エネルギーの動きを感じたという。
キャサリンは反射的に、マーサの胸を
抱きしめた。すると心臓が再び動き出した
のだ。キャサリンの努力が実り、マーサは
生き返ったが、そのときマーサはキャサリン
に対して怒った。
「行くつもりだったのに!あなたはベッド
から出て、私をそのままにして!」
 キャサリンはベッドから出て、ベッド
わきの椅子に腰かけた。彼女は、つぎに
マーサの心臓が止まったときには、もう
そのままにすると約束した。
1時間も経たないうちに、マーサの息が
不安定になった。注意深く息を聞いて
いると、マーサの呼吸はほとんど止まった
ようだった。キャサリンはさらに近づいて、
聞き耳を立てた。
 すると自分の耳の中で、何かのざわめき
が聞こえ始めた。それは次第に大きく
なっていき、気がついたときには、
キャサリンは体外離脱していた。

「私は突然、マーサとともに、丘の上を
歩いていました。私たちの周囲は光に
包まれていました。普通の光ではありま
せん。周囲の草花、大地、空など、すべて
のものがその光で輝いていました。信じら
れないほど美しい光景でした。
 これは天国、またはそれに近い所だと確信
しました。あまりにすばらしいところだった
からです。
私は自分が50歳くらい若返ったのかと思い
ました。
 私はそこで、マーサの亡き夫や、すでに
亡くなった他の親戚らも見ました。みなが
丘を下って、マーサに会いに来ました。
丘の地形も草花もすばらしかったです。
緑も衝撃的なほど輝いていて、目を奪い
ました。
 マーサは生き生きと丘の上を動き
まわっていましたが、やがて私の腕を
押して、『これ以上は来ないでね』という
仕草をしました。
 いつもマーサのいうことは、その通りに
してきた私は、言われる通りにしました。
すると私は、自分の肉体に引き戻されて
いました。耳の中のざわめきも聞こえなく
なり、私は病室にいたのです。」”
“出典:「臨死共有体験」
レイモンド・ムーディー/ポール・ペリー著
 ヒカルランド刊”
ムーディー氏は、これに続けて、この天的な
領域は、生きている人と死に行く人を分ける
境界のように説明しておられますが、すでに
なくなったマーサの夫や他の親戚の人たちも
そこにいたという事は、境界でもあり死んだ
後にいきつく先であることも示している
のです。
つまり、我々は死んだら天国にいくという
のは、おとぎ話ではなく現実の事だったと
いうわけです。
証言にあるように絵に書いたように美しい
風景の中に我々はいけるという事ですね。
もう死を恐れる必要はありませんが、臨死
体験者たちが口を揃えていうように、
だからこそ生きている間を恐れずに貴重な
体験として大切に生きていこうと気持ちが
沸き起こるものなのです。
今回これで臨死共有体験の共通要素を
すべて取り上げましたので、このシリーズは
これまでですが、臨死体験者の言葉は、まだ
まだ続きますのでお楽しみに(^_^)

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人類史上初めて音階を発見した偉人      ギリシャの大哲学者ピタゴラス


みなさんギリシャ時代は太古の時代
だから、科学や哲学が発展した時代と
いっても、現代の科学よりもレベルが
低いなどと思われている方がほとんど
でしょうが、実はとてもレベルが高い
のです。むしろ現代の科学よりも、
見方によってはレベルが高いとさえ
いえるものであったのです。
なんせ西洋では、キリストの紀元に
あわせた西暦が始まってから1000
年以上も自然科学が全く発展しなかった
のです。真実を知ろうとすることは、
キリスト教の神のみ真実を知るという
思想に合わないので、科学は排他的に
扱われてきたのです。
ところがルネッサンス以降、意識改革が
進み、なんとギリシャに帰れを、合い言葉
にまた自然科学が研究されることになった
のです。
つまり現代の自然科学の生みの親は、
ギリシャといっても過言ではないのです。
ギリシャ時代に重要視されていた、黄金比
は、宇宙を知る鍵であるとギリシャの
大哲学者プラトンの言葉にありましたが、
実際我々の自然界のあらゆるところに
黄金比と関わる比率があらわれています。
またギリシャ時代にあった有名なプラトン
立体は、現代になってから、全ての元素の
組成モデルの原型になっていることも
明らかになりました。
(現在では、この説に疑問があるとして、
公式見解としては、認められていない
という事のようですが、むしろ公式の
見解が遠ざけているものであれば、真実
に近いと思われます)
とんでもなく高いレベルだったのが、
これだけでもよくわかりますよね。
またプラトンよりも先輩にあたるピタゴラス
は、偉大な数学者で、神聖幾何学の父とも
いわれていますが、なんと
ドレミファソラシドの音階を発見した人物
なのです。
また彼は天球の音楽を聴いた初めての人物
だとされています。
この天球の音楽については、また別記事で
書かせていただきます。
まさに現代の音楽があるのも彼のおかげと
いうことになります。
そもそもプラトンやピタゴラスなどの呼称の
哲学者という言い方が、まず誤解を生んで
ます。

哲学のフィロソフィーの原語であるフィロス
という言葉は、ギリシャ語で、真実という意味
なので、哲学者を直訳すると「真理探究者」
ということになります。
ん?ではあんみんも哲学者か?
「おめぇーは確実に入ってねー」
という声が聞こえてきましたね💦

そんなピタゴラスのエピソードを一つ紹介
します。

研究熱心だった彼は、当時最も高い文明国
であったエジプトの秘教の科学を学びに
留学しようとしました。
彼は、ポリクラテスの紹介書を携えて、
エジプト人の船でエジプトに渡った 。
かの国につくと彼は秘教的科学の学校に
入ろうとした。ところが、学校の権威者
から、「学校に入るためには、特別な
呼吸と断食の訓練をしなければならない」
といわれたのです。
かれは「私は、知識を得るためにここに
来たのであって、修行をしにきたのでは
ありません、どうか入学を許してくださ
い。」と言いました。
ところが権威者は「我々はあなたが別の
人にならなければ、あなたに知識を教える
つもりはない。
それに実際我々は知識などというものには
全く興味がないのだ。我々の興味があるの
は、真実の存在になることである。
本当に生きて経験する存在でなければ、知識
がないことが知識ということになる。
だからあなたは、特別な場所で特別な意識で
40日間の断食をして、常に正しい方法で
呼吸をしなければならない。」と言いま
した。

彼は実際その修行、つまり40日間の断食と
呼吸と境地の実践を達成し、ディオポリス
にある学校に入ることをゆるされたのです。

彼はその後こういったといいます。
「あなたは、ピタゴラスに入学をお許しに
なったのではない。今私は別の人になった。
私は生まれ変わった。あなたは正しく、
私が間違っていた。なぜなら以前の私は
「知性」で全てを理解しようとしていた。
この一連の修行で、純粋な人として浄化
した私は、自分の中心が完全に変わった
ことを実感している。
この修行以前の私は頭を通じての知性で
世の中を理解しているに過ぎなかったが、
今私は感じることができる。
今真理は私の概念ではなく、生命その
ものになった。」と。

これはとても興味深いエピソードです
よね。
我々が頭で考えると必ず、これまでの
知識と関連させたり、固定観念に
しばられたり、これまでしみついた
考え方のクセのまま考えたり、とに
かく、新しい真実が入り込みにくい
状態になっています。
彼は、断食や呼吸方法で、宇宙自身
から直接真理の波動を読み取れるように
なったということなのだと思います。
我々に必要なのもこれです。
あんみんの書くような記事は常識とは
逆であることが多いのですが、あなた
自身の内なる声と照らし合わせてどちら
が真実を語っているか感じ取って欲しい
のです。
さてピタゴラスの恩恵である調和の
ある音楽としてまたバロックを紹介
していきますのでよろしくお願い
します。
またピタゴラスやプラトンなど
ギリシャについては、別の記事
で書いていきます。

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