運勢の大まかな把握10天体の影響

未来予知や運勢見方について、前回
プログレス法をご紹介しましたが、
運勢をもっと大きな流れでつかむ
時に有効なのが10天体の影響です。
上のリンクから太陽系10天体の
一覧へジャンプすることができま
すが、それぞれの天体をクリックして
見ていただくと、それぞれ影響を受ける
年齢域というものが書かれていると
思います。
そこでホロスコープ上にある、生まれた
時の10天体の配置から、それぞれの
天体が影響する年齢域での運勢を読み取
れるという事なのです。
つまり読み取りたい年齢域の天体が、
ホロスコープ(出生図)上で、どのサインに
あるか、またどのサビアンシンボルなのか
などで、その年齢域での運勢が読み取れる
ということです。

たとえば8/31のお昼に生まれた日の
ホロスコープを例にとりますと、
太陽☉が、乙女座の8度に配置されて
ありますよね。
そうすると太陽の影響を受ける年齢域
は、26歳から35歳くらいなので、
その年齢域での運勢が、その位置で
読み取れるのです。
まず乙女座は、個人の完成で、客観的
な意識の獲得のサインなので、この
年齢域は、自分という個性が確立して、
まわりの環境や社会と自分との関わり
を客観的に見れるようになる時期だと
いうことですね。ちょうど社会に出て
間もなく自分が確立するのたがら、
とても心強い暗示ですね。また太陽
自体が人生での中心意識にあたるので、
人生で、自分を冷静に見つめられて、
社会的な自分を確立させていくことが
できるということです。
そして太陽のサビアンシンボルが、
乙女座8度「最初のダンスの練習」
です。
この26歳から35歳のうちに、新たな
習い事を始めたり、何か新しい事を
始めるという暗示ですね。
これをサインと組み合わせて考えると、
この時期に始めたことが、実を結んだり、
また人生の目標として加わったりする
ということです。
この太陽だけ見ても、この人がとても
冷静な人で、社会の中での自分を
客観的にみながら人生を歩いて
いくというのがわかります。
そして26歳から35歳くらいに、始めた
新しい事が、それから以後の人生の目標
や生きがいになったりするという事です。

またもう一つ例として月を取り上げて
みましょう。
月は生まれてから7歳くらいまでの
年齢域の影響をあらわしています。
上の図の出生図を持つ人は、月が
牡牛座2度にあります。
牡牛座は、物質や所有を意味するサインで、
また芸術的感覚も豊かであることから、
生まれつき豊かな家庭に育ち、絵や音楽
などに興味がいくような暗示です。
また牡牛座2度のサビアンシンボルが
「電気的な嵐」ということなので、幼少の
時期に、天啓のようなひらめきがあったり、
突然芸術的な才能が開花するかも知れま
せん。月の影響は幼少時のものですが、
その時期に受けた影響は一生続きます
ので、生涯を通じて、芸術的感覚に
優れたり、ひらめきなどの直感に
恵まれた人になるでしょう。
また突然のアクシデントに出会うと
いう場合もありますので、そこは
気をつけなければなりませんが。

このようにそれぞれの天体が影響する
年齢域の運勢を読み取ることができる
ということです。

未来予知・運勢一覧

あんみんの西洋占星術

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超常能力 未来予知についてその1 


これまで、過去に過ぎ去ったと思っていた
現実は、ホログラム的現実として消えずに
残っていて、それが人生回顧での映像や、
サイコメトリーでの、物体から読み取れる
映像として証明できたわけですが、今度は
未来においても、そのホログラムは存在
していて、超常能力者や、通常の人の潜在
意識での体験で、それを読み取れるという
実例がまた数え切れないほどあります。
この前超感覚的知覚アイリーン・
ギャレットその1
で紹介させていただいた
ギャレット女史の言葉を引用しますと

“ギャレットは、透視能力をこう説明して
いる。
「実際に展開されている人生のいくつかの
場面をとても鋭く感じる。透視中の意識
レベルでは、時間は不可分な全体として
存在するので、ある物体や出来事は、その
過去、現在、未来の状態が連続してすばやく
知覚される場合が多い」”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

前回驚くべきエピソードを取り上げさせて
いただいて、それのみならず、数え切れ
ないほどの超常能力を発揮してきた
ギャレット女史の言葉だけに、とても真実
味を帯びているように感じられます。
彼女はさらりといってのけますが、通常の
感覚では、過去、現在、未来が一体のもの
として、そして連続してすばやく知覚され
るという事が、簡単には受けられないで
しょう。
ですが、未来はすでに存在していて、それ
を読み取れるという実例は、また数え切れ
ないほどあるのです。
その実例の一つを、またマイケル・
タルボット氏の著書から引用させていただ
きます。

“これよりもさらに劇的な結果を出して
いるのが、「椅子テスト」と呼ばれる
もので、クロワゼ(引用注:オランダ人の
超能力者)によって行われたよく知られて
いる一連の実験である。
まず、実験の担当者が近くイベントが開催
される予定になっているどこかの大きな
劇場やホールの座席配置図から。無作為に
一つの座席を選び出す。
ホールは世界中のどのホールにあるもの
でもかまわなかったが、座席が指定され
ないイベントであることだけが条件だった。
そして、そのホールの場所、名前、
あるいはイベントの内容も一切告げずに、
このオランダ人の超能力者に対し、この
イベントが開かれる夕べ(引用注:ここでは
夕方の意味)に、その座席にどんな人が座る
のかを描写するように頼んだのである。
欧米の数多くの研究者たちは、二五年間に
わたって、クロワゼに厳正な椅子テストを
行ってきたが、その特定の座席についての
彼の描写は、ほとんどいつも正確で詳細な
ものだった。その人物の性別、顔の特徴、
服装、職業、さらには過去の事件まで彼は
いい当てることができたのである。
たとえば、一九六九年一月六日、コロラド
大学医学部の精神医学臨床教授である
ジュール・アイゼン・バッド博士によって
行われた研究では、一九六九年一月二三日に
開かれる予定のイベントでのある座席が
選ばれたとクロワゼに伝えられた。
そのときオランダのユトレヒトにいた
クロワゼは、アイゼン・バッドに対し、
その席に座る人は男性で、背は一七五センチ
、黒い髪をオールバックにしていて、下の
歯に金歯があり、足の親指に傷があって、
科学界と産業界の両方に関わる仕事をして
おり、実験用の白衣に時折り緑色の薬品で
しみをつけてしまうことがある、と伝えた。
一九六九年一月二三日、その席、つまり
コロラド州デンバーにある講堂のその座席
に座った人は、ひとつの点を除いてクロ
ワゼの描写とぴったり一致していた。その
男性の身長は175センチではなく、
177センチだったのである。
こういう例は、それこそ枚挙にいとま
がない。”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

これも、一瞬目を疑うような超常能力です
ね。このクロワゼという超能力者に与えら
れる情報は、実験の担当者が選んだという
事実だけです。そのホールの名前もイベント
の内容も教えられず、その座席に未来に
どんな人物が座るのか、例にあげたような
詳細さで言い当てることができたのです。
選ばれたという事実だけを頼りに、そこ
までの予知が働くというのは、とても
信じがたいのですが、25年間もの間、
研究者たちの実験で、その能力を証明
してきたのだから、もはや疑いようがない
というわけです。彼に与えられるのは、
日付と選ばれたという事実だけで、その
未来に座る人物の描写を驚くべき正確さ
で読み取れる彼の能力は、傑出していま
すが、同時に未来はすでに決まっていて、
しかもクロワゼの読み取れる領域に
存在している事もわかったのです。
しかも彼の描写から、詳細なホログラム
映像を読み取ったという事だと思われ
ます。
私は、無数のパラレルワールドの
未来も存在していると理解していますが、
我々の通常の意識状態で経験するタイム
ラインでは、ある程度未来は決まって
いるという意味だと思います。
それにしても未来もすでに存在している
という事が、通常の感覚ではなかなか
理解できませんが、このように圧倒的な
証拠を25年間という長きにわたって、
証明するような超能力者の実例を見せら
れると現実のものとして受け入れざるを
得ませんよね。
予知能力についても、またシリーズで
記事を書いていきますので、よろしく
お願いします。(^^)/

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サビアンシンボル徹底比較    その5

今回比較研究するサビアンシンボルは
牡牛座22度
「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」です。
あんみんはすでに、これを毎日の牡牛座の
記事で、解釈を紹介しています。
このシンボルは、対称の180度、逆向き
のエネルギーの90度でのシンボルが、
見事に角度の意味通りでつながって
いますので、その4つのシンボルの
解釈と合わせてご覧ください。
()内は今回新たにつけた注釈です。
ではあんみんの牡牛座22度の
「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」の解釈
です。
「これはまさにとても危険な状態です。
そして困難な状況でもそれを克服できる
という意味です。白い鳩は平和の象徴
なので、やはりそれに対する警告とも
とれて、できるだけおだやかに、
あたたかい心で人に接する方がいい日
でしょう。(白い鳩がなぜ警告の
意味なのか。???ですよね?これは
内面の潜在意識が運を呼び込むという
占星術の普遍的な思想から来るもので
荒れた水という困難は、内面の不安定
さや荒れた感情から来るという意味が
背景にあるため、白い鳩が、平和で
おだやかな内面の象徴としてあらわれ
ているということです。)
対称的な180度のシンボルが
蠍座22度で
「鴨にむかって進み出るハンター」で、
今度は無意識のうちに忍び寄る危険を示す
もので、今度はそれと気づかないことが
多い危険に対しては、あらかじめ困難な
状況を避けておいた方がいい状況だという
ことです。(この鴨に忍び寄る危険に
という状況に対して牡牛座の鳩の方は
対称的に危険に立ち向かっています。)
確かに意味は対称的ですが、どちらも危険
には違いないので、あまり冒険はしない
方がいいかもしれませんね。
ついでに、障害または反対の意味の90度は
獅子座22度
「伝書鳩」
水瓶座22度
「子供たちが遊ぶために床に敷かれた布」
です。
伝書鳩は必ず帰ってくることが前提になって
るので、とても安全なイメージがあるし、
これこそ平和な白い鳩にぴったりの
「お仕事」ですよね。
荒れた水の上を飛ぶのとは反対の
エネルギーであることがよくわかります。
(またこの伝書鳩は、安全に帰ってくるので
ハンターのような危険にも会わないという意味
でも逆のエネルギーです)

また子供たちが遊ぶために床に敷かれた布は、
荒れた水(嵐で波の高い海のことでしょう)
とは全く反対ですよね。
(もちろん安全な環境にいる子供たちに
危険なハンターは逆向きのエネルギーです)」

獅子座22度の解釈でもこのシンボルの対比
関係を解釈しています。よければそちらも
どうぞ。
要するにこの牡牛座22度は、危険や困難に
立ち向かっていっているという解釈ですね。
それが対称の180度の蠍座22度では、
荒れた水(おそらく海だと思います)が、
ハンターに変わって忍び寄る危険という
暗示になっています。
逆向きの90度は、獅子座22度や
水瓶座22度のように、逆に安全な
イメージになっているという事です。
さてこの解釈に対してまず、松村潔氏の
牡牛座22度の解釈をご紹介します。

「(前略)
伝統に帰依すれば、危機がやってきた
時に、その伝統に備わる精神としての
守護者がやってきます。
「荒れた水」はザワザワとする内面や
集団心理を物語り、その中で必要に迫ら
れて「白い鳩」がやってきます。
この「鳩」は危機にしか訪れないので、
安定している時には、リアルな働きには
なりにくいでしょう。
必然的にこの度数を持つ人は、不安定な
状況に苦しめられる体験をすることが
多いのですが、この時に始めは予感で
しかなかったものが確信に変わるような
体験をする事が多くなります。
また自分が鳩の役割を担うこともあり、
人助けする働きをすることも多くなる
でしょう」
“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”

つまり、松村氏は、この鳩を宗教的な
保護者と見立てて、困難を突破する
助けになると解釈しておられるよう
ですね。
鳩自体を自分自身の投影としている、
あんみんの解釈とはまた違います。
またアスペクトの意味の取り方は、私
あんみんのアスペクトの解釈と違い
ますが、もともとあんみんが毎日の
サビアン解釈で使わせていただいて
いる、180度と90度の対比での
解釈の手法は、松村氏の著書から
学んだものです。それをあんみん
独自のアスペクトの解釈の方法を
用いて、オリジナルな解釈を、
ご紹介していっているという事です。
では松村氏のアスペクトでの
解釈もさきほどの著書から要約しま
すと、180度の蠍座22度の
ハンターは、蠍座の変革のために、
牡牛座の伝統の象徴である白い鳩を
撃ち落とそうとしているということ
です。つまり鳩や鴨を、危険や困難
に相対している自分自身とみている
あんみんと違い、荒れた水
(内面や集団心理)や、危険なハンター
を自分と見立てている点で
あんみんと好対称な解釈の仕方に
なっています。またこの180度は、
白い鳩に対して狙うハンターという
意味として逆向きのエネルギー
として捉えておられます。180度
を同じエネルギーの対称的な表れ方
としてみているあんみんの解釈と
違って、むしろ従来のアスペクトの
意味の取り方ですね。
また松村氏は90度の解釈を
あんみんのように逆向きのエネル
ギーとは解釈せずに、ほぼ同じよう
なテーマで解釈されているようです。
90度の一つ獅子座22度の伝書鳩は、
牡牛座22度の白い鳩と同じく人々の
救いとして解釈されていて、より限定
的な同じようなタイプの人の救いの
象徴と解釈されています。
もう一方の90度である水瓶座22度
の子供達のための布は、足下に安心感
を求めている、やはり牡牛座の白い鳩
と同じ気持ちとして捉えておられる
ようです。
ですが、これはあんみんの解釈の
ように、足下の「安心感が得られている」
安全な布の子供達と、足下に「困難が
待ち構えている」荒れた水の上の
白い鳩では、逆向きのエネルギーの
ように思えますがいかがでしょうか?
とにかく今回もあらゆる点で、松村氏
と私の対比は好対称で面白いものと
なりました。

もう一人の大家直居あきら氏の牡牛座
22度の解釈を取り上げてみますね。

“タウラス22度
「逆巻く波の上を白い鳩が飛ぶ」
シンボル課題【危機の時の自己信頼
信仰・強さのテスト・使命】

ノアの箱船を思わせるシンボルである。
このディグリーの人は、人生で現象的に
か、心理的にか危機を経験することが
予測される。そうした危機の経験が
この人に教えようとしていることは、
人が信頼すべき対象は思考する自己の頭脳
ではなく(分離された個人の意識ではなく)
、天なる創造のウェーブであるということ
なのだ。たとえ、どのような圧迫を経験
しても、この変化の法則を強く信頼する
ことによって、危機を乗り越え、思いも
しなかったラッキーな状態に移行する。
荒波は人をどこに導くかわからない。
この人は使命を持っており、その使命の
ためのテストを受けることがあるのだ。
何処に向かうにしても、嵐はいつか
おさまり、目的の地に向かうのだから。
古い自我を捨て、自己の根源を見ることが
促されている。”

“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

直居氏の解釈は、あんみんと松村氏同様
困難があっても最後は救われるという点
で同じですが、直居氏の場合、困難な荒波
や自然界そのものが、本人の使命のための
テストとしてあらわれるという解釈を
されています。つまりこの困難は、荒れた
水の上を飛ぶ本人を導くためのもので
あるという事です。しかし、それを乗り
越えて、目的の地に向かうことが予定
されていたり、ラッキーも待ち構えて
いるようで、困難だけど、ハッピーエンド
がもたらされるシンボルとして解釈
されています。
今回も三者三様、興味深いシンボル解釈
の比較ができたのではないかと思います。
しかし長すぎますよね。
次回は、もう少し短くなるように工夫
したいと思いますのでよろしくお願い
します。

しかしさらにもうひとかた、サビアンシ
ンボルのチャネリングに立ち合った
マーク・エドモンド・ジョーンズ氏の
この牡牛座22度のキーワードは
「導き」ということだそうです。
そうなるとこれは直居あきら氏の解釈と
同じだということになりますね。

ではまた次回(^^)/

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