意識による現実の投影 再投稿

なぜかこの記事の投稿時間に食い違い
がでてたので念のため再投稿です

愛読者になっていただいてる謙信さん
からの質問で、今回の記事を思いついた
わけですが、質問を引用させていただ
きますね。

「例えば真空であるバットで殴られた
我々が怪我をするのはどういう理屈
でしょうか?
我々が幽体だとすり抜けて怪我も
しないと思うのですが。」

これに対する私の答えが以下です。

「それは、我々が五感をもとにした経験を
する現実を、潜在意識の中の無意識の
レベルで投影しているからです。
もちろんそれは、DNAに刷り込まれた
プログラムでの意識なので、我々は
その現実を簡単に変える事はできません。」

このDNAに刷り込まれたという部分なの
ですが、我々は生命プログラムを受け
取った肉体に宿った魂なので、その生命
プログラムに従った現実を、無意識の
うちに投影するように生体的になっている
わけです。

これは、生命プログラムを刷り込んでいる
、別の次元の存在がいるからなのですが、
その事については、真理について類を
みないほどのレベルでの優れた洞察力と
感性から導かれた結論を著書で表明して
おられるディヴィッド・アイク氏
(以下アイク氏)が詳しく説明してます
ので、そちらをご覧いただければ
いいかかと思います。
またこの別の次元の知的存在、または
知的生命体による、DNAに書き込まれた
生命プログラムというコンセプトは、
もちろんアイク氏だけのものではありま
せん。この事についはまた別の記事で
書かせていただきます。

とにかく月などのエネルギーの影響により
DNAには生命プログラムが書き込まれ
ます。
しかし、それは、これまで説明してきた
通り、書き換え可能なものでもあります。
ただし、ベースとなるプログラムは、
なかなか用意には、変えられません。
それほど我々の生命体のDNAに書き
込まれたベースは、強力なのです。
ですが、食べなければ生命を維持できない
というような比較的簡単な部類のプログラム
は、用意に断食の習慣などで変えられます。
私自身が、それを実践してますから。
生老病死などもそのプログラムの一貫
ですが、これも意識により書き換えが
可能なものなのです。
気が若い人は、体もそれに反応して
若さを保ちますが、老いたと感じたり
そのように人に話したりする人は、
「急速に衰える」という事も明らかに
なっている通り、意識一つで、老いる
というプログラムも変更可能だし、また
それを促進してしまう事も可能なのです。
もちろん四百歳以上も生きたという記録も
中国には、残されていますので、
プログラムを大幅に変える事もできる
という事です。
この事についてはまた別の記事で書かせて
いただきます。
さてとにかく、我々は生命にあらかじめ
書き込まれたプログラムを無意識のうちに
投影しているので、生老病死や食べなければ
生命を維持できないような現実を投影して
いるのですが、我々はこのように意識に
よって現実を投影して経験しているという
事なのです。もちろんあまりにも強固に
投影された物質の現実は、それこそ
意識を潜在意識のレベルで変えるのは
かなり大変ですが可能です。

つまり意識を効果的な形で、変えてやれば、
経験する現実も変えられるという事ですね。

そこで冒頭の質問に戻らせていただきますが、
バットで殴られた我々が怪我をするのは、
何故かという疑問は、通常の感覚では
もっともです。
これまで説明してきたように宇宙は真空で、
物質というものが、五感の投影する幻影
だということで、実際にはホログラムの世界
だという事ですが、ではなぜ我々はホロ
グラムの現実を真空状態として認識できず
物質だとしか感じられないのでしょうか?
実は我々の経験するホログラムは我々の
知る抵抗のないような投影物と違って、
我々の五感全てと連動しますので視覚と
連動して触覚つまり皮膚感覚まで働きます
ので、どうしても物質としての作用を受けて
しまうのです。それは我々が「自分自身の
DNAレベルでプログラムされた通りの
物質的感覚を、五感を通じて自分自身で
投影しているから」なのです。
これが無意識による現実の投影です。
ですが、意識の変更によりそのプログラムを
変えてやると、物体が肉体に与える影響
まで、なくしてしまう事が可能だという事
なのです。

そこでそれにうってつけの実例が
ありますので、ホログラムの現実を専門家
以上に深く理解しておられる、マイケル・
タルボット氏の著書から引用させてい
ただきます。

“一九七〇年代、オランダ生まれの著作家、
講演者であるジャック・シュワルツは、
体内の生物学的プロセスをコントロール
できる力を披露し、アメリカ中の研究機関
の人間を仰天させた。
メニンガー財団やカリフォルニア大学の
ラングリー・ポーター神経精神医学研究所
、その他の機関で行われた調査で、
シュワルツは船の帆を縫うのに使う十五
センチはあるような針を腕に貫通させたが、
苦痛に顔をゆがめもしなければ、出血も
なく、ベータ波(苦痛を感じている時に
ふつう生じる脳波)さえ出ていなかった
ことが、医師たちの度肝を抜いたのである。
針を抜いても出血せず、穴は完璧に塞がれて
しまった。それだけでなく、シュワルツは
脳波のリズムを自由に変えられたし、火の
ついたタバコを皮膚に押しつけても火傷
せず、赤熱した石炭を手で運ぶことまで
やってのけたのであった。
彼の話では、こういった能力は、ナチスの
殺人収容所に入れられ、ひどい暴力を受けて
いたとき、その苦痛に耐え忍んでいくために
身につけたものだという。
シュワルツは、誰もがこういった意志の力
で身体をコントロールする能力を学び、
自分の健康に責任を持つことができると
考えている。
 おもしろいことに一九四七年にもまた
別のオランダ人が同様の能力を披露して
いる。この男の名前はミリン・ダーヨと
いい、チューリッヒにあるコルソ劇場で
行われたパフォーマンスには、観客が茫然
となった。誰にもはっきりと見える
ところで、ダーヨは助手にフェンシング用
の剣で自分の体のあちこちを刺し貫かせ、
明らかに内臓を貫通しているにも
かかわらず、何の傷も苦痛も見せなかった
のである。
シュワルツと同様、剣を抜いたときにも出血
はなく、わずかに残った赤い線が、剣が
入っていった場所を示しているだけで
あった。
 ダーヨのパフォーマンスは観衆にあまりの
ショックを与えたため、ついにある日、観客
のひとりが心臓発作を起こし、彼は公衆の
面前でのパフォーマンスを法律で禁じられて
しまった。
しかし、スイスの医師ハンス・ナイジェリ=
オスヨルドがダーヨの能力のことを聞きつけ
詳しい科学的調査に身を委ねる気がないか
打診してきた。
ダーヨは承諾し、一九四七年五月三十一日、
チューリッヒ州立病院に赴いた。
ナイジェリ=オスヨルド医師に加えて、
外科部長のウェルナー・ブルンネル博士、
他にも多数の医師、学生、ジャーナリスト
が同席する場で、ダーヨは胸を出し、
気を集中させると、そこに集まった全員が
見守る目の前で、助手に剣で体を貫通させ
たのである。
 いつものように血は一滴たりとも落ちず
、ダーヨは完璧に平静をたもったまま
だった。だが微笑んでいたのは彼だけで、
残りの観衆は石と化し、身じろぎすら
しなかった。どう考えようとも、ダーヨの
臓器がひどく損傷を受けたことは間違い
ないはずであり、彼が普通の健康な状態で
いるように見えるのは医師たちにとっては
とても受けいれられないことだった。
信じがたい気持ちで一杯になりながら、
医師たちはダーヨにレントゲン撮影を
してもいいかたずねた。彼は承諾し、特に
無理をしている様子もなく後について階段
を上がると、腹部に剣を刺したままの
状態でレントゲン撮影室に向かった。
レントゲン写真の結果は疑うべくもない
ものであった。
ダーヨは本当に突き刺されていたのだ。剣
を貫通させてから優に二〇分は経過した頃、
ようやく剣は抜き取られ、そこには二箇所
のうっすらとした傷跡が残っているだけ
だった。
その後、ダーヨはバーゼルでも調査され、
そこでは医師たち自身に彼の身体を剣で
突き刺すこともさせたのだった。”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

まだこのとんでもない身体の奇跡に
ついては、まだ延々と実例がこの本には
書かれています。
ただ意識が投影する事で現実が反映された
生命プログラムを、意識を変更することに
よって書き換える事ができるという事が
理解できていれば、奇跡は奇跡ではなく
理解可能な事となるわけです。
この実例が意識によって、身体の通常の
反応とは、全く別次元の経験という現実
を創出したという事が明らかなので、
今回の謙信さんへの答えになったという事
ですよね。
つまり我々のいる現実が真空であり、我々は
生命プログラムに書き込まれた通りに
潜在意識の中の無意識に従って投影した
五感による肉体的な現実を経験しているだけだ
という事と、その五感の解読パターンを意識
的に変えることができれば、また全く別の
現実を経験できるという事なのです。

余談ですが、実例でダーヨが自分に大きな
剣が刺さったまま、レントゲン室にいく様子
はビジュアル的に笑えますよね(^_^)

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宇宙の仕組み編まとめ その2


宇宙の仕組み編その1に続いて、今回も
これまでの記事のまとめです。
今日まとめるのは次の三つの記事
太陽の真の姿とは?

宇宙の根本的な力は重力じゃない!!

宇宙エネルギーの基本形態はトーラス
です。

前回、宇宙は真空で電磁気が発生しやすい
状態で、その原初形態の高エネルギー
状態が、プラズマであると説明しました。
これ以降電磁気とプラズマ現象は、
ほぼ同じ意味で使わせていただきます。

真空は常に無限のエネルギーを
生み出す潜在的エネルギーを有して
いるので、現在の宇宙エネルギー形態に
リンクすれば、常に電磁気として発生
する事ができるのです。
宇宙のエネルギー形態といえば、
トーラスです。
つまりトーラスのエネルギー循環という
宇宙のエネルギーの基本形態にリンク
すれば、無尽蔵に電磁気エネルギー
を発生させることができるのです。
真空から無限のエネルギーを取り出せる
というコンセプトは、ニコラ・テスラ氏が
提唱していたスカラー波と同じものです。
空間からエネルギーを取り出す、テスラ
氏の発明したテスラ・コイルはその
トーラスエネルギー循環を生み出す
ためのものだったのです。
このニコラテスラ氏について、
プラズマの驚異の力 その2にも説明して
おきましたのでご覧ください。
またトーラスエネルギー循環は、インドの
タントラ哲学にも同じ事が書かれていて、
現代物理学がやっと辿りついた知識を
千数百年も前に得ていたというのだから、
驚きですね。
その事については、また別の記事に
書いていこうと思ってます。また
イメージしやすいようにいつもの画像を
お借りしてきました。

“出典:「はーとふるユニバース」様”

とにかく宇宙は真空で、電磁気エネルギーを
無限に発生させる事ができる潜在力を
有していて、宇宙エネルギーの基本形態で
あるトーラス循環とリンクすれば、いつでも
無尽蔵に電磁気を発生させ続けるという事は
わかっていただけましたでしょうか。
まずこれを覚えておいていただいて、太陽に
ついての記事を簡単にまとめますね。

太陽が中心核の核融合により、エネルギーを
発生させ、運動エネルギーや高熱エネルギー
などを発生させ続けるという公式の発表は
内部を観測できていない上での推測に
過ぎず、近年の観測結果はそれとは全く
違う太陽の姿を導きだしたのです。
公式の科学、つまり我々が教科書で説明
されているものでは、中心核は核融合反応
のため1500万度に達するという事
ですが、実際の観測では太陽の中心核に
近いはずの、太陽の表面近くは6000
度に過ぎず、また中心核により近いはずの
光球では3000度しかないことも
わかったのです。
それに対して、太陽の外側に発生している
コロナの先端では200万度に達して
いるという事も観測でわかり、太陽の
中心核はむしろかなり低い状態である事
がわかったのです。
また公式見解が説明しているように中心核
に安定して水素原子は集まらないのです。
1600万度もあれば、原子は拡散する
方向に向かうからです。また核融合反応
のような高エネルギー状態が発生すれば
当然あると仮定されている中心核の
水素原子は電離しますので、すでに破綻
した推測なのです。

というわけで、太陽の中心核は超高温では
なく、むしろ超高温なのはコロナ、それも
先端であるという事なのです。
ではコロナは何からエネルギーを得て、
それだけ高温になっているのでしょうか、
自身より大きく低い温度の太陽の表面から
ではありませんよね。先端が最も高温で
事から、もちろんその先端からエネルギー
を得ていると考えるのが妥当です。
先端の先には何がありますか?もちろん
宇宙の大半を占める真空ですよね?
そうです、コロナは真空からエネルギー
を得て超高温になっているのです。
では太陽はどうして永続的に運行できて
いるのでしょうか?それは太陽自身が
巨大なプラズマエネルギー循環をして
いるからなのです。実際に太陽の磁気
循環はトーラス形態をしていて、中心軸
はこれもまた真空から発生する電磁気の
原初形態であるビルケランド電流が
流れている事がわかったのです。
このビルケランド電流は
宇宙エネルギーの基本形態はトーラス
で写真を載せておきましたが、二重螺旋の
スパイラルで、銀河の渦巻きエネルギーから
極微のDNAまでみられるこれも
宇宙エネルギーの基本形態です。
これは前にも説明しましたが、この
スパイラルはトーラスの中心軸の
エネルギー形態にあたるので、結局は
同一のものを別々に観測している事に
なるのです。トーラス循環はむしろ
感知しにくい領域にある事が多いので、
このように別々のものとして説明され
たり、取り上げたりしているというわけ
なのです。
またこのワンセットの宇宙の基本形態に
は、もう一つメビウスの輪のねじれの
流れもあります。

さのこの一体となっているエネルギー
形態を説明しますと。
たとえば竜巻などは見事なスパイラルの
状態ですよね、外部から力が加わったり、
大気の抵抗に遭わない限りほぼ永続的に
その運動を続けます。それは螺旋が
広がった先から、感知できない領域に
変換されてトーラス循環をしている
からなのです。
また我々が身近にトーラス形態を見よう
と思えばまたあちこちにあって、地球の
トーラスエネルギーをそのまま受け取る
ことで長寿命を得ている木や、りんごや
みかんなどのくだものなどもその典型例
です。

観測できるトーラスエネルギーとしては、
人の磁場、地球の磁場、太陽の磁場も
そうですし、なにより砂鉄をまいた
中心に磁石をおけば、そのままトーラス
の形になります。これは地球全体が
トーラスの磁場で成り立っているので、
地上の全てがその影響を常に受け続けて
いるという証拠なのです。
ああ、ここ大事なところですが、磁気
は電気を伴い、電気は磁気をともない
ます。
もちろんの事なのですが、この地球の
磁場や太陽の磁場は、それぞれ正確に
いうと地球の電磁場であり、太陽の
電磁場であるということなのです。
なぜ単に磁場と呼んでいるのかというと、
空間に電気エネルギーがあるという
フリーエネルギーのコンセプトは、
エネルギー利権を持つ人たちにとって、
誠に都合が悪いのです。
100年ほども前にニコラ・テスラ氏
が実現してくれたフリーエネルギーが
我々の生活に浸透していないのは、
もちろんその都合によるものですが、
最近はネットで簡単に自宅でテスラ
コイルをつくったと、YouTubeなどで
発表している人も増えてます。

えーと磁石がさっき出てきましたが、
磁石が金属製のものにひきつけられる
力と、地球の引力に引きつけられる力
とでは、比べものにならないくらい、
金属製のものに引きつけられる力の
方が強いですよね。
実は質量が重力を生むというのは、公式
の科学が陥ってる最大の大錯誤つまり
大間違いだったのです。
その事は、宇宙の根本的なエネルギー
は重力じゃない
で、しっかりと説明
させていただきたましたが、重力は
電磁力に比べて、10の38乗分の1
程度の力しかないのです。
つまり質量が重力を生み出すというその
「物」による力は、空間の電磁気
エネルギーに比べて考えにいれなくても
よいほどの力だったのです。
記事に書いた説明を載せておきますね。

「ニュートンが述べる重力という
ものは、物と物が引き合う力という意味
でしたが、電磁力などの外部の力の作用
なしには、質量に応じて物と物が引き合う
ことは実証されていません。
ニュートン自身も、重力が存在すること
の説明をできなかったといいます。
実は当時から数学者ライプニッツを
はじめとするヨーロッパの大半の学者達は
この万有引力の法則を認めず、ニュートン
は非常識あるいは精神異常とみられてい
たのです。」

つまり当時から、知識人には白い目で
見られていたような理論を、これまでの
宣伝力と権力と大衆の物理への無関心
から常識に変えさせる事ができたわけ
ですが、つまり我々はこれまで最も
重要な宇宙の根本的な力について真っ赤な
偽物をつかまされてきたというわけです。
つまり宇宙を動かしているのは、真空の
潜在力にある、無限の電磁気エネルギー
だということだったのです。

今回も長くなってししまいました💦
どうしても内容が濃いので、長くなら
ざるを得ないところがあります。
最後まで読んでいただいた方には
感謝です。

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天球の音楽のエピソード         天球の音楽とピタゴラスその3        


新ブログなど、いろいろと新しい事を
し始めようとしているので、以前の記事を
再投稿する事も多くなりましたが、今回の
ように重要な加筆や編集が加えられる事も
多くて、また以前の記事を含めた新しい
記事として読んでいただいてもいいと思い
ます。

以下がその加筆編集分になります。

前回の記事「天球の音楽とピタゴラス
その2」
で、全てを数学的に説明できる
という考えのピタゴラスは、ついに現代の
音楽に通じている音階を発見するに至った
のですが、今度はピタゴラスが天球の音楽
を初めて聴いたとされるエピソードを紹介
します。
やはり鏡リュウジ氏の著書からの引用です。

“竪琴の音階と和音をなすメカニズムを数に
求めたピュタゴラスは、その真理を宇宙全体
に拡張し、西洋の伝統の中心軸ともいえる
「天球の音楽」という概念の最初の一歩を
こうして踏み出したのである。
    (中略)
 イアンブリコスが著したピュタゴラスの
伝記によると、ピュタゴラスは地上の音楽
(中世以降は道具の音楽と呼ばれる)に
よって、弟子たちの心(人間の音楽とされる
かもしれない)を導いたという。
 ピュタゴラスは「人間にとっては聴覚を
通じてもたらされる指導が-人が美しい
姿と形を見、美しいリズムとメロディーを
聴くならば-最初の導きになる、と彼は
信じたので、特定のメロディーとリズムを
用いた音楽による教育を第一段階の教育と
彼(ピュタゴラス)は定めた。これら
【適切なメロディとリズム】によって、
人々の気分の変調と激情が治まり、魂に
元来備わっていた諸能力の調和均衡が回復
して、肉体と魂の病気が阻止され、
癒やされるように、彼は工夫したのである」
 だが、真に霊的に発達したピュタゴラス
の場合には、その音楽への感性は地上の道具
の音楽のみならず、世界の、宇宙の音楽へと
開かれていたとイアンブリコスはいうので
ある。
 ピュタゴラス本人は「楽器【演奏】や
喉笛【歌声】によってそのような効果を
得たのではなくて、言いがたく理解
しがたい一種の神業によって、天上
はるかなる全宇宙の奏でる交響曲に耳を
傾け、精神を凝らした。彼ただ独りが、
諸天球とこれらに付着して動く星々が
奏でる汎宇宙的協和音と斉唱を聴き取り、
理解することができようであった」のだ。
 しかも、その音楽は宇宙の美しい構造
そのものに由来し、この宇宙の秩序
そのものの体現なのである。
イアンブリコスは続ける。
「この音楽は、諸天球のそれぞれ異なる
音響と速さと大きさと位置が極めて音楽
的な比率で組み合わされているので、
そして諸天球が極めて旋律的であると
同時に多様で極美の運動と回転を行う
から、人間界の音楽よりももっと充実
した、もっと完全な、旋律を奏でるので
ある。」
そして、この音楽に自らを浴させること
によって、ピュタゴラスは「元気を回復
し」また、「【体育家が】身体を鍛える
ように」知性の思考力を鍛えることが
できたとイアンブリコスはいう。”
“出典:「占星術の文化誌」
       鏡リュウジ 著
         原書房 刊”

この記述はとても示唆的ですね、つまり
占星術につながる大事なポイントが書かれて
います。天体の運行状態や位置だけでなく、
大きさと位置も含めた調和の音楽が、我々
の聴くような音楽より完全な旋律を奏でる
というところです。
つまり占星術は、その天球の音楽の旋律を
読み取り、我々の運勢や性質に変換して
いるということにつながるという事
なのです。
しかも、その天球の音楽は、元気の回復や
思考のレベルをあげる事にもつながると
いい、我々の人生をよりよくするために
天体の奏でるメロディーに耳を傾ける
すなわち、星の言葉に耳を傾ける占星術
とのつながりができたことになるのです。
また、聴覚によって弟子を導いたとされる
ピタゴラスは、私が宇宙の真理編の記事
に書こうとしている、視覚よりも圧倒的に
聴覚のレベルが高い事の裏付けにもなって
いるのです。
ギリシャのもう一人の大賢人プラトンも
「音楽は、芸術の中で最もパワフルかつ
重要なものである」と説いてます。

天球の音楽と占星術、これが根底で
つながっているという事を、現代の
我々に音楽をプレゼントしてくれた
ピタゴラスに学ぶことができる
ということなのです。

またピタゴラスについての別の記述を
紹介しているサイトからも引用させて
いただきます。

“音楽的調和の一形態としての
「天球の音楽」は、太陽、地球、月、
そして他の惑星や小惑星といった諸天体の
動きの比率に基づく古代の哲学的概念で
ある。ピタゴラスは、宇宙の音楽を聞く
ことで知られた最初の人物と言われており、
彼は天体の恵みに加わる方法を教えた。
彼の理論は、太陽の周りを回る惑星が
「エーテル」に触れて、音を発する――
もし人が適正に同調されていればそれを
聞くことができる――というものであった。
惑星はそれ自身の回転軌道を持っている
ので、その半径は音を発する糸となり、
その結果、各惑星は自身の「ディアパソン」
――ピタゴラスの言う同調におけるちょうど
1オクターブの名前――を持つ。各惑星は
ともに、大半の人たちには聞くことの
できない調和音を作る。彼は、それぞれの
星を地球を中心として回転する水晶球に
付着していると考えていた。
永遠に回転するこれらの天球は、
真に高揚した人だけが聞くことが
できる調和のとれた音を作り出す。”
“出典:「両性空間 両性歩き」様”

実は、人の耳に太陽系の諸惑星から
の音は届くのかという疑問が当然
わくはずですよね。
これは、宇宙の真理につながる
大事なポイントなので、また別の
記事で説明しますが、実は低い振動数
の波動なら届くのです。
高い振動数は、非常に短い間隔で振動して
いるため、他の波動や物質の干渉によって
波動がさえぎられ、届く距離が限定
されます。
たとえば、ラジオの長波つまり振動数が低く
長い波長であるFM放送の電波は
遠くまで届き、クリアな音を聴かせてくれ
ますよね、でも短波つまり振動数が高く、
短い波長であるラジオ短波の放送の電波は
距離が限られている上に音も干渉のため
雑音などをひろいやすく不鮮明な音です。
つまり干渉がほとんどない超低振動の波動
は、惑星間の距離でも遮られることなく
届くというわけなのです。

つまり低い振動数の波動だからこそ、
太陽系の音楽が、地上のピタゴラスに
届いたという事なのです。

これは宇宙の真理編などを読んでいって
いただければ、わかるようになってます。

そしてまた現代のような科学的な機器の、
ほとんどなかったギリシャの時代に
水晶が、全てをつなぐ媒体であった
という事を知っていた事にりなります。
現代ではケイ素を主成分とする水晶
またはクォーツが、電磁気の信号の
送受信、変換、蓄積の媒体として最適
であるという事が明らかになっています
が、ピタゴラスがすでに、その事を認識
していたという事なのです。
ピタゴラスは、「それぞれの天体が地球
を中心として回転する水晶球に付着して
いると考えていた」という事で、天体
どうしのつながりが、水晶という一つ
の情報場でつながっていると理解して
いたという事になります。
これは、私たちが水晶を物質と捉えて
いるか、一つのエネルギーの場または
空間と捉えているかの理解の違いも
示していて、なかなか深い読み取りが、
必要になるところですが、とにかく
ピタゴラスが、天球の音楽は水晶を
媒体にしてつながっているために、
一つの音楽、つまり天球の音楽を奏でて
いると理解していたという事です。

そしてピタゴラスの音階を発見する
ような人並みはずれた聴覚や感覚は、
これまでの常識で考えられているような
観念的なレベルでだけでなく、「実際に」
天球の音楽を聴けたのだろうと考え
られるわけです。

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西洋占星術のしくみ その1 ②

上の画像がホロスコープです。

まだブログ始めたばっかりなので、こんな
素朴な画像ですいません💦
私あんみんは、誰にでもわかる占星術という
テーマで、このブログを始めたのでとにかく
わかりやすく説明することだけをがんばり
ます。なので、すでに西洋占星術をよく
おわかりの方は、このページは思いっきり
とばしていただいていいです。
西洋占星術のことについては、いろんな
ブログで詳しく説明してありますから、
そちらを参考にしてください。
こちらは、なぜ西洋占星術があたるのか、
完全に原点の疑問にお答えするための
ブログです。
なぜこれをするかというと、実は占星術の
原点と、私独自のサビアン占星術がつながる
からなのです。
つまり原点からおさらいすることで、すでに
常識とされている、西洋占星術の解釈にも
疑問を投げかけて、誰にでも納得のいく説明
で、西洋占星術の仕組みを解き明かそうとい
うのが、このブログのテーマなのです。
そしてまずは、基本中の基本である
ホロスコープから説明します。
これは、地球のある時点のある位置からみた
宇宙の縮図なんです。
そしてこのホロスコープのある時点というの
は、
2018年5月28日 17時18分
です。
そして位置は東京です。
つまりこの時点で東京から宇宙を眺めた場合
(もちろん昼とかは、肉眼ではみえませんが
そうではなくて、太陽光などでさえぎるもの
がなくて観測すればという意味です。)
の宇宙の配置が、この図で表されている
のです。
つまりこのホロスコープでは、個人の
生年月日に出生時間と出生地さえわかれば、
生まれた時点での、宇宙との位置関係が、
一望のもとに眺められるというわけなの
です。
そして宇宙エネルギーと人生のページで説明
したように、宇宙のエネルギーと生まれた時点
からつながっている個人は、その最初の宇宙の
エネルギーに同調して生命を得るので、それが
人生を通しての生命のサイクルパターンに
なるのです。
つまり出生時点の天体の配置図であるホロス
コープが個人の一生を通じてのエネルギー
パターンだということなのです。
だから、西洋占星術鑑定士は個人の出生時の
ホロスコープを使って鑑定するというわけなの
です。どうでしょうまずはホロスコープの
説明はとてもわかりやすかったのではないで
しょうか?
え?もっとわかりやすく説明しろって?
えーとでは、生まれた時の宇宙の図が
上のホロスコープというもので、それが
あなたの人生のエネルギーパターンです
以上です。これでよろしくです。
ちなみにホロスコープの見方は、その2
で説明します。

もう一回投稿編一覧

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意識による現実の投影

愛読者になっていただいてる謙信さん
からの質問で、今回の記事を思いついた
わけですが、質問を引用させていただ
きますね。

「例えば真空であるバットで殴られた
我々が怪我をするのはどういう理屈
でしょうか?
我々が幽体だとすり抜けて怪我も
しないと思うのですが。」

これに対する私の答えが以下です。

「それは、我々が五感をもとにした経験を
する現実を、潜在意識の中の無意識の
レベルで投影しているからです。
もちろんそれは、DNAに刷り込まれた
プログラムでの意識なので、我々は
その現実を簡単に変える事はできません。」

このDNAに刷り込まれたという部分なの
ですが、我々は生命プログラムを受け
取った肉体に宿った魂なので、その生命
プログラムに従った現実を、無意識の
うちに投影するように生体的になっている
わけです。

これは、生命プログラムを刷り込んでいる
、別の次元の存在がいるからなのですが、
その事については、真理について類を
みないほどのレベルでの優れた洞察力と
感性から導かれた結論を著書で表明して
おられるディヴィッド・アイク氏
(以下アイク氏)が詳しく説明してます
ので、そちらをご覧いただければ
いいかかと思います。
またこの別の次元の知的存在、または
知的生命体による、DNAに書き込まれた
生命プログラムというコンセプトは、
もちろんアイク氏だけのものではありま
せん。この事についはまた別の記事で
書かせていただきます。

とにかく月などのエネルギーの影響により
DNAには生命プログラムが書き込まれ
ます。
しかし、それは、これまで説明してきた
通り、書き換え可能なものでもあります。
ただし、ベースとなるプログラムは、
なかなか用意には、変えられません。
それほど我々の生命体のDNAに書き
込まれたベースは、強力なのです。
ですが、食べなければ生命を維持できない
というような比較的簡単な部類のプログラム
は、用意に断食の習慣などで変えられます。
私自身が、それを実践してますから。
生老病死などもそのプログラムの一貫
ですが、これも意識により書き換えが
可能なものなのです。
気が若い人は、体もそれに反応して
若さを保ちますが、老いたと感じたり
そのように人に話したりする人は、
「急速に衰える」という事も明らかに
なっている通り、意識一つで、老いる
というプログラムも変更可能だし、また
それを促進してしまう事も可能なのです。
もちろん四百歳以上も生きたという記録も
中国には、残されていますので、
プログラムを大幅に変える事もできる
という事です。
この事についてはまた別の記事で書かせて
いただきます。
さてとにかく、我々は生命にあらかじめ
書き込まれたプログラムを無意識のうちに
投影しているので、生老病死や食べなければ
生命を維持できないような現実を投影して
いるのですが、我々はこのように意識に
よって現実を投影して経験しているという
事なのです。もちろんあまりにも強固に
投影された物質の現実は、それこそ
意識を潜在意識のレベルで変えるのは
かなり大変ですが可能です。

つまり意識を効果的な形で、変えてやれば、
経験する現実も変えられるという事ですね。

そこで冒頭の質問に戻らせていただきますが、
バットで殴られた我々が怪我をするのは、
何故かという疑問は、通常の感覚では
もっともです。
これまで説明してきたように宇宙は真空で、
物質というものが、五感の投影する幻影
だということで、実際にはホログラムの世界
だという事ですが、ではなぜ我々はホロ
グラムの現実を真空状態として認識できず
物質だとしか感じられないのでしょうか?
実は我々の経験するホログラムは我々の
知る抵抗のないような投影物と違って、
我々の五感全てと連動しますので視覚と
連動して触覚つまり皮膚感覚まで働きます
ので、どうしても物質としての作用を受けて
しまうのです。それは我々が「自分自身の
DNAレベルでプログラムされた通りの
物質的感覚を、五感を通じて自分自身で
投影しているから」なのです。
これが無意識による現実の投影です。
ですが、意識の変更によりそのプログラムを
変えてやると、物体が肉体に与える影響
まで、なくしてしまう事が可能だという事
なのです。

そこでそれにうってつけの実例が
ありますので、ホログラムの現実を専門家
以上に深く理解しておられる、マイケル・
タルボット氏の著書から引用させてい
ただきます。

“一九七〇年代、オランダ生まれの著作家、
講演者であるジャック・シュワルツは、
体内の生物学的プロセスをコントロール
できる力を披露し、アメリカ中の研究機関
の人間を仰天させた。
メニンガー財団やカリフォルニア大学の
ラングリー・ポーター神経精神医学研究所
、その他の機関で行われた調査で、
シュワルツは船の帆を縫うのに使う十五
センチはあるような針を腕に貫通させたが、
苦痛に顔をゆがめもしなければ、出血も
なく、ベータ波(苦痛を感じている時に
ふつう生じる脳波)さえ出ていなかった
ことが、医師たちの度肝を抜いたのである。
針を抜いても出血せず、穴は完璧に塞がれて
しまった。それだけでなく、シュワルツは
脳波のリズムを自由に変えられたし、火の
ついたタバコを皮膚に押しつけても火傷
せず、赤熱した石炭を手で運ぶことまで
やってのけたのであった。
彼の話では、こういった能力は、ナチスの
殺人収容所に入れられ、ひどい暴力を受けて
いたとき、その苦痛に耐え忍んでいくために
身につけたものだという。
シュワルツは、誰もがこういった意志の力
で身体をコントロールする能力を学び、
自分の健康に責任を持つことができると
考えている。
 おもしろいことに一九四七年にもまた
別のオランダ人が同様の能力を披露して
いる。この男の名前はミリン・ダーヨと
いい、チューリッヒにあるコルソ劇場で
行われたパフォーマンスには、観客が茫然
となった。誰にもはっきりと見える
ところで、ダーヨは助手にフェンシング用
の剣で自分の体のあちこちを刺し貫かせ、
明らかに内臓を貫通しているにも
かかわらず、何の傷も苦痛も見せなかった
のである。
シュワルツと同様、剣を抜いたときにも出血
はなく、わずかに残った赤い線が、剣が
入っていった場所を示しているだけで
あった。
 ダーヨのパフォーマンスは観衆にあまりの
ショックを与えたため、ついにある日、観客
のひとりが心臓発作を起こし、彼は公衆の
面前でのパフォーマンスを法律で禁じられて
しまった。
しかし、スイスの医師ハンス・ナイジェリ=
オスヨルドがダーヨの能力のことを聞きつけ
詳しい科学的調査に身を委ねる気がないか
打診してきた。
ダーヨは承諾し、一九四七年五月三十一日、
チューリッヒ州立病院に赴いた。
ナイジェリ=オスヨルド医師に加えて、
外科部長のウェルナー・ブルンネル博士、
他にも多数の医師、学生、ジャーナリスト
が同席する場で、ダーヨは胸を出し、
気を集中させると、そこに集まった全員が
見守る目の前で、助手に剣で体を貫通させ
たのである。
 いつものように血は一滴たりとも落ちず
、ダーヨは完璧に平静をたもったまま
だった。だが微笑んでいたのは彼だけで、
残りの観衆は石と化し、身じろぎすら
しなかった。どう考えようとも、ダーヨの
臓器がひどく損傷を受けたことは間違い
ないはずであり、彼が普通の健康な状態で
いるように見えるのは医師たちにとっては
とても受けいれられないことだった。
信じがたい気持ちで一杯になりながら、
医師たちはダーヨにレントゲン撮影を
してもいいかたずねた。彼は承諾し、特に
無理をしている様子もなく後について階段
を上がると、腹部に剣を刺したままの
状態でレントゲン撮影室に向かった。
レントゲン写真の結果は疑うべくもない
ものであった。
ダーヨは本当に突き刺されていたのだ。剣
を貫通させてから優に二〇分は経過した頃、
ようやく剣は抜き取られ、そこには二箇所
のうっすらとした傷跡が残っているだけ
だった。
その後、ダーヨはバーゼルでも調査され、
そこでは医師たち自身に彼の身体を剣で
突き刺すこともさせたのだった。”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

まだこのとんでもない身体の奇跡に
ついては、まだ延々と実例がこの本には
書かれています。
ただ意識が投影する事で現実が反映された
生命プログラムを、意識を変更することに
よって書き換える事ができるという事が
理解できていれば、奇跡は奇跡ではなく
理解可能な事となるわけです。
この実例が意識によって、身体の通常の
反応とは、全く別次元の経験という現実
を創出したという事が明らかなので、
今回の謙信さんへの答えになったという事
ですよね。
つまり我々のいる現実が真空であり、我々は
生命プログラムに書き込まれた通りに
潜在意識の中の無意識に従って投影した
五感による肉体的な現実を経験しているだけだ
という事と、その五感の解読パターンを意識
的に変えることができれば、また全く別の
現実を経験できるという事なのです。

余談ですが、実例でダーヨが自分に大きな
剣が刺さったまま、レントゲン室にいく様子
はビジュアル的に笑えますよね(^_^)

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宇宙の仕組み編まとめ その1


真理編の記事がとても多くなってくると
まとめないといけないなとは、以前
から思ってました。
せっかくの貴重な研究成果なのに、
ばらばらに紹介するだけじゃ混乱
しますよねー(^_^)💦
いっぺん全部つくり変えようとしたけど、
ますます混乱するとわかり、少しずつ
まとめたカテゴリーをつくって、それで
理解を深めていただこうと思い立った
わけです。
まずは最初の記事から少しずつ
書いていた、宇宙の仕組みについて
の記事を集めた「宇宙の仕組み編」
です。
これは宇宙の真理編一覧にその
一覧にリンクするイラストをアップ
しておきますので、そのイラストを
クリックしていただければ、その
「宇宙の仕組み編一覧」にジャンプ
するという仕組みです。
宇宙の真理編のこれまでの記事は、
そのままにして、重複するけど
宇宙の仕組み編一覧にも載せる
ことになります。
新しい記事は今回の宇宙の仕組み編
のようなカテゴリーがあれば
そこに入ることになります。
まあ慣れれば、まとめていってすっきり
したと思っていただけると思います。
そして今回は、宇宙の仕組み編の
これまでのまとめの記事になります。
まとめるのは以下の記事
宇宙はプラズマ
宇宙は全てまさかの真空です
です。
これ下から順番に記事が続いています。
まさかみなさん、ほとんど人が宇宙が真空
なんていわれて、ははーんそうかなるほど
ねーなどと簡単にうなづける人は多くは
ないでしょう。それほどまでに、我々は
何世代にも渡って、物質というものは確固
たるもので、目に見えるものそのものが
現実だと信じて疑わないように思い込んで
きたはずです。特に明治時代以降という
べきかも知れませんが、もちろん全ての人
の現実感覚の統計などあるはずもありま
せんから、確かな事はいえません。

さてとにかく今はほとんどの人が、特に
日本では、目に見える物質世界、立体世界
こそが現実だと疑わないはずですね。
ところが、科学的観測機器の格段の進歩
により、我々が想像もしてなかったような
世界が広がったのです。
極微の世界が広がるというのもおかしな
言い方かもしれませんが、確かにその
言い方が適当なくらい、それまで固体
だと思っていた原子の大半が真空だと
いうことがわかり、確かに想像しなかった
ような、真空の世界が、極微の世界で
大きく開けたのです。我々のみている
物質は、ほとんどが真空なのです。
そしてその比較的に超広大な真空の中に
それに比較してとんでもなくわずかな
体積を持つと思われる陽子や中性子、
そして電子があるのですが、電子は
波動であつたり、位置が特定でき
なかったり、我々が見ている時だけ
素粒子のようにふるまうが、見てい
ない時や、性質としてふるまう時は
波動の性質を持っていたりするのです。
つまり、我々が思い込んでみよう
とするから、素粒子として見えるよう
になっただけのようなのです。
そしてまだまだ物質はあるはずだと
信じたい人たちが、じゃあ、陽子と
中性子はそこにあるじゃないかと
いうでしょう。
しかし、電離した状態では、また電子
と同じように波動になったり、また
位置を特定できなくなります。
というより電離した状態でもとの陽子
や中性子のゆくえを追うことは、ほぼ
不可能といっていいでしょう。
そもそも陽子以外に中性子がある
という事になつていますが、単に
質量でみると電荷と陽子の質量が
つりあわないので、電荷をもたない
中性子があるはずだということで、
できたつじつま合わせのものだった
のです。みなさん教科書や適当な
雑誌や本などで、丸い中性子と丸い
陽子がなかよくくっついている、
原子核の図をみかけたことがあり
とおもいますが、あれはたとえの
図で本物ではありません。
実際に電子顕微鏡では、振動してる
だけの波動なのか、確かな物体なのか
特定できていないというのが真実
だったのです。
実は、電子顕微鏡が原子内部の極小の
世界が見えるというのは、レンズを
拡大しただけでは無理で、電子の反射
を画像変換しただけのものだったの
です。
だから、我々が本当に物質として断定
できているわけではないのです。
だから全て極微の波動をともなった
圧倒的な範囲の真空だという事なのです。
波動は、物質ではないので、これも真空
の一種だとみてもいいので、やはり全て
真空だといって差し支えないというわけ
なのです。
これがまた極大に目を転じてみれば、
宇宙も天体が物質だとしてもこれも
大半が真空である事がわかっています。
もちろん天体も同様に波動としても捉え
られると想定できて、それも合わせて
考えると、宇宙も全て真空だといえる
事になります。
よたしたちの肉体的感覚としての五感、
特に視覚が、どうしてもその真空が
現実だと思えないようになっている
だけだという事なのです。
さてまちめたいのに、また長くなり
ました。

もう一つだけまとめます。
宇宙は真空であるが、波動的エネルギー
特に、潜在的エネルギーは無限です。
わずか立方センチの空間の中に存在
できる潜在的なエネルギーは、宇宙の
全物質の総量より大きいという計算
結果が出ており、真空のエネルギーは
無限大であることがいえるわけです。
そして量子物理学がつきとめたように
素粒子も対消滅や、対生成することが
明らかになっており、真空はエネルギー
だけでなく、物質(我々が感知できる
という意味でのということです)も
生み出すことができるのです。
そして真空から、一番エネルギーと
してあらわれやすい状態が、電磁波
です。というより我々の肉体は全て
電磁波を感知してそれを電磁気的に
解釈するようにできているからですが、
とにかくエネルギーの原初形態が
電磁気です。この状態そのものを
プラズマと呼んだりしますが、本来の
意味は、電離した電子や陽子などの
素粒子の存在する空間の事をいい
ます。
それは電磁波が発生しやすいから、
電離した電子や陽子があるだろう
という見方からうまれたもので、
その実、電磁波は素粒子である電子や
陽子が充満している状態でうまれやすい
わけでもないのです。
むしろほとんど真空に近い状態の方が、
電磁気が発生しやすい事もわかって
います。
昔の方は真空管というのをご存じで
すよね?あれこそ真空に近い状態なのに
電磁気が雷のように見えましたよね。
電離した素粒子や陽子をつめこんだの
ではありません。
つまりプラズマとは真空の事だったの
です。ただ我々は、俗に真空から発生
したばかりの、また真空に近い状態の
電磁気現象の事もプラズマと呼んで
います。雷や竜巻はもちろん、俗に
言う火の玉などもプラズマだったり
します。
また水や水蒸気もプラズマの一種だと
いう事です。
私が宇宙はプラズマというのは、
宇宙全体に広がる真空の事で、
一般にいうプラズマ現象は、その真空
からできる原初形態としての電磁気
だということなのです。

どうでしょう。わかりやすくまとめ
ようとしたけど、やはり簡単なまとめ
にはなってなかったかもしれませんね。
なんせテーマがテーマだけにわかり
やすくできにくい部分はあります。
次回のまとめ記事の時はもっとうまく
簡潔にまとめられるようにがんばり
ます。

宇宙の仕組み編一覧

宇宙の真理編一覧

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驚異の催眠術その4

驚異の催眠術 その3の続きです。
宇宙の真理編でのシリーズでしたが、
あまりにも超意識編が寂しい感じになって
いたので、どちらに入れてもいいような
記事なのでこちらに越してきました(^_^)
驚異の催眠術その3で、マリア・ジェラルド
夫人が、催眠術師のバーゲンシュティッヒア
の意識と一体になり、彼の感覚までも自分
のものとして味わうことができました。
今度は、催眠状態にある彼女が、物体を
手に取り超常現象とホログラム 
その2サイコメトリー

で紹介した、オソヴィエツキーのような
サイコメトラーのような能力つまり、
手にした物体から、その物体の持つ
時空を越えたホログラム情報を得る
能力を発揮したのです。
ただ時空を越えた映像を体験した
オソヴィエツキーと違う点が、彼女が
その物体の持つ時空を越えたホログラム
をその物体が経験した時の感覚を、
自分の肉体的感覚として捉えたという
事です。
ではその様子を、前回同様コリン・
ウィルソン氏の著書から引用させて
いただきます。

“隕石の欠片を手渡されたとき、彼女は
文字通り隕石になった。
 
 私は空中高く漂っている。周囲には多くの
光があり、ふいに輝きをましたと思うとまた
消えてしまう。太陽がごく近く、おそろしい
大きさに見える・・・。地震がはじまった
みたいだ(この時点で彼女は小さく痙攣
しはじめた)。立っている場所からひき
はがされそうだ。渦をまいて、速度をまし
ながら、深淵へと落下していく。目を閉じて
いるあいだに、氷のように冷たい層と。暑い
層を交互に突き抜けていく。おそろしい。
助けて!・・・

彼女の手からいそいで、石がもぎとられた。
  (中略)
(ウォルター・フランクリン・プリンス
博士の実験でのこと)
プリンスは、ベラクルスの海岸で
「シービーン」(海の豆。通常、海岸に
打ち寄せられた熱帯植物の豆や種子。
軟体動物の石灰質のふたのこともある)
を拾った。家にも同じようなものが
あったので、彼はそれを海草の種だと
考えた。催眠状態にあるマリア・デ・
ジェラルドにそれをわたすと、彼女は
川辺の密林に生い茂る背の高い熱帯植物
について語った。プリンスは彼女が
間違ったのだと思い、
バーゲンシュティッヒアにそう報告した。
バーゲンシュティッヒアは、自分はマリア
の方を信じると言った。彼らはその種を
専門の植物学者ふたりに調べてもらった
。するとふたりともが、これは熱帯雨林に
成育する木の実で、海岸で見つかったのは、
川を流されてきたためだろうと語った
・・・。

  (中略)

この現象を解明するためのもっとも興味深い
手がかりは、物体を手にしたときの状態を
語った彼女自身の記述にある。
実験がはじまるとすぐに、彼女は
バーゲンシュティッヒア博士の体を知覚
する。
しかし物体に「精神集中」した瞬間、
バーゲンシュティッヒアとの共鳴は絶たれ、
物体との共鳴が生じる。物体が針でつつ
かれると、彼女は痛みを感じる。物体が
アルコールに浸されると、彼女の口の中
にもアルコールの味がひろがる。火を
つけたマッチを近づけると、彼女の指が
焼けるように熱くなる。”
“出典:「サイキック」
       コリン・ウィルソン著
   荒俣宏監修・解説 梶元靖子訳
           三笠書房刊 ”

これは、もちろんこれまでみてきたように、
催眠効果により、潜在意識領域にアクセス
できているマリアが、全てのものと一体に
なれる意識レベルに達している事を示して
いるわけです。
最初は催眠術をかけたバーゲンシュ
ティッヒア博士と一体感を味わった意識
だったのが、集中するポイントを物体に
移すと、やはりその物体と一体になれる
というわけです。
そもそも潜在意識領域というのは、全てが
一体となった領域なので、トランス状態に
入った彼女は、集中するどのポイントとも
一体感を味わえる状態になっている
ということですね。
これまでみてきたように、催眠状態では
脳波が低いレベルになっていて、当然
右脳も活性化している状態なので、全て
との一体感を実感できる状態になっている
という別の見方もできます。
つまり催眠状態も、右脳の働きも、脳波の
低いレベルも全て同様の状態を別の表現で
使っているだけで、結局同じものだという
ことですね。

そしてまた今回の事でわかる事が、ホログラム
的現実は、時空を越えた領域に永続的に存在
しており、物体レベルの「経験」も一体に
なる事で、自分の肉体の感覚として「翻訳」
して経験できるということなのです。
またそれを、代表的に感じやすい場所、
口の中や皮膚感覚で特によく感じると
いうことです。

一つの超常現象も、これまでの研究成果と
合わせて考えると、実に理に適ったわかり
やすい現象となりるのです。

驚異の催眠術編一覧

宇宙の真理編一覧

超意識編一覧

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プラズマの驚異の力 その2 ②

プラズマのことについて、語ろうとしたら
絶対にはずしてはいけない偉大な人物が
います。それはニコラ・テスラです。
その経歴の要約を引用させていただきま
すと

~以下引用~

ニコラ・テスラ(1856-1943)

私たちの日常を支える
交流電流(AC)、蛍光灯、電子レンジ、
リモートコントロール、X線装置、
レーダー、タービン、ロータリー・
エンジン、ラジオやラジコン
(無線トランスミッター)、高周波療法、
車に使われている磁力コイル、発電所、
太陽熱発電システム、携帯電話の基礎
となった無線電信システムなどは、
ニコラ・テスラの発明が、基礎
となっています。
テスラは、1600もの特許を所有し、
1870年から1925年の間に、
世界中の大学から、27の異なる
名誉学位を受けています。

「20世紀を発明した男」
「世界に明かりを灯した男」
「世界を今日のようにつくりあげた男」
と、呼ばれています。

  ~引用終了~
”出典:Minouche

これ以外にも、磁束密度の単位は、その名
を冠して、「テスラ」と名付けられている
し、母国セルビアの通貨に肖像として使わ
れています。
また8カ国語に堪能で、詩作、音楽、哲学
にも精通していたということです。

なんでこの方がほとんど日本で知られて
いないのか、エジソンよりもずっと大物
です。それは彼の発明がフリーエネルギー
につながるもので、実際彼はそれをテスラ
・コイルという装置で100年ほども前に
実現させていたのです。

またまた引用させていただきます。

  ~以下引用~

テスラの発明で最大のものはテスラ・コイル
とエネルギー増大送信機です。
テスラ・コイルは、空心の円筒に一次コイル
と二次コイルを巻き、二次コイルの巻数を
非常に多くし、一次側が火花間隙をつけた
共振回路になっている。
エネルギー増大送信機はテスラ・コイルを
2つ使い、片方のテスラ・コイルから
もう一方のテスラ・コイルに電力を無線で
送電する。
その際に、宇宙エネルギーと共振させる
ことにより、入力した電力よりも
大きな電力を取り出すことができます。
テスラは、地球全体を共振させ、定常波
を発生させることにより地球上のどこでも
エネルギーを取り出すことができるという
世界システムの壮大な構想を持っていま
した。
彼は、まさしく、空間からエネルギーを
取り出すことができました。
アメリカのトーマス・ペアデンという米国
の退役軍人(中佐)で工学者はこういうこと
を言っています。
「真空中に(Vacuum)宇宙(フリーエネル
ギー)は、確実に存在する。
このエネルギーは、燃料を燃やして大気を
汚染することもなく核廃棄物を生む心配
もない。害を残さないきれいなエネルギーが
大気中の真空から無冬蔵に取り出せるのだ。
ニコラ・テスラという科学者は、無公害の
宇宙エネルギーを空間から取り出し
世界に供給しようとした。しかし、
彼の努力はすげなく拒絶された。
テスラは交流発電機や交流システムなど
さまざまな発明をした電気の20世紀の
功労者だ。
彼を十分評価していれば、安いエネルギー
が手に入っただろう。
私は、真空中のエネルギーの理論
(スカラー波理論)を学会で数多く発表
した。
テスラの 増幅送電機のメカニズムが
実用化されていれば、メーターをつけて
電気代を取られることもなかっただろう。
アンテナとタップをつければ安い電気が
豊富に得られるのだから。
それで権力がテスラの研究を妨害した
わけだ。
メーターを外されては困るからね。
結局、安くて、クリーンな電気は実現
しなかった。
我々は素晴らしい発明をしたテスラの声に、
もっと耳を傾けるべきだったのだ。
彼は電流を一切使うことなく電球の灯り
をつけてみせた。
彼は偉大な天才で、財閥から資金提助を
受けて研究をしていた。
資金援助が継続され、増幅送電機の研究が
成就して実用化されていれば
現代科学は100年進んでいただろう。
テスラの増幅送電機の挫折から80年を
経過して、今世紀初頭に彼がしたことを
再発見するときが、今やっとやってきた。
我々は100年遅れている。ニコラ・
テスラは実に偉大な科学者だったのだ」

  ~引用終了~
”出典:セレンディピティ

要するにニコラ・テスラは、真空中から
エネルギーを取り出す方法を考え出した
し、このトーマス・ペアデンという科学者
もそれを自身の理論で支持していたという
ことです。真空中から、生み出される
スカラー波というエネルギーは、事実上
無尽蔵ということですが、それはつまり
プラズマと同義語だということです。
ニコラ・テスラの発明したテスラ・コイル
は、フリーエネルギーを実現させるもと
となる発明だったのです。
このテスラ・コイルを軍事利用として使用
しようとしたのが、1943年10月
14日にアメリカペンシルベニア州の
フィラデルフィアにある海軍工廠で
行われた、軍艦の消磁実験(要する
にレーダーに感知されないように
するためということです)すなわち
フィラデルフィア実験と呼ばれる事件で、
軍事利用に反対していたテスラが、
この実験から身を引くと制御の完成して
いない、巨大な規模のテスラ・コイルが
暴走し、軍艦はテレポーテーションするわ、
人体と船体が融合するわの超常現象に結び
つくことになったのです。
これは、なかなか信じられないかもしれま
せんが、プラズマや宇宙について研究を
続けてきた自分には、充分理解でき、
あり得ることだと思えます。
我々が日常経験している世界は、「電磁界
的に安定している」ことにより、その実験
のような事態をみることはありませんが、
ひとたび、強力な磁界、つまりいわゆる
プラズマ現象が起きると、その電磁界の
安定がくずれて、超常現象のような事態を
ひきおこすことになるのです。
この実験の例だけならともかく、電磁界
異常が超常現象を引き起こす例はいくら
でもあるので、それをまたプラズマの驚異
シリーズで取り上げていきます。

もう一回投稿編一覧

宇宙の真理編一覧

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右脳の驚異の力その3

これまで、右脳の驚異の力その1その2
で右脳が潜在意識領域の無限の領域に
アクセスする事ができて、それは
全てと一体感を味わえる至福の世界で
ある事がわかりました。一方、左脳は
全てを分離したものとして捉え、さらに
自分はちっぽけな限界のある肉体という
ように捉えるので、とても寂しく孤独な
存在というような感覚に陥ります。
確かに前回ご紹介したテイラー博士
は、右脳しか働かなくなった時、自分の
身体とまわりの世界との境界がなくなった
といっておられましたね。
左脳が、外界から我々を切り離す役割を
担っているという事でもあります。
またテイラー博士は、右脳は並列
プロセッサー(同時並行で演算処理する
コンピューターの機能の一つ)のように
働き、左脳は直列(単一の事を連続して
演算処理する機能)プロセッサーのように
働くと説明してくれました。
つまり右脳の方は、全てを同時処理でき
る能力を持っていて、時間の感覚は、
ありません。つまり臨死体験者や超能力者
が体験するように、過去も現在も未来も
一体となった、時空を越えた次元で活動
するという事ですね。
そして左脳の方は、一つの演算を連続した
時間で処理するので、時間の概念の中に
あります。完全な因果関係が成立して
いるわけで、我々の通常の現実感覚と
同じく、過去から未来へと一定方向に
進む時間軸で左脳は活動しているという事
です。
テイラー博士によると左脳と右脳は別
人格のように働くとの事です。

その事についてテイラー博士が、説明して
くれているので、また前回のように
ログミー様から引用させていただきます。

“2つの脳半球は3億の神経線維からなる
脳梁を通して通信し合っていますが、
それを除けばそれらは完全に分かれて
いるのです。2つの脳半球は別々に情報を
処理します。そのためそれぞれの脳半球で
はいわば考えることが違うのです。
言葉を変えていうと、2つの脳半球は
それぞれ別人格であると言えるでしょう。
(中略)
右脳にとっては現在ここにあることが
すべてです。今この場所にいること、
この瞬間を生きていることがすべてなの
です。右脳は映像を通して考え、体の動き
から得られる感覚で学びます。右脳に伝わる
情報はエネルギーの形をとっています。
感覚システムからそれらの情報が一気に
流れ込むのです。そしてこの瞬間、何が
見え、臭い、味がして、どのような感触
がして、何が聞こえるかという情報を寄り
集め、それらを総合体として認識します。
例えるのなら、右脳の意識を通して世界を
見ると、私という存在は自分を取り巻く
すべてのエネルギーと繋がっている存在
なのです、まるで1つの家族のように。
この場所や瞬間に、私たちはこの世界を
より良くしようとしている兄弟姉妹
となります。私たちはとても完璧な
美しい共同体の一員として存在するの
です。
さて、左脳はまったく異なった存在です。
私たちの左脳は物事を直線的・系統別に
考えます。左脳は、過去と未来の経験に
基づいて、現在の瞬間を表すたくさんの
総合的な情報から詳細を拾い出します。
そしさらにその詳細の中からその詳細、
そしてその詳細の中の詳細……という
ように。拾い出したそれらの詳細を
分類し、情報を整理し、過去の経験と
結びつけて、それを将来の行動へと
反映します。
また左脳は言語で考えます。
言うならば、脳内の「声」が内面の世界と
外の世界とを繋ぐ役割を果たしているの
です。例えば、左脳は私にこんなふうに
言葉を発します。「帰る途中でバナナを
買うのを忘れないでね、明日の朝食べる
から」「今日は洗濯をしなければいけ
ない」それはまさに、計算された知能が
私にするべきことを思い出させるような
ものなのです。
そして左脳で最も重要なのは、その
「声」が、私が私であること、という
事実を思い起こさせることなのです。
左脳の存在があるからこそ、私たちは
右脳のエネルギーに満ちた共同体から
個々の存在へと切り離されます。
私たちは1人の個人となり、周りとの
エネルギーの共有状態から離れて、
分離します。その左脳の働きが、
脳卒中の朝に私の失いかけたもので
した。

“出典:「logme ログミー
世界をログする書き起こしメディア」
様”

なるほどさすがは、脳科学者であり
神経細胞学者でおられるテイラー様
の説明ですね。
とてもよくわかりました。
我々がいかに、左脳に囚われているか
というのも、これでよくわかります。
ほとんどの人の脳はとても忙しく、次から
次へと用事の事で頭がいっぱいになり、
他の事は全く考えられないし、(ここが
重要です)他の感覚もなくなります。
つまりよく本を読みながらとか、人と
話をしながら音楽が流れていても、
左脳が働いている間は、耳に入ってくる
音楽の音だけは、聞こえますが、実は
そこに情感はなく、旋律や歌声や和音を
理解するようには、聴いていないのです。
単に音というか、もし用事に集中して
いれば、雑音としてしか処理されません。
これが左脳の機能なのです。
だから気に入った曲がお店のBGMで流れて
来ると、友達との会話を中断して、
「ちょっと待って好きな曲なの、じっくり
聴かせて」というようなセリフが出てくる
わけです。
そして音楽を聴いている間、右脳が働きます
が、その状態からだと、今度は風景や
イメージや感情など、全く違う世界が思い
浮かんできて、豊かな心の状態になり。曲の
あと、また友達との会話がはずむわけです。
右脳は、さらにいろんな心を豊かにする
ための感性と直結していて、私たちが幸福感
を感じようと思えば、この右脳を活性化しな
ければならないのです。
また天才的なひらめきや、芸術的な感性など
は右脳が担当していますが、今わたしたちが
陥っている左脳に偏った社会では、不器用で
忙しくまた、貧しい心つまり、ネガティブな
感情に大きく傾く事になるわけです。

さてではなぜ私たちはほとんどの人が
左脳優先の生き方をしているのでしょうか。
いくつも原因が、ありますが大きな一つ
として教育がある事が最近の研究で、
明らかになってきました。

ウィリアム・アンド・メアリー大学
(バージニア州ウィリアムズバーグ)の
キュン・ヒー・キム教育心理学准教授は、
トーランス・テスト・オブ・クリエイ
ティブ・シンキングと呼ばれる標準的な
創造的思考テストの結果から、驚くべき
結論を導きだしたのです。
なんと学校での教育を受けた期間が長い
子供ほど、「感情表現が乏しくなり、
元気がなくなり、語彙力も乏しくなり、
話をしたがらなくなり、ユーモアが
なくなり、想像力が貧困になり、
型にはまった思考や言動、行動になり、
情熱的でもなくなり、いきいきしなく
なり、洞察力がなくなり、目的に無関係
のものには関心がなくなり、同調性が
なくなり、また別の角度、あらゆる角度
から見ようとしなくなる」という事なの
です。
確かに私たちは、暗記中心の教育で、知識
だけ詰め込まれて、卒業しますが、会話力や
想像力、ユーモアや洞察力など、全く
教えられずにいたような気がします。
これだと我々が確かに社会に出て、命令
された事をなんの疑いもなく実行するだけ
のロボット人間になりやすくなるのもよく
わかります。またサイコパスなどという
言葉もありますが、情感や共感能力そして
想像力の欠落した人間も、まさに今の
教育の成果のたまものだといっていいの
だと思います。
そして、この結論からみても、私たちが、
左脳に偏った能力だけ、教育で育てられて
きたことがよくわかります。
だから、左脳に偏った世界で苦労する私たち
は、万能の右脳を活性化させるために、上の
キム教授の結論とは、真逆の習慣をみに
つけるようにすれば、いいというわけです。

つまり右脳を活性化させるためには、まず

「豊かな感情表現をするようにして、元気
を出して、たくさん会話をしたり、好きな本
を読んで語彙力を増やして、表現力を豊か
にして、ユーモアを覚え、想像力を鍛え、
型にはまらない思考や言動、行動をする
ように心がけ、情熱的になっていきいきと
するようになり、洞察力を鍛え、あらゆる
ものに関心を持って、同調力を身につけたり
協調性を高めたり、あらゆる角度から物事
を、できれば同時にみれるようにしたり
する事」

を習慣づけるようにすればよい
という事です。もちろん右脳のための
トレーニングや、芸術に親しんだりする
事も、右脳を活性化させるのに効果的
です。
また、とても大事な点があります、右脳
は、脳波の低い状態でよく働くという
研究結果があります。右脳は眠りません。
つまり睡眠は左脳が行うもので、睡眠中は
右脳が三割もより活性化する事が明らかに
なっています。
そして、また重要な事に脳波が低い状態
で右脳がより働くという事は、ポジティブ
な感情や豊かな感性が働く時は、脳波が
低く、右脳も活性化しているという事
です。またその状態で、予知能力なども
働き、催眠術などによる超常能力も働く
というわけです。
逆に脳波が高い状態では、左脳が優先
になりますが、同時にいらいらしたり
怒りや嫌悪感、恐怖心などのネガティブ
な感情が優先になって、五感の限定された
範囲にしか、感覚が働かなくなります。
つまり我々が、意識的に超常能力をコント
ロールしようと思えば、完全に左脳が眠る
直前の低い脳波の限界点である、
7~8Hzが最適という事になるわけです。
私たちが、右脳を活性化させる事が、
どれだけメリットのあるものか、これで
よくわかっていただけますよね。

さて右脳の驚異の力についてはまた別の
記事に書く事にします(*^_^*)

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サビアンシンボル徹底比較 その7

今回徹底比較するサビアンシンボルは
蟹座13度
「とても目立つ親指とともに
   少し曲げられている手」です。
これはまず元となった、エリス女史の
チャネリングに立ち合ったジョーンズ氏
の原文を紹介しましょう。
「One hand  slightly flexed with
a very prominent thumb」です。
つまりここでは親指によってという
byがつかわれていなくてwithが
使われていますから、私のような訳に
なりますが、松村潔氏は、
「とても目立つ親指で少し曲げられた
              一つの手」
と訳されています。
直訳なら私の方が正しいと思いますが、ただ
占星学的な観点も加えての解釈なので、当然
訳し方も自在に変えてよいことになります。

またディーンルディヤー氏の意訳での表現だと
松村氏の場合の翻訳は
「研究のために差し出された、親指の
          きわだった手」
となって、
直居あきら氏の翻訳だと
「学習のために突き出された手の特徴のある
親指」
という事です。
確かにディーンルディヤー氏の意訳は、もと
もとのエリス女史のチャネリングに、占星学
的な観点から大きく変化を加えて占星学的
言語による翻訳といったものになっています。

さて私は、この曲げられた手を、目立つ親指が
強調されているところから、物または象徴的な
目標や望みなどをつかもうとしていると解釈
しました。その解釈がすでにご紹介している
以下の記事になります。

「これは、何かをつかもうとしている手
だと解釈します。親指が目立っている
のは、物をつかもうとする時に、伸ばした
手先でものを捉えて、そしてそれを逆側
の親指で物を固定しますよね。親指が、
目立っているのは、つかんだものを、
しっかりと自分のものにするという意志
のあらわれだという暗示です。
昨日の赤ん坊のメッセージを昨日では守る
だけでしたが、今日のシンボルはそれを自分
のものとするということです。
もちろん昨日も集合意識から赤ん坊を守って
きたことで、外からは隠すものなのですが、
赤ん坊からメッセージを受け取って、自分の
中で所有し、守るということに変わった
というわけです。」
この一つ前のシンボルが
蟹座12度
「メッセージを持った赤ん坊をあやす中国人
の女性」というシンボルだったのと合わせて
の解釈になっています。
とにかく、何か大事なものをつかんで所有
するという解釈ですね。

そして松村潔氏の解釈を引用させて
いただきますと

“「親指」は意志力を表し、また「親指」の
つけねの手のひらの膨らみはバイタリティを
意味すると考えられていることから、強い
生命力に支えられた意志的な行動力を示す
ことになります。「曲げられた手」という
のは、手の指を内側に曲げている形だと
思われますが、一般に手の指をまっすぐ
のばした場合は、対外的に主張する事を
意味し、一方、曲げている場合は意思が
閉じている姿勢を表します。このサビアン
シンボルは確信のある姿勢で、貝のように
閉じている生き方だとわたしは解釈します。
   (中略)
内部は強い意志で満たされているが、他人
から見るとちよっと閉鎖的です。”
“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”

これは同じようにエリス女史のチャネリング
を、素直に読み取ろうとした訳し方同士です
が、だいぶ違った解釈になりましたね。
内側に曲げられたというのを、ものを
つかもうと解釈しているのが私で、信念を
持って閉鎖的になっているというのが、
松村氏です。
ただ私のつかんだものを守るという解釈と、
松村氏の信念を守るという解釈で、守り
という意味では、ほぼ同じになるので
共通する部分もあるわけです。
まあ蟹座のサインは固い甲羅で守るという
性質もありますからね。それは
蟹座についてでも説明してます。

さてディーンルディヤー氏の蟹座13度の
シンボルの意訳をもとにしたのが、
直居あきら氏の次の解説です。
わりと難解なので、解釈のもとにしている
ルディヤー氏の意訳からの直居氏の翻訳を
もう1度載せておきますね。

“キャンサー13度
「学習のために突き出された手の特徴
のある親指」
   (中略)
このディグリーの人の人生は、一時期
苦しいものになるかも知れない。決断
しようとしても出来ない状況や強制的
変化によって立場の放棄や別れなどの
決断を強いられる可能性がある。
このケースでは、過去を捨てることは
余りに辛いことに感じられると思う。
性格的にも自己を極限に追い込む
ようなところがあり、精神的緊張の
人生という面がある。
無意識に自分を追い込んでしまう
ところがあり、それがネガティブな
心理傾向を生むといえる。
     (中略)
自己や他者そして運命を許し、リラックス
した生き方をすすめたい。
しかし、一面では、非常に真剣に人生を
生きる美学があり、それが人々の信頼や
社会的パワーにつながる。
たとえ苦しいことがあっても、天はこの
人を見捨てないことを信頼して、勇気を
もって生きて欲しい。”
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

なかなか難解ですね。もちろん直居あきら氏
自身が、どのような意味をこの蟹座13度に
もたせているかはわかりますが、エリス女史
のイメージの描写が、意訳によって変更され
たものと比べても、さらに大きく感性を
広げておられるようです。
意訳によって、新しく付け加えられた学習
という言葉が、確かに人生の試練を求めて
魂の学びを成就させようとしている性質や
運命につながっているのはわかりますが、
それと突き出された親指が、どう関係
しているのかは、すぐに結びつきません。
ただ私がもう一つ所有している直居あきら
氏の著書「究極のサビアン占星学」
(直居あきら著  Gakken刊)には、
ルディヤー氏の意訳からもさらに
遠ざかった直居氏の独特の翻訳が掲載
されてます。以下のものです。
「親指に特徴のある手はあくまでも学問
(努力)を主張する」
なるほど、つまり学習が魂の学び、そして
人生を生きる上での努力だということを、
このシンボルの手に持たせているという
わけですね。
こうなると、エリス女史のチャネリング
よりも、そこからイメージを膨らませた
占星学的解釈を極めた結果という事
になり、まさに究極のという言葉が
ふさわしくなります。
ただこの「究極のサビアン占星学」で
直居氏は、このシンボルに人生の強い
意志という意味も持たせているので、
これは私や松村氏の解釈に共通する部分
もあるという事を示しています。

今回も三者三様の解釈でしたが、私は
あくまでもエリス女史のチャネリングが
宇宙エネルギーのサイクルを読み取って
いると思っているので、その暗示その
ままを解釈の中心におこうとしています。
そしてそこに占星学的な解釈を加えているの
です。

それに対して、松村氏は、占星学の観点も
サビアンシンボルも同様なものとして総合
して扱い、さらに背景となる知識も加え
ながら解釈しておられます。

そして直居あきら氏は、ディーンルディヤー
氏の意訳をさらに拡大した解釈にして、
やはり占星学の観点も加えて、そして直居氏
のアストラル体や霊的な世界観も加えて解釈
しておられます。
つまり三者とも違うスタイルで、サビアン
シンボルを解釈していってるので、とても
興味深い比較ができるというわけなのです。

ちなみにエリス・フィラー女史の
チャネリングに立ち合ったマーク・
エドモンド・ジョーンズ氏の解釈は、
人生の選択をする上のでの決定に
対する自信を持った意志だという事
です。
キーワードは「決定」です。
意志という点では、私や松村氏や直居氏に
通じるものがありますが、
私の「所有し守る」という意志、
松村氏の内面に強い意志を持った「閉鎖的」
な態度や、
直居氏の「逆境」を呼び込む学びの意志など
とまた違った解釈になっています。
それと私からいわせていただくと、
意志を示すのは、確かに親指ですが、
全体の手が曲げられている描写の解釈が
私以外の三者には見られないのは、
少し納得がいかない部分でもあります。
また意志を示すのであれば、
親指が目立っているという事だけ
では不十分で、親指だけが突き出されて
いるか、親指だけの描写になっている
ものだと思うのですが、いかがで
しょうか?

まあつまり今回は4人とも違う解釈で、
どれが絶対的な正解というわけでは
ないのだと思います。
要は、それらの解釈に相当するものが
同時に共存できるのも、また無限の
宇宙意識の深淵なエネルギーの潜在力
なのではないかと思っています。

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