1300年前の古代インド哲学タントラと量子物理学は同じコンセプトだった


私が、当ブログで最先端物理学としてご紹介
しているのは、量子物理学です。
事実、近年多くの科学者がこの量子物理学
のコンセプトを理解するようになって
きています。
日本で量子物理学と訳しているのは、
日本人に真理を気づかせないために、
主流の物理学でないように思わせる
ためです。
元のクォンタム・フィジックスは、
量子物理学と訳するのが当然なのにも
関わらず、そのように訳す意味とは
そういう事です。

また超自然学と訳すのが当然な
metaphysics(メタフィジックス)を
形而上学と訳すのも同じ理由です。
オカルトもまた超自然的なもの
という意味です。

さて大衆を無知な状態に留め置きたい
支配層の傀儡の公式科学(アカデミック)
が提供する物理学は、実は反証だらけで
すでにニュートンおアインシュタインは
根底から矛盾している事が明らかで
それについての記事を
真理のヒント編にまとめてあります。

そして公式科学界からは、亜流のように
扱われている量子物理学こそ我々が、
しるべき真理につながるコンセプト
だという事です。

つまり超常現象や霊などの、我々には
感知観測できないものも、現象として認める
という科学本来の立場に立っているジャンル
だからです。
つまり波動関数とかややこしい
数学的要素で、量子物理学の真意を遠ざける
ネットやマスコミの誘導に惑わされては
いけません。
基本的に現象を素直に解釈していこう
という姿勢そのものが、量子物理学の定義
なのです。

従来の物理学では、物理的な法則(すでに
矛盾ばかりであると明らかなっている)
に反するものは現実または事実として
認めないという意固地な解釈だったのが、
量子物理学では全ての現象を説明できる
理論を構築しようというのが基本の
コンセプトです。
これこそ最先端の真の科学だといえる
でしょう。

しかし、この量子物理学がミクロの世界
で、ようやく発見できたような事実を
1300年以上も前にインドの古代哲学
が、理解していたという信じられない
ような事が近年知られるようになってきた
のです。

そのインドの古代哲学とはタントラといい
ます。タントラ(TANTRA)とは、
インドの哲学でなんと6~7世紀頃から
存在するものです。
この哲学が量子物理学のコンセプトと酷似
しているというのです。
ではみていきましょう。

量子物理学では、宇宙の最小単位とされて
いる素粒子は、波としての波動の性質と
粒子の性質を合わせ持っていると考え
られていますが、私たちが観測する場合に
おいてのみ、素粒子として現れるので、
本来は波動だという結論に達している
量子物理学者も多くいます。
そしてこのことは、近代になって電子
顕微鏡などの科学的機器による観測で
わかるようになったことですが、なんと
それよりさかのぼる事1300年前ほど
昔に、インドのタントラ哲学が、まさ
にその最新の物理学の結論とほぼ同じ
ものであったということなのです。

タントラによると宇宙にある要素は、
ナダ(nada)といって波動と呼ば
れるものと、ビンズ(bindu)と
呼ばれる粒子があるといいます。
これだけでも量子物理学と一致して
いるのが驚異的なのですが、さらに
タントラでは波動であるナダと、
粒子であるビンズを、意識をもって
もっと正確に見ると物体は三次元的な
性質を失い、全ての物体も一つの次元
となり、あらゆる全てとしての一つと
なるという事なのです。

(ここで、現代の我々の意識レベルと
古代のインド人の意識レベルの差が
はっきり出ています。
量子物理学では、あくまでも観測の
上で、素粒子も波動だと捉えられて
いるだけですが、タントラ哲学では
「意識」をもってみれば、粒子で
なくなり波動に溶け込んで一体になると
いっているわけです。つまり現代人
とは意識レベルが違っているという事
ですね)

これは、量子物理学の結論とほぼ同じ
です。
ナダ(波動)とビンズ(粒子)は、
結局同じものであるという点で同じ
ですし、全てが一つの次元だと捉えて
いたというのも、同じなのです。
量子物理学においても、量子はあらゆる
全てとつながっていて一つであるという
認識になりつつあるのです。
物理学者のジョン・ウィーラーによると
「宇宙のあらゆる時空の点が距離や
時間にかかわらず、あらゆる時空の点
とつながっていることから宇宙は一次元
である」としています。
宇宙があらゆる時空の点でつながっていて
一次元というのは、つまり「宇宙は一体」
であるという事で、タントラ哲学の言葉と
一致するという事です。ニュートン以来の
近代物理学では、全ての物体を別々のもの
として捉えていましたが、量子物理学は、
全てを一体として捉えるようになり、これ
がまた古代のタントラ哲学とも一致して
いるという事なのです。
また電気的宇宙論でも宇宙がプラズマを
ベースとした電気的な性質とエネルギー
で一体であるという事を示唆しています。
つまりは、教科書と主流の科学で支持
されて私たちの常識とされてきた物理学
は、本来であれば完全に不充分な認識
レベルであった事を認めなければなら
ないのです。(もちろん基本的に真実
から遠ざけられきている我々の常識とし
ては、現状のまま維持されるでしょう)

まあもちろん我々の五感で感知する限り
では、その従来の物理学を適用して
さしつかえないのですが、我々の現実
全てを説明するのには、そして真理を
認識するには、五感での狭い世界のみに
限定される事になって不充分だという事
なのです。

また量子物理学とタントラは同じように、
物質は永続的に存在するものではないと
しています。
両者はともに、エネルギーや動き
(波動、幾何学的元型)が元(源)に
あって、それが固形化されたような
物質を生み出すものだとしていて、
それらは全て最終的にエーテル(アカシャ)
に還元されるという事なのです。
(これは従来の科学も同じように思える
でしょうが、物質が素粒子に分解されるだけ
だと考えるのが現代の主流の科学なのに
対して、量子物理学と、タントラは物質が、
エネルギーや動きなどに還元されるとして
いる点が大きく違うのです。)

とてもよく似た宇宙の元型ともいえるのが
この物理学のエーテルと、タントラの
アカシャですが、少しだけ意味が違います、
アカシャは、原初のパワー(エネルギー)
が自身を分化させた総合的なエネルギー
(フォース)のことをいい、振動している
状態で、たとえば光などを伝達する媒介物
です。
逆にエーテルは、全ての物質のエネルギー
のもとであるため、物質でも、波動でも
ない、感知観測できない領域のものの
全てで、宇宙の元型として働くものです。

そしてアカシャは波動のベースのような
エネルギーだという事です。

おそらく混乱されるでしょうが、かんたん
にいいますと、タントラのアカシャは、
エネルギーそのもので、物理学のエーテル
は、感知できない領域の宇宙のベースで
あるという事です。つまり解釈の違いが
あるだけで、両者の指しているものが、
一致することもあるという事です。

むしろこのアカシャに相当するのが、
ウィーラー博士のいう「量子の海」
(quqntum form)
です。これは宇宙にゆき渡っている波動
エネルギー全体を示しているのです。

タントラと量子物理学では、物質とは、
それと同質の波動のことで、集中して
継続的な波動ということです。

これは私がこれまでの記事で説明させて
いただいたように、トーラスである
エネルギーの波動が物質を形成して
いるという事を裏付けるコンセプト
でもあるという事です。

あまり物理に興味がない人でも、6~7
世紀頃のインドの哲学が、現代の量子
物理学と同じ叡知に達していたという
事を示しているという事がわかって
いただけたのではないかと思います。

また全てが一つであり、物質は
エネルギーが五感として捉えられる
ようになっただけのものでもある
という事をわかっていただければ
いいかなと思います。

あとちなみにスピリチュアルの世界
でも有名なアカシックレコードとは
このアカシャのコンセプトがベース
になっているという事です。

ではまた(^^)

いつもありがとうございます(*^_^*)

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