蟹座２４度
「南から射し込む太陽に照らされた
ところにいる女性と二人の男性」
です。
これは、どちらかというと都会の喧噪を
離れた孤島のような場所の一場面という
ことらしいです。
これはとても含蓄深いシンボルですね。
みなさんもそう思われるでしょう。
まず、島で生きていくために、３人が
協力しあわなければならないという
ことが一つで、それは蟹座の集合意識の
体現という意味ですが、女性一人に男性
二人であれば、恋愛をすれば一人あまる
わけで、そこであらゆる迷いがでてき
ます。そこで３人とも深い関係になる
というのは、とても円満解決のよう
ですが、おそらくここはそんなスーパー
アンサーが、シンボルの暗示の範囲には、
入っていないと思います。
むしろ、そこで３人があらゆる思いを
交錯させ合うところがポイントなのだと
思います。ここには人間ならではの、
迷い、共感、欲、情、倫理観などあり
とあらゆる感情や意識が、たった３人
の中でも、複雑に交錯し合うという様子
が感じられます。
我々も日常であらゆる意識や情、欲、
倫理観、共通意識や感情などを交錯させ
ています。その複雑さの中で毎日を過ご
しながら、一つ一つの正解を出していく
べきだということなのかもしれませ
んね。
また蟹座の終盤に、獅子座の自己主張の
意識の影響がうまくからんできているな
という印象も抱かせますよね。
今日は、様々な葛藤があってもコントロール
する事に価値があり、幸運が宿るという
暗示です。
対象の１８０度は
山羊座２４度
「修道院に入る女性」
です。
なんか見事な対称関係というか、まるで
ストーリーができあがっているかの
ようなシンボルですね。
今日のシンボルのようなシーンで恋愛や
はたまた愛憎や、それとも自らの迷い
に疲れ切った女性が心の安寧を求めて、
世俗を離れて聖職に入ることになると
いう、見事なつながりとなっています。
どのような道が、人によって一番の正解
であるということは誰にもいえません。
これはこの女性の出した答えということ
です。
ただ、心の安寧というのは、一つの
大きな人類のテーマだといえると思い
ます。
現代人はとりわけ、それが足りなさ
すぎますよね。
みんな何かに追い込まれている感じ
がします。
蟹座のシンボルの心の葛藤に対して、
山羊座のシンボルでは、心の安寧を
求めるという事で対称的になって
います。
逆向きのエネルギーの
天秤座２４度
「蝶の左側にある三番目の羽」
牡羊座２４度
「風が吹き込み豊穣の角コーヌコピアの
形をとる開いた窓のネットのカーテン」
です。
どちらも今日のような人間の迷いとそれ
に対する答えのような対称軸のシンボル
です。
つまりその答えとは、別次元の超越的な
感性を得るという事です。
人間的な感情や欲望などを越えた意識は
今日のシンボルの対称軸のように、葛藤
や心の安寧を求める意識などとは、
無縁のものになります。
つまりこのことだけでも逆のエネルギー
であることがよくわかりますね。
天秤座２４度の蝶の描写は、霊性の象徴
でもある蝶のさらに左側ということで、
右脳という潜在意識や超意識を司る方の
感性が、三番目の羽ということで完全に
なっているということを示しています。
（３は数秘術で統合という意味）
まあ簡単にいえば超意識が開かれたと
いうことです。
つまりこれは、今日の俗世間に対する
人間的な意識の葛藤や隠遁への行動とは
別次元の逆のエネルギーとなっています。
牡羊座２４度のコーヌコピアの角とい
うのは、収穫と豊穣のシンボルという
ことですが、風のメッセージとして
神秘的に入り込んできたということで
これも豊かな超意識が入り込んできた
という暗示になっています。
これも、人間的な意識を示している
今日のシンボルの対称軸とは逆の
エネルギーとなっています。
いつもありがとうございます(^^)
