獅子座5度
「絶壁の端にある岩の塊」
です。
これは昨日までの自己アピールも、やはり
個人レベルのパワーでは限界があるという
ことです。ここには、土星社会の制限の
ようなものはありませんが、個人が自由
に活動するのにも、現実的な壁が存在
するということです。
今日は自分の現在での限界を見きわめる
のに良い暗示です。もちろんそれは、
越えるべき壁でもあるということです。
対称の180度のシンボルは
水瓶座5度
「先祖の委員会」
です。
これは今日の獅子座のシンボルの絶壁が、
自らの魂に従って行動してのものだった
のに対し、その魂が受け継いできた先祖の
方々の意識が協力して、今生の魂を応援
しているという対称的な暗示となって
います。
要するに、今生の魂の望みは、連綿と先祖
から受け継がれてきた意識の望みでもある
わけで、今日のように今生の魂がぶつかった
壁は、これまで先祖の魂が経験してきたもの
だということなのです。
だから、これは獅子座のシンボルのような
魂の望みがぶつかった壁を、
水瓶座のシンボルの先祖たちが一致団結して
子孫の魂が越えられるようにパワーを送ろ
うとしていることになります。
逆向きのエネルギーの90度のシンボルは
蠍座5度
「大きな岩場の海岸」
牡牛座5度
「開いた墓の前にいる未亡人」
です。
蠍座5度の海岸は、潜在意識の海を
あらわしています。
つまり今日のシンボルの対称軸のように
魂の望みという暗示とは逆に、潜在意識
の海が、無限に広がる可能性の場を表現
しています。
潜在意識の海は、特定の意識だけでなく
あらゆるものの意識を内包している
ので、特定の望みを成就するための今日
のシンボルの対称軸とは逆になります。
牡牛座5度の未亡人は、夫との思い出と
つながろうとして、比喩的に墓を開き
ますが、そこにあるのは、潜在意識の
広がりのみで、特定の意識は存在して
いなかったというものです。
特定の意識ではないというところが、
今日のサビアンの対称軸とは逆向きの
エネルギーになります。
ただこの未亡人には、可能性が広がって
いるという暗示にもとれます。