調べだしたら、セプタイルという
角度(アスペクト)は、いくらでも
サビアンシンボルどうしに意味のある
つながりが、見つかる事に気付きました。
というわけで、わりと長く続きそうな
予感がします。
全天360度を7等分してできる
このセプタイルは、51.4度
なで、51度か52度という事に
なりますが、神秘的な数字とも
いわれる7を使ったこの角度に
これだけサビアンシンボルが、見事に
表現してくれるのなら、自分の中では
これはもはやマイナーアスペクトでは
なくて、メジャー扱いですね。
このセプタイルというアスペクトに
なじみのない方のために、毎回
一番下にこの角度の解説を掲載して
いますので、必要な方はそれをご覧
になってから、もう一度最初に戻って
ご覧になられるのもいいかも知れま
せんね。
長い前置きですいませんm(_ _)m
さて今回のセプタイルをご紹介
しましょう。
蟹座6度
「巣をつくる猟鳥」
このシンボルからセプタイルの関係に
あたるのが。
獅子座28度
「大きな木の枝にとまる
たくさんの小鳥」
牡牛座14度
「模索している貝殻と遊んでいる
子供たち」
これらは、蟹座6度の猟鳥の、家族を
思う慈愛の心が、巣をつくる行為に
あらわれている事を受けて、どちらの
セプタイルも、守られている小鳥や
子供を暗示しているのです。
守られているので、大きな木の枝で
遊んだり、貝殻を探して海岸で
遊んだりできるというわけですね。
親の愛の恩恵がよく表れています。
またセプタイルのオーブ(許容範囲)
1度の53度に
牡牛座13度
「荷物を運ぶ男性」があり、これも
蟹座6度の巣をつくって労働して
いる猟鳥と共通する意味があるのが
わかります。
また蟹座6度のスクエアのオーブ1度
の91度に
天秤座7度
「ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女性」
があります。
これは、もう少しわかりやすく表現する
なら、女性が餌をヒヨコにやっている
ところに獰猛な鷹が襲いかかってきた
という事です。
つまりこれは蟹座6度が、巣をつくって
いるだけで、平穏な状態なのに対して、
突然襲いかかる危険を示しているので
障害のエネルギーとなっているの
です。ただ天秤座7度の女性はか弱い
ヒヨコを守ろうとしているため、
巣をつくって家族を守ろうとしている
猟鳥と共通する点はあります。
そしてまたなんとこの天秤座7度から
みてセプタイルの52度にあたるのが
蠍座29度
「酋長に自分の子供たちの命ごいをする
インディアンの女性」
なんと!か弱いものを守る女性という意味
で見事にまたつながるのです。
なんだかセプタイルはどんどん際限なく
つながっていっているように思えますね。
今回もセプタイルのアスペクトで神秘的に
意味通りのつながりがたくさんある
事を紹介できました。
では最後にいつもセプタイルの解説を
掲載しておきます。
マイナーアスペクトの中で、
とても重要視されはじめている、
セプタイル(51.26度)をご紹介
します。
これは全天360度を7分割して
できるアスペクトで、つまりは
7分の1の角度だという事です。
アスペクトとして、ホロスコープなどに
表記される場合は、1/7またはSeと
なります。
またその倍数をバイセプタイル2/7
(102.52度)
3倍をトリセプタイル3/7
(154.18度)
といいます。
このアスペクトについては英国占星学
教科書という本に詳しく説明されている
ので、引用させていただきますね。
「数字の七はとても重要な数で、宗教的
な文献にはこれを扱ったものが多い。
数字の七は、カルデアの七人の天使、
黙示録の七人の天使、七つの王冠と
七つの教会、そして一週間の曜日などに
例が見られる。七のシンボリズムは、
自分には人生からの最高の贈り物が
与えられていること、そして成長と
発展へと向かう精神の旅に出るのだと
いう認識を示す。同じくセプタイルは、
自分にとってたいへん喜びをもたらす
何かを見つける、すぐれた能力を
示す。
占星術家はハーモニクスの手法で、
第五と第七のハーモニックを用い、
自分が持つ才能とそれが開発される
かどうかを見分ける。」
“出典:「英国占星学教科書」
コーディリア・マンサル著
青木良仁/訳
魔女の家®BOOKS刊”
つまりは、セプタイルは喜びをもたらす
何かを見つける能力を示すという事で
ポジティブなエネルギーだという事
ですね。
最後の第五と第七のハーモニクスと
いうのは、第五のハーモニクスが
つまりは1/5のクインタイルや
2/5のバイクインタイルを指して
いて、第七のハーモニクスが、この
1/7のセプタイルや2/7の
バイセプタイルなどの事を示している
という事で、これらのアスペクトが、
活かされ合う関係だという事なのです。
7という数字は、数秘術でも神秘性、
霊性を示す数で、これを生命数などに
持つ人は、五感を越えた領域に強く関心
を持って、研究に没頭するような場合も
あるとの事です。