サビアンシンボルは、とても奥が深く
あらゆる角度から解釈を楽しめるので、
その事をみなさんと一緒に味わって
いきたいと思います。
さてコンジャンクションは、互いの
エネルギーを強め合うというアスペクト
ですが、サビアンシンボルの場合、
天体が同じサビアンシンボルなら、
エネルギーが同じなのは当たり前なので
コンジャンクションのシンボルとしての
楽しみは、オーブ(許容範囲)と言う事
になります。
すでにいくつか記事をアップさせて
いただいてますが、この間もアップした
魚座の終盤の3連続のシンボルもその
オーブとしてのコンジャンクション
という解釈で捉えています。
生命プログラムという特殊な解釈で
ですが。
もちろんみなさんの感覚に合うような
解釈も多くありますのでよろしくお願い
します。
というわけで今回は、蟹座の終盤に連続に
みられるコンジャンクションのオーブ
どうしのつながりをご紹介したいと
思います。
蟹座20度
「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」
蟹座21度
「歌っているプリマドンナ」
この二つは連続して歌っています。
同じような暗示のシンボルが連続するのも
サビアンシンボルの神秘のなせるわざ
だと思われますが、同時にここに確かな
宇宙エネルギーと、占星術的な暗示が
隠されているわけですね。
蟹座も終盤のこの21度と22度が連続
して歌うのは、集合意識を象徴する蟹座が、
集団やまわりの人に調子を合わせたり、
家庭などに集中していた中盤までと、意識
の流れが変わり、徐々に自己主張や創造
エネルギーの獅子座の影響を受け始めて
いるという事を、この連続のシンボルは
示しているという事なのです。
歌うのは、獅子座の自己アピールのあらわれ
でもあり、また人々の共感意識につながる
ものでもあるので、この蟹座の終盤の
ように、獅子座の影響を受け始めるのに
とても適している配置になっていると
いうわけです。
このようにコンジャンクションのオーブ
をみていくのもサビアンシンボルの
神秘を感じる事ができて面白いですよ。
ではまた(^^)