蠍座27度
「行進している軍楽隊」
です。
蠍座の終盤に、集合意識また社会意識
が入り込んできました。
究極の自己意識を追求していた蠍座
の意識が、集団の中に溶け込んでいる
という状態を示しています。
まわりとの完全調和を象徴している
この軍楽隊の行進からは、すでに
個人特有の自己意識といったものは
感じられません。
逆に蠍座1度の観光バスのような
集合意識に戻ったようなシンボルでも
あります。
この観光バスでは、天秤座で広がり
すぎた潜在意識を、バスという限定
された空間の中に閉じ込める事で、限定
された集団意識となり、自分の意識を取り
もどす足がかりのための意識でしたが、
今回は、自己意識を獲得してから、社会的
な集合意識に、自分を合わせていこうと
している暗示となっています。
今日は、社会のルールに従った集合意識、
つまり社会への意識に合わせようとする
意識になるでしょう。
まわりとの呼吸を合わせる事が大事と
なる日です。
対称の180度のシンボルは
牡牛座27度
「ビーズを売るインディアンの女性」
です。
これも雑踏の景色に染まるように、一つ
の風景となって、大衆に溶け込んで
商売をしている姿なので、こちらも
集合意識を暗示しています。
集合意識に溶け込んでいるという意味では
今日の蠍座と同じ意味になりますが、
蠍座が自分の意識を抑えた状態で、集団
に合わせているのに対して、この牡牛座
のシンボルは、自由な意識と立場で商売
しているので対称的なシンボルとなって
います。
逆向きのエネルギーの90度のシンボルは
水瓶座27度
「スミレで満たされた古代の陶器」
獅子座27度
「夜明け」
です。
水瓶座27度の、スミレで満たされた
古代の陶器というのは、陶器が古代からの
普遍的な集合意識の遺物で、それに新しい
創造の意識を加えたという事を象徴して
います。
つまりこれは、新しい創造意識が入る
事を許さない、蠍座のシンボルとは逆の
エネルギーですし、まわりの人々に合わ
せて溶け込んでいる牡牛座のシンボル
と逆のエネルギーになります。
獅子座27度の夜明けは、地上の人々に
高度な意識の領域から叡知がもたら
されるというシンボルですから、地上の
集合意識に染まっている今日のシンボル
の対称軸とは逆のエネルギーとなります。