天秤座3度
「新しい日の夜明け全てが変わった」
です。
一つ前の昨日のシンボル天秤座2度と、
同じく意識が覚醒しているシンボルです。
天秤座に入って、宇宙意識が目覚める
という流れが、見事にこの二つのシンボル
に表れているわけです。
もちろんその前の天秤座1度の、完全な
状態で、霊的意識に入った蝶も覚醒意識を
暗示しているので、これも天秤座の
宇宙意識、全てとの一体感である高い
レベルでの集合意識につながる暗示
です。
さて全てが変わったという覚醒状態の
今日の天秤座3度では、これまでの意識
とは全く変わった自分を見つけるという
暗示です。それが経験によるものか、
ひらめきによるものか、きっかけは
特定されませんが、良い意味での意識的
大変化を経験するという事です。
というわけで、今日は意識が大転換
する流れの日です。
日常の繰り返しの中で、感覚や感性
を麻痺させている人なら、今日は
何かを大きく変える気持ちで、生活
すると運をひきつけるという暗示
です。
ここのところ漠然とした、日常のヒント
になるのは、天秤座になって入り込んで
くる意識が、わりと現実離れしたような
ものになるからです。
そのため天秤座を太陽に持つ人などは、
時々自分自身とは誰なのかというような
問いかけをするような迷いの境地に
陥ることもあるわけです。
詳しくは天秤座についてを
ご覧ください。
対称の180度のシンボルは
牡羊座3度
「彼の祖国の形をした男の横顔
の浮き彫り」
です。
これは、まだこの地上で生命意識に
目覚めたばかりの個人という枠に
とらわれていない状態を表して
いて、その土地に生まれたという
広い状態での自分の意識を獲得して
いるという事です。
実はこれは、魚座の最終シンボル30度の
「巨大な石の顔」とつながっている
のです。
魚座から牡羊座に移行する時に、潜在意識
の海から、生命意識へとつながるわけ
ですが、その生命意識が刻みこまれた
のがこの「巨大な石の顔」という事です。
それが今度は、地上に生命を受けて、特定
された土地、つまり祖国に自分の意識を
刻み込んだのがこの牡羊座3度の
男の浮き彫りなのです。
まだ生まれてから、しばらくの間、幼少時
はこの自分という個人の感覚が希薄だと
いうのは、よく知られた事で、自分と
いう個人を意識させるために、親が鏡で
「これがあなたよ」というように個人
である自分を意識させるまで、わからない
幼児も多くいます。
それはまだ、生まれる前の全体的な
集合意識としての潜在意識が自分に
残っているからなのです。
それを土地という広い感覚での自意識
として投影したのがこの牡羊座3度の
シンボルというわけなのです。
これは集合意識としては、今日の天秤座と
同じですが、天秤座が高次のレベルでの
集合意識に移行しているのに対して、
この牡羊座のシンボルでは、日常の
大衆感覚としての土地の集合意識を
表しているので対称的になっています。
逆向きのエネルギーの90度のシンボルは
山羊座3度
「成長と理解に対して、受容的な人間の魂」
蟹座3度
「毛深い鹿に先導される
毛皮に包まれた男性」
です。
山羊座3度の受容的な魂というのは、本来
の自分の意識が、人間社会の制限の中で
抑えられているのに対して、それを
そのまま受け入れてしまう事を意味します。
社会の中で、器用に生きて行くためには、
自分を通すより流れに身を任せた方が
うまくいくという事ですね。
この山羊座の受動的な意識は、自分の
意識に従う今日のシンボルの対称軸とは
逆のエネルギーになります。
蟹座3度の鹿に導かれる男性は、自然の導き
に従っている意識を象徴しています。
これも今度は、自然に対して受動的な意識
の蟹座のシンボルが、自分の意識の能動的
な働きの今日のシンボルの対称軸と逆の
エネルギーになっています。
蟹座から入り込んでくる集合意識は
分離された物質世界での、日常感覚として
の集合意識です。しかもその場合は、受け身
としての意識なので、自分から移行していき
一体感につながる天秤座とは、逆になり
ます。
また自らの生命意識を、生まれた土地に
投影している牡羊座のシンボルとも、
自然に対して従う、受け身の蟹座の
シンボルは、逆の意識になります。
つまり天秤座と牡羊座で、新しい場に
移行する時点では、自分の意識の望みに
従っているのに対し、90度のアスペクト
にあたる蟹座や山羊座では、その自分の
意識に制限をかけるような干渉が入り
込んでくるという事なのです。
詳しくは、蟹座についてと山羊座について
をご覧くださいね(^^)/