インド占星術  家や土地など生活の基盤を示す第4ハウスについて


前回の
インド占星術 努力や兄弟をあらわす
第3ハウスについて
に続いて
今回は第4ハウスになります。

ハウスの流れをまたまた掲載します。

「1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・
努力 → 4.人生の基盤を築く → 5.学習・
理想 → 6.障害や病 → 7.人間関係を築く
→ 8.悩む → 9.精神性に目覚める →
10.社会的な活動 → 11.達成 → 12.死
→ 1へ戻る」

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

このハウスの流れでいくと、今回の
第4ハウスは、「人生の基盤を築く」
とあり、わりとベースになる重要な
室のようです。

確かにケンドラハウスという強い
影響力を持っているハウスなので、
ここでの象意は人生に大きく影響
しそうです。

説明では男性血族の室としながら、
象意では母が出てくるところなど、
なんだかよくわかりません。
ただ男性の親類ともあるので、それが
男性の血族という意味なのでしょう。

ケンドラハウスの一つとして、吉意が
ありますが、他のケンドラハウスと
比べての順列は
吉意の強さは、
第10室>第4室>第1室>第7室
という順番なので、これでいくと
第10室に続いて二番目に吉意が強い
ハウスのようです。

ではいつものサイトから第4ハウスに
ついての説明を観てみる事にしましょう。

『』内が引用です。

4室 
(バーダヴァ・ハウス/男性の血族の室)

4室は位置としては地下となり、
プライベートなことにかかわる室です。
象意は主に 、安定・幸福・家庭・建物・
快適性(家・車・土地)出生地を
示します。主に生活の基盤になるものの
象意となります。4室に吉星が入るなら、
乗り物や家などにおいて、快適・贅沢な
暮らしができるでしょう。
4室やその支配星が10室関連と絡むと、
不動産や建築業とも関係しやすくなります。
4室は出生地も表しますので、4室支配星が
3室や12室に入ると、出生地から離れて
暮らしたり、引越しの多い相となります。
同様に4室に火星などが入ると、家庭の
トラブルや生まれた土地の居心地が
悪くなり、こちらも出生地を離れて
暮らすことが多くなります。
また、高度な教育(大学など)は
5室が示しますが、基盤となる義務教育は
4室が示すと言われます。また、人間関係
では母親を示します。4室を1室と見て、
母親を占うことも出来ます。

4室または支配星が傷ついていると、
上記の象意になんらかの障害がある
ことをあらわします。例えば、
4室に火星が入ると、威圧的な母親、
母親や家庭でのトラブル、
建築系への興味、出生地を離れる
などの象意が出ます。4室が12室関連と
かかわると、引っ越しや海外生活、
快適性の欠落(貧困)などの意味も
生じます。また、金星、月は4室で
方位の強さ(ティグバラ)を得ますが、
一般に月の4室在住は、母親が苦労すると
言われています(同象意の組み合わせは、
あまり相性が良くない。※7室金星、
5室・11室木星なども)。 また、
トランジットでは、土星が4室を通過する
時をダヤといい、快適性や平安が
失われやすい時期と言われます。

4室の意味(ウッタラカーラムリタより)

教育。王国。家。乗り物。オイル風呂。
母。友人。親類の男。カースト。衣類。
井戸。水。ミルク。幸福。香水。 人気。
効き目のある薬。信頼。嘘。教壇。勝利。
汗。農業。野原。井戸や庭の設置。
母方の親戚。論理的思考力。父。 妻。
財宝の蓄え。富。大邸宅。芸術と建築。
新居。結論。性格。きらめき。父方の
財産。アンブロージア
[不老不死の食べ物]。 盗品が隠されて
いる場所の手がかりを得る方法。蟻塚。
ヴェーダ[インドの聖典]。水牛。牡牛。
馬。象。湿った土地。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

これで観ていくと第4ハウスは家とか
土地、幸福、出生地、快適さから
車なども意味しています。
ここに吉星が入ると、乗り物や家
などにおいて贅沢な暮らしができる
という事です。
後でも観ますが、私はここに最凶の
土星が入ってますね。
ただ車はあるし、家も快適ですが
何か他の事でマイナス面でもある
のでしょうか。
第4ハウスには土星が入る事よりも
火星が入る事で、威圧的な母親とか
家庭でのトラブルにつながるという
事です。
確かにそれはありません。
また第4ハウスに月が入っても
母親が苦労するという象意がある
ようで、これは相性もあるようですが、
やはり月にはネガティブなエネルギー
があるという事を裏付けているようにも
思えます。
にしても象意にオイル風呂とか、私たち
には縁遠いようなものも、インドの古代
の文化ならではのものもあります。
もちろんカーストという象意なんかも
そうですね。

さらに第4室の詳細な働きもこのサイト
には書かれていますので、それは省略
しますが、また参考にされると
いいでしょう。

ただ一つだけ自分のラーシチャートに
関係のある部分がありましたので、
あとで引用させていただきます。

では私のラーシチャートで観て
いきましょう。

確かに第4ハウスは、土星が
入っているので、家や建物について
贅沢な暮らしはできていない
かも知れませんが、しかし快適です。
この謎は簡単に解けました。
第4ハウスは魚座なので、魚座の
支配星木星が第4ハウスの支配星
という事です。まずここで支配星が
吉星です。そして私の木星は第8
ハウスにあり、第4ハウスと
アスペクトしていますのでその吉意
もあります。さらに第10ハウスの
ケンドラにも吉星の水星があり、
さらに高揚していて、この水星も
第4ハウスとアスペクトしている
ので、どうやら第4ハウスの土星
の凶意をほぼ取り除いてくれて
いるようです。だから大きな家では
ありませんが、家はとても快適だと
いう事でありがたい限りですね。

あとさきほどいってました詳細な
働きのところで、関係の深い要素を
引用してきますね。

『BPHSのChapter 15.には、
4室についてのことが載っています。
ちょっと抜粋してみます
(訳が正しいかは自信がありません
第4の室の影響

2. 住宅快適にするもの:
4室がその支配星、または、
アセンダントの支配星によって
占められるか、吉星によって、
アスペクトされているならば、
住居における快適性(贅沢品)
を所有しているでしょう。』
“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

なやるほど私のアセンダントの
支配星は木星なので関係は
ありませんが、吉星である木星と
水星でアスペクトされているので
やはり住居における快適性を
所有できるという事ですね。

今回のはわかりやすかったです。
みなさんもご自分のラーシチャート
で、調べてみてくださいね。

では次回は第5ハウスについてに
なります。

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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