宇宙の幾何学的言語は、音の波動による創造  神秘的な形態


サイマティックスとは、知る人ぞ知る
貴重な知識のひとつで、どういうものか
といいますと、音の波動が、水や砂に
作用して、図形のような、形態をつくり
出すというものです。
これは、波動が物質の創造するもとで
ある事を、証明しているばかりか、
音のように低い波動の領域が創造
エネルギーを持っていることの証明
でもあります。
みなさんレコードはご存知ですよね、
あの針がレコード盤の溝をトレースする
動きは、非常に単純な凹凸の溝を
なぞっているだけで、それがもたらす
振動はとても低いのがわかりますよね。
それが、あの多くの楽器や歌の複雑な
メロディーや音色、リズムにつながる
とは到底想像しにくいはずです。
ですが、あの低い波動が、人の心に
大きく影響をもたらす、複雑な音楽を
創造しているのです。
一本の溝をトレースしているだけなのに、
なぜ楽器や歌などの複数の音が表現
できるのか、不思議に思いませんか?
視覚領域にくらべて音を感知する聴覚の
領域が、とてつもなく、低い波動である
事は、五感にもレベルがあるシリーズで
詳しく説明していますが、視覚のような
高い波動よりも、聴覚で感じられる
ような低い波動に創造力があるという事を
今回ご紹介するサイマティックスが、
わかりやすく証明してくれているという
わけです。
(よく現実を創造するイメージの力に
『視覚化』というものがありますが
これは目による視覚領域によるものでは
なく、逆に目を閉じ視覚領域への意識を
遮断して、低い脳波8ヘルツ以下で
イメージする事によって現実を創造する
力なので、混同しないようにして
くださいね。つまりこの『視覚化』も
聴覚領域よりさらに低い脳の波動により
現実が創造できる事の証明でもあります。)

私は、最近知られるようになってきた
サイマティックスに、これまでの
研究成果をもとに新しい視点を加えて、
深く真理を探究していこうと思って
います。

さて音の波動が、結晶のような調和の
ある形になったという実際の画像を
ご覧ください。


“出典:「ウォーター・サウンド・
           イメージ」
 アレクサンダー・ラウターヴァッサー著
       増川いづみ[監訳・解説]”

これは、4センチ四方の容器に8ミリの
深さまで水を入れ、そこへ28.9Hzの
周波数を流して振動させたものです。
28.9Hzというのは、もちろん我々の
聴覚が捉えることのできる範囲なので、
つまりは音の波動です。
なんと音が、結晶のような美しい「形」を
実体として生み出したのです。
しかもこちらはユリの花の形の原型のように
なっているという事を紹介しています。
実は、これはあらゆる周波数帯で、サンプル
があり、どれも美しい結晶のような形になる
のです。
これは定常波という一定の条件を満たす事が
必要ですが、音の波動が形を創ったという
事実が真実だという事が、実験で繰り返し
証明されたという事なのです。
定常波というのは、別の記事で説明
させていただきますが、実は我々の捉える
現実世界も定常波で満たされているという
ことなのです。
これはまた真理を解く鍵のひとつでもあり
ます。
そして、音の波動が、物質の形態を
生み出すというのもまた大きな真理に
つながるのです。

今回は、音が物質の形態を生み出す事を、
最初に発見したと思われる人物の事を
紹介したいと思います。これは上の画像を
掲載してくれている
アレクサンダー・ラウターヴァッサー氏の
著書からの引用です。

「18世紀の終わりに自然科学者の
エルンスト・クラドニ(1756-1827)は、
振動する物体におけるさまざまな音の
現象に着手した。
なかでももっとも有名なのは、薄いガラス
の皿に砂を広げ、バイオリンの弓で皿の
縁をこすり、振動させる実験である。

その結果、クラドニは驚くべき発見をし、
「クラドニの音(砂)の図形」として
世間を感嘆させた。
1802年に出版された著書『音響学』で、
砂に表れた形や模様の精巧なスケッチを
数多く紹介した。
ウィーラント(ドイツの詩人)は
「音で描いた絵」と評した。

これらの実験の成功により、クラドニは
おそらく史上初めて、音は心を揺り動かす
だけでなく、実体のある物質に影響し、
形づくることもできることを示した。
一目で理解できるこの現象が大昔に発見
されていたなら、プラトンが著作に記して
後世に伝えているはずだし、ヨハネス・
ケプラーも偉大な著作『世界の調和』で
取りあげ、音の想像的なパワーを示す
奇跡的な実例として詳しく論じていたに
違いない。

さまざまな線や模様の音の図形を奇跡的に
作りだしたのが、ただの音であるとしても、
自動的に描かれる画像を目の当たりにすると、
想像力が刺激され、音の創造的なパワーを
直観の部分で理解できる。
目で見ると、「宇宙の無限の創造的な音楽」
が実感としてわかるのだ。

 20世紀初頭、イギリス人女性メアリー・
ウォーラー(シェン 1992)とアメリカ人
女性マーガレット・ワッツ・ヒューズの
ほかに、スイス人医師で、自然科学者で、
画家でもあったハンス・イエニー
(1904-1972)を忘れてはならない。彼は
1960年代初めにクラドニの研究に新たに
命を吹き込んだ。
いろいろな素材や先進的な実験、とりわけ
液体を用いて、イエニーは音や音程、音楽
によるさまざまな現象を目に見える形で
実証してみせた。
イエニーは〈Cymatics〉
(ギリシア語で波を表すKymaより)
という言葉を考案し、12年にわたる
研究成果を、多くの著作で美しい見事な
写真やフィルムとともに発表した。」
“出典:「ウォーター・サウンド・
           イメージ」
 アレクサンダー・ラウターヴァッサー著
       増川いづみ[監訳・解説]”

なんとこのクラドニ氏は、歴史上初めて
音が形態を生み出す事を発見したという
事です。これは偉大な発見ですね。
もちろんギリシャ時代から、音楽が真理
につながる非常に重要な鍵であると
いう認識はあって、プラトンも
「音楽が、あらゆる芸術の中で最も
レベルが高く、重要である」と説いて
います。
またピタゴラスも、意識を高い状態に
すれば、天球の音楽(宇宙の波動の音楽)
が聴こえると言い、実際に歴史上初めて
その音楽を聴いた人物として知られて
います。
またケプラーも、現代の我々が知るべき
多くの真理に気づいていて、その事は
別の記事に書こうと思っています。
そのような偉大な歴史上の、科学者たちが
到達していなかった叡知をクラドニ氏が
もたらしてくれたというわけなのです。

著書で、ただの音と表現されていますが、
現実の形態を創造する力があるわけだから
「偉大な音」と言い換えた方がいいと思い
ます。
この著者は、サイマティックスという言葉
を生み出したイエニーの手法をさらに
洗練させて、この本に掲載されている
ような鮮明な音の画像を多く、公表して
くれています。
次回は、その音の画像の実例を取り上げ
ながら、またさらなる真理を探究して
いきたいと思います(^_^)

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
なんとまだ上位継続中です💦

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剣とたいまつの戦いのシンボル 三者三様の解釈  徹底比較その3


サビアンシンボルは、宇宙言語といっても
いいくらい神秘的な暗示なので、その解釈
は、占星術家によってさまざまです。
私も独自の解釈をしていますが、適当に
解釈したのではなく、ちゃんとした感性
にもとづいたものであるという事を、
サビアン占星術家の大家の解釈と比較して
ご覧いただこうというシリーズです。
長いですが、是非サビアンの奥深さを
知っていただきたいと思います。

今回は、サビアンシンボル徹底比較その3
です。

今回比較研究するのは、
牡牛座17度
「剣とたいまつの戦い」です。
私は、これを男性エネルギーと
女性エネルギーの葛藤と単純に解釈しま
した。以下がすでにご紹介している
牡牛座17度の解説です。

「これは個人にあてはめるなら、
剣(戦い、実行力)の象徴する男性の
エネルギーとたいまつ(祈り、調和力)の
象徴する女性エネルギーの葛藤ということ
になります。
人は男性であれ、女性であれ、それぞれ
男性エネルギーも女性エネルギーも
両方持つといわれています。
たとえば最近の肉食女子なんかは、
男性エネルギーが強く出ている女性
ということでしょう。もちろん草食男子は
その逆ですね。」
個人にあてはめるならという書き出しでし
たが、基本的に一つのサビアンシンボルでは
個人をあらわすことができないとあんみん
は解釈しているので、毎日のサビアン
シンボルの説明では、このシンボルの人
というような書き方はしません。
(かんたん解釈のあなたのサビアンシンボル
は特別にそのような書き方になってます。)
その点、松村潔氏や直居あきら氏や
ディーンルディヤー氏の解説とは少し
説明の仕方が異なります。

まずは松村氏の解説をみてみましょう。
今回は松村氏のディーンルディヤー氏の
解釈をもとにした解説としてまとめて
おられる「神秘のサビアン占星術」
からの引用です。

“牡牛座17度・・・
「剣」と「たいまつ」の象徴的な戦い

伝統的な教師からなにも学ぶことが
できないことを自覚した魂は、彼自身
の方法で戦う準備をする。
霊というものは、それだけでは、個人
の本当の生き方の鍵とはならない。
それを知っているのは、人間が生活
する上で行使する具体的な意志力や
知性だ。個人に内在する霊と、生活に
埋もれた意志は、どちらも片方だけ
では半欠けのものでしかなく、この2つが
協力してはじめて霊肉二元のような象徴的
な葛藤を繰り返しつつ、新しいその人の
生きた価値を形成することになる。”
“出典:
「増補改訂版 神秘のサビアン占星術」
    松村潔著  Gakken刊”

これは、わたくしの真理探究のコンセ
プトと大きく違いの出た解説になっていま
すね。
霊肉二元という時点でまずは違います。
我々が肉体だと思っているものは、霊
または潜在意識の投影でしかなく、いわば
五感に囚われた人間特有の感知の仕方で
しかないということです。
これは「宇宙は全てまさかの真空」
を読んでいただければ、わかって
いただけると思います。
この物質世界と精神世界を分けて
考えるのは、通常の人の考え方で、
それが人類の目を曇らせる原因の一つ
になっているということを、
神秘のヘキサゴン的解釈その2
説明しておきましたのでご覧くだ
さい。

しかし、真実はそうであっても、これが
生きる人の感覚だといってしまえば、また
その通りですね。事実我々が霊と肉体を
実際に別々のものとしてみてしまうと
いうのは、亡くなる方の身体から、
ブラズマとおぼしき、白い霧のような
ものが、離れていくのを目撃されるという
事からも、霊と肉体を別々のものとして、
捉える方が、自然に思えるのは仕方あり
ません。しかし、その通常の感覚に
合わせた説明の仕方でも、私が言うのは
霊が本来の主体であるという事なのです。
この事は、以前ご紹介した、スウェーデン
・ボルグ氏もブッダでも、多くの太古から
の賢人だちが口を揃えていう事なのです。

しかし、この松村氏の解釈においては、
どちらかというと、生活に合わせての
霊の葛藤という意味で、霊が主体である
あんみんの解釈とは異なります。
あんみんは、このシンボルに対しては
男性エネルギーと女性エネルギーの葛藤
という解釈なので、生き方までは問うて
いません。

次は直居あきら氏の解説です。
“ このディグリーの人は非常に強い
自己実現への意欲を持って生まれてきて
いる。
その自己実現は平凡に地位が向上する
という類のものではなく、特定の価値に
自らを賭けてゆくことで成される。
    (中略)
テーマや価値という旗が立てられて、
初めて人生は生きるに値するものとなる
ということをよく知っていて、ただ息を
しているだけという生活を激しく否定
するだろう。
このことは私たち人間の意識構造に、
ある示唆を与えている。
人間は価値という幻影を追求してこそ、
人と成り得るのかということである。
価値をもつことで人は情熱を持つもの
であるし、そこには火のような生命力
が育つ土壌が生まれる。この人の人生
の目的は対象としての価値そのものと
いうより、この活性化されたエネルギー
を生きることにあるのではないか。
価値は時の流れの中で消滅しても、
充実した生命力のエネルギーは
アストラル体に残されていくの
だから。”
“出典:「定本サビアン占星学」
      直居あきら著 
   魔女の家®BOOKS刊”
こちらは、物質と霊というような
分け方はされていませんが、少し難解
ですね。剣とたいまつが何を象徴して
いるか、説明されていないうちに、
価値を求める人生に、解説がまとめ
られています。ただ最終的に
アストラル体(霊体)に残る生き方を
するわけなので、個人の意志に従った
価値を選択して生きるという意味
なのだと思います。こちらは葛藤では
なく、強い意志を読み取っているという
解釈になりますね。
ただあんみんの場合は、個人意識の
完成に向けての発展途上にある牡牛座
にそれほどの深い意識の覚醒を読み
取ることはないので、冒頭の通り、
男性エネルギーと女性エネルギーの
葛藤というように、単純に解釈
しました。

またエリス女史のチャネリングイメージ
を描き取ったマーク・エドモンド・
ジョーンズ氏の解釈によるキーワード
は「決断」です。
これは、やはり私の葛藤に対する決断
という捉え方が一番適当だと思います。
お二人は、ルディヤー氏の、解釈の
フィルターを通しておられるのに対して
ジョーンズ氏と私は、もともとのエリス
女史のチャネリングイメージを、もとに
にした解釈なので当然ですね。

今回も三者とも、別の解釈になりま
した。比較研究をすることによって
意識が高まり、良い点を補い合って、
サビアンシンボルの力を引き出せる
ようになると思います。
ではまた次回です。

ではまた(^^)/

よろしければこちらもお願いします(^^)/

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かんたん毎日のサビアン10月10日


今日の太陽のサビアンシンボルは

天秤座17度
「引退した船長」
です。

これはこれまでの人生を振り返って
満足しているという暗示のシンボル
ですが、つまりこれまでの成果を
振り返り満足しているという意識で
とても落ち着いているという事です。

感情面を示す金星のシンボルは

蠍座2度
「割れた瓶とこぼれた香水」
です。

これは人と深くつながりたいという
意識ですが、特に異性を強く意識
しているという暗示でもあります。
これは、想う人と身体の関係を持ち
たいという意識にもつながります。

知性とコミュニケーションを示す
水星のシンボルは

蠍座10度
「親睦夕食会」
です。

これは、パーティーや食事会など
で、交流を深めようという意識です。

この水星が自分の深層心理を示す
冥王星と、クインタイルでつながって
います。

冥王星のシンボルが

山羊座21度
「リレー競争」
です。

これは、同じ目的のために、仲間
と役割分担をして、チームワークが
とれているという暗示です。
これが水星とつながると、同じ目的を
持つ人達と互いの個性を活かしあい
ながら交流を深められるという意味
になります。

行動面を示す火星のシンボルは
昨日に引き続き天秤座4度なので
身近な人達と、深くつながり合う
という暗示です。

今日は、気の合う友人たちと、食事会
などをすると、とても共感に満ちあふれ
た意識に囲まれ、満足するというような
日です。またその時に特定の異性と
より深くつながりたいという気持ちに
なる暗示でもあります。

ではまた明日(*´▽`*)

いつもありがとうございます(*^_^*)

かんたん毎日のサビアン 
2019年10月分

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