バロック作曲家発掘から、アリアの夢の競演へ バロック42


さて、またバロック作曲家を発掘して
いきます。
まずはドメニコ・ツィッポーリと
いう方、、まあだれが聴いても
懐かしさのあまり、涙をこぼしそうな
曲です。
え?おまえだけだろって?(^_^;)
まあ私ほど感じやすい人だけでなく
てもじっくり聴いていただければ、
なつかしくて、甘いメロディーである
事はわかっていただけるかとは
思います。しかもこの動画の演出が
また良いです。この展開される景色に
きっとひきこまれる方も多いはず。

Zipoli Aria in Fa
(Jean-François Paillard)

もう一つじっくり聴ける時間と
落ち着きがあれば、とても味わい
深い曲です。

Domenico Zipoli – Elevazione.
Flowers. Catherine Park.

今度は、バロック時代の別の作曲家
アントニオ・カルダーラのアリア、
これは歌曲ですが、とても耳に
心地良い、澄んだ歌声で、曲に
溶け込んでいるので、とても良い
です。アリアとはもともと、独唱曲
という意味らしくて、歌のない曲の
方が珍しいという事ですが、歌が
なくても、とても独唱的な聴かせる
感じの曲であっても良いようです。

Antonio Caldara – No. 35 Aria
Maddalena “”In lagrime
stemprato il cor qui cade””

しかしアリアといえばやはりこの人
バッハでしょう、あまりに有名な
G線上のアリアと、ゴルトベルク
変奏曲のアリアと二つ立て続けに
どうぞー。

バッハ「G線上のアリア」 
Bach “Air on G String”

バッハ/ゴルトベルク変奏曲より
アリアBWV988/演奏:園田高弘

アリアなら、当然ヴィヴァルディも
素晴らしい曲を残してくれています。
これは歌曲ですが、歌曲でなければ
ならなかったと思えるような美しい
曲に歌がとてもよくマッチしていて、
これもやはりヴィヴァルディの凄さを
感じさせてくれます。

Vivaldi’s Most Beautiful Aria
Sovente il sole

というわけで、バロック作曲家の
発掘から今回はいつのまにか、バロック
アリア夢の競演になってしまいました。

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アニータさんの奇跡の回復の軌跡その3    アニータさんの生還後 


前回アニータさんは、臨死体験領域で
自分が戻れば、末期癌の自分の身体が
奇跡的に回復するという未来のビジョン
を見て、ついに自分の身体へ戻る事を
決心したというところまででした。

今回からは、その現代医学では、全く
予想できないというか考えられない
という末期癌からの回復をアニータさん
がしてみせて、周囲を驚かせていくと
いうところを、ご紹介していきます。

この時のアニータさんのまわりの状況を
ひと通り説明させていただきます。

まずアニータさんが病院へ運ばれて
死にそうだという事は、母のシヴァと
夫のダニーそれと、親しい友人である
リンダ以外には知らされていません
でした。
しかし、アニータさんのいる香港から遠く
離れた土地であるプーナに住む、兄の
アヌープは、何かを感じて、アニータさん
のいる病院に行く事を決心したのです。
このあたりアニータさんは、兄に愛されて
いたのがよくわかりますね。
そしてその兄のアヌープが飛行機に乗る
シーンをアニータさんは、昏睡状態の中
ビジョンで見る事ができていたのです。

あと母親はヒンズー教なので、しばらく
病院で祈りを捧げていましたが、それでは
祈りが不充分だと感じて、ヒンズー教寺院
に行き、そこでクリシュナなどの神の前
で祈りを捧げる事になりました。

そして親友のリンダは敬虔なカトリック教徒
で、自分の属している教会で、祈りの
グループを結成して、神父にアニータさんの
名前を祈りに加えてもらうようにいい、
それを受けた神父やグループとともに
アニータさんのために祈ってくれていま
した。

なんとアニータさんは昏睡状態でありながら
愛する家族や親友と、意識的につながって
いて、祈りまでしてもらっていたというの
です。
これはアニータさんが、絶対意識領域に
いけた
もう一つの要因ではなかったのかなとも思い
ますね。
それにしてもヒンズー教の神とキリスト教の
神が仲良く手を組んだら、恐い物なしだったり
するのかも知れません。
(キリスト教やヒンズーの教義に賛同して
いるわけではありませんが、祈る人の純粋な
意識レベルは、それとは全くの別次元に
あるものだという見方をしています)

そしてアニータさんの意識が身体に戻った
時片時も離れていないほどの夫のダニーは
アニータさんの手を握りしめたまま、回復
を願い続けていました。

この時アニータさんは、絶対意識とともに
身体に戻ってきたものの、身体はすぐには
意識と連動して反応してくれませんでした。
なんと昏睡状態の身体のまま、絶対意識を
持ったアニータさんが、戻ってきていた
という事です。

その時の様子をアニータさん自身の著書
から引用していきます。

『』内が引用で、~が中略です。

『 私は、鼻や口にチューブを差し
込まれたまま昏睡状態でベッドに
横たわっており、夫は私のすぐそばで
自分はここにいるよとささやき、戻って
きてくれと嘆願していました。

「愛するアニータ、僕たちはまだ一緒に
することが山ほあるだろう。どうか、
お願いだから戻ってきてくれ。僕は
ずっとここで待っているから。
たとえ一生でも・・・」
ダニーがそうささやくのが聞こえ
ました。
 彼は一睡もせずに、ベッドの上にある
モニターの数値に目を光らせ、もし私の
最後の瞬間が来たら見のがさずに、私を
呼び戻すつもりでした。

「愛するダニー、私があなたのことを
とても愛しているって忘れないでね」
私は彼と話したいと願いました。
「どうか、私のことは心配しないで。
もう大丈夫なの。私が理解したことを
あなたにも話したいわ。あなたが手を
握っている身体は、本当の私じゃない
のよ。私たちはいつも一緒で、時間や
空間を超えてつながっているの。
何者も私たちを離ればなれにはできない。
たとえ私が死んだとしても、決して
別れることはないわ。あらゆるものは、
そのままで完璧なの。ようやくその
ことがわかった。あなたにもわかって
欲しいわ」

(引用注:アニータさんは絶対意識の
理解とともに、自分の身体に戻って
きていたので、まだ昏睡状態の自分の
身体は、アニータさんの意識には反応
していないようですが、臨死領域で
得てきた本物の理解を意識の中で
夫にささやいているのです。
つまり、私たちの肉体が私たちの本当
の姿ではなく、意識そのものが私たち
だという事をこの時のアニータさんが
夫のダニーへ声なき言葉として伝えて
いたのです。)

早朝四時頃、私の身体は突然むせ
始めました。酸素が得られないかの
ように、息を詰まらせたのです。
ダニーは最後の瞬間がやってきたと
思い、パニック状態になって、緊急
ボタンを押しました。すぐに看護師
たちがやってきて、私の状況を確認し、
医師に連絡しました。それから、彼ら
は、私の身体の向きを変えて、背中を
たたき始めました。医師が到着する
まで二十分ほどかかりました。医師は
ダニーに、肺が液体でいっぱいなので
呼吸できないのだと説明しました。
そして看護師に、すぐ胸水キットを
持ってくるように指示しました。
看護師が長い針のついた透明な袋を
持ってくると、医師はその針を私の背中
に突き刺し、胸腔へ挿入して、液体を
透明な袋へ抜き始めました。この
作業を三、四回繰り返した結果、袋の
中には一リットルもの液体が溜まり、
それから医師は針を抜き取りました。
私の身体は、前よりずいぶん呼吸が
楽そうに見えました。

(引用注:この時アニータさんは、
自分の身体に戻ってきてはいるの
だけれども、自分の意識と連動して
いないため、自分の身体の事をまるで
他人事のように見ています。
外からというより、つまりは意識の
次元からという事です。)

夫は、その日もほとんど私のベッドに
つきっきりで、私の手を握り、モニター
の数字を見ていました。
その日の午後、兄が香港に到着し、空港
からダニーに電話を入れました。
「荷物を置かずに、すぐタクシーで
病院に来てくれ。あとどれくらい持つか
わからないんだ」
ダニーにそう言われて、アヌープは空港
から病院へ直行しました。

午後四時頃、私は目をぱちぱちし始め
ました。視界はかなりぼんやりし、
目の前に立っている人がダニーだと
わかりませんでした。
その時、「アニータの意識が戻った!」
という彼の声が聞こえたのです。   』

“出典:「DYING TO BE ME」アニータ・
ムーアジャニ著 hay house 刊”
“邦訳「喜びから人生を生きる」
    アニータ・ムーア・ジャニ著
       奥野 節子訳
      ナチュラルスピリット刊”

なんととうとう、昏睡状態だったアニータ
さんの身体にアニータさん自身が戻って
きました。
意識が戻ってから、身体がそれに
反応するまで時間がかかったのは、他の
臨死体験者たちには、あまり見られない
ような事例でした。
それというのも、アニータさんの身体が
本当に身体の何もかもの機能が、停止
状態になっていたので、回復するのに
時間がかかったという見方が一つと、
もうひとつは、他の臨死体験者たちが、
意識レベルが高い次元にいけたにも
関わらずその意識を完全に自分のものと
できていなかったため、すぐに肉体の
レベルと意識を連動させる事ができた
のに対して、
アニータさんの意識は、絶対意識のまま
戻ってきたので、肉体レベルの身体と
意識を連動させるのに時間がかかった
という見方の二つ考えられると思うの
ですが、
私は、後者の「意識レベルが高すぎて
それと適応するために身体の受け入れ
準備に時間がかかった」という方を取りたい
ですね。
とにかくまわりの目にもようやくアニータ
さんの意識が戻ってきた事が、わかるように
なったという事です。

「おかえりーアニータさん!」

ではまた次回をお楽しみに(^_-)-☆

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神秘のセプタイル(51.4度)その11  霊的な存在でのつながり二つ


この関係図は、バイクインタイルの
イラストその2
で使用しましたが、今回はセプタイル
の関係を、セプタイル編の記事として
再編します。
なぜなら、セプタイルがどれだけ
多くのサビアンシンボルを、その
意味通りにつないでいるかを、理解
していただくためです。

今回はバイクインタイルでつながる
水瓶座25度と山羊座3度の
二つのシンボルのそれぞれのセプタイル
のサビアンシンボルをご紹介します。

まず水瓶座25度
「右の羽が、より完全にされている蝶」
とセプタイルの関係にあたるのが、

山羊座3度
「成長と理解に対して
受容的な人間の魂」
です。

この山羊座3度は、魂に対しての
成長や理解(現実認識)のプログラム
に対して、それを従順に受けとっている
という事を表現しています。
これは、とても深い意味が込められて
いますが、神秘メッセージの記事では
詳細な説明の記事をいくつか投稿
してあります。

そして水瓶座25度の蝶の右の羽は、
バイクインタイルの説明にあったように
物質の象徴なので、これがより完全に
なったという事は、霊的な存在の象徴で
ある蝶に物質的な影響が与えられている
という事なので、まさに山羊座3度の
魂に五感の物質的な認識が与えられた
という事と神秘的につながっている
というわけなのです。

次に天秤座1度
「突き通す針により完璧にされた蝶」
に対してセプタイルの関係にあるのが、

蠍座23度
「妖精に変容するウサギ」
です。

蠍座23度の妖精は、我々の物理的
次元を超えた異次元領域であり、もともと
私たちの物質世界の生命であったウサギが
変容して、異次元領域の存在に移行した
という事は、天秤座1度の物質世界の
生命の蝶が標本にされて、霊という
異次元領域の存在に移行したという
事と完璧に意味がつながっているという
事です。つまりこれが神秘的なつながり
を持つセプタイルの関係にある
という事ですね。

では最後にいつものセプタイルの解説を
掲載しておきます。

マイナーアスペクトの中で、
とても重要視されはじめている、
セプタイル(51.26度)をご紹介
します。
これは全天360度を7分割して
できるアスペクトで、つまりは
7分の1の角度だという事です。
アスペクトとして、ホロスコープなどに
表記される場合は、1/7またはSeと
なります。

またその倍数をバイセプタイル2/7
(102.52度)
3倍をトリセプタイル3/7
(154.18度)
といいます。

このアスペクトについては英国占星学
教科書という本に詳しく説明されている
ので、引用させていただきますね。

「数字の七はとても重要な数で、宗教的
な文献にはこれを扱ったものが多い。
数字の七は、カルデアの七人の天使、
黙示録の七人の天使、七つの王冠と
七つの教会、そして一週間の曜日などに
例が見られる。七のシンボリズムは、
自分には人生からの最高の贈り物が
与えられていること、そして成長と
発展へと向かう精神の旅に出るのだと
いう認識を示す。同じくセプタイルは、
自分にとってたいへん喜びをもたらす
何かを見つける、すぐれた能力を
示す。
占星術家はハーモニクスの手法で、
第五と第七のハーモニックを用い、
自分が持つ才能とそれが開発される
かどうかを見分ける。」
“出典:「英国占星学教科書」
    コーディリア・マンサル著
         青木良仁/訳
     魔女の家®BOOKS刊”

つまりは、セプタイルは喜びをもたらす
何かを見つける能力を示すという事で
ポジティブなエネルギーだという事
ですね。
最後の第五と第七のハーモニクスと
いうのは、第五のハーモニクスが
つまりは1/5のクインタイルや
2/5のバイクインタイルを指して
いて、第七のハーモニクスが、この
1/7のセプタイルや2/7の
バイセプタイルなどの事を示している
という事で、これらのアスペクトが、
活かされ合う関係だという事なのです。

7という数字は、数秘術でも神秘性、
霊性を示す数で、これを生命数などに
持つ人は、五感を越えた領域に強く関心
を持って、研究に没頭するような場合も
あるとの事です。

ではまた(^^)/

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