私たちは、肉体そのものではなく
意識だという事をさんざん説明して
まいりましたが、あらゆる知識を
加えていく事によって、さらに理解が
深まるというものです。
化学物質に反応する感情 という
記事で、私たちの感情も電磁気や水銀
や食品添加物などの化学物質により
大きく影響を受けるという事を説明
しました。これは肉体的な反応による
感情という事でボディマインドと呼べる
ものでした。
つまり肉体的な感情の反応という事
ですね。
しかし同情や理性など、肉体やその感情
を、むしろコントロールするような思考
や感情がありますが、これは肉体的な
反応とは少し別なものということになり
ます。
それが意識由来の思考や感情という事
なのです。
今回は、私たちの肉体にあらかじめ
プリセットされている生体プログラムに
ついてご説明していきます。私たちは、
通常何の疑問もなく、生命プログラムに
従って生きているので、それが変更可能な
プログラムであるという事など、夢にも
思いませんよね。ですが、驚異の催眠術
編でご紹介したように、脳波が7ヘルツ
以下のような低い状態では、その能力の
プログラムを変更する事ができるのです。
これはDNAの驚異の力 その1改
という記事で説明していますが、脳波が
7ヘルツの状態では、DNAの書き換えを
行うことができて、言葉による変更も
できるという事なのです。
だから同じような脳波での催眠術師の言葉
がその変更を一時的に行えるという事なの
です。
(いったん書き換えても、もとの意識
に戻すように催眠術師が暗示をかけるため、
今度はもとのDNAが修正プログラムを
作動させて、もとに戻るということです。)
このことは、私たちのDNAのプログラム
が思考や感情も方向づける仕組みを持って
いるという事を示していて、一般に
思われているような、身体的な構造や
生命活動に関するものだけを決定づけて
いるものではない事を示しています。
このこともDNAの驚異の力 その1改
の記事で説明しています。
今回は、われわれの生体プログラムも
同様に変更できるという事を紹介して
ご説明します。
これは催眠術やホルモンの分泌などによる
電気化学的プロセスの変更などによっても
可能だという事です。
ではその事についてアイク氏の著書から
引用させていただきます。
「」内が引用で、~が中略の意味です。
「イギリスにポール・マッケンナという、
その道では大家の「催眠療法士にして
人間成長トレーナー」がいる。
あるテレビ番組で会ったことがあるが、
とても魅力的な人物に思えた。有名な
謳い文句によれば、人々のさまざまな
不安や恐怖症を克服することができる
という。番組の冒頭で、高い場所やクモ
、飛行機など、さまざまなことに恐怖を
抱いている人々を紹介し、番組の最後
には、その症状をかなり改善させるか、
場合によっては「完治」させてしまう。
彼はコンピューターに別の現実を
ダウンロードして、高い場所やクモ、
飛行機への恐怖など、問題を引き起こす
プログラムを削除してしまうのだ。~
~「人格」だけでなく、性役割や性認識
もプログラムされている。
(引用注:これがDNAのプログラムだと
いう事です、そしてそれとは全く別の
レベルの無限の認識と私たちはつながって
いて、それが本来の私たちだということ
です)
〈無限の認識〉レベルでは、私たちは男性
でも女性でもなく、両者が調和した存在だ。
(引用注:プラトンがいうように本来
人類に性別はなく両性が一体であったの
が黄金時代以降、分離されたので、
失われた半身どうし、男女が求め合う
という事を言い残していますが、やはり
高次の意識では性の区別がなく完全体
であるという事です。黄金時代に出産
というものはなく、新しい肉体は別の
方法で創造され。意識が自由にそこに
宿ることができたといいます。
つまり現在は、月が到着して以降の
生体プログラムによる生命なので、月の
リズムに従って、出産が行われるのも
そのためであるという事なのです。
それに過去世体験も、性別の区別なく
人生を繰り返しているので、魂自身には
性別がないという事も明らかですね。)
私たちは自分が誰かを考える際、まず
例外なく性別と結びつけて認識して
いるが、これも実は電気化学的な現象、
すなわちソフトウェアプログラムで
ある。二〇〇六年、イギリスの各新聞社
がフリーキーという名のニワトリの話を
報道した。フリーキーはメスとして生まれ、
八ヶ月後にはめでたく卵を産むように
なったのだが、それから真っ赤なトサカが
はえだし、夜明けに鳴いては朝(とき)を
告げ、ほかのメスと交尾を試みるように
なった。フリーキーは精神的・感情的・
身体的な性を変え、オスになったので
ある。このようなことが起こった理由は
単純で、何らかの原因で大量の
テストステロンが分泌されるようになり、
そのために「彼女」が「彼」に変わった
のである。この信じがたいような性と
認識の変化は、すべて化学変化によって
引き起こされたものだ。~
(引用注:私たちは自分の事を男性や
女性だというように捉えていますが、
これは生体プログラムによるもので、
私たち自身のことを示しているのでは
ないという事です。ホルモンの分泌量
が変わるだけで、体質やそれをベースと
した肉体的反応や感情や思考まで全て
変化し、反対の性になることがあると
いう事なのですが、私たち自身は
私たちのままです。つまり私たちは
性別そのものの存在ではないという事
なのです。)
~もう一度言う。自分が男だとか女
だとかということは、自分を
コンピュータープログラムと同一視
することだ。もちろん自分が男か女かを
-あるいは会社員だとかバスの運転手
だとか飛行機のパイロットだとかという
事実までを-否定せよといっているの
ではない。、理解して欲しいのは、
そういったことは自分が何者かという
ことではなく、自分が「経験している」
ことなのだという点だ。
〈私たち〉とはすなわち〈無限の認識〉
なのである。そしてもう一つ注目して
化学物質の変化によってメスのフリーキー
が朝を告げるようになったのも、やはり
プログラムされた行動の性質によるもの
だという点だ。ひょっとしたら彼女
(ないし彼)も心の中では「日が昇ったら
鳴こう」と考えていたのかも知れないが、
本当にそれを決定していたのは電気科学的
プログラムだ。私はほぼ毎朝早く起きるが、
太陽が姿を現すと鳥たちが一斉に歌い
はじめる。これはすべての鳥が、同じ瞬間
に同じこと考えるからだろうか、いや違う。
これは集合的なコンピュータープログラム
が引き金になっているのだ。~
(この生物種特有の集合プログラムが、
私たちにもプリセットされていて、
生老病死、およその寿命の長さ、食欲
や性欲、思春期の体質などの変化など
全て人類という生命にあらかじめセット
されたプログラムなのです。
このプログラムが数十万年前に到着した
月によるプログラムだという事です。
ちなみに断食をすれば、長寿遺伝子が
作動するというように言われています
が、それはもともとあるプログラム
コードではなくて、断食をする事に
よって、あらかじめセットされた
生体プログラムの進行に変化が起こり、
老化のプログラムが実行されにくく
なったという事なのです。)
~性や性的嗜好も同じである。メスから
オスに転換したニワトリが、化学変化が
起きたあとにはメスと交尾したがったの
と同じように、私たちの性別も、
コンピュータープログラムとそこから
生じる化学的な状態によって支配されて
いる。異性愛嗜好が電気化学的な
ソフトウェアプログラムなら、同性愛も
同様だ。だからプログラムが変化すれば、
先ほど紹介した同性愛の女性のように、
臓器移植を受けたことで性的嗜好まで
変わってしまう。
(この引用箇所よりも前の部分で臓器移植
により、もとの臓器の持ち主のプログラムが
ダウンロードされて、別の人格や才能が
与えられるようになったという事が紹介
されていました。こちらの同性愛の女性の
場合は、10代の少女から臓器移植を受けた
ことで、異性愛者になったという事です。
生体プログラムがこの女性にダウンロード
され、同性愛という嗜好が変化したという
事なのです。全て電気化学的プロセスの
変更によるものだという事です。)
性ホルモンで主要なものは、女性ホルモンの
エストロゲンと男性ホルモンのテストステロン
だ。性転換を望む人のなかには、ホルモン療法
を受けて、胸を大きくしたり声を低くしたり
する人がいる。ニワトリのフリーキーに起きた
ようなことをするわけだ。いわゆる「思春期」
は、ティーンエイジャーが化学変化を経て
性的に成熟し、大人になっていく過程のこと
だが、これも肉体コンピューターがシステム
中にホルモンを放出して起こる、誕生から
老いまでを導くコンピューターシステムが
展開することの一部なのである。
〈無限の認識〉はこのプロセスに干渉する
ことができるが、圧倒的多数を占める
〈目覚めていない〉人たちは、ただ
ソフトウェアに従っていくばかりだ。」
“出典:「恐怖の世界大陰謀 上巻
デーヴィッド・アイク著
本多繁邦訳
三交社刊
原著名:「the David Icke Guide to
the Global Conspiracy
(and how to end it)」
David Icke 著
David Icke Books刊”
アイク氏が再三「無限の認識」という言葉を
使っていますが、これは全てが一体である
意識、つまり私のいう「絶対意識」のこと
です。
つまりその意識にアクセスすることが
できれば、生体にプリセットされた
プログラムを変更させることができる
ばかりか、あらゆるプログラムを新規に
書き込む事も、全て「可能」だという事に
なるわけです。
絶対意識をいったん経験することが
できた、アニータ・ムーアジャニ女史も、
医者が絶対不可能としていた、末期癌の
治癒をまさに、その「意識」の力だけで
短期間のうちに完治させてしまったのです。
アイク氏も絶対意識、彼によると「無限の
認識」を経験したことによって、あらゆる
真理を認識する事ができるようになったと
いうことなのです。
私はわかりやすく説明するために魂や霊
という言葉を多く使用しますが、これらは
無限の認識に至るまでの意識の段階に
過ぎないという事です。しかし多くの人
たちの場合、死後「無限の認識」また
「絶対意識」に到達することなく、魂や
霊の状態で、輪廻転生や、別次元の存在での
経験をする事になっているという事です。
今回説明させていただいたのは、私たちが
自分たちを認識する時に、生体プログラムの
性別で捉えようとするのは間違いで、それは
自分達が人生で経験している肉体の
プログラムにすぎないという事なのです。
いやもちろん、男性が男性らしく、女性が
女性らしくふるまい、プライドを持って
人生を生きている人たちにケチをつける
わけでは決してありません。それはそれで
美学があり素敵だと思います。ですが、
真理を得るためには、それが本当は
どのようなものかを知っておく必要がある
という事なのです。
つまり私たちは、肉体ではなく意識その
ものの存在だという事なのです。
そういえば、臨死体験をした人達が、死後
に親や友人に会った時は、晩年の姿でなく
最も若々しかった時の状態で会えるという
事です、つまり私たちの本体は、老いる事
もないという事なのですね。
そして生体プログラムは、種によって違い
ますので、人間特有のプログラムがあり、
人類は全員それに従って生きています。
生老病死、およその寿命、思春期の時期
性別など、全て集合意識としての
プログラムという事なのですが、これが
月によりコントロールされたプログラム
だという事なのです。
詳しくは真実の月編の一連の記事をご覧
ください。
ではまた(^^)