獅子座30度
「開封された手紙」
です。
これは、昨日29度の「人魚」で自身の
変容を遂げた獅子座の最後のシンボル
となります。
その変容で姿形は完成形になったわけ
ですが、それだけでは、乙女座の個の完成
のサインに向けた準備は完了していません。
最後の欠けているものとは、蟹座の影響を
脱するために、捨てていた共感意識を
もう一度取りもどすことなのです。
獅子座の中盤以降には、すでに共感意識を
取りもどしたようなシンボルが、いくつか
出てきましたが、それでも獅子座の中心は
自己だったのです。
ですが、今日のシンボル「開封された手紙」
によって、他人の内面を受け取り、自分
自身の内側に取り込む事によって、完全に
共感意識を取りもどしたということです。
ということで、今日は夏の間に解放されて
いた心に落ち着きを取りもどし、人への
共感を大切にするのが良いという暗示
です。
対称の180度のシンボルは
水瓶座30度
「アーダスの咲いている野原」
です。
アーダスとは、古代の理想郷のことです。
これは、変革のサインである水瓶座が宇宙
意識の完成である魚座に向けて、社会を
変えていったことで、ついに理想郷を
手に入れたということです。
そこでは、人々が等しく豊かに暮らして
いるので、今日の獅子座が取り入れた
共感意識という意味で同じエネルギー
ですが、個人として共感意識を受け取る
今日の獅子座のシンボルとは対称的に、
水瓶座のシンボルでは、大衆の共感意識が
豊かに実っています。
逆向きのエネルギーの90度のシンボルは
蠍座30度
「ハロウィンの悪ふざけ」
牡牛座30度
「古代の芝地をパレードする孔雀」
です。
蠍座30度のハロウィンは、古代ケルト人が
行っていた悪魔崇拝の儀式が源流になってる
ものです。まあカボチャの顔はどうみても
「悪魔」そのものだから、なるほどといった
感じです。というわけでこのシンボルは
「邪心の流入」という意味になります。
そうなると今日のシンボルの獅子座に入り
込んできた共感意識とは逆のエネルギーだ
ということがよくわかりますね。
もちろん対称の水瓶座の理想郷に対しても
逆となります。
牡牛座30度の孔雀も、水瓶座のアーダスと
同じく古代にいますが、パレードをして
いるので、観衆がいるということですね。
これは、きらびやかな羽を持った不老不死の
象徴である孔雀が群衆にその存在感を
みせつけているという事です。
これは一見よさそうなシンボルに
見えますが、これは一羽の孔雀がヒーロー
なのに対して、それに従う群衆意識を意味
しているのです。つまり大衆に対しての、
支配的な意識につながり、社会に格差を
もたらす暗示となっているのです。
「格差」は、他人との競争や争いを
生み出すので、今日の獅子座の共感意識
と逆向きのエネルギーになります。
また等しく権利を持ち、豊かさを分け合う
水瓶座の理想郷に対しても「格差」の
シンボルは逆向きのエネルギーとなって
います。