意識と魂と思考 その3


これは意識と魂と思考その2の続き
であり、スウェーデンボルグの到達した叡知
の続きでもあります。

高次元に到達した人の叡知というのは、実に
様々な人たちがいます。
古来からの賢人たちも、もちろん高次元の
意識に到達して、我々にとっての大事な
叡知をもたらしてくれています。

「意識は現実を創造するエネルギー」だと
いう事が、今回のテーマです。

今回はそのことをまたマイケルタルボット
氏の著書から引用させていただきます。
意識と魂と思考その2と重複する内容は
ありますが、また別の視点からのもの
で、違う場所からの引用です。
「」内が全て引用で、~から~まで、
または~のみが中略です。それ以外は私の
考察です。

「体外離脱をして現実の隠されたレベル
にまで旅をする力をもっていた歴史上の
人物はスウェーデンボルグだけではない。
十二世紀のペルシアのスーフィたちも、
トランス状態に近い瞑想を利用して、
「精霊の棲む地」を訪れていた。~
~この別世界では、人間は「微体」を
もっており、そこにある感覚を頼りに
活動するが、その感覚はその体にある
特定の器官とは必ずしも関係していない
と彼らは論じた。またそこは霊的なこと
を教える導師(イマーム)が多数いる次元
でもあり、彼らはこれを
「隠されたイマームの地」とよぶことも
あった。
また彼らは、この世界は、
アラム・アルミタル(思考)の微細な物質
だけから創造されるものであるとしていた。
~それは、多くの人々の想像力によって創り
出された存在のレベルであり、しかもそれ
自体が物質性と一定の規模をもち、森も
山も、都市すらもそなえているものなの
である。
スーフィたちは多くの書物をさいてこの点を
つまびらかにしようとしている。~
~イラン・イスラム哲学の屈指の権威で
あった故アンリ・コルバンは、これを
表すために「想在的」(イマジナル)という
語をつくりだし、想像力によって創出される
ものではあるが、存在論的に見ると物理的
現実と変わらぬ現実性をもつ世界を意味する
とした。~
~死語の領域が、本質的に想在的なもので
あることから、スーフィーたちは、想像力
自体も知覚能力の一端であるとの結論を
下した。~
~またスーフィたちはその結論から
「創造的な祈り」とよばれるプロセス。
すなわち視覚化によって、自分の運命の
基本構造そのものをつくり変えることが
できるという信念を形成していったので
ある。
 ボームの内在/外在秩序の概念と同じく、
スーフィたちも、その幻のような性質にも
かかわらず、死後の領域こそが物理的
宇宙のすべてを生み出す生成母体で
あると考えた。
物理的現実にあるものはこの霊的な現実
から生ずる、と彼らはいう。
しかし、それでも、瞑想によって精神の
内奥に分け入っていくと、いずれ内面世界
に到達し、「最初は外界として目に見えて
いたものが、結局はそこに内包されていた
とわかる」というのは、彼らのうちで最も
学を積んだ者にとってさえ、非常に
不可思議なことであった。
 こうした認識もまた、明らかに現実の
もつ非局在的で、ホログラフィックな性質
のことを語っている。
私たちの一人ひとりが天界の全体を内包
しているのだ。
そればかりか、天界は一人ひとりの中に
その位置を占めているのである。
スーフィの言い方を借りれば、霊的な
現実を「どこか」に探し求める必要はない、
その「どこか」は、私たち自身の内面に
あるということなのだ、」

“「」内すべて
出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
       川瀬勝訳 春秋社刊”

視覚化というイメージが、つまり想像の
産物が、現実になるという事は、
意識と魂と思考その2で、スーフィ以外の
賢人たちも同様の成果を示していること
から疑いようのない事実で、思考や想像
は現実化するという引き寄せの法則もまた
正しいという事です。
また想像力も知覚の一種であるとも彼ら
は言ってますが実際霊的次元、高次元
の世界では、私たちが想像するすべて
はそのまま実現しているわけで、しかも
それは確かな現実として存在する世界
なのです。単に私たちの五感で認識でき
ない領域だという事なのですが、臨死体験
者たちがその領域を現実以上の現実だと
口々に証言しているように、本来の世界
は、その想像的な意識の投影の世界だと
いう事なのです。つまり想像上の世界と
いうわけではなく、アンリ・コルバン
博士がいうように想在的な世界だと
いう事なのです。

今回の引用のなかで、もっとも大事な
部分は、
「私たちの一人ひとりが天界の全体を内包
しているのだ。
そればかりか、天界は一人ひとりの中に
その位置を占めているのである。」
この天界というのは、宇宙全体のことと
して置き換えていいです。つまり私たち
一人ひとりが、宇宙の全体を内包している
という事ですが、これは私たちの意識が、
宇宙大であるという事を言っているの
です。これまで宇宙の真理編で説明して
きたように、意識は肉体の中に収まって
いるのでなく、はるかに大きな領域に
広がっていて、意識のレベルによって
その大きさが決まるという事でしたが、
その事は特に意識とトーラスその1そして
宇宙エネルギーの基本形態はトーラス
また右脳の驚異の力その2など
を読んでいただければ、わかり
やすいかなと思います。

そしてまた天界は一人ひとりの中に
その位置を占めているというのも、
宇宙は物理的に私たちの中に収まって
いると言い換えていいので、それは
ビッグバンに変わる宇宙モデル
ご覧いただければ、その意味が理解
していただけるのではないかと思い
ます。
つまりは、物理的な意味でも私たちは
宇宙大という事なのです。
つまり私たちの五感による空間の認識
そのものが間違いで、現実は逆転・裏返し
の宇宙だったという事なのです。
これは実験と観測によって導き出された
まっとうな科学的結論です。
私たち自身が宇宙であれば、その意識
が現実化したり、物質化するのはむしろ
当然という事になります。なぜなら、
この私たちが経験している現実世界も
私たちの意識が創造したものだから
なのです。そのことをスーフィや多くの
賢人たち、スウェーデンボルグなどが
我々に伝えようとしてくれていると
いうわけです。

この結論が私の神秘メッセージで
みなさんにお伝えしようとしている
真理のうちの大きなひとつだという事
です。
ではまた(^_^)

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感動!「下町ロケット」その5    トノさん寂しいけど・・・


昨日は、「下町ロケット・ゴースト編」を
観ました。なんと佃製作所になくては
ならないキーマン中のキーマン、
トノさんが退職!(゚◇゚)ガーン
本当に寂しい!なんせ下町ロケットの初回
からずっと、佃制作所のために、体を張って
働き続けてくれたトノさんの事を、この
ドラマのファンの方なら、絶対に欠けて
はならない最重要の社員くらいに思って
いる方も多いと思います。
私も、トノさんを観ていると、会社員時代
営業もしていたので、胃の痛くなるような
つらい仕事ぶりに、どれだけ共感を覚えた
か知れません。こちらは、納期、客の
クレームなどで、胃が痛かったですが、
トノさんは、まさに佃製作所自体を
背負って胃の痛くなる思いをしていたと
思うと、どれだけ自分を投影して、トノ
さんの立場に自分を置き換えて、応援
していたか。
本当に大きな存在でした。
(あーそうそう私、感受性が、通常の人と
かけ離れて強いので、俳優が演技して
いるとは全く観ないで、ドラマの人物
は、そのまま完全に実在のものとして
意識しますので、違和感がある人のため
に一応説明しときますね。)

でもトノさんのお父様の田んぼは、やはり
ほっとけませんよね。奥様もとても理解
のある人で、素敵でした。
それに、これって今の日本人の心に響かな
ければウソでしょ?
また日本の農業に打撃を与えるTPPなんぞ
締結したもんだから(それだけじゃない
しもっとひどいんですけど、ご存知ない
方は自分でお調べ下さいねー)
また食料自給率が危機的状況になるという
のは、私たちにとってどれほど危険な
事か、まさかわからないわけはないです
よね?
「え?海外から、安く食品が入って
くるんだから買えばいいじゃない?」
「もう米なんて時代でもないしなー」
とか、脳天気な事言ってる人もいそう
ですね。
あのですね、「海外から安く食品が入って
くるのは、まだ日本の農業がライバルで
ある間だけの話」なんですよ!
もし日本が、もはや自分の国の食料を生産
できないとなったら、とんでもなく値段が
つり上げられるに決まっているじゃない
ですか。あー「考えない」人たちがあまり
にも多くなっているので、今の私の言葉
の意味も、よくわからないのかな?
もちろんわかっていただいてる方も、
たくさんいてくれると信じてます。
で、今回トノさんが、家の田んぼを引き
継ぐという事なら、もちろんこれを応援
しないなんてどうかしてますよね。
このドラマは、農業に対しても光を与えて
くれているので、ますます気に入りました
ね。
でもやっばりトノさんが去るのは、超
寂しいです😭
佃社長との別れのシーンは、やはり泣け
ましたね。
佃社長が、ナカシマ工業の訴訟で、社長を
辞めようとした時、トノさんが佃社長に
向かって「あなたは、夢に愛されている
だからあきらめちゃいけない。佃製作所
は、いい会社です!私は絶対にこの会社を
守ってみせる」というセリフ(細かいところ
は違うかも知れません)を言ったときの
事を、佃社長が話始めた時、涙があふれ
そうになりました。
あー本当にトノさんに守られて、この会社
は、生き延びてこられたんだなとつくづく
思いました。
また帝国重工の二度の調査の時も、やはり
トノさんにより会社が救われたわけだし、
なんだか、これは最終回を迎えるより
つらいような感覚に陥りました。

今回は、ドラマのテーマが家族愛という
事でもあったと思います。トノさんと
奥さん、トノさんと親父さん、そして
やっと素直になってきてくれた娘の
利菜ちゃんと、お父さんの佃社長、
みんな家族の絆が光りましたね。
さらに見逃せないのが、伊丹社長の
社員を家族だと思って信じ抜く、誠実
さも際だってましたね。

そしてまたギアゴーストの訴訟の件では
やはり、トノさんと並んで救世主的な
存在である神谷弁護士が、やはり大活躍
してくれてますね。次回の裁判のシーン
では、ヘビの中川弁護士に対して、
マングースのように戦ってくれる
でしょう。これは楽しみです(^^)/

伊丹社長は、ダイダロスに飼われるよう
になったら、地獄ですよ。技術も安く
扱われて、こきつかわれるのが目に
見えるようですわ。

さて裁判でスカッといって欲しい次回は
すでに問題があるみたいですね。
緊迫した展開、楽しみにしてます(^_^)💧

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魅力爆発!羽生結弦選手!      頂点のさらに上を目指す凄さ!       


またまたやってくれました。
羽生選手!今季世界最高得点のフリー
そして、当然世界最高の合計得点で
優勝しましたー(^^)/
しかも後半に史上初となる
4回転トゥループ+トリプルアクセル
を、成功させるとは(゚ロ゚)
凄すぎますね💦
二つの五輪金メダルを獲ってもなお、
さらに頂上の上を目指すという羽生君!
いったい彼はどこまでいくのか。
まさにフィギュア界はこの数年彼を中心に
回っていましたが、この先もまだまだ
それは続きそうですね。

オーサコーチが言うように、五輪金メダル
を獲ったような選手には、モチベーション
が必要だという事だというのがよくわかり
ます。
直前の6分間練習に入る前、彼は叫ぶように
歌っている姿が、ずっと映ってましたが、
まさに他の選手を寄せ付けないほどの
圧倒的なモチベーションでした。
まさに「オレは、またやってやるぞー」
と歌っているように見えました。
あれほど闘志をあらわにする、五輪
メダリストは、かつてなかったでしょう。
今季は自分のために滑るという事でしたが、
やはり勝ちたいという気持ちが、リセット
されて今回のこのモチベーションに
つながったようですが、まさに鬼気迫る
ようなオーラが、全身からほとばしり、
競技に入る直前までそのままでした。

とてつもない気合いと、大人びた衣装に
身を包んだ彼は、もはやディフェンディング
チャンピオンとして、守りに入るような
姿勢は微塵も感じられず、まるで五輪以上
の気迫を持っているようにも見えました。

普通フィギュアスケートの緊張感というのは
並大抵のものではなく、多くの選手が
特にシーズンの最初の試合ともなると硬く
なって、こちらが守ってあげたくなるもの
ですが、羽生君の場合は、観ている方が
圧倒されるような気合いを感じました。
凄いモチベーションです。

そして挑戦者としての攻めのプログラムは
やはり圧巻でした。
前シーズンに覚えたばかりの4回転ループは
、怪我のおかげて五輪は見送った程の
難易度の高いジャンプですが、出来映え点を
競う採点基準になったにもかかわらず、その
4回転ループを跳ぶという、選択も凄い
ですね。
惜しくも回転不足でしたが、きっちり着氷
している点も見事です。採点基準の変更点で
特に目立つのが転倒による減点が-5点にも
なってしまったという事で、回転不足でも
なんでも、着氷が最低条件というの事を、
完全に練習で身体に染みこませている
のが、よくわかる演技でした。

いつものように、指先まで繊細に流れる
ような動き、これは宇野昌磨選手や高橋
大介選手以外の外人選手には観られない
ものです。なんせ他の国の選手は、まるで
機械仕掛けの人形のように演技する人が
ほとんどですからねー。
曲の表現力もやはり世界トップレベル
ですね。いやカリスマである彼は、会場
と一体になるほどの、盛り上がりを見せる
ので、その芸術ポイントの潜在力は
世界最高といってもいいかも知れません。
今回のフィンランドは、まるで全日本選手権
のように、盛り上がりました。
まさに世界のカリスマになってますね💦

そして圧巻だったのは、なんと史上初の
4回転トゥループ+トリプルアクセルを
決めた事でしょう(☆。☆)
あれ正直素人目にもとことん難しいですよ。
4回転の後に、踏み切る足を変えて飛ぶと
いうバランスの難しさと、やはり強弱の
難しさですね。
つまり4回転を跳んだ後に勢いをつけすぎる
と、踏み切るタイミングを外しやすくなるし、
勢いがなさすぎると、トリプルアクセルの
回転を生むのに弱すぎるという難しさ
です。
でも彼はそれをなんと本番の、GPシリーズ
初戦で決めてみせたわけだから、まさに
モノが違うといっていいですね。

今回は、氷との相性が悪く、練習で失敗する
事がなかったという4回転ループを、なか
なか跳べないという事態に陥っていたという
のです。なんと試合直前になって、スピード
を控えたらなんとか跳べると気づいて、
昨日の本番に臨んだらしいですが、なるほど
それが4回転ループの回転不足につながった
わけですね。
そしてまたそのスピードを抑えた事により、
あの大技4回転+トリプルアクセルの時に、
トリプルアクセルの前の勢いは、一瞬止まる
かなと思うくらい、勢いがなかったのに、
それで彼はトリプルアクセルを跳んでみせた
のです。なんというレベルの高さでしょうね。

驚くべき事にシニアデビュー以来ずっと
スロースターターで、8季連続で、GP
シリーズ初戦を落としていたらしいですが、
今回、オリンピック以上の気合いで、優勝を
今季最高得点で飾ったという事です。

いったい彼はどこまで進化するのか、全く
目が離せませんね。
4回転アクセルもまたチャレンジしようと
しているので、それが成功したらまた夢の
ようなキャリアがさらに輝くことになります。
こうやって書いていくと、褒める事ばかりに
なってしまいますが、これは彼が褒める
ためのスペースをどんどん広げていっている
からで、熱を入れあげたファンだからという
事ではないですよ。
なんせ私は、男性が趣味でもなく、本当に
スポーツライターとしての目だけで観て、
言葉が足りないと思うくらい称賛するしか
ないのです。

それから昨日、高橋大輔選手が大会で優勝を
決めて、全日本出場を決めました。
またあの「魅せる」演技を期待したいで
すね。
思えば羽生君が最初に五輪金メダルを獲った
前の年だったかな、全日本選手権で高橋大輔
選手と羽生結弦選手の史上希にみるような
大激戦があって、ほんのわずかの点で高橋
選手が優勝した大会があったのを思い出しま
した。
あの頃から見ると、二人の実力差は圧倒的に
開いてしまいましたが、それでも以前は
羽生君と人気を二分するほどの高橋選手
だったので、また会場を盛り上げてくれる
でしょうね(^^)/

また体操の世界選手権で内村選手が鉄棒で
銀メダルを獲りました。
こちらも体操界の「伝説」的な存在と
なっていますが、年齢的な体力の衰えから
少しパワーダウンして、しかも怪我まで
しているのに、まだ銀メダルを獲るという
のが、また凄い事ですね。

そういえば、羽生君が、元気印のイケメン
松岡修造さんのインタビューに答えて、
内村選手の言葉をひきあいに出して
いましたが、やはり天才は天才を知ると
いう事でしょう。羽生君も意識している
という事ですね。

では羽生君の次も楽しみにしながら
その時を待ちましょう(^^)/

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臨死体験者の言葉  その26      エベンさんの証言その8


前回、絶対意識である「オーム」の近く
まで到達しながら、叡知を受け取るだけ
で、それと一体化できずに、下降していき
もといた、「泥の世界」にまで落ちてきて
しまったエベンさんですが、もちろん
以前の意識とは違い、自分を客観的に見る
ことは、できるようになったようです。
また愛や知識を与えられたエベンさんは、
以前よりも、その次元を脱する事が容易に
なったようで、彼はやがて、その
「ミミズの目」の世界から次元を上昇させる
やり方を理解するようになります。
もちろん、なかなかそれを理解するのに
時間を要したといってますが、さてその上昇
する方法とは?

今回は、その時の様子からです。

「」内は全て引用で、~から~までが
中略という事です。

「それがわかったきっかけは、ふとあの
「回転する存在の調べ」を聴きたいと思った
ことだった。
最初は旋律が思い出せなかったが、やがて
あの荘厳な音色と、回転しながらそれを
奏でていた光の球が意識に戻ってきた。
暗がりを貫いて、その調べが届くと、私は
どんよりとしたその場所から上昇し始めた
のだ。
あちら側の世界では、何かを具体的に思い
浮かべれば、それに向かっていけることが
少しずつわかってきた。
「回転する存在の調べ」を思い浮かべれば、
それが出現した。もっと高次の場所へ移り
たいと心から願えば、そこへいくことが
できた。
肉体を離れていた間の私は、濁った暗がり
から光があふれるゲートウェイへ、さらに
は神聖な闇のコアへと、何度も行き来を
繰り返していた。」
“出典:「プルーフオブヘヴン」
   エベン・アレグザンダー著
          白川貴子訳
          早川書房刊”

このように、低次元から高次元まで、
何度も行き来していたというエベンさんの
臨死体験は、かなり珍しいケースのもの
です。もちろん七日間も昏睡状態にあった
わけなので、単純に時間があったともいえ
ますが、そもそも臨死体験中は時空を
越えているので、我々の次元での時間とは
ほぼ無関係のはずですが、おそらく彼の
肉体の状況は、医師などが測る事のでき
ないところで、一進一退の状況を繰り
返していたのではないかと思います。
つまり肉体に意識が戻りかけている場合は
我々の感覚でいう時間が、彼の意識に
戻り、また上昇して高次元の世界にいる
時は、彼の意識は時空を越えたと考えれば、
確かに、時間的な長さも臨死体験に関わって
くることになりますね。
つまり彼の肉体での意識状態というのは、
「泥の世界」の近くにあるという事なの
ですが、あとからこれが正しかった事が
裏付けられます。
またこの上昇と下降を繰り返したという
のは、彼の分離意識が下降のエネルギーに
なり、愛と知識を象徴する音楽が上昇
エネルギーになっているという事で、
とても理解しやすいものとなっています。
また

興味深いのが、彼が以前の肉体にあった
ときの潜在意識も、当然この臨死体験中に
つながっているので、それがやはり
表れている事がわかるというものです。

彼は、まだ若い時代にグライダーや
スカイダイビングを趣味としていて、
またスカイダイビングは、相当長い期間
に渡って続けていたという事です。
これを彼の潜在意識レベルでの描写に
するなら、地上また日常の感覚から、
スカイダイビングで空を経験する時に
解放されるというものになります。
つまり彼は、これを長い期間にわたって
何度も繰り返していたのですから、潜在
意識には、開放感をともなった上昇と
地上・日常の意識に戻る下降という
状況が、何度も刻み込まれていたという
事になります。
それがやはり、この臨死体験中にも表れた
という事でしょう。潜在意識は、生死や
肉体にかかわらず、永遠に存在する本来の
意識なので、当然、生きている間の
潜在意識と臨死領域での意識はつながって
いることになります。

またもっと奥深いところでの、潜在意識
として、彼の探究心があります。彼は
最先端の脳外科医でありながら、150
以上の論文を発表するような医学博士でも
あったため、探究心が非常に旺盛で
あったわけです。それが自然にあらゆる
次元での経験を、臨死体験中にする事に
つながったという事でもあると思います。

また上昇するために、音楽のエネルギーを
使ったという事なので、やはり高次元を
意識する要素のひとつとして、音楽が
非常に大事だったという事を裏付けて
くれています。
もちろんこれは、ふだんの我々の意識に
ついてもあてはまります。
宇宙の真理編の「五感にもレベルがあり
ます」というシリーズで、聴覚そして音楽
感性のレベルが、意識レベルの高さにつな
がるという事を説明していますが、やはり
臨死領域においても、それは有効だという
ことですね。それも肉体の耳を通しての
音楽ではないので、想像もつかない
ような感動的なメロディーなのでしょうが
ただ私たちの通常の現実世界の音楽でも
当然レベルの高い音楽というものがあり
ます。
それは以前にも記事に書かせていただきま
したが、心の琴線に触れるような、
ウェットな音楽という事です。なぜなら、
高次元の領域というのは、中心に愛がある
ので、乾いた心につながるようなドライな
音楽というものとは、真逆の性質になる
からです。
また私たちの現在が、そのレベルの高い
音楽で満たされているかというと、
それは逆に「誘導」されているという事
も確かなのです。鋭い方は気づいているで
しょうが、レコードからテープ、CD
そして、スマホなどで聴くようなデジタル
データと時代が進むに比べて、自然の
音、または音楽から遠ざかっているのが、
とてもわかりやすい図式になっています。
今でもレコードを私はたまに聴きますが、
その「あたたかい」音色や音の波動を
よく実感できます。
そして、またビートを効かした音楽や
金属音が響く音楽が、いかに高い意識
レベルから我々を遠ざけるか、鋭い方なら
わかっていただけると思いますが、どうで
しょうか?
このエベンさんの臨死体験でも「ミミズの
目の世界」にいる時は、リズミカルな鼓動
の音だけしか、聞こえなかったわけだから
ビートを効かした音楽が、やはり低い意識
レベルにつながるのがわかります。
そういえば、強烈なバイクの爆音、
カーステガンガンかけている車の外へ
聞こえてくる音も確かに「ビート」は効いて
いますよねー。

そしてきわめつけは、一部の人にしか
知られていない大事な事で、音律の設定が
高い意識レベルから我々を遠ざける
基準になっているという事です。
これはA=440Hzという、非常に微妙
な音の高さの設定というものですが、
これについては、また別の記事で書かせて
いただきます。

とにかく、音楽は我々を高次元の意識へ
導くための大事な要素の一つだという事
です。

長くなりましたね、すいません右脳的
解釈が私の記事のスタイルであり、ウリ
でもあるので、どうしても長くなります。
おつきあいいただいている方には、本当
に感謝しています<(_ _)>(^_^)

今回はエベンさんが、泥の世界と、高次元
の世界を、上昇したり下降したりするよう
になった様子を、紹介しました。

さて次回は、いよいよエベンさんが「長い」
臨死体験から肉体に戻っていく様子を
紹介します(^_^)

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やっぱり羽生選手! 復活の世界最高ショート


羽生選手が、帰ってきました(^_^)
ルール変更後も全く変わらない高得点、
今季ショートの世界最高得点となる
106点を、たたき出しましたね。
まあ凄いとしかいいようがないですが、
最近世界で圧倒的な実力をみせつける選手
といえば、体操の内村選手と、白井選手が
いますが、この羽生君、それから宇野君
もそれに匹敵するといえるでしょう(^_^)
どうしても羽生君と呼びたくなりますね💦
ただ華という点で、羽生君は、他の追随を
全く許さないカリスマ性があります。
もちろん宇野選手や、復帰してきた高橋大輔
選手も、もの凄い人気で華がありますが、
やはり2大会連続金メダルを獲った羽生君
の輝きは、一つ抜けている感じですよね。

さてルール改正といえば、他の競技で日本に
不利なものへと変わる事がほとんどですが、
今回の羽生君にも宇野君にもあまり影響が
ないように見えます。

なぜか?それはフィギュアスケートは、一種
のドル箱なので、世界スケート連盟にとっては
いかに興業的に成功するかが大事だから
、競技を見ていて面白くする事が、ルール
変更の第一の目標になるわけです。

つまりこれまで、4回転の基礎点が高く、
難易度の高い4回転の種類に挑戦すれば、
少々、ジャンプの完成度が低くても、
得点は伸びました。
でもそのため難易度の高いジャンプに挑戦
しては、転倒が目立つようになり、競技の
「見栄え」としては、やはりイマイチ盛り
上がりませんでした。
そこで、出来映え点の幅を大きくアップ
させる事で、完成度を高めて「見栄え」
を良くして興業的に成功させたいという
狙いがあったのだと思います。
その「見栄え」にとって、連続ジャンプの
確か基礎点もあがってるのではないか
と思います。
またジャンプ以外での技術的な評価、芸術
ポイントもベースアップする事も、すべて
「見栄え」を狙いとしたものである事は
明らかですよねー。
ただそうなると、もともとすべての技術力
が高く、ジャンプの完成度、また芸術的な
動きも含めた完成度では、羽生君が現状
世界一だと思われるので、怪我さえ完全に
治って、しかもモチベーションが維持できて
いれば、羽生君が勝つだろうとは、誰もが
予想できる事でしょう。
逆に最大のライバルであった、4回転の
スペシャリストのネイサン・チェンに
とっては、やや不利なルール改正に
なったのではないかと思います。
ただまだ始まったばかり、羽生君にはさらに
「王道」をつき進んでもらいたいですね。

もちろん宇野選手や高橋選手もがんばって
欲しいです。
とにかく、男子フィギュアは今、イケメン
揃いプラス、世界最高レベルの日本を
中心に回っていますね👍

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神秘のサビアンスクエア(90°)その2     まさにネガティブエネルギー

先ほどイラスト間違えたのを貼って
ましたあー(>_<) すいませんー_(._.)_ なので改としてもう一回投稿しまーす💦 でも改行がおかしいのを、なんとかできま せーん💦 読みにくいですが、ご容赦くださいねー💦 神秘のサビアンアスペクトのスクエア つまりネガティブエネルギーの90度 のシンボルを、またイラストで紹介 します。 サビアンシンボルの凄いところは、角度 など全く意識せずに裏向けてバラバラに したカードを、一枚ずつイメージして いったものが、占星術のアスペクトで 見ても、実にその意味通り、または近い 暗示が出てくる事が圧倒的に多いので、 (特に90度や180度などのメジャー アスペクトで) それを独自の視点で深く探究したものを、 ご紹介していっているというわけです。 クインタイルやバイクインタイルを イラストで表現すると意外に好評みたい だったので、もっと多くの好例が揃う 90度のスクエアについても始めた わけですが、まだオポジションも トラインもやってみようと思って います。 さて今回は双子座2度の 「密かに靴下を満たすサンタクロース」 に対して、逆向きのエネルギーの90度 (スクエア)にあたるのが、 乙女座2度 「掲げられた白い十字架」 魚座2度 「ハンターから隠れているリス」 です。 すでに双子座2度で解説してますが
今回のイラストに応じて新たに解説した
方がよさそうですね。
つまり双子座2度では、天からの祝福
という意味で、その使いのサンタクロース
が子供に贈り物を届けています。
つまり「神の祝福」を暗示しています。
それに対して、90度の乙女座の
シンボルは、神から言葉を預かる
預言者であるイエス・キリストが、
愚かな民衆と為政者により磔にされて
しまっているので、彼自身は天から見放
されているわけです。
つまり「神との離別」という事で、逆の
エネルギーになっているわけですね。
またもう一方の90度の魚座にしても、
とてもおとなしいリスのような小動物
の命さえ奪おうとするハンターが、森に
いるという事から、今度は
「神の不在」という暗示になりますので、
これも逆のエネルギーになっている
わけです。

神秘のサビアンアスペクト一覧

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スウェーデンボルグの到達した叡知



今回は、スウェーデンボルグと臨死体験の
続編です。
前回は、スウェーデンボルグが27年間も
体験したという霊の領域は、確かに臨死
体験者たちの証言と、多くの点で共通点が
あるという事を紹介しました。
またほぼ一回だけの臨死体験者と違って
スウェーデンボルグの場合は何度もその
霊の領域を体験することができたので、その
理解もより深いものがあったようです。

そして彼が霊体験で得た叡知というのは、
量子物理学で到達できた真理と、やはり
共通しているのです。

今回はそのことを、マイケル・タルボット氏
の著書から引用させていただきます。
「」」内が引用部分で、~から~が中略、
それ以外は私の考察です。

「最も興味をそそられるのは、
スウェーデンボルグの言葉の中で、現実の
ホログラフィックな性質について述べている
と思われる部分だ。
ひとつ例をあげれば、人間は互いに別々の
存在であるように見えるが、私たちは
宇宙的統合性で結びつけられていると彼は
いっている。そればかりか、私たち一人
ひとりが天国のミニチュア版であり、
それぞれの人間、いや物理的宇宙全体が、
さらに偉大な神の現実の小宇宙なのである。
これも見てきたように、彼はまた、目に
見える現実に隠されているのは波動物質で
あると考えていた。」

これは彼が古来からの賢人たちの教えにも
あるような宇宙は一つであるという事を
長年の霊体験から理解していたという事
であり、また現代の量子物理学が、ようやく
到達した、宇宙がフラクタルという事を
すでに理解していて、また我々の体験
する現実の根底に波動がある事もわかって
たというのですが、300年以上も前に
このスウェーデンボルグが到達していた
叡知というのは、まさに真理であるという
事がわかります。

ただ彼の遺した言葉は、キリスト教の考えが
根底にあるため、どうしても神と天界という
表現になりますが、私の理解する言葉で
置き換えるなら、絶対意識と高次元の領域
という事になります。
神が前提にあるといっても、教会の教える
キリスト教の世界観であったわけでなく、
まさに霊体験をもとにして独自のキリスト教
観を築いていったという事なのです。
そもそも彼は聖書のラテン語訳を手がけたり
して、教会の教義よりも聖書そのものの
言葉に感銘を受けていたので、自分は生涯
キリスト教だといいながら、教会の教える
世界観とは異なる理解をしていたという事に
なります。
そして霊体験から、天界の様子まで著書で
発表したスウェーデンボルグは、教会の
勢力から異端児として、非難を一身に浴びる
ことになったのです。

まあキリスト教の世界観は、根底にあると
しても、現代の量子物理学の研究成果と
共通する叡知を彼が得ていたが事実だと
いう事は確かです。
また全ての人やものが、宇宙全体を表して
いるというフラクタルな宇宙観も、私が紹介
してきた宇宙観と一致します。
ただ、彼はあくまでも私たちが、宇宙の
ミニチュア版としていて、神に比べては
私たちが小さな存在であるという概念は、
あったようですが、それだと分離意識に
なってしまうので、絶対意識にまでは残念
ながら到達していなかったようです。
極小のものは宇宙全体を投影していると
同時に、また宇宙大でもあるというのが、
私の紹介した
ビッグバンに変わる宇宙モデルという記事
です。

事実この事を裏付ける賢人たちの言葉や超常
能力者の言葉がありますのでまた紹介
しますが、物理的な意味でも我々は
宇宙大であるという事を、上の記事では
紹介しています。
さてスウェーデンボルグについての引用の
続きです。

「実は、一部のスウェーデンボルグの
研究者は、スウェーデンボルグの概念には
ボームとプリブラム(量子物理学の大家)の
理論と一致している点が多数あることを指摘
している。~
~(スウェーデンボルグの言葉)
「私たちはふたつの流れの交錯によって成り
立っている。ひとつは天界から直接きたもの
、もう一つが天界からきて、私たちの環境を
通ってくる間接的なものだ。私たちは自分を
干渉パターンと見ることができる。なぜなら
、流入しているのは波動現象であり、私たち
は波が出会うところであるからだ」
またスウェーデンボルグは、その幽霊然
としてつかみどころのない性質に反して、
実際は天界こそが私たちの現実よりも
根源的なレベルでの現実であると考えて
いた。
それは地球上の万物が生じてきた元型とも
言える源であり、すべてはまたそこに
帰っていく。
この概念も、ボームの内在/外在秩序の
考え方とそう大きくかけ離れてはない。
それに彼もまた、死後の世界と物理的現実
との違いは程度の問題であって、種類が
異なるわけでなく、物質界は、思考が構築
する天界の現実の個体版であるとも考えて
いた。」

これもまた、私たちが20世紀に入って
やっと辿りついた量子物理学の
ホログラフィック的世界観を300年以上も
前に彼が叡知として得ていた証拠ですね。
しかも、我々の意識が現実を投影すると
いう量子物理学の世界観も同時に彼は
述べています。
そしてまた、彼は霊的な領域の方が根本の
世界で、「自然界(物質界)は、霊界の投影
であって、逆ではない」といっていること
から、私たちの思考がこの現実を創造して
いる事まで、理解していたということです。

また量子物理学がホログラフィック的な
現実の事を、光の波動の干渉により説明して
いるのに対して、スウェーデンボルグの
方は、天界からの流れと私たちの環境
を通ってくる流れの干渉が、現実世界を
創造しているといっていることで、波動
の捉え方が、少し量子物理学と異なり
ますが、波動という現実の捉え方が
驚異的なのと、また我々の認識の
フィルターが、現実を投影している事
まで示唆しているという事だと思われ
ます。

とにかくスウェーデンボルグの得た叡知
のレベルが、とても参考になるだけで
なく、多くの賢人たちの言う世界観を
霊体験で裏付けてもいるというわけ
なのです。

今度はスウェーデンボルグの最後の
言葉です。

「スウェーデンボルグは自分の体験に
ついて二〇冊にものぼる本を著したが、
その死の床で何か自分の言ったことで
取り消したいことはないかと問われた。
彼は心をこめてこう答えている。
「私が書いたことは、いまここに見る
私の姿と同じく、すべて真実です。
許されていたならばもっと多くを
語ったでしょう。
死を迎えればみなさんにもすべてが
わかります。そうすれば、互いに
もっとこのことについて語り合う
ことができるでしょう」。」

“「」内すべて
出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

まさに真摯な彼の心を映したような言葉
ですね。まさしく彼のいったことの
多くが真理につながっている事を実感
できます。

さてスウェーデンボルグと同じように
高次元の叡知を得てきた人々は他にも
います。
この記事の続きは、
「意識と魂と思考 その3」
というタイトルになると思います。
ではまた(^^)/

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何度聴いてもいいのでまたアップ(^_^)


この記事は、すでに二回アップさせて
いただいているバロック音楽のすすめ
その1の再々投稿です。
今日なんだか、たくさん読んでいただいた
方々に自分流の感謝の気持ちです。
よければお聴きください。
クラッシックのこれまでの見方変わると
思いますよー(^_^)

サビアンや神秘の記事ばっかり書き込む
ことに熱中してて、JASRACさんにやっと
連絡して著作権保護の対象なんかを確認
しました。いろいろと不自由されている方
も多いので残念ですが、私あんみんは、
本当にここ3年くらい前から突然バロック
音楽の素晴らしさに気づいたこともあって、
これなら、ホームページのテーマである
サビアン占星術や神秘メッセージにつながる
癒やし、霊性アップにつながる音楽と思って
いたので、著作権が切れている音楽家ばかり
のバロック音楽を紹介できると知って、今
すごい感動してます。
みなさんと、この聴きやすくも、感動的で
調和も取れていて、また現代の音楽と比べて
も全く遜色ないテンポの良さ、また生まれる
前からその曲を知っていたかのようななつか
しさも覚えるようなジャンル、バロック音楽
を是非共有そして共感して欲しいいと思って
ます。
あんみんのブログを読んでいる方なら、
必ず共感してくれる人が増えてくれるはず。
なので著作権切れて、保護対象外だから
どんどん紹介しちゃいますのでよろしくー
(^_^)

まずはこれです。これは美しくない、霊性を
落とすーなどという人がいたら、、、、
曲紹介してね(^_^)

アルビノーニというパロックの巨匠の一人
作品5のNo.11です。

 

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言葉が伝わらない人の言い分 「口で言ってるだけではだめ!」

言葉が伝わらない人そして、理解できない
事を棚にあげようとする人などについて
の話です。
私が、いろいろと真理について研究した
成果を理解しようとしない人たちは、
基本的に「自分の考え方と違いそうだ
即却下」という思考のようです。
そしてまた、あげくの果てには、
「あんた、それで何ができるの?
どんな肩書きなん?仕事は何?
偉そうな事いっといて、口ばっかり
働いて、何にもできへんやんかー!」
とまあこう来ることが多いと思います。
なんせ私の感性は、人の声なき声を
聞く事ができてしまうので、こういう
言葉もよく、聞こえてきます。
まあいい言葉も聞こえてくるのは、
いいですが、あまりに多くの人の
言葉や感性が入り込んでくると、
精神的な疲労は相当なものになり
ます。
私が二人か三人くらいまでの少人数
で人と会う方が気楽だと思うのは、
そういうところからきます。
あーそうですね、あらゆる人の感性
がいつも、同時に感じられたりする
ので、サビアンアスペクトのイラスト
のセリフなんかにつながっているの
だと思います。

まあとにかく私のいいたいのは、
「口で言うだけの人」を否定する
ような言い方は誤解を生むという事
です。
口で文句ばかりいって、なんにも
しない人や、本当に内容のない事を
主張していたり、人に対する情が感じ
られないような事をいう人の言ってる
ことは、当然聞く必要はありませんが、
自分と考え方や、得てきた知識が違う
事を言っている人まで、同じように
「口で言っているだけではだめよ」の
ひと事で片付けるのは、完全に人を
間違った方向に導いてしまう危険な
事だといいたいのです。
私は、長年の研究成果として、多くの人
が、囚われている既成の考え方や知識
が、誘導などにもより、人々のために
ならない方向になっている事を、よくよく
理解して、記事に書いていってます。
つまり根底には、人々の未来のために
その自分の得てきた、知識や真理が、
とてつもなく大きく役に立つと思って
いるから、記事にしているわけで、
「偉そうな事書いて、あんた何者?
肩書きは?仕事は?」
と逆ギレの感覚が飛び込んでくるのを
感じるのがどうしても納得いきません。
そういう人は自分の理解不可能な事を棚に
あげて、言葉の内容を全く吟味しようとも
しません。
それじゃ、多くの人に間違った知識や思考
、感性を植え付けて、自分たちの思うよう
にコントロールしようとしてきた人々の
思うがまま。まさに「都合がいい人たち」
になってしまうというわけです。

ここで簡単に危険な日常の感覚をお伝え
しましょう。
とても物事がよくわかっている近所の人
がいたとしましょう。
その人が、あなたに対して、危険な
食べ物などについて知らせてあげよう
と説明しようとしたら。
その人に対して、こういうシーンが
思い浮かびます。
「え?テレビで専門家がそれは大丈夫だ
っていってたわよ?」
つまりこの人は専門家=正しい事を
言う人としか想定できていないためで、
その専門家がテレビ業界や、食品業界から
便宜をはかるためのお金をもらっていたか
どうかにまで、思考が及ばないのでしょう。
まさに騙される人の典型例ですが、多くの
人が生まれてこの方ずっとそのような思考
で生きてきたわけです。
まさにとなりの人の言葉より、テレビの
言葉を信じる時代になっているという事
です。
いやテレビがネットの世界に変わっても
同じ事ですね。

まさに思考や感性や正しい知識は、私たち
の将来の危険回避としても大事だという事
もいえます。
それだけではなくて、幸福や成功の
ためにも思考や感性が大事なわけで、
その事は、私の意識と魂と思考 その2
にも書いていますが、思考が現実に投影
されるのが真実で、自分にとって良い
イメージを浮かべれば、それが現実化
するという事を、古来からの世界中の賢人
たちや、超常能力者の言葉を引用しな
がら説明しています。

まさに思考や感性、イメージは行動以上
のものです。
つまり「口で言っているだけではだめ」
ではなくて、「正しい思考と感性を持たず
に行動してはだめ」だという事です。
その正しい思考や感性につながる真理
が、たとえ難解であろうとも、理解しよう
とする事の方が、多くの人のためになる
という事ですね。

そうそう心を持たずに、行動力だけあって
稼いでいる人で、サイコパスみたいな人
は、確かにちゃんと仕事をしていて、
肩書きを持っている場合もありますが、
とても私たちの未来にとってよくない
タイプの人だという事すらわかりま
せんか?
つまり冷酷な人間が、発言力を持ち、
実行力を持った場合、私たちの未来が
とても危険な事になる事くらいわかる
でしょう?
事実、そのような社会になりつつあり
ます。

つまり愛情が根底にある人の言葉には、
肩書きや仕事、稼ぎの量などに囚われず
に、しっかり耳を傾けましょうという事
です(^_^)

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サビアンシンボル徹底比較 その9    新記事です


今回比較検討するサビアンシンボルは
双子座11度
「体験の中での、リアリズムの新しい道」
です。すでに毎日のサビアンシンボルの
解説で紹介してますので、まず私の解釈
をその記事の抜粋でご覧くださいねー。
アスペクトによる比較もなかなか、
まとまっていると思います。
ただ、振り返ると文章を補った方が
いいので、少し編集してます。
特に対称の180度のシンボルの
式が違う感じですので、変えさせて
いただきました。
一度読まれているような方や、
アスペクトの比較まではいらないと
思われる方は、180度以降はとばして
松村氏の解釈にお進みください。

「(双子座11度についてから)
現実主義というものが、そもそも体験や
五感で確かめられるものを対称にしている
ので、つまりは新しい体験により、新たな
考え方や、感性が開かれたという意味で
すね。この場合どちらかというと、
直感とか霊感は、この新しい道には関わって
いないということのようです。

対称の180度のシンボルが
射手座11度
「寺院の左側にある物質的さとりをもたらす
ランプ」
です。
(これが今日の双子座11度に対して)
どのように対称的か、式にしてみますね。
今日の双子座が左側で180度の射手座の
シンボルが右ということでみてくださいね。

現実主義の新たな道→物質的悟り

現実的な体験→左側のランプ(悟りに
            つながる叡知)

というような図式になります。
ランプというのは、ひらめきの象徴でも
あり、これもやはり叡知につながります
よね。

90度の逆または反対のエネルギーは
乙女座11度
「母親の期待の型にはめこまれる少年」
魚座11度
「光を探している男たち」
です。
まずは乙女座11度のように、母親の期待
通りの型にはまっていては、今日のシンボル
の対称軸のような体験や悟りによる新しい見方
や考え方は生まれてきませんね。なんせ思考
や行動が母親に示されたものを、そのまま
受け取るだけになってしまうからです。
これは見事に反対のエネルギーであること
がわかります。

また魚座11度のように、光を探している
ということは、霊的なひらめきや、潜在意識
の世界を探求していることになり、
今日のシンボルの対称軸のように、物質的
さとりや新たな現実的な道が得られている
状態とは、逆になっているのが明らかです。

今日のシンボルライン(双子座と射手座)
がすでに、道や悟りを得ているのに対し
て、逆のシンボルライン、つまり魚座の
ようにまだ探求していたり、乙女座の
ように本人の意識が新しい道やさとりを
求めていないので逆のエネルギーだと
いうことが理解できます。」

要するに私の解釈では、双子座11度の
シンボルは、体験により新しい道を獲得
したという事です。

これに対して松村潔氏の解釈をまた
「決定版!!サビアン占星術」から
引用させていただきます。
「」内が引用で~は中略の意味です。

なおシンボルのタイトルが少し違うのは、
私もサビアンシンボルの原本を持って
いて、訳し方が少し違うためです。

では松村氏の解釈です

「双子座11度
体験における現実主義の新たな道
「現実主義」の「体験」とは、社会の
中で、自分があまりよく知らない分野に
飛び込んでみる体験のことを指して
います。習熟した分野に取り組むこと
ではなく、個人としての可能性の拡大
を求めて、知らないことに挑戦して
みるのです。~
~(牡羊座と牡牛座の解説を受けて)
双子座はこの後に精神を発達させよう
とするサインですから、知識を求める
方法においても、実用的で、触ったり
見たりできる具体的な方向を目指し
ます。精神的な満足や意味などはあまり
気にせず、たとえば車の運転でも、
スピードに酔うより、ドライビング・
テクニックを磨く知識の方に関心が
向くのです。」
“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”

なるほど、松村氏の解釈は、双子座が
知性の獲得や技能の習熟などの意味を
持つので、サインの性質からこの
シンボルを捉えておられるよう
ですね。
私の解釈と、よく似ていますが、私
の場合は、経験とか体験により、
新しいものの見方や考え方をするよう
になり、新しい道を歩み始めると
いった、人生の岐路のような視点の
獲得という意味として捉えています。

さて今度は直居あきら氏の解釈です。
また「定本 サビアン占星学」から
引用させていただきます。
こちらは、双子座の事をジェムナイ
(何語?)と表記されていますが、
ジェミニが双子という意味で、
英語表記もジェミニである事から
同じ言葉として捉えてよいものだと
思われます。
またタイトルも、原本のチャネリング
を書き取ったマーク・エドモンド・
ジョーンズ氏のものと違い、また別の
研究者として有名なディーン・ルディヤー
氏の意訳をもとにしたものとなって
いて、もとのシンボルの言葉とだいぶ
違ったものも多いです。
では「」内が引用が、~は中略の意味
です。

「 ジェムナイ11度
 「新しく開かれた大地がパイオニアに
     新経験のチャンスを与える」

シンボル課題
【チャンスを生かして成功する人生】

この人の人生はチャンスを生かして成功
することが予測される。~
~この人は社会的ステータスを獲得して
ゆきそうだ。
この人は機を見るに敏なところも、状況
を上手に変えて自分に有利にする能力も
持っている。何よりもこの人を飛躍
させるのは自分に対する真摯な厳しさ
であり、ラッキーチャンスを粘り強く
本物の実力や実績にしてゆく力を持つ
点だ。むしろチャンスはそれに引き寄せ
られて向こうから飛び込んでくるように
さえ思えてくる」
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

まだまだ直居あきら氏のこの度数を持つ
人に対する称賛の言葉がありますが、
もちろん省略させていただきます。
今あげた説明だけで充分にこの人が、
社会に出て成功するために必要な実力
とそれに向けての努力と、運まで持ち
合わせているという事が伝わりますから。

(この直居あきら氏と、松村潔氏は、
このように特定のサビアンシンボルを
それを太陽に持つ人などにあてはめて
人の性質として解説されていますが、
私の場合は、一つのサビアンシンボル
だけで、人の個性は、はかれないという
考えを持っているので、かんたんサビアン
シンボルのように、気楽に見ていただく
場合を除いて、サビアンシンボルを一つ
の宇宙エネルギーとして解釈していって
ます。

つまりその人のホロスコープには、太陽
をはじめとする太陽系10天体や
アセンダントやMcなどの主要感受点など
それぞれにサビアンシンボルがあるので
それらの総合で、人生を鑑定するという
のが私のサビアン占星術で、一つの
シンボルだけを人の個性にあてはめると
いう事はしません。)

さて直居あきら氏は、この双子座11度
をまるで人生の成功者の見本のように
解釈されていますが、これは松村氏の
解釈とも私の解釈とも大きく違うよう
です。新しい体験から学ぶという姿
ではなく、すでに生まれ持っての才能
として、社会的に成功するためのすべて
の資質を備えているようにもとれます。
こうなるともう、エリス女史の超常的
感覚によるチャネリングなどの解釈
ではなく、そのシンボルの暗示を
視点から外して、独自の占星学的判断
で解釈されているようにも思えます。
私がサビアンを学ぶ時に、松村氏の
著書を、中心にした理由がここにあり
ます。
つまり直居氏のサビアン占星学は、
チャネリングによるサビアンシンボル
を中心にせず、独自の占星学を、この
度数にあてはめているといえるもので
しょう。とにかく難解です。

またエリス女史のチャネリングに立ち
合ったジョーンズ氏の原著にある
双子座11度の解説のキーワードは
「一体化または共鳴」です。
これは新しい体験に自身を共鳴させる
ことで、新しいものを吸収している
という意味で、私や松村氏の解釈と
共通するものがあります。

今回も様々な解釈を比較研究させて
いただきました。
ではまた(^_^)

サビアンシンボル比較一覧

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