臨死体験者の言葉 その1

今日は「天秤座について」をアップした
ので、臨死体験者の証言を一つ紹介しま
すね。
臨死体験者というのは、ご存知の方も多い
とは思いますが、いったん死亡を確認され
たか、死亡に近い状態にあった人が、もう
一度蘇生されたり、自ら生き返ったような
人の事です。
その臨死体験という言葉(英語ではニアデス
エクスペリエンスといいます)を生み出した
レイモンド・ムーディー・ジュニア氏の、
大ベストセラーから引用させていただ
きます。
なんでも世界中で何千万部も売れた本
だとか。

    ~以下引用~

あのとき、わたしは自分の物理的肉体
よりも、自分の精神のほうをずっと
意識してました。
自分の肉体の姿形より、精神が何にも増して
大切だったのです。
あれ以前は全く反対でした。肉体のことばか
り気にかけていて、心に生じることは生じる
にまかせ、気にかけませんでした。
でもあの体験以来、精神が最大の関心事と
なり、肉体のことは二番目になりました 
-肉体は単なる精神の入れ物にすぎなく
なったのです。肉体があっても無くても、
どうでもいいのです。精神こそが最も
大切なものだから、そんなことは問題では
ないのです。
   ~引用終了~
”出典:「かいまみた死後の世界」
レイモンド・ムーディー・Jr著 
中山善之 訳”

実際臨死体験者は自分の肉体から意識が
離れて精神だけの状態になることが、
それこそ数え切れないほどの臨死体験者
の証言で明らかになっています。
我々は肉体という入れ物に入っている
精神であり、魂であり、意識であると
いうのは、単なる精神論ではなくて、
れっきとした真実なのだと思います。
そうなると今日の「天秤座について」
で説明させていただいた事が、よく
わかっていただけると思います。
つまり肉体に宿っている精神が、
肉体を離れた時に宇宙的意識に近づく
ことで、さまざまな気づきを得られる
というわけです。
もちろん臨死体験だけでなく、瞑想や
霊的な能力の発現、または超意識の開発
でも、同じような精神の気づきをえられ
ます。
宇宙意識になるまたは近づくというのは、
全てのものが一つであることに気づく
という事、つまり全てとの一体感を
味わうという事です。
いったんその気づきを得られれば、以後
その一体感は自分のものになります。
たとえば他の臨死体験者の証言を
読んでいただければわかります。

  ~以下引用~
(1)あの体験をしてから、新しい精神
に満たされているように思えてなりません。
あれ以来。ずいぶんたくさんの人から、
「わたしがいらいらしている時、あなたは
あっという間にわたしの心を落ち着かせる
ことができるみたいだ」といわれたのです。
今のわたしは、以前より、他人と心を通わ
せることてができるみたいです。これまで
よりすばやく、他人の心を読み取ることが
できるのです。
(2)あの体験のおかげで、わたしは一つ
の能力を授かったような気がしています。
つまり他の人が生きて行く上で必要なこと
を感じ取る能力です。たとえば、わたしが
働いている事務所があるエレベーターで、
他の人と乗り合わせた時など、みんなの
表情を読み取り、どんな種類の手助けを
必要としているか言い当てられそうな
気がすることがよくあるのです。
現にそうした人たちに話しかけ、事務所
につれていって、相談に乗ったことが、
何度もあります。
(3)わたしは怪我をしてから、他人の
考えや心の動きをつかめるような気が
しています。憤りも感じ取れます。
相手が実際にしゃべる前に、その人が
言おうとしていることを察知できる
ことがよくあります。
信じてくれる人は多くはいないでしょう
が、あれ以来わたしは本当に奇妙な体験
を何度かしているのです。例えば、
あるパーティーの席で、わたしは他人の
考えていることを次々と当ててみせま
した。
わたしを知らない何人かの人たちは、席
を立ち、帰ってしまいました。
その人たちは、わたしが魔女かなにか
だと思って恐ろしくなってしまったのです。

この能力が死んでいた時に身についたもの
なのか、それとも潜在的にわたしに
備わっていたのに、あの体験をするまで
一度も使ったことがなかった能力なのか、
わたしにはわかりません。

  ~引用終了~
”出典:「かいまみた死後の世界」
レイモンド・ムーディー・Jr著 
中山善之 訳”

これらは臨死体験をすることにより、
本来の自分の潜在意識、つまり宇宙意識に
近づくことができて、それを生き返って
からも、持ち続けることができている
ということなのです。
もともと我々には、これらのような能力
はありますが、ほとんどの人がその能力
を発揮できていません。または気づいて
ない人がほとんどでしょう。
我々の本来の姿は、全てと一体である
宇宙意識です。
究極の宇宙意識になれば、全知万能の
意識となります。
今回ご紹介したことは、その裏付けと
なる実例のほんの一部です。
これからいろいろアップしていきます
のでお楽しみに(^^)

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天秤座について

さて上の図を用意しました。
今回は天秤座についてご紹介する
のですが、特に乙女座から天秤座に
変わる時には、意識が大きく変わります。
秋分の日が、ほぼこの境界にあたること
からも、自然界の流れとも合致してます。
上の図をみていただきたいのですが、
牡羊座から乙女座までは、生命意識完成
への流れなので、地球の軌道のほぼ内側に
それらのサインの支配星が固まっている
のがおわかりでしょうか。
火星だけはわずかに地球より外側ですが、
それは、牡羊座が宇宙意識の完成として
の魚座の流れの影響を受けているから
です。
そして天秤座から魚座までの後半は、
宇宙意識の完成に向けた流れなので、
それらのサインは地球より外側の軌道に
集中しています。天秤座だけは、地球の
軌道の内側の金星ですが、金星について
でご説明させていただいた通り、地球と
の軌道が五芒星形の形を取ることから、
異次元へのゲートとしての役割を果たす
ので、ちょうど宇宙意識に切り替わる
時にこの金星の影響を受けることで、
一気に地球の外側だけでなく、太陽系の
外側の宇宙意識を取り入れることができ
るということを示しています。
とにかく天秤座以降はほぼ地球の外側の
軌道の天体が支配星になるという事で、
宇宙意識のエネルギーを大きく受ける
サインという事になります。
図のように、宇宙意識は太陽系の外側の
宇宙全体からの意識の流れなので、冥王星
から太陽へという流れになっています。
そして冥王星に入るまでは最大であった
宇宙意識が太陽系というフィルターを
通っていくうちに、エネルギーが中和
されて、最終的に太陽で集約されること
になります。ですが、12サインの
流れでいえば、天秤座から魚座へと
いう宇宙意識の完成に向けた流れに
なるのです。
逆に牡羊座から乙女座は生命意識完成
への流れということになりますが、
これは太陽系の生命意識の流れが、太陽
から冥王星に向けた流れということ
になります。
ただ支配星の軌道の内側からの順番と
サインの流れとは一致しません。
それは月と土星が干渉という形で、
この大きな生命意識の流れと
宇宙意識の流れに割り込んでいる
からなのです。そのことについては、
別の場所で説明させていただきます。
ただ地球のほぼ内側と外側の軌道に
サインの前半と後半が分かれている
ということなのです。
さて天秤座以降が宇宙意識の完成に向けた
流れという事を大体つかんでいただいた
ところで、天秤座の説明に入りたいと
思います。
少し長くなってすいません。

天秤座について

♎ 天秤座:支配星 金星
星座ナンバー7
四元素 風
陽の気

乙女座での生命意識の完成を受けて、
この天秤座から宇宙へと意識が向かい
ます。
そのため物質次元の地という元素から、
宇宙の実体である真空そのものの風の
元素に一気に変わります。
そのゲートにあたるのが、支配星金星
というわけなのです。
金星と地球の軌道の描く五芒星が、
異次元へのゲートとして働き、地球から
太陽への内側の軌道から一気に外宇宙を
意識するようになるので、全くそれまで
とはうって変わって、自己意識が喪失
したような感覚を受けてしまうのが、
特徴です。
そのため、自分の意識は常にまわりとの
関係そのものにあるということになって、
外界との関わりを大切にしていきます。
そのためまわりとの調和、そして外界の
調和を大切にするため、グループの調停役
や争い事の調停役にうってつけの役割を
担うことになります。
もちろん宇宙意識が目覚めることから、
真理探究や、その理解力も突出して
高くなり、自分自身より宇宙そのもの
への理解が深まるタイプとなって
いきます。
ただ自分中心の意識をいったん見失う
ことから、とても不安定な意識となり、
他人の意識が流入してくることで、
際限なく迷うこともあります。
だからこそ、天秤座の意識にはこの
宇宙意識がそもそも自分自身なのだ
という自覚が必要になってくるのです。
愛情も相手の事を常に考えて行動し、
相手の気持ちに立って、考えたり
感じたりすることは得意ですが、
自分の主張がほぼないように見えるの
を自然ととらえてくれるような相手が
適していることになります。
当然深いレベルの感性や、それに裏付
けられた知性も発達していきます。
この天秤座の性質は、サビアンシンボル
にとくに多くみられます。

天秤座2度「六番目の時代の光が七番目
         のものに変質する」
天秤座3度「新しい日の夜明け、
          すべてが変わった」
この二つのシンボルは、天秤座にサインが
変わったことで、完全に次元が変わり、
物質次元から宇宙次元に世界が変わった
ことを示しています。
2度の六番目の時代の光とは、六が乙女座
までの星座のナンバーで、天秤座が七番目
ということに一致してますが、6というの
は、六角形をあらわし物質としての安定を
示すものです。立方体を平面で表現する
と六角形になるというのも、立体的な
物質の安定した形を示すものです、つまり
六番目の時代の光とは、物質的次元の光と
いうことなのです、そして7というのは、
それより高次の次元を示すもので、数秘術
でも、真理探究や哲学に向いている数字
として知られています。
つまり七番目の時代の光は、それまでの
物質次元の六番目の時代の光より高次元
の世界の光ということになります。
3度の新しい日の夜明けで全てが
変わったというのは、そのまま乙女座
までの生命意識の完成までの流れと
は変わって、宇宙意識に一気に変わった
ことを示すものです。

天秤座1度「突き通す針により完璧に
             された蝶」
天秤座8度「荒廃した家の中で
          燃えさかる暖炉」
これら二つはすでに、この物質の次元に
意識が存在しないということを示して
います。
1度は標本にされてしまった蝶なの
ですが、蝶自身の外見上の美の完全さが
物質次元に存在していない意識の完全さ
をあらわしているということです。
また8度の荒廃している家ということは
すでに、人が住んでいない事を示して
いて、生命の存在していない次元を
表現しています。そして暖炉の炎は
霊的なシンボルの象徴なので、その
次元で意識がいきいきとしている
ということなのです。

天秤座5度「心の内面の知識を
         教える男性」
天秤座11度「眼鏡ごしに覗き込んで
             いる教授」
天秤座29度「互いの知識の範囲に橋を
     かける方法を模索する人類」
天秤座30度「哲学者の頭にある三つの
            知識のこぶ」
これらは全て、宇宙意識が目覚めはじ
めた事で、探究心が旺盛になり、知性
が発達していく事を暗示するシンボルです。

天秤座24度「蝶の左側にある三番目の羽」
天秤座27度「頭上を飛んでいる飛行機」
天秤座28度「輝く影響の最中にいる男性」
今度は、天秤座の高次元の感性が開かれて
いくことを示しています。
蝶の左側というのは、右脳につながり、
高次元を意識できる場所だということです。
我々の人体も左半身は右脳につながります。
3という数字は統合という意味があり、
左側で感じた事が右脳で統合されること
により、高次元の感性が開かれるという
意味になります。
頭上を飛んでいる飛行機はそのまま、
高次元の意識をあらわしていますし、
輝く影響の中というのも同じく高次元
の世界という意味になります。

天秤座7度「ヒヨコに餌をやり、
        鷹から守る女性」
天秤座22度「噴水で鳥に水をやる子供」
この二つは、他者への理解と思いやりに
あふれた天秤座の性質をよくあらわして
います。

天秤座の性質は、特にサビアンシンボル
によくあらわれているので、まだまだ
ありますが、この辺で終わりにしてお
きます。
チャネリングをしているエリス女史の
意識レベルが、もちろん高いのでこの
サインのシンボルへの感応度が特に
高くなるというわけです。

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