超常能力を常時発現できる二人!     心強ーい味方!!

つい先日臨死体験での未来予知という
記事をアップしたら、数時間のちには
ツィッターでうれしいコメントが
届きました。
ゆきんこさんとレイキぶどうさん
という方たちです。

いつも読んでくださっている
お二人ですが、どちらも一般の人
とはかけ離れた超常能力とその資質を
もっておられますので、私のような
記事でもすらすら理解してください
ます。
そう、ほとんどの人がありえるかよーと
いう記事を、なんとふつうに
「私にもあるあるーーー」
「以前にありありーー」
などとふつうにいくらでも返してくれる
のです。
つまり、私の記事や研究成果が正しいと
太鼓判を押してくれているわけで、とても
ありがたいのです。
しかも実体験として、正しいと言って
いただいてるわけです。

このお二人の意識レベルが高いところは、
記事でも書かせていただいてるように
音楽感性にもあらわれているようです。
どちらも、まず私のバロック音楽に
気付いてくれたのです。
確かに、あの心の琴線に触れるような
メロディー展開は、意識の高い人ほど
感応度が高いのだとわかりますから。

お二人の事は、また記事にアップして
いこうと思いますが、あまりの凄さに、
一つの記事だけではご紹介しきれま
せん。

で今回の話に戻りますね💦
そうそう臨死体験での未来予知
という記事に対してのご返事が、
私の記事が正しいという事を実体験で
理解できるという事なのです。

記事ではまずパラレルワールドに
ついて説明させていただいます。
つまり過去現在未来は同時に存在して、
またさらに同時に無限のタイムラインが
あるという事を書きましたが、
ゆきんこさんが、それを能力として
使っておられるという事のコメントが
以下になります。

「」内引用です

「そういえば数年前、未来リーディング
の練習で、半年先のネガティブな出来事
をお伝えしたら、全くその通りのことが
起きたと知らせに来た。

それ以来、一つの未来ではなく、複数の
未来を視るようになった。

あんみんさんが仰っるように、未来は
無限のタイムラインになっているから」
by ゆきんこさん

なんと実体験で、複数の未来を読み取る
事ができておられるようですね。
また彼女は、過去のホログラムも読み
取れるし、霊的な存在との会話、
ヒーリング、テレパシー、
サイコメトリーなどひととおりの超常能力
全てお持ちのようなのです。

今度は先日記事でご紹介した、超常現象が
日常になっていて、チャネリング能力や
感応度など抜群な能力のレイキぶどうさん
の影響が、このたびご主人にも伝播した
ようで、なんだか覚醒して、やはり
同時に存在している時空を体感された
ようです。

「」内が引用です。
「それから夫が最近色々
見えるらしく、過去現在未来は同時に
存在することを体感したそうです。
理屈分かるけど突然過ぎてついて
いけない」
by レイキぶどうさん

今日ご紹介したお二人は、同じく驚く程
高い超常能力をお持ちですが、能力の
発現する種類は少しずつ違うようです。

それにしても私が記事で紹介した過去
現在未来が同時にしかも複数存在して
いると裏付けるコメントをお二人から
いただけるなんて幸せな限りですね。

今度は、同じく臨死体験での未来予知
で私が、まだ確定的ではないけれど、
とても可能性の高い推測として、霊的
な領域、、高次元の領域のエネルギー
の回転方向は、ポジティブエネルギーは
右回転(時計回り)、ネガティブ
エネルギーは左回転(反時計回り)と
いう定義を取り上げておきました。
それは、未来予知を体験している
臨死体験者が、右には向けても左には
向けなかったという証言をしている事
から、良いエネルギーであろうとされる
この臨死体験者のエネルギーが、
つまり霊的な領域でのポジティブ
エネルギーだと考えて、ポジティブな
エネルギーが右回転であるという推測を
して、
それと霊界での豊富な経験から、その領域の
理解にとても詳しいスウェーデンボルグが、
善霊が右回りで、悪霊が左回りの回転に
しか向かないと言い残している事を
つなげて理解してみたものです。

そしてその事をまたこのお二人が、正しい
とコメントしてくれたわけです。
まずはレイキぶどうさんのコメントから

「」内が引用です。

「今回の記事も良かったです!
エネルギーワークでも不必要なエネルギー
をリリースする時は反時計回り、
ポジディブをチャージする時は時計回り
に流します。」
by レイキぶどうさん

ありがたいですねー、要するに不必要と
言う事はネガティブなエネルギーなので
その方向が反時計回りつまり左回転で
それを解き放つという事ですね。
そしてまたポジティブのチャージの時
つまり、ポジティブエネルギーの向き
が時計回りつまり右回転であるという
事を説明してくださってます。
まさに私の推測の裏付けをしてくれた事
になりますね。

今度はエネルギーワークを仕事にして
おられるゆきんこさんも同様に裏付けて
くださってます。

「ちなみに、エネルギーの螺旋回りですが、
私も入るときは右、抜けるときは左回転に
見えます。」
by ゆきんこさん

こちらもエネルギーをビジョン化できて
おられるようで、私たちの認識する世界の
エネルギーの元型であるスパイラルを
みておられるようで、やはり高次の
領域に入る時は右回転で、逆に高次の
領域から、低次の我々の次元に戻る
時には左回転になるといってくださって
ます。

このように複数の方から正しいという
事を裏付けていただいたので、この私
の推測は真理であると確信できるという
事になります。
ありがとうございましたーーー(^^)

実はこのあともお二人から裏付けとなる
エピソードやコメントをまだまだ
いただいてるのですが、さすがに
書き切れないので、省略させていただき
ます💦とにかく、やはり私が
記事で書いている事が真理であった
という事が、このお二人によって
裏付けられたという事です。

またこのお二人のエピソードやありがたい
言葉はどんどん記事でもご紹介して
いきたいと思います。

そしてレイキぶどうさんの超常現象だらけ
の日常を綴ったブログはこちらから

Reikibudo’sblog

エネルギーワークを仕事にしておられる
ゆきんこさんにはツィッターで「ゆきんこ」
からつながる事ができます。

またお二人ともよろしくお願いしますねー
(^^)

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
なんと二位になってしまいました💦

超意識編一覧

あんみんの神秘メッセージメニュー

トップページ

はにかむ奈保子さん!カラー      同じベースで5種類!






ひさしぶりにイラスト編に動画では
なく、新しい画像を追加できました。
ベースはこれまでにも公開している
「はにかむ奈保子さん」バージョン
ですねー。

一応今回もベースだけ同じで、違う
バージョンとして、5種類アップ
してみましたが、まあいろいろ
あって楽しいのではないかなと
思います。
それぞれのイラストはクリックすると
別のページにジャンプする仕組みに
なっていて、2番目の画像は、
イラスト編一覧に、あとの画像は、
それぞれこれまでの河合奈保子さんの
別々の記事にとびます。

まあこれをまた動かそうと思いますが、
まずは、アプリのmotion portrait
からやってみて、できたら今度は
無料動画ソフトLive2Dで、自分で
動かしてみたいです。
ただベースにある奈保子さんの画像とか
外さないと無理かもしれないので、
そうすると間抜けな画像になって
しまいます(^_^;)
あーーー道のりはまだまだ遠い😭

よろしければこちらもお願いします(^^)

イラスト編一覧

趣味編一覧

あんみんの雑記帳メニュー

トップページ

超古代世界の言語は一つだった その2     世界の源流は日本!?


近年、特にここ15年ほどの間に、
古代のユダヤ人が、日本に移住して
きて、日本語の元型ができあがったと
する説が、広まっています。
あまりにも多くの出版物やネットで、
その事は支持されていて、多くの人が、
日本人の元はユダヤ人という見方をする
人も多いです。
(ユダヤ人という言い方は、実は
民族の事を指すのではなく、信仰とか
または、世の中の支配的な少数の階級の
人たちの事を言います。
ここで日本の元の民族といわれている
古代ユダヤ人が、古代ヘブライ人のこと
で、失われた10支族のうちの一つ
秦氏であるといわれています。)

確かに見事に、日本語とヘブライ語には
いくつもの共通語、または共通すると
思われる言葉があります。
それを紹介しているネットはいくか
ありますが、その中の一つのサイトから
引用させていただきます。

「」内が引用です。

「とにかくヘブライ語と日本語の類似は多く
、知れば知るほどびっくりしてしまうの
です。
 以下少しだけ例を出してみます。
左が日本語で右がヘブライ語です。
 コマル(困る)―コマル(困る)  
 
 スワル(座る)―スワル(休む)
 
 イム(忌む)―イム(ひどい)
 
ハラウ(払う)―ハーラー(遠くへ捨てる)
   
 ヤスム(休む)―ヤスブ(座る)
   
 カバウ(庇う)―カバァ(隠す)
   
 ホシク(欲しく﹇なる﹈
         )―ホシュク(欲する)
   
 ツライ(辛い)―ツァラー(恨み、災難)
    
 ダメ(駄目)―タメ(駄目、汚れている)
   
 イツ(何時)―イツ(何時)
   
 アリガトウ(ありがとう)
     ―アリ・ガド(私にとって幸運です)
 
 などなど……まだまだ紹介しきれないぐらい
数多くあります。そればかりではなく、
古代ヘブル文字
(ヘブル―アラム語 紀元前6〜4世紀)
にはカタカナに似た文字が沢山あるのです。」

“出典:「幻冬舎plus」様のサイト
ヘブライ語と日本語が、
音で聞くとそっくり!?
またまた登場!
童謡「かごめかごめ」のさらなる暗号。

鶴田真由様の記事より”

これは、古代ヘブライ語が日本に伝わって
きていたという事を裏付けるものだと
いうのが、現在の主流の見方です。

しかし、私が研究してきたところでは、
その逆、元が日本人だというのが正しい
ように思われるのです。
事実その事を提唱している人たちも何人も
います。
とにかくマスコミやネットで、どんどん
広まっているものには、「誘導」が入って
いる事を何度も見てきた私としては、逆の
方が正しいと思わざるを得ません。
しかもその証拠に確かに、日本で近年
発見されたペトログリフ(古代文字の
刻まれた岩石や壁画)は1200個
(1994年当時で)を越えていて、古代
シュメール文字も刻まれていたというので、
ますます、元がヘブライ民族だと解釈する
人も多いですが、なんと最古のペトログリフ
は日本にあるのです。
そしてまた最古の土器も縄文式土器だった
のです。
これでもまだ、ヘブライ民族、または
シュメールの地が元であったといえる
でしようか?
日本の太古の言葉が、シュメール文字の
元型になっていたとしたら、最古の
ペトログリフが日本にあっても不自然で
なくなりますよね。
またなんと、竹内文書をヒントにして、
世界中を旅してまわった高坂和導氏は、
アメリカインディアンの言葉もまた
日本語であった事を発見します。
またラテン語にも日本語との共通語を
見つけておられ、驚く事に高坂氏の著書が
スペイン語版で、メキシコで刊行されたり
しているので、世界で高坂氏の発見が
認めらるようにもなっていたという事
です。

つまり、日本を中心として、世界中に
日本語が広まっていったという見方の
方が、どうみても自然に思えてくるの
です。

というわけで、世界は太古一つの言語で
あったという事と日本語が世界の言語の
元型である事を含めてシリーズで記事に
していこうと思っています。

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
なんとまだ二位継続中です💦

真理のヒント編一覧

宇宙の真理編一覧

あんみんの神秘メッセージメニュー

トップページ

現代占星術の父アラン・レオ     西洋占星術とクラッシックその2     



前回、ホルストは神智学から占星術の知識
に親しむようになって、現代占星術の父
アラン・レオの書に辿り着いたという
ところまで、紹介しました。
鏡リュウジ氏によると、このレオの
「統合の技法」という占星術マニュアル
が重要で、この本では、惑星に象徴的な
人格化がなされていて、これがホルストの
曲のタイトルの直接的なソースになった
のは間違いないとおっしゃってます。
レオの著書からの惑星の解説の見出しを
紹介しておられますので、引用させて
いただきますね。
ただし文中にあった原著の英文は省略
させていただきます。

“太陽・・・生命を与えるもの
 
 月・・・母

水星・・・思考するもの(神の翼ある
          メッセンジャー )

金星・・・結びつけるもの(完全な均衡を
      もつ調和で優雅、美しいもの
       はすべて金星の領域に属す)

火星・・・活力を与えるもの

木星・・・高揚させるもの(祝福、幸福、
     喜びを与える)

土星・・・仰圧するもの

天王星・・・覚醒させるもの

海王星・・・神秘家

(ここには冥王星が登場しない。この書の
刊行時にはまだ発見されていなかったため
である。その発見は一九三〇年まで待た
ねばならない。)
(引用注:ホルストが「惑星」を作曲した
のは、一九一四年から一九一六年にかけて
だったそうですから、冥王星発見まで、
まだまだありますね。そういうわけで
ホルストの曲にも冥王星がなかった
のですねー。なんせレオからいただいた
コンセプトだから)
レオの惑星を擬人化した形容を見ると、
ホルストの曲名と重なるということが
あきらかになるだろう。”
“出典:「占星術の文化誌」
       鏡リュウジ 著
         原書房 刊”

なるほど、ホルストは現代占星術の父と
いわれるアラン・レオのこの惑星の
擬人化に影響を受けて作曲し、タイトル
もそれに類似したものとなっていると
いう事ですね。
では、そのホルストの曲のタイトルを
ならべてみましょう。
順番は曲順で、惑星順ではありません。

一.火星  「戦争をもたらす者」

二.金星  「平和をもたらす者」

三.水星  「翼のある使者」

四.木星  「快楽をもたらす者」

五.土星  「老いをもたらす者」

六.天王星 「魔術師」

七.海王星  「神秘主義者」

確かにアラン・レオの「統合の技法」
にある、惑星の擬人化をモチーフにして
いるのがよくわかりますね。
特にホルストの水星は
「翼のある使者」で
アランレオの水星も
「神の翼のあるメッセンジャー」
で、酷似してますし、
またホルストとアラン・レオの両者とも
海王星が「神秘主義者」となっています。
あとのタイトルも、意味合いはほぼ同じ
なので、確かにホルストは、アラン・レオ
からもらった知識をもとにして、惑星の曲
のタイトルをつけていったのだというのが
明らかです。

続いて鏡リュウジ氏は、組曲「惑星」の
それぞれの天体について一つ一つ解説して
おられますが、長いので全てをご紹介
するのは、やめておきます。
一つだけ私が、いろんな記事で取り上げ
ている土星についての部分があったので
引用させていただきますね。

“「老いをもたらす者」という副題のついて
いる「土星」であるが、レオは土星を
「仰圧を与える者」だという。そして、
土星サターンは、ギリシャ神話においては
クロノスであり、時間の神であった。
レオを引用すると「時間としての土星は、
境界線を記し、有限性を示して形相の
うちに捉えられた意識を象徴する」ので
ある。”
“出典:「占星術の文化誌」
       鏡リュウジ 著
         原書房 刊”

このレオの解釈は、このあと土星は魂の
進化においてもっとも重要な星として肯定
的に捉えているようですが、まさにこの
「時間としての土星は、
境界線を記し、有限性を示して形相の
うちに捉えられた意識を象徴する」
というレオの言葉は、松村氏のいう
ように土星が檻である事を、とても難解な
表現で説明しています。
我々は、土星の時空の檻の中で、物質
(形相とは形あるものなので物質と
同じ意味になります。)に捉えられた
魂だというように解釈できますが、
まさしく私の考えと共通するものが
あります。

3回のシリーズに分けて、ホルストの
組曲「惑星」について、書かせて
いただきましたが、アラン・レオの解釈
も含めて、現代の占星術の解釈にとって
も参考になるものでした。

えーと、木星以外は、それほどとは
思えないホルストの「惑星」やはり
今回もアップしておいた方がいい
でしょうね(^_^)

ホルスト組曲「惑星」/シャルル・デュトワ

よければこちらもよろしく
お願いします(*^_^*)

占星術歴史編一覧

サビアン占星術の神秘メニュー

トップページ

臨死体験での未来予知         臨死体験者の言葉 その12


過ぎ去ったはずの過去は、ホログラムの状態
で永続的に残っていて、それを臨死体験や
臨死共有体験で、臨死状態にある人の一生の
ホログラムとして経験したり、この前ご紹介
したアイリーン・ギャレット女史のように、
媒体を使って、過去のホログラムのあらゆる
場面を読み取れるという事が可能になると
いうのは、理解していただいたと思います
が、すでに未来のホログラムまで、同じよう
に時間にかかわらず、すでに記録されている
というのは、なかなか想像つきにくいです
よね。
しかしクロワゼの記事にもご紹介させて
いただいたように、未来のホログラムを
読み取り、さらにその映像の中の人物像
まで詳細に語るような離れ業を、25年間
も研究者たちの前で披露したとなると、
もはや事実として受け止めざるを得ません。

クロワゼが読み取ったように一つの未来が
できあがっているように見えても、実際は
一つではなく無限にあるのですが、
ほぼ一つのコースをたどる場合も当然
あります。特にコンサートの席に誰が
座るかといったような近未来であれば、
ほぼ一つのコースをたどるように
なっているようです。
もちろん数10年先まで、ほぼ予定通りに
歩む未来もあります。
その事例が、次にご紹介する、レイモンド
ムーディ氏の著書から引用させていただ
くケネス・リング氏の研究の、実例です。

“リングの研究から、フラッシュフォワード
(臨死体験中の未来のビジョン)の実例を
一例ご紹介しよう。イギリスで生まれ育った
合衆国在住の男性の体験である。この男性は
、十歳のとき、虫垂炎から穿孔(読めま
せん)を起こしたため行った緊急手術の際
に臨死体験をした。次に掲げるのはリングに
宛てた手紙の一部である。

 手術後、快復期にあるとき、何か奇妙な
記憶があるのに気づきました。私の未来
に起こる出来事に関するものでした。どう
してそんなものが記憶に入り込んだのか
わかりません・・・。とにかくあったの
です・・・。しかし当時(一九四一年)は
もちろん、一九六八年までも、そんな
ものは全く信じていませんでした。

続いてこの男性は、自分が死亡する年齢
や状況を含め五件の記憶について述べて
いるが、ここでは省略する。
次は、その記憶の最初のふたつである。

1 二十八歳で結婚するだろう。
 これは第一の記憶ですが、つまらない
予言として受け止められていて、なんの
感慨もありませんでした。これは実際
その通りになりましたが、二十八歳の
誕生日には、結婚することになる相手
とはまだ会ってすらいませんでした。
2 子供がふたりできて、今見ている
ような家に住むだろう。
 これは最初の予言とは違って、感じた
というか、正確に言えば体験したことです。
 私が椅子に腰掛けていて、すぐ前の床の
上で子供がふたり遊んでいる場面が記憶
にはっきり残っていたのです。この光景
の中では妻が誰かははっきりしません
でしたが、結婚しているのはわかって
おりました。ところで、既婚者には結婚が
どういうものか、実際に結婚しているので
わかりますが、未婚の人間には、結婚して
いるという実感はどうしてもつかめない
ものです。まして十歳の男の子に、結婚
している実感などわかるはずもありません。
私がすごくはっきり覚えているのは、こう
いうおかしな、感じるはずのない実感なの
です。そしてそれこそが、この記憶が
残っている理由なんです。なんと、
それから二十五年近く起こることのない
ものが記憶にあったわけです。でも、
ふつう言われている言われている意味で
未来を見ていたのではなく、未来を実感
していたんです。このときには、未来は
現在でした。
 この“体験”のとき、私はまっすぐ前を
見ていました。それから支持があったので
右を見ました。左は見ることができません
でしたが、私のつれあいが部屋のそちら側
に座っているのはわかっておりました。
床で遊んでいる子供は、三歳くらいと四歳
くらいで、上の子は髪の黒い女の子でし
た。下の子は、男の子でしたが金髪で
した。でも実際には、ふたりとも女の子
です。それから壁の向こうに・・・何か
わからないすごく変わったものがあるのも
わかっていました。意識の上では何だか
わかりませんでしたが、とにかく変わった
ものがあることだけはわかっていたのです。
 この“記憶”が、一九六八年のある日、
突然現実のものになったんです。椅子に
座って本を読んでいて、たまたま子供の
方へ目をやったとき・・・これが一九四一
年以来ある例の“記憶”だということが
わかったのです。それからは、あの不思議
な記憶と一致するものがあることが
わかってきました。あの壁の向こうの
奇妙なものは強制通風式の暖房装置だった
んです。その暖房装置は、一九四一年当時
は使われていませんでしたし、私の知る
限り、現在でもイギリスでは使われて
おりません。それが何かわからなかった
のはそのためでした。一九四一年当時の
私の知識にはなかったんです。”
“出典:「光の彼方に」
レイモンド・A・ムーディー・Jr著
       笠原敏雄/河口慶子訳
        TBSブリタニカ刊”

このように、疑いようのないほど、詳細な
未来の記憶を、25年前の臨死体験で
得ていたということです。ところが
少しだけ詳細が違っているところがあって、
子供が二人できたというのは、実現して
いるけれども、記憶では、女の子と男の子
だったのが、現実には、二人とも女の子
だったというのです。これは未来の
ホログラムに不備があったとも考え
られますが、私は、これこそが、パラレル
ワールドの一例だと思えるのです。つまり、
この男性のたどる未来には、やはりいくつ
もコースがあり、28歳の時に結婚するの
と、子供ができるという点では同じだけれ
ども、一つのタイムラインでは、女の子と
男の子が生まれ、この男性の実際経験した
タイムラインでは、女の子が二人生まれて
いたという事なのではないかと思うのです。
もちろん住む場所や、その暖房装置は、
どちらのタイムラインでも実現している
未来ということです。さらにいうならば
妻となる女性も、タイムラインによって
違っていたのではないかと思います。
つまり、だからこそその「記憶」の時点
では顔を見ることができなかったのでは
ないかということです。
もちろんこれは、私の推測ですが、無限
の未来のタイムラインがあるという前提
に立てば、理にかなった解釈となるはず
です。
とにかく今回間違いないのは、未来も
すでに存在していて、ある特殊な意識
状態では、それを経験する事も可能
だということです。
またもう一つあるのですが、この男性が
右を向くことはできても、左を向く
ことはできなかったという事で、思い
出したのが、霊の状態を詳しく述べている
霊体験の歴史的人物スウェーデン・ボルグ
が、善霊は右回りで、霊界を上昇して
いくため、左を向けず、悪霊は左回りで
霊界を下降していくため右を向けないと
言い残しているということです。
この男性は臨死体験中、霊の状態であった
だろうことを考えると、善霊としか思え
ないこの男性は、やはり右しか向けな
かったのではないかとも思えるのです。
いろいろ研究していくと、いろんなもの
が関連してくるので、このような試行錯誤
が、確信になるまで、あらゆる角度に
感性を向けるくせができています。
もちろん今回の推測は、そうではないか
止まりですが、またこれを記憶しておいて、
他の何かにつながる事を期待して待つの
です。
みなさんも、そういう感覚で真理を研究
していくと面白いですよ。
もちろんすでにそうしてる方、また何か
面白いことがあれば、共有したいので、
また教えてくださいね。

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
なんと二位になってしまいました💦

超意識編一覧

あんみんの神秘メッセージメニュー

トップページ

西洋占星術とクラッシック      作曲家ホルストと占星術の関係



前回ホルストの「惑星」が、占星術の天体の
性質をモチーフにつくられたものだという
事をご紹介しました。そしてその「惑星」
を一応アップしておきましたが、聴かれた
人はほとんどいないでしょうねー。
私も今回の記事を書くために、飛ばしながら
一応一通り聴いてみましたが、やはり
というかなんというか、オーケストラは私に
とって退屈なものとして聴こえてしまい
ます。まあ個人の好みなので、いろいろ
感じ方があると思いますが、一曲のそれぞれ
のパートが数分で終わるバロックの聴きやす
さ、飽きのこないメロディー展開に
くらべて、ほとんど楽器の効果音ばっかり
聴いているような気にさせられます。
確かに、さすがは平原綾香さんですね、ほぼ
唯一心に響くようなメロディー展開なのは
「木星」だけでしたから、彼女もそれを
歌として使おうと思ったわけというのが、
よくわかりました。

それぞれの天体の曲についての感想は、
やはり鏡リュウジ氏が、詳しく解説して
おられますので、別の記事でご紹介
したいと思います。

では前回の続きで、ホルストがこの占星術の
知識をどこで得たのかという事について
です。
まずは、鏡リュウジ氏によると、当時の
イギリスでは、「魔女法」が生き
ていて、予言ができると詐称することは、
処罰の対象となったという事なのです。
高名な占星術家だったアラン・レオという
占星術家も、未来を予言すると詐称した
かどで当局に目をつけられていたという事
です。

(詐称というのは、自分が予言ができると
偽ったという意味ですが、当時実際に予言が
できても、キリスト教的世界観で人間には
そのような能力が与えられてはいないという
事だったので、全て偽りだと断定された
という事です。むしろ実際に予言ができる
人間を、片っ端から虐殺していっただけ
という、とてつもなく残虐な歴史がなんと
ヨーロッパ中で数百年間続いていたという
のだから、これが日本より文明が高かった
地域のように思う事自体笑止といわざるを
得ませんね。やはり知識を得ると真実が
どんどん見えてきます。)

だから前回ご紹介した、組曲「惑星」が
占星術の知識をモチーフにし作曲されたなど
という事をホルストが公言するような危険な
事はしなかったので、これまで「惑星」
という曲と占星術が結びつけられる事は、
ほとんどなかったのです。
つまり鏡リュウジ氏が、その事に光を当てて
くださったという事ですね。

ホルスト自身、占星術と自分が結びつけら
れないように注意していたという事なので、
彼がどこから、その知識を得ていたという事
も、長らく明らかにされて来なかったの
ですが、つい最近その事を、突き止めた
という記事を紹介しておられるので、
また鏡リュウジ氏の著書からまた引用させて
いただきます。

“スウェーデン系の移民であったホルストは
イギリスでは孤独な生活を送っており、また
作曲家としてもなかなか成功に恵まれず、
一九一二年前後に占星術にアドバイスを
求めたことがあったのである。
 当時、占星術は今のような「ブーム」では
なかった。占星術やホロスコープについての
知識を持つ人間の絶対数は、今よりもずっと
少なかったであろう。
しかし、ホルストは占星術に深い関心を持つ
人たちとの出会いには事欠かなかったので
ある。
たとえばホルストの義理の母にあたる人物は
神智学に傾倒していた。すでに書いたよう
に、近代の占星術は神智学を経由して復興
したのであり、神智学者たちは占星術に
通じていた。
 神智学はよく知られているように東洋の
宗教に傾倒し、そこにインドの思想と
新プラトン主義を中心とする西洋の秘教を
折衷した独自の世界観を形成していった。
また西洋のキリスト教以外のスピリチュアル
な伝統ならなんでも取り込む幅広さ(言い方
を変えれば節操のなさ)があり、占星術は、
そのパーツの一つでもあったのだ。
こうして西洋の主流な霊的伝統にあきたり
ない前衛的な人々、あるいは既存の社会の
枠組みに収まりきらない人々の気持ちを
掴んでいったのである。
   (中略)
どうやら、ホルストもこの神智学経由で
占星術に接したようである。
   (中略)
この環境でホルストは占星術の書物を
研究し始める。有名なラファエルの
占星術教科書、そして何よりも神智学者
であり現代占星術の父と呼ばれるアラン・
レオの書に親しんだのだった”
“出典:「占星術の文化誌」
       鏡リュウジ 著
         原書房 刊”

この現代占星術の父と呼ばれている
アラン・レオについては、次回の記事
で鏡氏の著書より紹介させていただき
ます。

ホルストは「惑星」のコンセプトをこの
アラン・レオからの知識で得たという事
のようです。
また神智学が東洋の思想も受け入れて
いたという事から、思い出したのが、
私も記事で取り上げた不世出の超大天才
科学者ニコラ・テスラ氏が東洋の思想を
得た事により、インスピレーションが
増大した事と似ているような気がします。
つまりホルストも神智学のベースにある
東洋の思想に影響を受けて、大作曲家に
なる事ができたというわけなのでしょう。

さてこのテーマの次回は、ついにホルスト
の「惑星」のモチーフになった占星術の
知識の源であるアランレオ氏の占星術の
解釈とホルストの惑星との関係について、
ご紹介しながらみていきたいと思います。

一応今回もその「惑星」をアップして
おきます。私は退屈でも、人によって
違うでしょうからねー(^^)

ホルスト組曲「惑星」/シャルル・デュトワ

よければこちらもよろしく
お願いします(*^_^*)

占星術歴史編一覧

サビアン占星術の神秘メニュー

トップページ

超常能力 未来予知についてその1       パラレルワールドは現実その5改     


私たちの存在している現実は、五感で
捉える驚くべき狭い範囲での、現実とは、
かけ離れた実体だという事です。
確かに五感特に目で見える現実が全て
であるという人がほとんどだと思います。
そのように教育されてきましたし、主流の
科学は、基本的にそのコンセプトだから
です。
が、それこそが大いなる勘違いだという
事です。目に見えている世界が確かだ
というのなら、下の図のグラフの
白っぽい範囲だけの領域のさらにごく
一部の中だけで確かだという事です。


“出典:「GEO MAGNETIC CORPORATIN」様”
この画像で、円全体が宇宙だという事です。
ほとんどダークエネルギーとダークマター
ですね。私たちは、もちろん見えません。
私たちが見えるのは、最も小さい範囲を
示して
いる、白っぽい部分の0.4%の範囲の
うちにあります。
全体の0.4%でもほとんど、見えていない
のに等しいくらいなのに、実は私たちの
視覚領域というのは、さらにその中の
ごくわずかなのです。
観測できる範囲の電磁波の領域というのが
その0.4%で、我々の見えている視覚
領域は、下の画像のようにごく一部なの
です。
もちろん下の画像よりもさらに広い範囲が
観測できる電磁波領域です。

“出典:「Madstone Mystery Labs. Inc
様”

このように宇宙全体のわずか0.4%の
うちの、電磁波領域のさらにごくわずか
一部だけが、視覚領域ということです。
つまり宇宙のほぼ全てが見えていない
状態が、私たちの見える範囲だという事
です。

これでも五感を基準にして現実を語れる
というのでしょうか?
私たちが五感の領域を、越えた感覚を
持った時にはじめて、真の現実が見えて
くるというのは、いわば合理的な考え
というものだと思います。
だから五感の日常感覚で捉えれば、
パラレルワールドは荒唐無稽な話でも、
下記のような超常能力者にとっては、
普通に捉えられるものだという事です。
今回後半に紹介されている、クロワゼ氏は
、確かなタイムラインとしての未来を
のぞき見る事ができるという事で、並列に
あるタイムラインを読み取っているのでは
ありませんが、未来も現在の現実として
存在している事の裏付けの一つを提示して
くれているといえます。

では元記事です。

これまで、過去に過ぎ去ったと思っていた
現実は、ホログラム的現実として消えずに
残っていて、それが人生回顧での映像や、
サイコメトリーでの、物体から読み取れる
映像として証明できたわけですが、今度は
未来においても、そのホログラムは存在
していて、超常能力者や、通常の人の潜在
意識での体験で、それを読み取れるという
実例がまた数え切れないほどあります。
この前超感覚的知覚アイリーン・
ギャレットその1
で紹介させていただいた
ギャレット女史の言葉を引用しますと

“ギャレットは、透視能力をこう説明して
いる。
「実際に展開されている人生のいくつかの
場面をとても鋭く感じる。透視中の意識
レベルでは、時間は不可分な全体として
存在するので、ある物体や出来事は、その
過去、現在、未来の状態が連続してすばやく
知覚される場合が多い」”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

前回驚くべきエピソードを取り上げさせて
いただいて、それのみならず、数え切れ
ないほどの超常能力を発揮してきた
ギャレット女史の言葉だけに、とても真実
味を帯びているように感じられます。
彼女はさらりといってのけますが、通常の
感覚では、過去、現在、未来が一体のもの
として、そして連続してすばやく知覚され
るという事が、簡単には受けられないで
しょう。
ですが、未来はすでに存在していて、それ
を読み取れるという実例は、また数え切れ
ないほどあるのです。
その実例の一つを、またマイケル・
タルボット氏の著書から引用させていただ
きます。

“これよりもさらに劇的な結果を出して
いるのが、「椅子テスト」と呼ばれる
もので、クロワゼ(引用注:オランダ人の
超能力者)によって行われたよく知られて
いる一連の実験である。
まず、実験の担当者が近くイベントが開催
される予定になっているどこかの大きな
劇場やホールの座席配置図から。無作為に
一つの座席を選び出す。
ホールは世界中のどのホールにあるもの
でもかまわなかったが、座席が指定され
ないイベントであることだけが条件だった。
そして、そのホールの場所、名前、
あるいはイベントの内容も一切告げずに、
このオランダ人の超能力者に対し、この
イベントが開かれる夕べ(引用注:ここでは
夕方の意味)に、その座席にどんな人が座る
のかを描写するように頼んだのである。
欧米の数多くの研究者たちは、二五年間に
わたって、クロワゼに厳正な椅子テストを
行ってきたが、その特定の座席についての
彼の描写は、ほとんどいつも正確で詳細な
ものだった。その人物の性別、顔の特徴、
服装、職業、さらには過去の事件まで彼は
いい当てることができたのである。
たとえば、一九六九年一月六日、コロラド
大学医学部の精神医学臨床教授である
ジュール・アイゼン・バッド博士によって
行われた研究では、一九六九年一月二三日に
開かれる予定のイベントでのある座席が
選ばれたとクロワゼに伝えられた。
そのときオランダのユトレヒトにいた
クロワゼは、アイゼン・バッドに対し、
その席に座る人は男性で、背は一七五センチ
、黒い髪をオールバックにしていて、下の
歯に金歯があり、足の親指に傷があって、
科学界と産業界の両方に関わる仕事をして
おり、実験用の白衣に時折り緑色の薬品で
しみをつけてしまうことがある、と伝えた。
一九六九年一月二三日、その席、つまり
コロラド州デンバーにある講堂のその座席
に座った人は、ひとつの点を除いてクロ
ワゼの描写とぴったり一致していた。その
男性の身長は175センチではなく、
177センチだったのである。
こういう例は、それこそ枚挙にいとま
がない。”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

これも、一瞬目を疑うような超常能力です
ね。このクロワゼという超能力者に与えら
れる情報は、実験の担当者が選んだという
事実だけです。そのホールの名前もイベント
の内容も教えられず、その座席に未来に
どんな人物が座るのか、例にあげたような
詳細さで言い当てることができたのです。
選ばれたという事実だけを頼りに、そこ
までの予知が働くというのは、とても
信じがたいのですが、25年間もの間、
研究者たちの実験で、その能力を証明
してきたのだから、もはや疑いようがない
というわけです。彼に与えられるのは、
日付と選ばれたという事実だけで、その
未来に座る人物の描写を驚くべき正確さ
で読み取れる彼の能力は、傑出していま
すが、同時に未来はすでに決まっていて、
しかもクロワゼの読み取れる領域に
存在している事もわかったのです。
しかも彼の描写から、詳細なホログラム
映像を読み取ったという事だと思われ
ます。
私は、無数のパラレルワールドの
未来も存在していると理解していますが、
我々の通常の意識状態で経験するタイム
ラインでは、ある程度未来は決まって
いるという意味だと思います。
それにしても未来もすでに存在している
という事が、通常の感覚ではなかなか
理解できませんが、このように圧倒的な
証拠を25年間という長きにわたって、
証明するような超能力者の実例を見せら
れると現実のものとして受け入れざるを
得ませんよね。

ではまた(^^)

よろしければこちらもお願いします(^^)/

超意識編一覧

あんみんの神秘メッセージメニュー

トップページ

天球の音楽と組曲「惑星」



天球の音楽とピタゴラスシリーズで、
偉大な哲学者でありながら、現代の我々
が使う音階を発見したという、とてつ
もない音楽感性を持っていたと思われる
ピタゴラスが、天球の音楽を、人類史上
初めて聴いたというエピソードをご紹介
しましたが、それ以降の歴史上の科学者
や哲学者、音楽家に至るまで、その
「天球の音楽」は永遠のテーマのように
扱われてきたようです。
時代は、ずーっと進んで、第一次世界大戦
頃にホルストによって作曲された「惑星」
もその天球の音楽のコンセプトが根底に
あったようです。
このような知識は、やはり占星学の日本の
大家でおられる鏡リュウジ氏から、
いただくものです。
またいつものように著書からそのホルスト
について書かれた記事をご紹介させて
いただきたいと思います。

“音楽と占星術には深い関係がある、音楽と
占星術、そして数学は兄弟のような関係に
あるのだ。そのことはこれからじっくり
お話ししていくが、まずここで取り上げたい
のは、グスタフ・ホルストの「組曲 惑星」
である。
 この組曲は有名なのできっとみなさんも
お聴きになったことがあるはずだ。
オーケストラでは聴いたことがないという
方も、平原綾香さんの「ジュピター」の
原曲だといえば、ピンとくるはずである。
   (中略)

この組曲は占星術をもとに作曲されている。
それぞれの曲のタイトルをみれば、占星術の
色合いがはっきりと表れている。

一.火星、戦争をもたらす者

二.金星、平和をもたらす者

三.水星、翼のある使者

四.木星、快楽をもたらす者

五.土星、老いをもたらす者

六.天王星、魔術師

七.海王星、神秘主義者

つまり、惑星の占星術的意味がそのまま
曲のモチーフになっているのだ。
 でも、もしかするとこんな意見を
もたれるかもしれない。
 いやいや、英語での惑星の名前はローマ
神話の神格なんだろう、とくに占星術の
実践と関係なくても、神話的なイメージ
だとすれば、これはもう、ヨーロッパの
人なら当然の教養だから、とくにオカルト
的な占星術とは関係ないんじゃないか、と。
 もっともである。ホルスト自身、自分の
曲が占星術をインスピレーションの元に
しているということをほとんど明言して
いない。しかし、たとえば海王星が
「神秘主義者」(the Mystic)、
天王星が「魔術師」(the Magician)
というタイトルになっていることに
占星術家なら注目せざるを得ない。
海王星の英語名ネプチューンは、ローマ
神話の海の神であって、「神秘家」と
いう側面はない。天王星はウラノス、原初
の天空神であり、「魔術師」などではない。
神話のキャラクターで魔術師を想起させる
存在というと、ウラノスではなくヘルメス
である水星をとりあげるべきだろう。
ヘルメスは知識の神であり、知は魔術と
結びついていた。実際、ヘレニズム時代の
「ヘルメス文書」には占星術や魔術の要素が
多分に含まれているのである。
ネプチューンを「神秘家」だとして違和感
なく納得するには、占星術における海王星の
イメージに馴染んでいる必要があるのだ。
 海王星を「神秘家」として擬人化できる
のは、二〇世紀初頭以降の概念なのである。
ホルストはいったいどこからこの海王星の
イメージを吸収したのであろうか。
 多くの音楽史研究者たちも、ホルストの
惑星のイメージが占星術から来ていること
には気がついていた。だがホルストの
占星術の知識のソースについては、
ながらく明らかにされてこなかった。”
“出典:「占星術の文化誌」
       鏡リュウジ 著
         原書房 刊”

ホルストの占星術の知識は、どこから来る
のか、鏡リュウジ氏が明らかにしておられ
ます。それについてはこのシリーズの
次回ということで。
それにしても、幅広い知識と、深い洞察力
で内容の濃い記事を書かれますよねー。
なるほど、有名な「惑星」という組曲も
占星術をモチーフにつくられたもの
でしたか、私は趣味編でもご紹介して
いるようにバロックには若干詳しくなり
ましたが、肝心の近代のオーケストラの
クラッシックは、本当に有名なもの
しか知りません。
ですがこの「惑星」はやはりさわりの
イメージだけは出てきますので、
やっぱり有名ですよねー。
なので、ホルストの組曲をyoutube
からお借りしてくることにしましたので
よかったら聴いてみてくださいな。
いや自分もバロックくらい短かったら、
まだ完全に聴けるけど、近代の
クラッシックは長く、抑揚のほとんどない
部分が続くと熟睡してしまうので、
はしょって聴きますけどねー💦
とにかく、今日引用させていただいた
記事のあとに、またホルストの曲の感想を
まじえながらの記述があるので、
その記事を引用させていただく前には、
大体とばしとばし聴いてみようと思います。
それにしても、火星や土星はさすがに、
古来から凶星といわれるだけあって、
あまり歓迎できないイメージのよう
ですね。
逆に金星や木星は、ずーっと吉星として
知られていたようです。
ただ、占星術に詳しい現代の方なら、快楽は
金星の方だろうという人がいるかも
知れませんが。まあどちらも良いイメージ
には違いありませんよね。
天王星が魔術師というのは、変革をもたらす
星ならではの力強さが感じられますし、
海王星の神秘主義者も、潜在意識深く
入り込む海王星のイメージにぴったり
です。
やはり、占星術の共通認識というのが、歴史的
に感じられて良いですねー。
では下にホルストの「組曲」をお借りしました
ので、よろしかったらどうぞー(^_^)v

ではまた次回ということで(^^)/

ホルスト組曲「惑星」/シャルル・デュトワ

よければこちらもよろしく
お願いします(*^_^*)

占星術歴史編一覧

サビアン占星術の神秘メニュー

トップページ

20世紀最大の霊媒 超感覚的知覚アイリーン・ギャレットその1改


みなさんは、霊媒や超常能力が、一部の
人々の間でだけ、確認されたような錯覚を
お持ちでしょうが、世界ではすでに、
それを多くの科学者たちが検証しているの
です。そして、それらが真実であるとして
認められると考えられているものが、
多いという事なのです。日本の多く人には、
そのような感覚はほとんどないですよね。
それに対して、この記事はひとつの参考に
なると思います。

今日ご紹介するのは、20世紀最大の
霊媒であり、世界で有数の超常能力者と
して知られる、アイリーン・ギャレットの
超常能力、超感覚的知覚についての記事
です。
このギャレット女史は、それこそ無数の
エピソードを残しています。なので、
今回はそのほんの一例という事になり
ます。
そのエピソードは、実験心理学者
ローレンス・ルシャン(一九二〇~?)
という科学者による実験ですが、彼は
もともと超感覚的知覚などあるはずが
ないと思っていたのですが、入念な
研究をするうちに、その考えを改めま
した。そこで出会ったのが、アイリーン・
ギャレットだったというわけです。
では、いつものようにコリン・ウィル
ソン氏の著書からの引用です。

“ルシャンは、霊媒アイリーン・ギャレット
(一八九三~一九七〇)が科学界で高く
評価されていると聞き及んで、彼女と
組むことにした。そして、心理学者として
はじめてギャレットと面会したルシャンは、
こいつは偽物ではないと確信する。
それまでの研究では、四角いボール紙の
色を当てさせる実験が行われていた。
そんな実験は単調で不毛だと思った
ルシャンは、もっと興味深いものに
しようと一工夫凝らすことにする。12歳
の愛娘ウェンディの髪の毛を一房刈った
うえで、隣人に飼いイヌの尻尾の毛を一房
くれと頼み、そして庭からバラの新しい
蕾を摘んできたのである。これを三つの
プラスチック製の空箱にいれたルシャン
は、それぞれの箱のなかに何があるのか、
実験開始にあたって霊媒に教えた。ついで
衝立の後ろに箱を引っ込めて、ギャレット
夫人の腕をせまい穴に深く差しこませた。
そしてルシャンは箱を一つ任意に取り出し
、彼女の手の届くところに置いた。すると
、ギャレット夫人はすぐ中味がウェンディ
の髪の入った箱だと正しく見きわめ、つづ
いて子どもについて信じがたいほど正確な
解説を行ったのである。
第一声は「ヒラリーって呼ぼうかな-
そんな感じ」というものだった。
実際ウェンディは四つのとき、ヒラリー
という少女が好きでたまらなくなり、
名前をヒラリーに変えて、と両親に
せがんだのだった。
だが、そんな出来事は忘れられておりー
長らくルシャン家でも話題にのぼった
ことすらなかった。
ギャレット夫人はさらに、ウェンディ
について気味わるいほど正確な解説-
たとえばウマが大好きだとか、最近は
思いのほか、アメリカ史に興味が芽生
えてきたことなど-を一渡り語った。
イヌに対する洞察も同じく見事なもので、
とりわけルシャンにはイヌ一般について
の知識がまったくないこと、そして
イヌの飼い主の隣人はまだ引っこして
きたばかりだといった。
ギャレット夫人によれば、そのイヌは
足をひどく痛めたことがあり、シーリ
ハムテリア種の仲間がいるようだと
いう。その動物は足をひどく傷つけた
ために、傷が化膿して六週間入院しなく
てはならなかったことや、生粋の
ウェールズ産テリアなのに、何か骨格に
かかわることが原因で、イヌの飼育家
からシーリハムテリアの特徴があるか
聞かれたこともあったと、隣人が立証
してくれた。(ルシャンはそもそも、
シーリハムテリアがどんなものかも
知らなかった)
ギャレット夫人はバラについて、順調
に育てるには土の酸度が強すぎる-
ルシャンは専門の庭師にもそう言われた-
と口にした。”

”出典:「超オカルト」
コリン・ウィルソン著 風間賢二+阿部
秀典・訳 ペヨトル工房刊”

ギャレット夫人が示したのは、サイコ
メトリーという超常能力の一種で、
以前にも超常現象とホログラムその2で、
ステファン・オソヴィエツキー
という最高のサイコメトリストを
ご紹介させていただきましたが、
彼は、手にした物の過去の一映像を
ありありと見ることができるという
ものでした。
しかし、アイリーンギャレットが
口にしたことというのは、その物に
関しての驚くほど詳細な事だった
のです。まるで、その物に関わるもの
全ての情報が、あらゆる角度から、
わかるかのようです。
たとえば、ルシャンの愛娘の髪の毛
から、4歳の時の記憶というか過去の
場面を引き出したのですが、その
髪の毛は、12歳のウェンディのもの
だったのです!つまりその4歳の時に
は生えてなかった髪の毛だという
事です。
ここで通常考えられるのは、
ウェンディの肉体に、その記憶が刻ま
れていたために、以後ウェンディから
生えてくる髪の毛は、それまでのあら
ゆる記憶とともに、4歳の時の場面も
保持しているというものですが、これ
までに、ホログラム的な現実を紹介
しているので、肉体というよりも、
ウェンディのオーラ場にまだ残って
いる過去の一場面を、その髪の毛を
媒体として、ギャレット夫人が読み
取れたと考えた方が、より深い理解に
なるのではないかと思います。
つまりギャレット夫人には、ウェン
ディのこれまでの過去の全てが収めら
れて現存しているホログラムのオーラ場
そのものが、自在に見れているということ
です。しかもそのオーラ場というのは、
臨死体験者が一生を振り返って見た
人生の全映像のように、その時の
自分の気持ち、また相手の気持ち、
さらに360度の視点などが、あり
ありと感じられるものなのです。
そうだとすれば、そのウェンディに
ついてのあらゆる情報が引き出せたの
も、とても理解しやすい事になるの
です。
それとイヌについてやバラについても
同様にあらゆる情報を引き出せたのも、
同じ理由だといえると思います。
我々の現実感覚と違い、真の現実の
世界というものは、アイリーン・
ギャレット夫人のような能力が示す
ような世界ではないでしょうか?
つまり過去は消えさらず、永遠に
残っていて、意識でそれを経験する
ことはいつでもできるという世界
や能力が現実だという事です。
またもちろんこれからも証明させて
いただくように、未来もすでに存在
していて、しかも無数のコースが
あるという事です。
アイリーンギャレット女史が、示した
驚くべき能力は、まだまだあります
ので、また別の記事でご紹介して
いきますね(^_^)

よろしければこちらもお願いします(^^)/

超意識編一覧

もう一回超意識編

あんみんの神秘メッセージメニュー

トップページ

物質という認識もプログラム     意識による現実の投影


私がこういう神秘や真理に対する
記事を書いていると、読者の方々から
とても貴重なヒントや質問を受ける事が
よくあります。私はみなさんとともに
真理探究の成果を共有して、またさらに
その理解を深めていきたいと思って
いますので、このようなみなさんからの
ヒントや疑問、質問そして、またその時
のやりとりなどを大切にしていきたいと
思っています。

これはブログを始めた当初から、特に
神秘メッセージの記事を読み続けて
いただいている謙信さんの質問から
書かせていただいた記事です。
最近の私たちに書き込まれたプログラム
の書き換えにも通じる事なので、とても
興味深いものです。

以下が元記事です。

愛読者になっていただいてる謙信さん
からの質問で、今回の記事を思いついた
わけですが、質問を引用させていただ
きますね。

「例えば真空であるバットで殴られた
我々が怪我をするのはどういう理屈
でしょうか?
我々が幽体だとすり抜けて怪我も
しないと思うのですが。」

これに対する私の答えが以下です。

「それは、我々が五感をもとにした経験を
する現実を、潜在意識の中の無意識の
レベルで投影しているからです。
もちろんそれは、DNAに刷り込まれた
プログラムでの意識なので、我々は
その現実を簡単に変える事はできません。」

このDNAに刷り込まれたという部分なの
ですが、我々は生命プログラムを受け
取った肉体に宿った魂なので、その生命
プログラムに従った現実を、無意識の
うちに投影するように生体的になっている
わけです。

これは、生命プログラムを刷り込んでいる
、別の次元の存在がいるからなのですが、
その事については、真理について類を
みないほどのレベルでの優れた洞察力と
感性から導かれた結論を著書で表明して
おられるディヴィッド・アイク氏
(以下アイク氏)が詳しく説明してます
ので、またのちの記事で詳しくご紹介
していこうと思っています。

またこの別の次元の知的存在、または
知的生命体による、DNAに書き込まれた
生命プログラムというコンセプトは、
もちろんアイク氏だけのものではありま
せん。この事についてもまた別の記事で
書かせていただきます。

とにかく月などのエネルギーの影響により
DNAには生命プログラムが書き込まれ
ます。
しかし、それは、これまで説明してきた
通り、書き換え可能なものでもあります。
ただし、ベースとなるプログラムは、
なかなか容易には、変えられません。
それほど我々の生命体のDNAに書き
込まれたベースは、強力なのです。
ですが、食べなければ生命を維持できない
というような比較的簡単な部類のプログラム
は、用意に断食の習慣などで変えられます。
私自身が、それを実践してますから。
生老病死などもそのプログラムの一貫
ですが、これも意識により書き換えが
可能なものなのです。
気が若い人は、体もそれに反応して
若さを保ちますが、老いたと感じたり
そのように人に話したりする人は、
「急速に衰える」という事も明らかに
なっています。
このように意識一つで、老いるという
プログラムも変更可能だし、また
それを促進してしまう事も可能なのです。
もちろん四百歳以上も生きたという記録も
中国には、残されていますので、
プログラムを大幅に変える事もできる
という事です。
この事についてはまた別の記事で書かせて
いただきます。
さてとにかく、我々は生命にあらかじめ
書き込まれたプログラムを無意識のうちに
投影しているので、生老病死や食べなければ
生命を維持できないような現実を投影して
いるのですが、我々はこのように意識に
よって現実を投影して経験しているという
事なのです。もちろんあまりにも強固に
投影された物質の現実は、それこそ
意識を潜在意識のレベルで変えるのは
かなり大変ですが可能です。

つまり意識を効果的な形で、変えてやれば、
経験する現実も変えられるという事ですね。

そこで冒頭の質問に戻らせていただきますが、
バットで殴られた我々が怪我をするのは、
何故かという疑問は、通常の感覚では
もっともです。
これまで説明してきたように宇宙は真空で、
物質というものが、五感の投影する幻影
だということで、実際にはホログラムの世界
だという事ですが、ではなぜ我々はホロ
グラムの現実を真空状態として認識できず
物質だとしか感じられないのでしょうか?
実は我々の経験するホログラムは我々の
知る抵抗のないような投影物と違って、
我々の五感全てと連動しますので視覚と
連動して触覚つまり皮膚感覚まで働きます
ので、どうしても物質としての作用を受けて
しまうのです。それは我々が「自分自身の
DNAレベルでプログラムされた通りの
物質的感覚を、五感を通じて自分自身で
投影しているから」なのです。
これが無意識による現実の投影です。
ですが、意識の変更によりそのプログラムを
変えてやると、物体が肉体に与える影響
まで、なくしてしまう事が可能だという事
なのです。

そこでそれにうってつけの実例が
ありますので、ホログラムの現実を専門家
以上に深く理解しておられる、マイケル・
タルボット氏の著書から引用させてい
ただきます。
(事実彼の著書を多くの物理学者が参考に
しているくらいですから、肩書きでその
人の語っている事の優劣が決まるわけでは
ないという事の好例です)

“一九七〇年代、オランダ生まれの著作家、
講演者であるジャック・シュワルツは、
体内の生物学的プロセスをコントロール
できる力を披露し、アメリカ中の研究機関
の人間を仰天させた。
メニンガー財団やカリフォルニア大学の
ラングリー・ポーター神経精神医学研究所
、その他の機関で行われた調査で、
シュワルツは船の帆を縫うのに使う十五
センチはあるような針を腕に貫通させたが、
苦痛に顔をゆがめもしなければ、出血も
なく、ベータ波(苦痛を感じている時に
ふつう生じる脳波)さえ出ていなかった
ことが、医師たちの度肝を抜いたのである。
針を抜いても出血せず、穴は完璧に塞がれて
しまった。それだけでなく、シュワルツは
脳波のリズムを自由に変えられたし、火の
ついたタバコを皮膚に押しつけても火傷
せず、赤熱した石炭を手で運ぶことまで
やってのけたのであった。
彼の話では、こういった能力は、ナチスの
殺人収容所に入れられ、ひどい暴力を受けて
いたとき、その苦痛に耐え忍んでいくために
身につけたものだという。
シュワルツは、誰もがこういった意志の力
で身体をコントロールする能力を学び、
自分の健康に責任を持つことができると
考えている。
 おもしろいことに一九四七年にもまた
別のオランダ人が同様の能力を披露して
いる。この男の名前はミリン・ダーヨと
いい、チューリッヒにあるコルソ劇場で
行われたパフォーマンスには、観客が茫然
となった。誰にもはっきりと見える
ところで、ダーヨは助手にフェンシング用
の剣で自分の体のあちこちを刺し貫かせ、
明らかに内臓を貫通しているにも
かかわらず、何の傷も苦痛も見せなかった
のである。
シュワルツと同様、剣を抜いたときにも出血
はなく、わずかに残った赤い線が、剣が
入っていった場所を示しているだけで
あった。
 ダーヨのパフォーマンスは観衆にあまりの
ショックを与えたため、ついにある日、観客
のひとりが心臓発作を起こし、彼は公衆の
面前でのパフォーマンスを法律で禁じられて
しまった。
しかし、スイスの医師ハンス・ナイジェリ=
オスヨルドがダーヨの能力のことを聞きつけ
詳しい科学的調査に身を委ねる気がないか
打診してきた。
ダーヨは承諾し、一九四七年五月三十一日、
チューリッヒ州立病院に赴いた。
ナイジェリ=オスヨルド医師に加えて、
外科部長のウェルナー・ブルンネル博士、
他にも多数の医師、学生、ジャーナリスト
が同席する場で、ダーヨは胸を出し、
気を集中させると、そこに集まった全員が
見守る目の前で、助手に剣で体を貫通させ
たのである。
 いつものように血は一滴たりとも落ちず
、ダーヨは完璧に平静をたもったまま
だった。だが微笑んでいたのは彼だけで、
残りの観衆は石と化し、身じろぎすら
しなかった。どう考えようとも、ダーヨの
臓器がひどく損傷を受けたことは間違い
ないはずであり、彼が普通の健康な状態で
いるように見えるのは医師たちにとっては
とても受けいれられないことだった。
信じがたい気持ちで一杯になりながら、
医師たちはダーヨにレントゲン撮影を
してもいいかたずねた。彼は承諾し、特に
無理をしている様子もなく後について階段
を上がると、腹部に剣を刺したままの
状態でレントゲン撮影室に向かった。
レントゲン写真の結果は疑うべくもない
ものであった。
ダーヨは本当に突き刺されていたのだ。剣
を貫通させてから優に二〇分は経過した頃、
ようやく剣は抜き取られ、そこには二箇所
のうっすらとした傷跡が残っているだけ
だった。
その後、ダーヨはバーゼルでも調査され、
そこでは医師たち自身に彼の身体を剣で
突き刺すこともさせたのだった。”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

まだこのとんでもない身体の奇跡に
ついては、まだ延々と実例がこの本には
書かれています。
ただ意識が投影する事で現実が反映された
生命プログラムを、意識を変更することに
よって書き換える事ができるという事が
理解できていれば、奇跡は奇跡ではなく
理解可能な事となるわけです。
この実例が意識によって、身体の通常の
反応とは、全く別次元の経験という現実
を創出したという事が明らかなので、
今回の謙信さんへの答えになったという事
ですよね。
つまり我々のいる現実が真空であり、我々は
生命プログラムに書き込まれた通りに
潜在意識の中の無意識に従って投影した
五感による肉体的な現実を経験しているだけだ
という事と、その五感の解読パターンを意識
的に変えることができれば、また全く別の
現実を経験できるという事なのです。

余談ですが、実例でダーヨが自分に大きな
剣が刺さったまま、レントゲン室にいく様子
はビジュアル的に笑えますよね(^_^)

またここでいう五感の解読パターンという
のは、ほぼ左脳に相当する領域が担当して
いる事になります。蚊に刺されてかゆくて
しょうがない時でも、怪我をして痛いような
感覚も眠れば、一旦その感覚を感じません。
それは、睡眠中は左脳の働きでほぼ休止して
そのかゆみや痛みなどの、感覚を解読
するプログラムもまた停止しているから
なのです。
ちなみに夢を見るための右脳は、睡眠中は
活発に働いています。

上のダーヨほどでなくても、日常左脳に
言葉で暗示をかけたりして、プログラムを
変えていく事は、引き寄せの仕組みなどで
常にいわれ続けていて、当然正しい事
ですが、私たちの身体の感覚や物質が
実体であるという認識などのプログラムに
関しても書き換えが可能だという事です。

よろしければこちらもお願いします(^^)/

真理のヒント編一覧

宇宙の真理編一覧

あんみんの神秘メッセージメニュー

トップページ