山羊座20度
「歌っている隠れた合唱隊」
です。
これは、山羊座17度の
密かに入浴している少女と意味が
つながっています。
つまり「密かに」と「隠れた」という
言葉が示している暗示は、抑圧された
社会的意識から逃れている事を
示しているわけです。
そして17度では裸で入浴する事で
心を解放していて、またこの20度
では集団で歌を歌う事によって、やはり
魂レベルでの共感として、解放されて
いるという事なのです。
歴史的には、宗教が弾圧の目を逃れて
隠れて賛美歌などを歌っている様子の
ようにも見えます。
今日は、マイナーな趣味での共感など
に、エネルギーが満ちる日だという事
です。
あまり多くの人に認知されるもので
なくても、共感できる仲間や友人と
分かち合えるものがあるという事は
幸せな事です。
対称の180度のシンボルは
蟹座20度
「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」
です。
これは今日の山羊座のシンボルと
見事に歌う事でつながっていますよね。
これもまたサビアンシンボルの神秘の
なせるわざだという事です。
そしてこの蟹座のセレナーデを歌う
ゴンドラ乗りは、イタリアのベニスの
情景を思い起こさせます。
私も19歳の時にイタリアに旅行に
いった時にベニスにいき、やはり
ゴンドラに乗りました。そして歌は
歌いませんでしたが、踊ってくれ
ました。ていうか船を揺らしてサービス
してくれただけですけどね。
(このときゴンドラ乗りが、ドゥー
ユーライクダンシング?つまり
ダンスは好きかと聞いてくるので
好きだと答えたら、落ちそうになる
くらい船を揺らしてくれたという
わけです。一緒に乗った友人一同
それだけで大爆笑でしたね)
とにかく、観光客へのサービスから
いろいろやってみせてくれるのが、
ラテン系のイタリア人のノリという
ものなのです。つまり歌う事で、共感
エネルギーを解放させていて、しかも
オープンであるという事なのです。
これに対して、山羊座のように、
社会から隠れて歌っているのとは
対称的なシンボルとなっています。
逆向きのエネルギーの90度のシンボルは
牡羊座20度
「冬に鳥に餌をやる若い少女」
天秤座20度
「ユダヤ人のラビ」
です。
牡羊座20度の冬に鳥に餌をやる少女は
、冬になると食べ物が不足する鳥の事を
思って餌をやっているわけで、とても
慈愛に満ちた意識を示しています。
他者に対する個人的な思いやりや愛情を
示すエネルギーなので、今日のシンボルの
共感エネルギーと共通しています。
ですが「集合意識」での共感の
今日のシンボルの対称軸に対して、
この牡羊座のシンボルは、「個人的」な
慈愛を示しているので、逆の意味
となっているという事です。
天秤座20度の、ユダヤ人のラビという
のは、宗教的な戒律により、とても
禁欲的な生活をします。
これは個人としての活動なので、今日の
シンボルの対称軸のような集合意識
としての共感とは、逆のエネルギーです。