双子座20度
「カフェテリア」
です。
このカフェテリアとは、バイキングや
ビュッフェなどの軽めの食堂で、
多くの見知らぬ人とも、食事を
共にするような、和気あいあいとした
雰囲気のある場所です。
もちろんエリス女史の西洋のイメージ
が、ベースになっているので、日本
よりもさらにオープンな感覚で、
一人でいっても、初めて会った人たち
と、食事を取りながら話をしたり、
そのまま同席して知り合いになったり
するような場所だというイメージで
捉えた方が正確です。
これはつまり多くの人々との共感を
示しています。
またもちろん豊かな生活も暗示としてあり
ますし、今日は恵まれた日と言う暗示
でもあります。
対称の180度のシンボルは
射手座20度
「氷を加工している男たち」
です。
これは松村潔氏の解釈によると
寒い地方や国で、山から氷を切り
出している様子を描いているという
事で、氷が必要な国や地域のために
働くという、グローバルな共有意識が
根底にあるもののようです。
これは我々の生活を支える多くの人
たちとの共感にもつながる重要な
シンボルでもあるという事ですね。
これは献身的な意識を暗示して
いますが、苦労をともにする人々や
氷を望む人たちとの共感も表して
います。
このように献身的に働く事での
共感を示している射手座のシンボル
に対して、その恩恵を受けて、食事など
豊かな時間を共に過ごすような共感
を示す双子座のシンボルが対称的な
意味となっています。
逆向きのエネルギーの90度のシンボルは
乙女座20度
「キャラバン車」
魚座20度
「夕食の前に用意されたテーブル」
です。
乙女座20度のキャラバン車は、仲間と
ともに新天地を目指すということを象徴
していて、その行く手には、豊かな収穫
と交流(カフェテリア)もあれば、
仲間と協力して働く事もある(氷の加工)
という意味で、描写的につながって
います。
未来へ向かって進んでいるという乙女座の
シンボルに対して、現在食事をしている
双子座のシンボルや、現在働いている
射手座のシンボルは、逆のエネルギー
だという事です。
魚座20度の夕食の前のテーブルは、
もちろん今日のカフェテリアとは、
描写がよく似ているようで、実は逆向き
なのです。
というのも、夕食の前に置かれたテーブル
というのは、すでに家族や身内や知り合い
など決まった人たちとの間で、食事を
楽しむ予定の場を示していて、今日の
カフェテリアのように、もっとオープン
な人々との交流がある状況とは、逆で
あるといえるからです。
またそのようなオープンな環境の方が、
知的な好奇心を満たす双子座に適して
いるといえます。
ただしどちらも人々が平和に暮らして
いて、豊かなコミュニケーションを
取るための場としての暗示という意味では
同じです。
また夕食での団らんを予定してくつろぐ
時間を示している魚座のシンボルは、
働いている最中の射手座のシンボルとは
逆のエネルギーとなっています。