一つのサビアンシンボルが、いくつもの
アスペクトで、他のサビアンシンボルと
その意味通りでつながっている事から、
それを一望のもとに俯瞰して眺めて、
徹底的に解釈して、一度ずつのサビアン
シンボルを極めていこうというのが、
このサビアンマンダラシリーズです。
今回は
牡牛座9度
「飾られたクリスマスツリー」
です。
これは、クリスマスの大切なアイテムの
一つで、やはりまわりに集まる人の共感
を呼ぶというシンボルでもあります。
また自然を利用して、自然に手を加えて
いるという意味もありますし、飾る
という事から、ファッションや
インテリアの装飾そしてそのアレンジ
にもつながります。
つまりその場に華やかさを加える
ものという暗示もあるという事です。
という事で、牡牛座9度の象意を
まとめますと
共感を呼ぶアイテム、共感、装飾
ファッション、加工、アレンジ
華やかさ
などという事になります。
このような象意をふまえて、サビアン
シンボルのそれぞれのアスペクトを
見ていきましょう。
説明に今回のシンボルとあるのは
もちろん
牡牛座9度
「飾られたクリスマスツリー」
の事です。
まずはこのシンボルの深い意味を捉える
ために、スクエアとオポジションの
シンボルを見ます。
まず逆のエネルギーを示すスクエアの
シンボルが
90度スクエア
「ガラス吹き」
90度スクエア
水瓶座8度
「美しい衣装を着た蝋人形」
です。
獅子座9度のガラス吹きというのは、
ガラスの工芸職人の仕事を暗示して
います。
つまり自分が息を吹きかける事により、
ガラス細工が創造されるわけで、新しく
モノを創造する意識という事になります。
これに対して、すでにあるモノを利用し
、共感のために活かしている牡牛座の
シンボルは逆の意味となっています。
水瓶座9度の鷹に変化する旗というのは、
つまり象徴であるモノから、生命体へと
変容している姿を描いているので、
人工的なものから自然なものへと戻る
意識を示しています。
それに対して、牡牛座のシンボルは、
自然である木に、人の手による飾りを
持ち込んでいるという事で、
自然物から人の手を加えたという事
になるので、逆のエネルギーとなって
います。
対称の180度のシンボルは
蠍座9度
「歯科の仕事」
です。
これは、テクノロジーを使っての仕事
という事で、人工的な「モノ」を
利用して、目的を果たすという事を
暗示しています。
そういう意味では、人工的な「飾り」
を使用して、クリスマスのアイテムと
いう今回のシンボルと共通して
いますが、その目的が対称的な形に
なっています。
では進行方向のシンボルから見て
いきましょう。
互いを補完して、神秘的につながる
セプタイルのシンボルが
51度セプタイル
双子座30度
「海水浴をする美女たち」
です。
ビーチを華やかに彩る美女たち
という光景が、クリスマスを
華やかにするクリスマスツリーと
重なるというわけです。
神秘的なつながりのクインタイルの
シンボルが
72度クインタイル
蟹座21度
「歌っているプリマドンナ」
です。
これもオペラの1シーンを華やかに
彩るプリマドンナが表現されているので、
同じく華やかにするために存在する
今回のクリスマスツリーとつながって
ます。
神秘的なつながりの
バイクインタイルのシンボルが
145度バイクインクインタイル
天秤座4度
「キャンプファイヤーを囲む
グループ」
です。
これは、キャンプファイヤーが、
人々が共感するためのアイテム
だという事で、同じく人々に
共感をもたらすアイテムである
今回のクリスマスツリーとつながり
ます。
また自然物のそれも木を、人のために
利用しているという点でも、神秘的
につながっています。
進行と逆のシンボルを見ていき
ましょう。
互いを補完して、神秘的につながる
セプタイルのシンボルが
52度セプタイル
魚座17度
「復活祭の歩道」
これは、復活祭という祝福される
ような日に、人々が共感に満ちて
いる事を示すシンボルです。
この歩道での光景が、今回の
クリスマスツリーのまわりに
集まる人たちの光景とつながって
いる事になります。
神秘的なつながりのとクインタイル
のシンボルが
72度クインタイル
水瓶座27度
「スミレで満たされた
古代の陶器」
です。
これは、情景的にはピッタリ今回
のシンボルと重なりますね。
つまり人工的なものと自然なもの
との見事な取り合わせを表現して
いるものどうしという事で、
神秘的につながっています。
調和を示すトラインのシンボルが
120度トライン
山羊座9度
「ハープを運ぶ天使」
です。
これはハープが人々に共感を
与えるためのアイテムになって
いる事で、同じく共感を与える
アイテムである今回のシンボルの
クリスマスツリーとつながって
います。
今回も牡牛座9度の象意と、その
意味通りのアスペクトでつながる
いくつかのシンボルをご紹介でき
ました。
次回は牡牛座10度になります。
ではまた(^^)/