世界の源流の日本語の「MU」音は母性言語で円をあらわしていた


これは以前投稿しました
ムー大陸伝説の証明の鍵を握る
「ナーカル碑文」とは?

という記事の続きになります。

前回の記事で、古代ムー大陸の系譜とも
いえるナーカル碑文を解読した
チャーチワード氏が、ムー大陸伝説を
提唱し、その最高者が「ラ・ムー」だった
と語っています。

そしてその事を受けて言語学者
神衣氏が、古代神聖音は、「MU」音
だけではなくて「RA」音もまた
神聖語としてあり、この二つが最も
重要な古代の神聖音だとしている
のです。

しかしそれでも日本に特有の「MU」音
の方がレベルが高いという事を神衣氏が、
うまく説明されているというのをまた
ご紹介したいと思います。

『』内が引用で、~が中略です。

『 人類史の秘密をにぎる「RA」音と
「MU」音

伝説のムー大陸において神聖視されたという
父性的神性「RA」と母性的神性「MU」。
前章では、、この両神聖音が歴史的実在で
あったことを明らかにした。

しかし、この「RA」音と「MU」音には、
単なる神聖音である以上の、人類にとって
最重要とさえいえるほどの秘密が隠されて
いるのである。
実は、この「RA」音と「MU」音は、太古
の宇宙観のエッセンスが凝縮された音なので
あり、両神聖音の解明は人類の原初の宇宙観
の解明につながるのである。
彼らがいかにして自然を認識し、いかなる
方法で宇宙と関わったか、調和的で平和な
彼らの文明がいかにして維持されたかを、
この両音は教えてくれるのだ。
この両神聖音には、太古からの人類の歩み
が、あたかも生物の世界のDNAのように
刻みこまれているのだ。

(引用注:神衣氏は、言語学者ですので
DNAについての最新の知識はないはず
なのに、まさにこれは真実を捉えている
のです。なんとDNAのコードには、
人類に普遍的な言語パターンが書き込ま
れていて、そこからの波動による信号を、
私たちの潜在意識が感じ取り、言語が
生まれたのだという事です。
その事を示唆する記事が、
DNAの驚異の力編 まとめと再考 
その1
です。
さてそれでは次が日本語に特有ともいえる
「MU」音であるマ行の言葉が、円を
表しているという説明です)

超古代、「MU」音は円形を表していた

今まで述べてきたように、アイヌ後と日本語
から類推できる原日本語は、世界の言語が
一つであった時代の太古の言葉とかなり近い
ものと考えられる。
 
日本の昔からの言葉を「やまとことば」と言う
が、この「やまとことば」自体が非常に古い
音をとどめているのである。

しかし現代日本語の中での「やまとことば」
の占める割合は非常に少ない。たとえば、
私たちが、元からの日本語だと思いがちな、
「菊」「神」「りんご」「梅」「馬」などと
いった言葉も、すべて中国から来た音で
あって「やまとことば」ではない。これらを
すべて除去した純粋な「やまとことば」
について分析をすると、両神聖音に秘め
られた興味深い事実がみえてくる。
 次の語類に注目してほしい。

「marui(まるい)」

「mawari(廻り、周り)」

「mari(鞠)」

「mawaru(回る)」

「maku(巻く)」

これらには共通の概念が存在する。
それは円形や円形的動きを表す
シンボリックな潜在概念である。
そしてそれを表わすのが、これらに
共通な「ma」音であることは
間違いないだろう。
また、
「me(目)」

「mame(豆)」

「kome(米)」

などのように「me」音には
「小さな球体」の概念がみられるし、
先に説明した「mu」音の変韻
である「mi」音にも円形概念が
みられるように「M音」には共通
して「円形」のシンボル性が認め
られるのである。
 これは非常に古い時代に、M音が
円形概念を表わしていたことを示唆
しているのではないだろうか。』

“出典:『最後のムー大陸「日本」』
          神衣志奉著
         中央アート出版社 ”

なるほど言われてみれば、その通り
ですよね。さすがは言語学者の
神衣氏です。円形概念が、マ行の
音つまり「M音」から来ている
とは、言われなければ気づきません
よね。
円といえば、調和の象徴。
それが古代神聖語の「MU」音から
の変韻である「M」音に込められて
いたという事で、見事に日本語の
昔からの言葉「やまとことば」が
古代神聖語とつながっているという
事を、発見されたという事でしょう。

日本語の昔からの言葉というのは、
つまり原日本語という事で、これが
古代の世界共通言語であったであろう
事を考えると、まさに日本語の
「M」音こそ、その中での最重要音だと
いう事でしょう。

これまで、神秘メッセージで共通する概念
といえば、宇宙は一体であり、完全調和の
愛こそがその本質という事が正しいと説明
してきました。
だとすれば、自然や人々どうしが、調和の
ある愛で満たされていた黄金時代を象徴する
何よりの言葉が円を象徴する「M」音だと
いうのは、全く自然な結論だと思います。
そしてまたこの「M」音は日本語にこそ
多い音で、これが世界中の他の国々との
大きな違いという事のようです。
つまりより完全調和の愛の意識を根底に
持つ、最も意識レベルの高い言葉が日本語
だという事にもつながるわけです。

次回は、もうひとつの神聖音「RA」音に
ついてと「MU」音との比較について
です。

ではまた(^^)

いつもありがとうございます(*^_^*)

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