超意識を科学する心理学 トランスパーソナル心理学は本物だった!


この記事は、以前投稿させていただいた
超意識を解明する心理学
トランスパーソナル心理学

の続編に当たりますので、
まだご覧になっておられない方は、
まずそちらをご覧になっておいて
くださいね。

特に日本の方は、意識を変容させる薬
というコンセプトに偏見を持っている、
というか持たされている人が、多い
ので、前の記事は重要なのです。

今日は、トランスパーソナル心理学に
ついて詳しく紹介されているサイトが
ありましたので引用させていただき
ます。

まずはトランスパーソナル心理学の
成り立ちの原点についてです。
前回ご紹介したこの心理学の創始者の
一人スタニスラフ・グロフ氏も
紹介されています。

「」内が引用で、~は中略です。

「トランスパーソナル心理学の時代背景
トランスパーソナル心理学が発達して
いく時代背景には、60年代に流行った
ドラッグ、特にLSDが大きく影響を
及ぼしています。LSDによって、
人々はいままでとは全く違う意識状態を
経験したのです。
それによって、意識にはさまざまな状態と
いうものがあるんだとわかってきました。
これは、東洋の修行では知られていた
潜在意識とかの存在を、西洋の人に
実際体験させることができたという点では
大きな出来事だったのです。~
~LSDを研究していたハーバード大学の
心理学の教授だったリチャード・アルバート
は、このLSDで得た体験は、薬が切れると
さめてしまうことから、薬を使わないでも
体験できる方法を探し求め、インドに
旅立ったのです。
そこでニーム・カロリ・ババというインドの
ヨーガ行者に出会い、衝撃的な体験をし、
彼のもとで修行を始めました。
おもしろいエピソードがあります。
リチャードはニーム・カロリ・ババにあった
ときLSDを飲んでもらったのですが、
驚くことに彼の意識状態はまったく
変わらなかったのです。
リチャードはニーム・カロリ・ババの
もとで修行をはじめ、のちにラム・ダス
という名前をもらうにいたりました。
ラム・ダスは自らの修行経験から
「精神的な修行こそがLSDで体験する、
ある種の至福状態を永続的に人間に
もたらす方法である。」といいはじめたの
です。

彼の修行体験を書いた本「ビーヒアナウ」
は当時多くの人に影響を与えました。
LSDに関しては、チェコスロバキアで
精神分析医をしていたスタニスラフ・
グロフも注目し、それを精神分裂病の
治療に使いはじめました。その流れで
彼は何千もの人のLSD体験を研究する
ことにより、さまざまな意識状態がある
ことを知ったのです。それは、東洋思想が
唱えていた世界が実際にあることを彼に
知らしめました。
もう一つの時代背景として、60年代後半
に東洋や西洋の神秘思想がアメリカ・
ヨーロッパに数多く入ってきたことが
あげられます。
日本の禅や、ヒンドゥー教系のグルたちや、
タオイスト、テーラーヴァーダ仏教、
さらに中国共産党の侵攻によってチベット
を追い出されたチベット密教の人たちなど
数多くの東洋系の宗教がアメリカなどに
入ってきました。
中でも禅はニューエイジの主な人は、
たいてい実際経験していたようですが、
それを筆頭として数多くの西洋人が瞑想修行
をするようになったようです。とくに
ラジニーシはトランスパーソナルセラピー
にも深くかかわってきて、大きな影響を
与えているようです。セラピストたちの多く
がラジニーシの弟子にもなっています。
トランスパーソナルセラピーの母胎である
カリフォルニアのエサレン研究所と
ラジニーシのアシュラムとは頻繁に交流が
あったようです。

このような時代背景のもとで、西洋に
薬であれ、修行であれ、東洋思想の片鱗を
実際体験する人が増えていったことは、
トランスパーソナル心理学の発展に大きな
影響を与えました。
アランワッツという人は東洋のさまざまな
修行体系に関して、西洋に何か似たものが
あるとしたらサイコセラピーではないかと
いいはじめ、そこからトランスパーソナル
心理学の中に東洋の修行体系がセラピーと
してとりこまれるようになったのです。

トランスパーソナル心理学は西洋の
心理療法と東洋の宗教思想、修行体系を
つなぎあわせるものだといわれています。
吉副氏は、修行をセラピーというとらえ方
をすると、悟りや統一意識に到達して
いない人はすべて何らかの病理を抱えて
おり、それを段階的に癒していく作業は
すべてセラピーと呼ぶことができるかも
しれないといっています。
そこから、座禅のようなものをはじめ
として東洋の修行を実際セラピーの中に
くみこんでいく発想が生まれたのです。」
“出典:「21世紀の思想の創造
          光の輪
」様”

今回の引用でも、わかっていただけると
思いますが、1960年代当時、LSD
は合法で、心理療法などの治療などに
実際に使われ、治癒効果もあったという事
なのです。(前回の記事に書いています)
なぜ禁止になっていったかについては、
当然意識の変容により、私たちが本来の
真理に気づくようになるという事を、例の
上の方達が恐れたためだろうと思われます
が、ここではくわしく説明しません。
とにかく意識の変容により、新たな視点を
得た、ハーバード大学の心理学の教授
だったリチャード・アルバートが
ヨガの行者、ニーム・カロリ・ババに出会い
修行を始めたという事です。
その時、このニーム・カロリ・ババにLSD
を飲んでもらったところ、彼には全く
効かなかったという事なのです。
これは、とてもよくわかる事実です。
すでに高次元の意識を常態としている彼には
そのLSDの作用は、常に自身で自分に
対して影響させているものなので、特に変化
をもたらすものではなかったという事なの
です。
というのも、高次元の意識に到達できる
アヤフアスカのような自然薬も、
同様の効果を持つと思わせるこのLSDも
仕組みは全く同じだからです。
その仕組みとは、私たちが囚われている
五感からわれわれの意識を解放させる
役割だという事なのです。
つまり通常の西洋人や先進国の一般人は、
当然強く五感に囚われているので、大きく
意識の変容を体験すると同時に、身体
的には、吐き気などの拒否反応を示すのが
常なのですが、すでにインドの行者として
達人の領域にいたこのニーム・カロリ・ババ
は、すでに五感に囚われない意識状態を、
普段の意識状態としているので、全く薬が
効かないという事だったのです。
からくりがわかれば、不思議でもなんでも
ありません。
こうして、西洋に東洋思想が入ってきた
ことにより、トランスパーソナル心理学が
生まれるようになったという事なのです。
トランスパーソナル心理学での思想を
もとにした、東洋の瞑想などを取り
入れた心理療法を、
特にトランスパーソナルセラピーと
呼ぶようです。

これについてもまた引用させていただき
ますね。
「」内が引用で、~が中略です。

「トランスパーソナルセラピー
トランスパーソナルセラピーとは、伝統的な
西洋のセラピーの中に東西のさまざまな
瞑想法を組み合わせて行う、複数の
セラピストや修行者によって提供されるもの
だといえます。上座部仏教の瞑想法や
チベット密教の感想法やスーフィズムの
修行法などもとりいれられています。
修行というものがセラピーに取り入れられる
という画期的なセラピーなのです。西洋の
心理療法に東洋の修行体系が組み入れられる
という事実は、まさに宗教と科学の統合を
示唆しているような気がします。
また、トランスパーソナルセラピストの
養成では5つの角度から教育されていますが、
その中で必ず何らかの霊的修行を一つ
行わなくてはならないのです。こういった
アカデミックな分野で修行というものが
認められつつあるのです。」
“出典:「21世紀の思想の創造
          光の輪
」様”

このトランスパーソナルセラピーという
のは、精神的な治療という面でも効果が
あるばかりでなく、自己超越の意識に
いたるための、効果的な方法のようです。
このトランスパーソナルセラピーも
トランスパーソナル心理学も日本では
ほとんど、聞かれませんよね、だから
これが誘導なのです。
日本人はベースとなる意識レベルが
高いため、それをパワーアップさせる
ようなものは、特に避けられ、遠ざけ
られているという事なのです。
勘の鋭い方は、思い当たる事がいくつも
思い浮かんでおられることだと思います。
上で取り入れられている、チベット密教
や、スーフィズムなどは、当ブログの
記事でも、何度か取り上げてきました
よね。やはり、人類にとって有効な
ものは、受け継がれていくという事です。
チベット密教やスーフィや仏教の思想に
よると、物質世界にとらわれたわれわれの
感覚は病気の状態であるという事なのです。
そしてその思想を取り入れ物質世界から
解放させて、正常な状態に変えていこうと
するのが、トランスパーソナルセラピーと
いう事なのです。

次は、トランスパーソナル心理学の創始者
ともいわれるスタニスラフグロフについて
また今回のサイトから引用させていただき
ながら、ご紹介していきたいと思います。

ではまた(^^)/

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
おかげ様で上位継続中です💦

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フェロモンのシンボルなのか?  サビアンシンボル徹底比較その23


今回比較研究するサビアンシンボルは

蠍座2度
「割れた瓶とこぼれた香水」
です。

この2度という序盤のシンボルは、
そのサイン自身の性質を示すものと
して捉えられているので、特に
蠍座らしいシンボルになっています。

自分自身の中心となる核を意識する
この蠍座の意味を強調する蠍座2度
について、毎日の解説から転載
させていただきます。

「このシンボルは、自分の内面の中に
あるものが、にじみ出てきたという事
で、自分の中心の核のようなものに
気づくという暗示になります。
そしてまたにじみ出てきた内面で、他人
とつながりたいという意識も当然
隠されています。
香水とは、フェロモンの象徴でもあり、
異性をもとめる内面の気持ちを解放して
いるという事を表現してもいます。
また水は、当然情感にもつながり、異性
とのつながりを求めるという意識に
なります。
これは相手、特に異性と中心の核で
結ばれたいという蠍座の性質を見事に
表しているといえます。」

つまりこの瓶が割れるという暗示は
、自分自身の殻や、または他人の殻が
割れて、つながりあいたいという意識の
あらわれだという事を示していると
解釈しています。

さてこれに対して松村潔氏の解釈を見て
いく事にしましょう。

「」内が引用で、~は中略の意味となります。

「この度数の人は他者と心の底からの交流を
するために、自我の殻を一度破らなくては
ならないと感じる人です。
このためにはある程度、強引に殻を破ったり
、苦痛を伴うのもやむを得ないと考える
人も多いはずです。~

蠍座のプロセスは、外部の何者か(それは
人とは限らない)と深く結びつくことで、
自分には欠損している部分を補うことを
意味します。
それは互いを侵害しない、天秤座的な
紳士協定に基づく友好関係ではありません。
蠍座ではそんな協定などを踏み越えて、
内蔵移植するように深く結びつくことを
求めるので、個人のテリトリーを守る
人権、常識、防衛本能を故意に意識する
必要があるのです。社会道徳は基本的に
個人の権利を守ろうとするので、その
ルールに従うと、蠍座の目的は果たせま
せん。そのため、結果的に常識では
許されない侵入をすることになります。
その結果個人を守る瓶は割れるのです。
~他者と関係を結ぶためなら、過激な
方法もいとわないというシンボルでも
あるのです。」

“出典:「愛蔵版!!サビアン占星術」
          松村潔 著
        Gakken刊”

自分の殻を破って、他者と深いつながりを
持ちたいという意味では、私の解釈と
共通ものがあります。
確かに蠍座のこの核でのつながりを持ちたい
という意識は、ルールを越えた過激なもの
になる事がありますが、それは私の
蠍座について」でも詳しく説明させて
いただいてます。松村氏は自身の殻を
破るために、苦痛を伴う場合がある
としておられますが、私の場合はその
あたりは、考えていません。
むしろ他人の殻を破ってでもつながり
たいという思いが強すぎるとルールを
無視したような行動につながると
いうように解釈しています。
おそらくこのような行動として適切な
例が不倫という事だといえます。

さて今度は直居あきら氏の解説を見てみま
しょう。
これはルディヤー氏の解釈によるタイトル
を使用しておられます。

「」内が引用で、~は中略の意味となります。

「スコービオ二度
「洒落た香水の瓶が割れて、その香りを
ふりまいている」

シンボル課題【過去を捨てる・過去への
懐かしさと執着・カルマ】

「このディグリーの人は、一時期過去と
決別する悲しみを味わうだろう。~
~ここでの過去を捨てることは、この人
に厳しさを感じさせるものとなることが
予測される。つまりそれは運命の力で
そうさせられる傾向が強いのだ。~
カルマは自己の新生のためのものである
ことを、この人はよく知らなければ
ならない。新生されれば(カルマが
常にそうであるように)、過去の自分
からは想像できない明るい未来が待つの
である。」

“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
        魔女の家®BOOKS刊”

例によって、前世から引き継いだアストラル
体つまり魂のようなもののテーマが
関わっているという解釈をしておられます。
自分の殻を破るという意味では、私や
松村氏の解釈と共通していますが、その
殻が、自分の過去であり、破るために
運命的にネガティブなエネルギーを引き
寄せるという解釈をしておられます。、
また他者とつながりたいという私や松村氏
に共通する解釈は見られず、とにかく自身の
変容を強調しておられる点が特徴的です。

さてここでいつものように、サビアン
シンボルの原典の著者であるマーク・
エドモンド・ジョーンズ氏のこの
シンボルのキーワードを紹介しま
しょう。

キーワードは
「浸透、透過」
です。

これは物質どうしのつながりを意味
しているので、私や松村氏の「つながり」
を暗示しているものと思われます。

今回も興味深いサビアンシンボルの比較
研究ができたと思います。

ではまた(^^)/

 

 

いつもありがとうございます(*^_^*)

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