驚愕のエピソード! 脳が創り上げた「止まりかけた時間」とは!?


この記事は
時間とは、左脳の解読による認識!
真実は「全て同時の無限の現在」

という記事の続編です。

前回の記事では、脳の機能障害から
一コマ映像としてお茶の注がれる
シーンを見続けたり、車が遠くから
近づいてきた一コマ映像ののちに
途中のシーンをすっとばして
いきなり目の前に車が出現したと
いう体験が報告されたという事
でしたが、似たエピソードとして、
超スロー映像を見る事になって
しまったという、脳機能障害の
女性のエピソードを邦訳されて
いない、英語で書かれた本から
引用させていただきます。

この体験者である女性の
マーガレットというのは、匿名
だという事です。
まあ奇妙な事を言いふらす奇人
扱いにされるのを恐れたためだと
思われます。
そしてマーガレットと仕事仲間
である著者が告白された事です。

『』内が要訳になります。

『2,3年前の事だが、私の仕事仲間
の女性が、ある時自分の中の
「時間の感覚」がいったん、コントロール
を失ったようだと、告白してくれた。

彼女の事を仮にマーガレットと呼ぼう。
もちろん仮名である。

マーガレットは、自分の顧客と、
静かに話せるレストランで同席した。

しばらくして、顧客がポットサービス
のポットから、自分のカップに紅茶を
注ぎ始めた時、マーガレットは、右耳
に、プツンと切れたような鋭い音を
突然聴いた。

とその時である、彼女が驚いた事には、
その顧客が注ぎ始めたポーズのまま静止
しているのだ。
最初彼女は、その顧客がなんらかの理由
で動きを止めたのだと思ったという。

しかし、いつまで経ってもほとんど
動きがないので、彼女はだんだんと
恐ろしくなった。しかもよく見ると
ほんの少しずつであるが、確かに紅茶
は、カップに注がれ始めているのが
わかった。つまり紅茶の流れが
超スローモーションに見えたというの
である。

何かが起こって、マーガレットの脳は、
時間の感覚を超スローな状態にして
しまったのだと思われる。

またまわりから聞こえる音もまた奇妙
だった。人の声とおぼしき音では、
あるけれど、くぐもったホラー映画
のような低い声の響きである。
彼女は、そのような不可思議な、
超自然的な状態がどれほど長く
続いたのか、今でもわからないと
言った。

彼女にとってそれは何週間という
ほどでなくても、数日間くらいの
ように思われたと言う。

そして彼女は、あまりにも長い時間
をかけて、カップに紅茶が注ぎ
込まれて、満たされるのを眺めた後、
その時また、鋭くパチンと鳴る音を
聴いたのだ。

(急に時間が動き出すようです)

彼女の顧客は、紅茶を注ぎ終えた後、
座り直し、マーガレットに「大丈夫
ですか?」と問いかけたのである。

その客によれば、マーガレットは、
自分の方を1秒くらいみつめたあと
なんだか我に返ったような感じだった
という。

(客にとっては1秒だったのに対して
マーガレットにとっては数日間が
過ぎたという時間感覚の差だった
という事です。)

マーガレットは、とても心配になった
ので、後日全ての神経的な検査が可能な
医者のもとにいって、診断を受けた。
すると彼女の側頭部の右の耳の奥
あたりに、小さな腫瘍が見つかった
という事だった。

(つまりそのおかげで意識に障害が
起こった可能性があったという事
です)            』

“参考文献:
「THE LABYRINTH OF TIME」
     ANTHONY PEAKE著
ARCTAURAS刊 ”

このマーガレットという女性は、
驚くことに、一時的な脳の機能障害
に見舞われて、時間の感覚が狂って
しまったという事です。

これは左脳の機能である、連続処理
の機能が損なわれたという事だと
思います。
損傷したのは右の側頭部の耳の奥の
あたりだという事で、脳で神経が
逆転するからやはり左脳の障害だと
思います。
正確には判断できませんが、機能的
には、時間の経過が遅くなったという
事で、左脳の損傷のように思います。
右脳は、全て同時という感覚なので、
そもそも時間の概念すらないからです。

しかし、不思議なのは、数日間という
時間感覚の中で、マーガレット自身
の行動といえば、客がカップにお茶を
注いでいるのを観ただけです。
つまり時間の感覚も超スローになった
と同時に、行動するための意識も超
スローになったという事ですね。

これは、やはり脳機能障害である証拠
ですが、自分の認識や感情、思考、反応
行動も含めて、全てがスローになった
という事です。

しかし、ポットから注ぎ込まれ、流れ
落ちるお茶まで、ゆっくり見えたという
のは、ある意味動きのあるものを
じっくり観察する力も得ていたという
事にもなりますね。

今回の事で、時間が進むという感覚は、
脳の機能が正常に働いているからこそ
認識できるという事がよくわかり
ました。

つまり本当の意味での時間というのは、
存在せずに、ただ左脳の機能によって
存在できるようになっているという事
でしょう。

次回も時間のからくりに迫る記事を
書こうと思ってます。

ではまた(^^)/

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ありがとうございます(^^)
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困難の後に幸運がもたらされるシンボル   徹底比較その22


今回比較研究するサビアンシンボルは

獅子座16度
「嵐の後の陽光」
です。

これは獅子座の中盤のシンボルにあたり
対抗のサインの水瓶座の影響を受けて
います。
16度は、ドデカメモリーでも水瓶座の
影響を受ける位置にあります。

これは、獅子座の太陽のエネルギーの
恩恵に対して、水瓶座の浄化の嵐の
影響が侵入してきた事を示しています。
しかし、最終的には、太陽のエネルギー
が戻り、幸運がもたらされるという事を
暗示しているシンボルです。

さてこれに対して松村潔氏の解釈を見て
いく事にしましょう。

松村氏は、ご自身の二つの著書で異なる
見解を提示しておられます。

まずはルディヤー氏の意訳のタイトルに
対しての解釈から引用します。

「獅子座16度・・
嵐が止み、自然のすべてが輝くばかりの
陽光に歓喜する

生命にまつわる種々の危機が去った後で、
陽光のように喜びがわき上がる。オカルト
分野で「魂の夜」という常套語があって、
これは不毛な、どんなものもすべて台無し
になったかのように思われる失意の感情に
襲われる時間だ。
どんなに優れた人も、体験するし、
いかなることをしていても体験の経過
として必ず訪れ、自分のしていることが
全部間違っていると感じる。
だが必ず、その後でこの魂の夜を抜けて、
意識と生命がもういちどリフレッシュされ、
いままでの体験はすべて意味ある事だった、
と確信できるようになる。このような体験を
通じて、この度数をもつ人は、人間の生き方
の新しい可能性を理解できるようになる。
ルディアは、もっとも楽しみに満ちた
霊感を受けやすい度数であると述べて
いる。
一つの生命の頂点体系に関係した度数
だ。」

“出典:「神秘のサビアン占星術」
          松村潔 著
          Gakken 刊”
こちらの解釈は私の解釈とほぼ同じく、
ネガティブなエネルギーを受けたあとの
ポジティブなエネルギーの恩恵という
もので、松村氏の解釈はさらに、生き方
について、とても意味のある変化を
もたらすという解釈をされています。

そしてもう一つの著書の解釈を抜粋で
引用しますと

「 「嵐の後」、静かに「陽光」が
輝く光景は、いかにも安心感を醸し出す
シンボルですが、獅子座の積極的な
興奮作用を沈静化し、無気力にしてゆく
という意味でもあるのです。
「嵐」は静まり、人生は平坦で穏やか
というのは、ある意味獅子座にとって
は、面白くともなんともないものです。
これは感情の波風のない水瓶座の侵入
によって、獅子座の愛好する興奮の
「嵐」が沈静されてしまった事を意味
します。」

“出典:「決定版!!サビアン占星術」
          松村潔 著
        Gakken刊”
つまりこちらの解釈では、嵐のような
困難が去ったあと、穏やかな状況に
落ち着くのは、情熱のエネルギーの
表現を意識する獅子座にとっては、
物足りないものであるという事です。
まあ贅沢な話ではありますが、貪欲な
獅子座のサインらしい意識だともいえる
のかも知れません。
ただ浄化の激しい嵐という暗示が、水瓶座
の侵入によるものだと、している私の
解釈に対して、感情の波風のない水瓶座
という松村氏の解釈は、私とかなり違う
ようでもあります。

さて今度は直居あきら氏の解説を見てみま
しょう。
これはルディヤー氏の解釈によるタイトル
を使用しておられます。

「レオ一六度
「嵐の去った後に全ての自然が太陽の輝き
を喜ぶ」

シンボル課題【危機の後の立場の確立・
        大きな仕事をする能力】

このディグリーの人の人生の目的は優秀な
仕事をする能力と自己の社会の
アイデンティティを確立することにある。
アイデンティティの確立に関して、多少の
嵐に巻き込まれそうだが、変化の後立場を
確立することが出来よう。
さまざまに苦労をすればするほど、この人
は、実力をつけてゆくだろう。またその
実力と共に人間のスケールが広がってゆく
ことも間違いない。
視野の広さが求められるので豊かな人間
関係をいつも保つことを考えておかなく
てはなるまい。」

“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
        魔女の家®BOOKS刊”

これは私の解釈や松村氏のルディヤー氏の
意訳をもとにした「神秘のサビアン占星術」
での解釈と共通するものがあり、特に、
大きな仕事をする能力やアイデンティティの
確立など、とても有意義な人生を暗示して
おられます。
これは、松村氏の
「決定版!!サビアン占星術」での解釈の
にような物足りなさは一切感じられず、
とにかくやりがいのある人生になるという
解釈のようです。

私もこの直居氏の解釈や松村氏のルディヤー
氏寄りの解釈にとても共感を覚えます。

さてここでいつものように、サビアン
シンボルの原典の著者であるマーク・
エドモンド・ジョーンズ氏のこの
シンボルのキーワードを紹介しま
しょう。

キーワードは
「回復」
です。

これは、やはりネガティブな状況の去った
後に、ポジティブな状況が再びもたら
されるという事で、今回の三者に共通する
ものがありますね。

今回も興味深いサビアンシンボルの比較
研究ができたと思います。

 

いつもありがとうございます(^^)

 

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