過去世の記憶 退行催眠 その2


前回その1でご説明
したように、幼少の頃に、前世の記憶が
残っている事例と違って、成長した大人
などが、「退行催眠」をかけられる事に
より、過去世とおぼしき記憶を意識的
に「体験」するという事例をこの
シリーズではご紹介しています。
「前世記憶」というのは、幼少時に直前の
人生の記憶が残っているケースの事を
いうのであって、「過去世」という
言い方は、退行催眠で想起される人生が、
はるか以前のものであったり、複数回の
ものであったりするためなのです。

さて前回、臨死体験研究の第一人者である
レイモンド・ムーディー氏が、心理学者の
ダイアナ・デンホルム女史に、退行催眠を
かけられる事により、なんと九つの過去世
を、実際の時間では1時間の間に体験した
という事をご紹介しました。
その興味深い、過去世の体験のうち
いくつかを、またムーディー氏の著書から
引用してご紹介したいと思います。
これも、長いので、何回かに分けようと
思います。

「」内が引用で、~は中略の意味です。
またそれ以外は私の言葉です。

「  原人の頃

先史時代における私の過去世は、話す能力の
ない原人の時代のものだった。私は他の者
たちと共に、樹上に網のようなもので家を
つくって生活していた。
互いに助け合ってそれらの家をつくったの
である。
人々は集団で生活していた。そのほうが
安全だからだ。私たちはまた美を理解する
者で、美しい花を咲かせる樹木をとくに住居
として選んでいた。
私たちは人間のようではあったが、直立では
なく、身をかがめて歩いていた。果物を
採って食べていた。赤く、種の多い果物を
食べていたのを覚えている。ザクロのような
実だ。食べた感触は非常にリアルで、果汁が
私の頬をつたって落ちるのが感じられた。
嚙んだ種のはじける音も聞こえたほどで
ある。
 私たちは樹上高く住んでいたが、地上に
対し生命的な飢え渇きを持っていた。
樹の下に動物が現れると、皆衝動を感じて
そこに飛び降り、動物を捕獲した。私たちは
話すことができないので、感情表現を通して
のみ互いの思いを知った。
 退行催眠の中では、過去世にとどまるのも
移行するのも、自分では制御できない。
私は樹上生活を去り、やがて、別の過去世へ
と向かった。」

まずこれは過去世といっても、直前の人生
どころか、はるか太古の昔のようですね。
しかも現在の人類種とも違うような・・。
輪廻転生の思想は、古来から世界中に見られ
ますが、インドだったか動物に生まれ
変わるという説もあり、ピタゴラスも
動物への輪廻転生を唱えたりします。
もちろん人として生まれ変わる輪廻転生を
私たちはいくつも知っていてさらに別の
レベルの存在にもなる事から、動物のみに
生まれ変わるわけではないと思いますが。
それと、過去世を体験するといっても我々
は無限のタイムラインにあるので、ただ
一つの過去があるわけでもないので、
歴史的に正しいかどうかという言葉も
無効にあります。つまり「こんな過去も
ある」という事ですね。
太古の昔人類は、果物だけを食べていた
という説もいくつもあり、おそらく月の
到着までの時代は、そうであったのでは
ないかと思いますが、この時の原人で
あるムーディー氏は、動物も捕獲して
食べていたようですね。
感情表現で互いの思いを知ったという
のは、テレパシーに近いですが、原始的
な存在の方が、超能力に近いものを持って
いたのではないかと思います。
でも日本人は以心伝心が意外に得意な
民族として知られます。意識レベルが高い
といわれるのもそのためでしょう。
それと、この時果物を食べている時の
食感まで感じられたというのは、どれだけ
現実的な体験だったかを物語っています
ね。
さて次です。

「   おぼれ死ぬ

~私は老齢のたくましい男性となり、長い
銀髪と青い目を持っていた。
 私は大きな部屋で舟を造っていた。部屋
は長く、一方で川に面していた。
部屋の真ん中には、完成間近の舟が
あった。~
~私の3歳になる孫娘も一緒にいた。私が
舟の器具をいろいろ動かして見せてあげる
と、彼女はおどおどしながら見ていた。
 私は完成した舟を川に浮かべ、孫娘を
抱きかかえて、処女航行に出た。私たちは
楽しんでいた。
ところが、突然大波がやって来て舟を飲み
込み、転覆させたので、楽しさは恐怖に
変わった。私は舟の片側に振り落とされ、
彼女は反対側に振り落とされた。
 私は必死に彼女のほうへ泳ごうとしたが、
彼女は波にさらわれ、またたく間に遠くへ
追いやられてしまった。
彼女の姿が波間に消えた。私は水の中に
もぐり、必死に探そうとしたが、自分も
波に勝つことができず、あきらめざるを
得なかった。私は目の前で孫娘を助け
られなかった罪責に打ちのめされた。
 退行催眠中、私の恐怖は鮮烈なもの
だった。私の心拍は速まり、血圧も
上がった。自分を取り巻く水の音も聞こえ
水圧も感じた。初めての船出で可愛い
孫娘と、これからという彼女の人生を
失ったことを思い、私の悔やみは頂点に
達した。
 しかし、私自身も死が近くなり、臨死
状態に入ると、明るい光が私を包んだ。
その無上の生命的喜びが悔やみを一掃し、
私を圧倒した。すべてが彼女にとっても私
にとっても正しいことのように感じられた。
 そののち私は次の人生へ移った。」
“出典:「生きる/死ぬその境界は
           なかった」
     レイモンド・ムーデイ
      ポールペリー 共著
        矢作直樹 監修
         堀 天作 訳”

この過去世も興味深いものでしたね。
まず舟を見ただけで、おびえる孫娘は、
その舟がもたらす未来について、感じら
れていたとい事でしょう。ただ、それを
ムーディー氏であるおじいちゃんに
感情でしか伝えることができなかった
ということでしょう。
いつの時代でも子供、特に少女には、
超能力が備わっている事が多いという
事ですね。
そして彼女が感じていた恐怖の通りに
舟が転覆します。孫娘を助けられな
かった罪悪感に打ちのめされる姿と
いうのは、まさにムーディー氏の個性
だという事がわかります。彼の写真は
本などに掲載されていますが、とても
おだやかで、人の良さそうな性質が、
にじみ出ています。
そしてまた、退行催眠がいかに「現実
体験」であったかを物語るように、
おぼれそうな時の恐怖は、心拍数が
速まり、血圧も上がったことが感じ
られ、取り巻く水の音が聞こえ、水圧
も感じられたというように、本当に
まざまざと「体感」としていたのが
わかります。
 興味深いのは、おぼれた後ですね。
なんと退行催眠中のひとつの人生で
臨死体験をしたわけです。
明るい光が包み込み、無上の生命的
喜びが悔やみを一掃してくれたのです。
これは、まさしくおなじみの臨死体験の
一例です。どれだけ、本物の人生として
体験したか、これでわかろうというもの
ですよね。そしてまたここで重要な点が
あります、孫娘を思いやる気持ちが頂点
に達したというところですね。
確かに自分のあやまちで死なせて
しまったところは、大変孫娘に悪い事を
してしまったのですが、それが完全な
過失で、自分が予想もしていなかった事
であり、根底にあった気持ちは、孫娘にも
船遊びを体験させてやりたいという良い
感情から来ていました。そして孫娘を
死なせてしまった事を悔やみ、将来まで
奪ってしまった事で自責の念にかられて
いるわけですから、愛情のレベルとして
は、当然高いわけです。それが、やはり
過去世においても、臨死体験を呼び込み
、全てが肯定される至福の次元にいけた
という事につながったのだと思われます。
私が他の記事でも説明させていただいて
いる通り、愛情レベルが高い、つまり
意識レベルが高い人しか、高次の次元に
いく事はないという事をここでも裏付けて
くれたという事ですね。

さて今回二つほど、ムーディー氏の
退行催眠中の過去世についてご紹介
しましたが、それぞれやはり貴重な知識
につながります。
このシリーズの次回も、ムーディ氏の
「過去世」の例をご紹介したいと思い
ます。
では(^^)

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死後の霊との交信その2         霊界との通信と臨死体験  


この記事は、死後の霊との交信その1
続編となります。
まだ読まれていない方には、わかりにくい
かも知れませんので、できたらそちらを
先にご覧くださいね。

前回はコリンウィルソンの知人でもあった
愛すべきキャラクターであるJKこと
ジャクソンナイトが、死後霊となって、
霊媒を通じて語りかけてきた言葉を
ご紹介しました。
また別の機会に、今度は弟の
ウィルソンナイトの出席した交霊会で、
また霊媒を通じて語りかけてきたJKの
言葉を、またコリンウィルソン氏の著書
から引用させていただきます。
「」内が引用で、~は中略、()内は
私の注釈です。

「ウィルソンナイトはこう書いている

 彼は流暢に語りかけ始めた。
「どうもありがとう!」が強く連発
された。と急に言葉を切って、いかにも
彼らしく
「いや、これは失礼、皆さんがたに挨拶
しなきゃいけないな。・・・」
といってから、私に
「フィフィ(霊界にいる霊の案内役、高次の霊)
が私(JK)に最初に喋る許可を与えてくれ
たんだ。なんて親切なことだろう。これは全く
すばらしい経験だよ」
といった。

あんたの生活がどんなものかと問われると、
彼は~(たとえがわかりにくいので
省略しました。)を想起させるような言葉で
答えた。
「そんなに違いはないが、ただいろいろな
ものがたぶん前よりも美しいように思う。花
だとか、樹だとか、動物だとかだ。
それがとても美しい。それに苦痛はないし、
醜さもない。」これにつけ加えて、
「その気になれば、暗い場所も見える。
私はまだ準備がすっかり整っていない。
私はきっと興味をそそられるだろう。人々が
自分でこしらえた〈地獄〉だ。」
[スウェーデンボルイも霊界のこの局面を
かなり詳細に描いている](スウェーデン
ボルイとはスウェーデンボルグの事です)
そして後刻、今度はこういった。
「私たちがいわれていたことは全く本当
なんだ。・・・それは誰もが知らなくちゃ
ならない大切なことだ。それは人びとを
今よりずっと幸福にするだろうし、また、
ずっと注意深くなるようにさせるだろう。」
彼は、人々に影響を与えるのは容易なこと
ではなかろうといった。「地球に達する
ためにしなくてはならない、いろいろな
こと、あらゆるメカニズムを考えて
みると・・・」」

“出典:「オカルト」
       コリン・ウィルソン 著
         中村保男 訳
           平河出版社刊”

このJKの霊界からの通信については、
まだ続きがありますが、今回は臨死体験者
の証言やスウェーデンボルグの霊界に
ついての説明と、共通点が多く、まさに
死後の生存の証拠になっていると思われ
ます。
慎重派のコリンウィルソン氏も続いての
動かしがたいという、裏付けのある実例を
取り上げたあと、死後の「生存」の証拠は
決定的に証明されたとみなしてさしつかえ
ないとしておられます。

霊界のJKは、臨死体験者のいうように
苦痛の全くない美しい天界にいる事を説明
してくれています。
つまり肉体のある我々は、余計な苦痛を
持って生きている事の証明でもあるわけ
なのです。
これは月のエネルギーの真実 その1でも
くわしく説明しています。
確かに生きるためにという意味では、
私たちの肉体は、余計な苦痛の多い
仕組みをしていると思います。
臨死体験者たちの多くが、肉体に自分
の意識がある間は、監獄に入っている
ようだったと証言しているのも、この事
を裏付けています。
これは、私たちの生命が、意図的な干渉を
受けている事によるという事を、真実の
月編や土星の真実編で説明してきた
というわけです。

またスウェーデンボルグ氏や、臨死体験者
の言葉通り、やはり地獄というレベルが
ある事は確実なようですね。
JKもその事を示唆していますが、それは
人間が自分でこしらえた地獄だともいって
ます。
確かに誘導はされていますが、結局地獄は
自分の中にある邪心や邪悪な心を表現
しようとした意識によってつくられるもの
のようで、生前そのような意識を持って
いたものたちが死後そこへ「自らの意識で」
向かう事になるという事でしょう。
死後は、意識のレベルにある程度囚われる
らしく、邪悪な心の人は、そのままの
レベルで、自分のつくる地獄へいき、
そこで苦しむことになるという事です。
霊の領域では、主体と客体の区別が無くなる
ので、生前誰かを苦しめたのなら、同じ事で
自分が苦しめられるようになるという事
です。
そりゃそうでなきゃ、愛する人たちを虐げ
るものたちを、そのまま許すような事が
あっては、愛が基本の霊界または高次の
領域で、愛に対するマイナスエネルギーで
ある邪悪を呼び込むことになります
からね。
日本人は、悪に対して寛容すぎるのは、
自分は嘆かわしい事だと思っています。
被害者の人たちに対しての思いやりが
あれば、決して邪悪なまたは冷酷な、また
残虐な行為は、許されるものではない
という事くらいわかりそうなものですが
ねー。みんな平等に愛してあげるのは、
みんなの中に、邪悪な心を持つ人がいなけ
ればという条件がつくという事を、覚えて
いただきたいものです。
JKの言葉で、霊界などの真理について
人々が、知るべき事を知れば、今より
ずっと幸福になるだろうといっている事
は、とても正しいのです。
だから、臨死体験者もいうように、あの世
では愛と知識だけが、唯一持って行ける
大事なものだという事だという事です。
ちょうど私の神秘メッセージは、そのような
本来の意味での「知らなければならない
真理」についての事がテーマになって
います。そういう真の知識について、
みなさんと一緒に高め合っていけたら
いいなと思っているわけです。

それとJKの霊界での案内役であるフィフィと
いう存在は、臨死体験者たちが出会う光の
存在と、ほぼ同じものではないかと思います。

霊媒を通じての、霊の言葉はまだ他にもあり
ます。
続きはその時にという事で(^^)/

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死後の霊との交信その1         霊媒を通じての言葉       


これだけ超常体験、超常現象、非日常的
知識など、神秘的なことならなんでも
取り上げてきたのに、意外にこの霊媒を
通じての、霊との交信というのは、あまり
取り上げてきませんでしたね。
催眠術もそうですが、やはり偏見を集め
やすいカテゴリーのような感じもする
からでしょうね。
だって、霊媒がその人の霊だと偽って
生きている家族に会いたいとかいうの、
一見霊媒の演技でもできそうに思われる
事が多いからではないかと思います。
でも懐疑派のコリン・ウィルソン氏が
取り上げるなら話は別です。胡散臭いと
感じたら、徹底追求して真偽を確かめよう
とする方なので、信用できますね。
今回は、同氏が心霊術に対して、再び
関心を向けた実例について取り上げます。
それは、亡くなった人がウィルソン氏の
知り合いで、霊が彼かどうか、はっきり
わかるという事例です。

では引用させていただきますが、まずは
ウィルソン氏の知人であるJK
(ジャクソン・ナイト)という人物とは
どのような感じの人なのかわかるところ
からです。

「」内すべて引用、~は中略です。

「私は一九六〇年から一九六四年にJK
(ジャクソン・ナイトは一般にこう呼ば
れていた)が死ぬまで、何度かJKに
会っていた。彼は、人が忘れようとして
も容易に忘れられない人物で、おおいに
「傑作」であり、優しい神経質な
エネルギーで泡立っていた。ウィルソン・
ナイト(引用注:ジャクソン・ナイトの弟)
はJKの習慣を正確に記述している。
「・・・興奮したしゃべり方と繰り返し、
おかしみ、謝意と称賛の誇張した表現、
そしてさらには、定義することの不可能な
半ばコミックな考えの微妙なひねり」。
これを読むと私は、初めてJKと会ったとき
のことを想い出す。温かく神経質で、
ぎくしゃくした握手、どちらかというと
高い正確な声が熱狂的に「おう、これは、
これは!よくいらしてくださいました!
私にとっても、これはとても鼻の高いこと
です!さてと!まさかとは思っていたん
ですが・・・」
云々という。ついには、こっちがいっぱい
くわされているのではないかと思うように
なるまで、この調子で続けるのである。
だが彼は人をかつごうとしていたのでは
ない。これが彼の自然な態度だったのだ。
したがって、私がウィルソン・ナイトの
原稿の中で、次の転写-(一九六五年の
三月、JKが死んでから四ヶ月後に
エクスターのある降霊術会で)
(引用注:転写とは霊媒の口を使って
話した事を、その場にいた人が書き取った
ものという意味らしいです。この時は
ドロシー・パーキンスという霊媒を通じて
、JKが語りかけたというものです。)
~を読んだときには、たちまちJKの
肉声が次の言葉を喋っているのをこの耳
で聞くような気がした。」

これで霊となっているJKという人物が
どんな感じなのか、わかっていただけた
と思います。彼は、人当たりがよく
人に対するサービス精神旺盛で、大げさ
のように見える態度や言葉で、相手への
親近感を惜しみなく伝えようとする
いわゆる、とーってもいい奴という感じ
の人ですね。
今回転写という言葉も、珍しいですよね。
私もこれ読むまで知りませんでした。
転写というのは、霊媒を通じて霊が
語った言葉を書き取ったものという事
ですね。
このときは、JKの弟であり、
ウィルソン氏の友人であった、ウィルソン
ナイト氏が書き取った転写という事です。
さてなんとなく、思い浮かべられそうな、
霊となったJK氏の言葉からまた引用です。

「なんてすばらしいことだろう、こうして
皆さんに話しかけることができて、しかも
死んでいるということになっているのは、
なんて、まあ、胸のときめくような
ことだろう。私はこれまでに一度か二度
話を交わそうとしたが、通じなかった。
 フィフィ(霊の案内役)はとてもよく
私を助けてくれ、どうしたらいいかを
教えてれるんだが、私はまだうまく
やれない、が、気にすることはない、
そのうちにこつを覚えるだろう。でも、
すべては本当に真実だったんだ、本当に、
そうであることが信じられないくらいに、
だがやっぱりそうだったのだ。まことに
美しい。
初めて霊界にいくとき、私はとても興奮
していたので、私があっちにいるという
ことを知らせるために私自身の存在を
感じさせようとしたんだ。すまないが、
私がディック(弟のウィルソン・ナイト)
にもっと私を感じさせることができ
ないんだ。が、そんなことは気にしない
、そのうちにやれるようにになるだろう。
こつを覚えるだろうさ。なんて
すばらしい、なんて胸がときめくことか。
私はこれまでにそっちへ行ってやって
みたんだが、どうも難しかった、予想
していたより難しいんだ、が、それでも、
フィフィの指導を受けて、もっとうまく
やることができるようになるだろう。
ディックによろしくいっといてくれ、
このお膳立ては気に入ったと伝えてくれ。
申し訳ないんだが、心で思っている
いくつかのことを言い終えることが
できないんだ、が、彼はいい奴だから、
やってくれるだろう。それは分かって
いるんだ。何かを組織したりすることに
かけては彼はすばらしい-私なんかより
遙かにましだ。私の心はどっちかという
とだらしないんだが、彼はとてもきちんと
した心をもっている。・・・
とてもとても素晴らしい経験だよ、
こうしてやってきて、この部屋で喋れる
なんて!ここはよく私がやってきて、
他の人たちと話をしたところなんだ。
今はあんたたちと話している。
 
 誰でも彼を知っている者にとっては、
これは紛れもなくJKその人である。
自分を卑下するようなユーモアといい、
説論調の話し方といい、彼以外の者では
ありえない。」

“出典:「オカルト」
       コリン・ウィルソン 著
         中村保男 訳
           平河出版社刊”

このJKという人物の霊は、ドロシー・
パーキンズという霊媒を通して、語った
という事ですが、それをコリン・
ウィルソン氏の知人でありJKの弟でも
あるウィルソン・ナイトのために、
ミス・K・ニールという人が、速記で
書き取った転写が、上の言葉です。
これは、そのJKという人物だと、
私にもとてもよくわかります。わかり
すぎて笑いが涙まじりにもれてきま
した。愛すべき人物だし、彼は愛情
豊かな人物ですね。
またこれほど本人らしさがあらわれている
言葉もないでしょう。さらに私にも
似ているからわかるのです。本人で
なければ出せない味というものが
あって、私のくどい文章の書き方は
誰にも真似できないものであるように
(いや頼んでも真似してもらえない💦)
この彼の言葉も、絶対に他人では不可能
だという事がよくわかります。
また彼が、この霊媒の口を通して語れる
ようになるまで、フィフィの指導を
受けていたという事ですが、このフィフィ
というのは、霊界での彼の守護霊のような
存在だろうと思われます。
つまり、霊となったJKが、この世と交信
するためには、霊媒の力だけでなく、霊
である彼の方にも、なんらかのテクニック
が必要だということを示唆しているという
ことです。
またこのシリーズの次回で、彼がいる霊界が
、天界のようなところであるという事を
ご紹介しますが、このときも、美しい
という言葉で、自分の今の状態というか、
環境を伝えてくれています。
つまり、臨死体験者の経験するように、
霊界は、居心地がいいところのようです。
特に彼のような人物にとっては、という
意味で。
彼は自分の弟ウィルソンナイトを愛称で
あるディックと呼んでいます。
自分の弟のことを語り褒めているところは、
いかにも弟思いのいい人であるJKの性質が
よくあらわれていますよね。
コリン・ウィルソン氏が、自分も実感できる
JKの事例に出会って、また心霊術に興味を
持つようになったという事です。
JKが、伝えてくる霊界の様子などは、
とても貴重な知識となるので、その事を
JKが今度は弟のウィルソン・ナイトの
出席した交霊会にあらわれて語った
言葉から学べます。

それは次回にご紹介させていただくこと
にしますね(^^)/

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過去世の記憶 退行催眠 その1        

これまで前世記憶について、シリーズ化
して、実例などをスティーブンソン氏
の著書などからご紹介してきましたが、
今回は、過去世について新しい視点を
もたらす、「退行催眠」というものを
ご紹介していきたいと思います。
「退行催眠?なんじゃそら?」
などという人も多いでしょうね。
前世記憶では、まだ魂の記憶または、
霊的な領域に存在していた自分の
意識が幼少の頃に残っていて、前世
または霊的な存在での自分についての
記憶を自然に家族などに語り始める
という事が、一般的でした。
もちろんその証拠となる、身体のあざや
傷痕なども、多く事例があります。
それが、新しい人生での環境や経験に
より、前世の記憶が、少なくとも
7歳児くらいまでには、完全に無く
なってしまうというものでしたが、
それとは全く別の仕方で、成長した大人
などが、「退行催眠」をかけられる事に
より、過去世とおぼしき記憶を意識的
に「体験」するという事例が無数にある
という事を、数年前に知りました。
それは、臨死体験研究の第一人者
レイモンドムーティー氏などの著書に
よって、ですが調べていくと研究者の
間ではその退行催眠は一般的な
コンセプトとしてあるようなのです。
ではその退行催眠とは何か?について
レイモンドムーティー氏の著書から
引用させていただきます。

ちなみに前世の記憶でなくて、過去世と
言う表現は、直前の人生だけでなく、
さらに以前の人生のような記憶も思い
出しているように見受けられる事から
そのように呼ぶ場合も多いのです。

「」内は全て引用で、~は中略の意味
です。

「次の日に私は、心理学者のダイアナ・
デンホルムを訪ねたのである。
彼女は治療に催眠術を使っている人だ。
デンホルムは、当初催眠術を、禁煙
したい人やダイエットしたい人、
あるいは物忘れした人の記憶を取り戻す
ときなどに使っていた。
ところが奇妙なことが起き始めたと
いう。催眠術をかけられた人が、ときに
過去世のことを語り始めるのである。
それはとりわけ、患者の人生の
トラウマ(心的外傷)となっている
時期に、催眠術で退行しているときに
起きた。
 これは「退行催眠」として知られて
いるものだ。
(引用注:専門家の間で知られている
という意味です。ムーディ氏は医学博士
であり精神科医でもある専門家です)
この心理療法は、人生のある時期に
受けた心の傷をいやすためのもので
ある。
ちょうど考古学者が地層を掘り進む
ように、その人の記憶の層を過去へ
たどっていき、トラウマの原因を
見つけて、治療する。
 しかしこれをおこなうと、患者は
ときに自分の誕生日より前の過去へ
さかのぼり、はるか昔の過去世のことを
語り始める場合がある。あたかも、
今ここで起きていることのように語り
始めるのである。
 この現象は当初、デンホルムには理解
できなかった。
彼女は、催眠術の仕方をどこかで間違
えたのかと思った。あるい患者の奥に
ひそむ多重人格が現れたのか、と
思ったりもしたという。
 しかしこうした現象が幾度もおきる
ので、ともかくデンホルムは、患者の
トラウマの治療にこれをつかうことに
した。彼女がこうして「過去世治療法」
をし始めると、それが治療に大変効果的
であることがわかってきたという。
彼女は私に、
「あなたもあれこれ言う前に、やって
みたら?」
と言った。もっともだった私は、
ともかくもやってみることにした。
その午後、デンホルムは私に退行催眠を
かけてくれた。
彼女はリクライニング・シートに私を
深く座らせ、ゆっくりと、熟練した
やり方で、私を深い催眠状態へさそい
こんだ。
 あとで彼女が教えてくれたところでは、
私は1時間ほど催眠にかかっていたと
いう。もちろんその間、自分が
レイモンド・ムーディであることは
知っていたし、催眠療法士
(催眠セラピスト)のもとにあることも
自覚していた。
 しかし、同時に私は九つの過去世を
行き来し、昔を思い起こしていた。
どの人生も夢のようなものではなく、
むしろ現実と感じた。
また過去世へ戻ることは、あたかも映画
を見ているようだった。
 見える光景も色彩もリアルだった。
出来事も、起こるべくして起こった事柄
であって、なにかの私の内なる願望や
心の創作によるものではないと感じた。
そこに見たものが現実であることは
わかった。というのは、もし創作なら、
自分ならもっとましなものを創作する
だろうと思えたからである。
 九つの過去世のうち二つは、歴史的に
特定できる時代のものであり、両方とも
ローマ時代だった。
他の過去世は、先史時代のものか、
もしくはとくに時代特定できないもの
だった。
これは当時のことがよく思い出せ
なかったということではない。すべてが
私にとって、なつかしさを感じるもの
だった。」
“出典:「生きる/死ぬその境界は
           なかった」
     レイモンド・ムーデイ
      ポールペリー 共著
        矢作直樹 監修
         堀 天作 訳”
この退行催眠というのは、子供たちが
幼少時に記憶している前世記憶と、
アプローチは違うけれども、ほぼ
同じく過去世のものと考えてもいい
と思います。ですが、真理探究の成果
として、それだけが唯一の観点でも
ないのです。
前世であるけれども、その人固有のもの
とは限らず、他の人と共有している
ものでもあるという事でもあります。
以前にも書かせていただいたように、
全ての意識、つまり過去の意識や未来の
意識の全ての人々の意識も、無限にある
タイムラインにある無限の時空も全て
一体、そしてそれが全て自分自身と
いう事でもあるからです。
この事は臨死体験シリーズを読んで
いっていただければわかっていただける
と思います。
ただ、一つの観点として、レイモンド・
ムーディ氏の魂レベルでいえば、これは
過去世だと言ってもさしつかえありません。
それにしても、とても感応度の高い方の
ようで、退行催眠の例は、いくつも知る
事になりましたが、このように一どきに
9つもの過去世を体験した人は、今の
ところ他に知りません。
これは、レイモンド・ムーディー氏が、
臨死体験領域のエピソードを研究する
ようになったこと、また過去世も研究
するようになったことと深く関係が
あるような気がします。
高い次元の自分自身である、自身の
霊というものは、本人にとっての
道しるべとなるようなきっかけを
多く与えようとします。
しかもムーディー氏は、トランス状態
にあったわけで、そのような状態の
本人に、高い次元の霊は作用を及ぼし
やすいですからね。
そうですね、この高い次元の霊のこと
を、守護霊とも呼ぶ事もあります。
またその霊とほぼ同じ存在が、臨死体験
でよく出会うと報告される光の存在と
同じ存在であると、思っていただいても
いいと思います。
つまりレイモンドムーディー氏が、
過去世の研究を始めるように、過去世
を通常よりも多くみせるように誘導
したという事です。
この9つの過去世のうちのいくつかを、
このシリーズの次回でも取り上げよう
とは思います。
確かに彼が自分自身で語っているように、
心の願望からくる創作の幻覚でない事も
わかるのが、かなり大変ネガティブな
過去世が多くありました。
それと映画を見ているようだったという
のは、その過去世の意識が存在している
領域は、やはりホログラム的現実の
世界であるという事の裏付けでもあり
ます。
しかも多くの退行催眠による、過去世の
体験では、3D映画のように立体的で、
さらに360度の視点があり、それを
第3者の視点で眺めたり、当人になり
そのまま体感までしてしまう事も多い
ようです。
しかし、これも臨死体験者の人生回顧と
共通している点が多くあり、やはり
霊的な領域は、無限の鮮明なホログラム
の世界の側面もあるという事ですね。
側面といったのは、意識レベルによって
さまざまな現れ方が体験できるという事
だからです。
ただ確かに、ホログラム的現実は、我々
の日常の現実と、意識的に近いところに
存在しているという事がよくわかる
わけです。なぜなら、退行催眠一つで
それを体験できてしまえるからです。
実は今回引用に使わせていただいた本
以外にも、レイモンド・ムーディー氏
の著書はいくつも持っていて、まだ邦訳
されていない、原著で退行催眠を扱った
本も所有しております。
このシリーズでは、その本からの引用も
ご紹介してまいりたいと思います。
ではまた(^^)

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前世記憶(転生)について その3

前回、スティーヴンソン氏は、自身の
30年以上に渡る詳細な研究結果から、
人は前世の記憶や性質を引き継いで
生まれて来るという事例を数多く
集めてきた事をご紹介しましたが、
今回は、前世の身体的特徴を引き継いで
生まれて来るケースについて、
スティーヴンソン氏がまた多くの事例を
集めておられるので、その仕組みについて
彼が得た結論をマイケル・タルボット氏の
著書からご紹介します。

「」内が引用で、~は中略の意味です。

「スティーブンソンはまた、ホイットン
の研究(催眠研究による潜在意識の研究)
には表れてこなかった現象で、人生に
対する無意識の形成力や影響力をさらに
劇的なかたちで示す証拠も発見している。
その発見とは、その人の前世が、現世の
肉体の形や造りそのものに影響を与える
場合があるらしいというものだ。~
~また、はっきりとした顔の特徴や、足
の奇形などの身体的特徴が、ひとつの生
から次の生へと持ち越されている例も
彼は発見している。この例で最も数が
多いのは、肉体的な傷が、傷痕やあざと
して持ち越されるものだ。
ひとつの例では、前世で喉を切られて
殺されたことを記憶する少年には、いま
でも首に傷痕のような赤みがかった長い
あざがあった。
別の例では、過去世で頭を撃って自殺
したことを記憶する少年が、やはり
現世でも銃弾の弾道とぴったり合った
ところ、つまり弾が入った場所と出た
場所の二カ所に傷痕のような生まれつき
のあざをもっていたのである。
そしてさらにもうひとつの例では。ある
少年が、過去世で手術を受けたまさに
その部分に、縫合したあとのような赤い
線までついたあざをもっていたのだ。

スティーブンソンはこのようなケースを
何百例も集めており、現在この現象に
関する研究を四冊にもおよぶ著作に
まとめているところである。
その中には、亡くなった人間に関する
病院のカルテや解剖報告書を入手し、
そのような傷が実際にあったばかりか、
それが、現在のあざや奇形の位置
とまったく同じ位置にあったことを
はっきり示すことができた例もある。
こうしたあざは、生まれ変わりの事実を
裏付ける最も有力な証拠のひとつである
だけでなく、ある生から次へとこれらの
特徴を運ぶ機能を果たす、なんらかの
非肉体的な「中間体」とも言うべきものの
存在を示唆していると彼は感じている。
彼はこう述べている。
「前世で刻印された傷は、生と生の間を、
身体の延長とも言えるような何かに乗って
運ばれるに違いない。そして次にこれが、
前世での肉体の傷に相当するあざや奇形を
新しい肉体の上につくりだす型版として
働くのであろう」。」
“出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
       川瀬勝訳 春秋社刊”

この「中間体」ともいうべき、型版は、
私たちが魂と呼ぶものに、感覚的に近い
ものでしょう。
ただ肉体的特徴や性質などの情報を
具体的に含んだものという意味で、
より物理的な意味合いの強いものに
なります。もちろん物理的といっても、
現代の科学ではもちろん感知・観測でき
ない領域のものという意味になります。
主流の科学では、このように物質に作用
する感知できないものの存在を認めて
いないので、従って前世を引き継いだ
傷痕や手術痕などは、「非科学的」だと
いう事で、「偶然」として片付けてしまい
ます。
なんという幼稚さでしょうねー💢
要するに、五感で確認できるレベルで
なければ事実で認められないという事
ですが、これまで五感にもレベルが
ありますシリーズなどで、さんざんご説明
してきたように、五感の感知できる範囲と
いうのは、実際の宇宙全体の物理的範囲に
比べれば、わずかでしかありません。
ほとんど盲目といっていいようなレベルの
感覚で確認できないから、ない事にすると
いう幼稚な発想が、なんとみなさんに与え
られている教育や主流の科学界による認識
を支えているマスコミなどによるコンセプト
なのです。
さていつまでもそんな小さな感覚に囚われ
ないで、真理をみつめていきましょう。
とにかく前世からの、物理的な情報まで
受け取って新しい生命が生まれてきてい
いる証拠が、スティーヴンソン氏によって
厳密な調査で集められているという
のは、まぎれもない事実なのです。
前世の人物の病院のカルテや、解剖報告書
を入手してまで、確認したものを
「非科学的」という言葉であっさりと片付
ける主流の科学界と、それをうのみにする
人々に真理は、一言も語れるはずはあり
ません。
むしろ、私のご紹介してきたような、
超常現象や超常能力などのしくみを理解
できるようになって初めて、真理を探究
する足がかりを得たという事になるわけ
です。

またその中間体としての型版は、ホログラム
的な情報であるともいえます。つまり
我々には感知できないレベルのその人の
肉体の形態や構造が、その中間体に
ホログラム情報として保持されていて、
それが、新しい生命体として投影される
時に、一種の青写真になっていると
マイケル・タルボット氏は語っておられ
ます。
つまりDNAは、その型版のホログラム
情報を、人体の設計図として読み取り、
肉体として完成させるように働くという
事なのだと思います。

このシリーズの次回は、また実例などを
取り上げながらさらに前世記憶を、探究して
いきたいと思います。
ではまた(^^)/

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聞いてないよー享年256歳!?



これまでの人類の歴史での最高齢と
いうのは、一体何歳なのか?
もちろん太古の昔は、驚くべき長寿
を記録した文献も数多く残っています。
確か800歳だの1000歳だのと
いう事ですが、もちろん確かなもの
であるかどうかはわかりません。
ですが、公式の記録としてはどう
でしょう。ギネスではこのたび
127歳の長寿を記録している中国
の方を、世界最高齢としてギネス認定
しようとしているという事ですから、
まあこの年齢のあたりが現在の人類の
限界かなと思われるかも知れませんが
私の研究ではもっと多く生きれる
潜在能力を人類が持っていると
結論づけています。
さて、ギネス認定にはなっていないが
、中国の公式記録として、256歳
まで生きた人がいるというのをご存知
でしょうか?
その事を紹介している
「Modern Esoteric
BRAD OLSEN著
    CCC Publishing 刊」
を和訳してくれているサイト
「両生歩き」様より引用させて
いただきます。ちなみに私は、この本
の原著と、さらにFuture Esoteric
という本も持っております。

「」内が引用で、~が中略です

「享年256歳
中国の公式記録によると、薬草医
リ・チン・エン〔李青曇〕は1677年に
四川省ち江区に生まれた。彼は1736年
生まれだと主張しているが、それでも
彼はかつてない長命を持っていたことと
なる。その長い生涯を通し、彼は武道を
持続して鍛練し、また、薬草医としても
名高い。彼は以下のような薬草を採取し
使用していたことが知られている。霊芝、
ゴジ〔クコ〕の実、野生朝鮮人参、くこ、
ゴツコラ、そして他の漢方薬。彼の栄養源は
こうした薬草と酒であった。彼はその生涯の
うちに、先立たれた23人の妻より、おそらく
200人をこえる子孫を残した。1930年、
ニューヨークタイムズは、中国政府の
公式文書が公開されたとの記事を報じている。
その公開文書のうちの最古のものは1827年の
もので、リ・チン・エンの150歳の誕生日を
祝福している。その次に古いものは1877年で
、彼の200歳の誕生日を祝うものである。
この話にはいくつかの興味深い歴史的事実が
あり、彼の超長命の生涯を照らし出して
いる。
彼は気功の技をそなえた漢方薬草医で、生涯
の多くを山中で過ごした。彼の弟子の一人、
太極拳の師匠ダ・リウは、自分の師の話を
こう述べている。リ・チン・エンは135歳の
時、はるかに年上の隠者に出会った。その
人は500歳をこえ、山中に住み、彼に
馬貴派八卦掌〔中国武術のひとつ〕と
気功の体系――呼吸法、動き方、特定の音に
調和する訓練そして推薦される栄養法――を
教えた。ダ・リウは、彼の師
が自分の長命は「特定の運動を、
規則正しく、
適正に、誠意をもって、毎日、120年間に
わたり実行したからである」と述べたと
言う。~それにしても、リ・チン・エンは
いかにして、そのような長命を生き得たの
であろうか。彼はその秘訣をひとくだりの
文に表している。曰く「静かな心を保ち、
亀のように座り、ハトのようにすばやく
歩き、そして犬のように眠る」。1927年、
国民革命軍のヤン・セン〔楊森〕将軍は、
彼を四川省Wann Hsienの自宅に招いた。
この時、下の写真が撮影された。
ヤン・センは彼に、自分の部下の兵士に
武道を教える機会を提供した。将軍は、
招いた客が250歳にもなっているのに、
その客の若さは信じられなかった。
彼はまた、無極を維持するという道教の
修行の基本を学ぶことは、彼の長命の
もうひとつの秘訣であると述べた。
リ・チン・エンは、1933年5月6日に
死んだ。彼は弟子たちに、自分はその
生涯のうちに自らの使命を果たし、
家に戻る用意ができている、と語った。
リ・チン・エンは、化学薬品の時代の
はるか前にあって、完璧に総合視主義
〔訳注〕の生き方を送ったことを銘
記しておくべきである。
〔訳注〕 ホリスティック(holistic)
の訳語で、近代科学の主要手法である
分析・分断的視点よりむしろ、病気や
健康を環境も含む総合的視点に立って
対処する医学的立場。東洋医学は伝統的
にこの見方を取り入れている。

“出典:「両生歩き」様「両生空間」
寿命200歳への展望より

上の写真は、彼が亡くなる6年前という
事ですが、確かにとても「若く」そして
「強く」感じますね。
この時彼は250歳か191歳というの
です!なぜ二つの年齢なのかというと、
公式の記録では、1677年でやはり
256歳まで生きた事になっていますが
彼自身は1736年生まれだと主張して
いるという事なので、二つの寿命の
可能性が残されたままなのです。
ただどちらの年齢だったにせよ、
これは現在の最高齢と目されている
中国の方の127歳よりもはるかに
高い事になります。
そしてこの写真の若さ!
つまりこのリ・チン・エン氏の生き方は
長寿のヒントになるという事ですね。
そして、彼自身も自分よりはるかに、
高齢の方から、長寿の秘訣を教えて
もらったという事です。
なんとその方は500歳だと、彼が
言ったという事です。
もちろん彼の話によるとという事なので
公式の記録にはないけれども、500歳
というのは、おそらく真実ではないかと
思います。
もうそれだけの年齢になると、自分の
年齢を詐称しようという、虚栄心などは
なくなり、世間の評判などどうでもよく
なるという事だろうと思うからです。
実際256歳と公式の記録にあるのに
対して、リ・チン・エン氏の主張通りだと
197歳と逆に、寿命が少なくなるから
です。
つまり全く自分を、良くみせようとは
思っていないという事ですね。
さてまずその500歳の師匠の健康法は
上にあるように、
「特定の運動を、規則正しく、適正に、
誠意をもって、毎日、120年間にわたり
実行したからである」
という事ですが、彼に伝えた中国武術や
気功による呼吸法、特定の音に調和する
訓練、栄養法がベースにある事は確か
ですね。
ん?特定の音に調和する方法というのは、
まさに私が五感にもレベルがあります
シリーズで、聴覚が五感の中で最も
レベルが高いといった事に大きく関係
しているようですね。
当然高い意識レベルが、長寿につながる
事は、間違いないので、呼吸を整えて
聴覚に集中するというのは、高い意識
レベルへ移行するためにも、長寿にも
必要な事だったという事でしょう。
山という高地も、長寿に適したでしょう
し、また山中の静けさも、やはり大事
だという事ですね。
またリ・チン・エン氏の食事について
ですが、上にもあるように
「彼は武道を持続して鍛練し、また、
薬草医としても名高い。彼は以下のような
薬草を採取し使用していたことが知られて
いる。霊芝、ゴジ〔クコ〕の実、
野生朝鮮人参、くこ、ゴツコラ、そして
他の漢方薬。彼の栄養源はこうした薬草と
酒であった。」
という事なのですが、つまりは薬草と酒
だけで、長寿を全うしたという事です。
やはり薬草などのみのベジタリアンなので、
肉食などは一切しておられなかったよう
ですね。
私もこれは、とてもよくわかります。
肉食が、私たちの寿命を縮め、また高度な
意識からも遠ざかるという事は、ありと
あらゆるところで目にしてきた真理ですね。
人間の歯も臼歯の割合が多くて、草食動物
の歯に近くなっています。逆に肉食動物は
ほとんど、肉を食べるために最適な犬歯
が主体なので、人間は基本的に草食の
方に向いているという事です。
そして、またリ・チン・エン氏は、武術の
鍛錬を続けていたという事ですが、やはり
適度な運動もとても効果的だという事
です。また適度な酒も大事なのでしょう。
適度であれば、血行も良くし、リラックス
効果もありますので、やはり大事なもの
だといえます。
まあ、こういう超人的な寿命を全うした人
から、私たちは学ぶ事が多いと思いますが、
きっと真理についても多くの事を学べた
だろうに、その話を聞けないというのは、
とても惜しい気がします。

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意外に簡単「超意識」の覚醒!


意識と魂と思考その4で、意外に簡単な
未来実現の方法として、イメージング
をご紹介しましたが、今度は超意識も
意外に単純な方法で覚醒するという、
コリンウィルソン氏の開発した方法を
ご紹介します。
超意識のレベルには個人差が出るで
しょうが、これも確かに効果的だと
思えます。
ウィルソン氏は、これを基本的方法
だといっておられますが、これまで
ご紹介してきたように、超意識に到達
する方法は、いろんな種類があります
ので、これはそのうちの一つだという
事です。というか紹介されているのは、
二つですね。

「」内はすべて引用で、~が中略です。

「私は、「超越意識」に到達する基本的方法
-すなわち、それを意のままに喚起する方法
を独自に開発してきた。説明しよう。~

~一九七九年の元日、私は学外公開講座の
講義をしにデヴォン州まで出かけたのだが、
豪雪のためにシープウォッシュという村の
近くの辺鄙な農家に閉じ込められて
しまった。二四時間後、われわれは自力脱出
を試みることに決めた。
その農家は窪みにあり、登っていこうにも、
うずたかく積もった雪はタイヤを虚しく空転
させるだけだった。何とか雪を掴むことが
できたのがたまたま私の車だけだったので、
五、六人の人たちに押してもらって、
ようやく平坦な道に出た。一マイル
(約1.6キロ)はありそうな銀世界が
広がっている。
狭い田舎道の積雪はすでにクルマに踏み荒ら
されていたが、それでもなお大変滑りやすく
なっている。それに手つかずの雪が残って
いるところでは、道路の端と側溝の境目を
見極めるのは困難を極めた。私は全意識を
集中し、何かに取り憑かれたように慎重に
運転せざるを得なかった。
 二〇分もしないうちに、面白い現象に
気づいた。強烈な精神集中が私の頭蓋骨
の内側に白熱を引き起こしたのだ。しかも
その熱は意のままに増減できるのである。
その結果、私は全く疲れるということが
なかった。というのも、注意力が弱って
くるたびに意識を集中させ、白熱を回復
させたからである。
 ようやくエクセター主要道路までたどり
着いて一息ついた。気がつくと、目に入る
もののすべてが奇妙なほどリアルかつ
興味深く感じられるようになっていた
のである。二時間ほど注意を集中させた
結果、私の意識は認識の高い次元に到達
していたのだ。大いに楽観的な気分が私を
満たした。人間の抱える問題なんてほとんど
は曖昧さや気の弛み、あるいは不注意から
くるものなのであって、確固たる努力さえ
惜しみさえしなければ容易に克服しうる
ものであるということが確信できた。
この状態はそれから家にたどり着くまで
続いた。」

これが一つめの覚醒方法です。クルマが
脱輪してしまうかも知れない非常事態に
臨んで、全身の神経を運転に集中した
結果覚醒意識に到達したというものです。
これは、自分も特に経験が多く、仕事で
通常の感覚では無理というような
スケジュールで、多くの商品の納期を
間に合わせるために、秒単位のような集中
で仕事をしていると、通常で考えられない
ようなスピードで仕事が、トントン拍子に
片付く事がありました。何かその進行に
邪魔なものが入っても、あらゆるイメージ
が湧き出て、それを克服していく道筋が
見つかっていくという感覚。そしてその
ような感覚で仕事を、全く集中を切らさずに
こなしていく間、自分は仕事をしている
というより、ゲームのスリルを味わっている
というような快感に満たされて、いつもより
感性がはるかに鋭敏になっていくように
感じられたのです。つまりゾーンに入った
感覚ですね。たぶん仕事やスポーツで自分
の限界に挑戦するような経験をされている
方には、多くみられる覚醒意識だと思います。

次はレベルの高い意識に集中する事を習慣
づけるという、私たちに馴染みの深い方法
です。

「ある日、私は答えを得た。その答えは、
「バガヴァッド・ギータ」という小さな本
にあった。
T・Sエリオットのエッセイを見てその本
の存在を知ったのである。
その基本的な主張は、個人の魂すなわち
我(アートマン)は、究極のリアリティで
ある梵(ブラフマン)と同じものだという
のである。
私はただ毎朝寝室の床に座り、このことに
ついて瞑想し、
「梵我一如(ぼんがいちにょ)」
の原理について意識を集中させるだけで
よかったのだ。~
~気分は奇妙なほど朗らかで楽観的に
なっていた。父が育ったスラム街を歩いて
いても、割れた窓台やボロボロの玄関
などに魅了され、立ち止まって眺めて
しまう。職場では、退屈になると隅っこに
行って座り、梵我一如に精神を集中させる
のである。するとしばらくするうちに、
何やら自分で自分の人生を支配している
という驚くべき感覚が湧いてくるのだ。
この基本的な洞察を忘れぬ限り、方向性と
目的の感覚を更新する不滅の技を私は
手にしているのだ、と感じられた。」

“「」内すべて
出典:「超越意識の探求」
     コリン・ウィルソン著
          松田和也 訳
          Gakken刊”

これは私たちが、超意識を手に入れようと
する時に行う、わりと一般的な方法です。
梵我一如というのはまた別の記事で説明
させていだこうと思いますが、私が
これまでの記事で紹介しているように
宇宙の無限のエネルギーは、自分の中に
内在しているという感覚です。その感覚を
身につけるために、ウィルソン氏は毎朝
の寝覚めの状態の時に、瞑想を行った
という事ですが、これは就寝前でも同じ
事で、眠る寸前または、寝起きのシータ波
やスローアルファ波の脳波の状態で、自分
の内なる無限のエネルギーを感じるように
努めるという事なのです。
そしていったんそれが身についたら、仕事
の合間に瞑想するだけでも超感覚を得られる
ようになったという事ですね。
この脳波の低い状態で習慣づける瞑想は特に
効果的ですが、ここでとても重要なのが、
自分自身の無限の宇宙エネルギーが内在
しているという意識なのです。このことが
完全に理解されていないと、この方法でも
覚醒する事は難しいでしょう。
要するに、そういう理解をするために、真理
について多くを知っておく必要があるという
事なのです。

今回ご紹介させていただいた覚醒方法は、
共通点があって、大体30分程度の意識の
集中で、その超感覚に入ることができる
という事です。
瞑想による私たちに馴染みの深い方法で、
超感覚が手に入るのは、よく知られた事
ですが、危機感による集中でもそれが
手に入るという事を私たちは経験していて
もすぐに忘れてしまうので、それが超感覚
を手に入れる方法だとは、あまり意識して
いません。コリンウィルソン氏によって
このように説明されると、なるほど確かに
これも超感覚を覚醒させる一つの方法だと
理解できるのです。
ただこの方法は、常に緊迫した状況に直面
しない限り、使えないという事も確かで、
その事について、コリンウィルソン氏が
方法を模索していたら、ある時その集中を
どこか新しい土地にでかけた時のドライブ中
など新鮮な感覚の時に試してみたら、やはり
30分ほどで超感覚を手にすることができる
ようになったという事なのです。
つまり新しい土地にいったり、新しい事を
体験しようとしている時に感じるワクワク感
というものが、そのような意識を喚起する
のに有効だという事を突き止めたという事
です。
このような神経や意識の集中による覚醒の
方法は、私たちでも簡単に経験できる事
なので、一度緊迫した状況や、ワクワクした
気分の時に試してみるといいと思います。

ではまた(^_^)

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前世記憶(転生)について その2

前回生まれ変わり事例を一つご紹介させて
いただきましが、そのような事例を
数千も調査して、裏付けとなるような証言
や証拠を集めてこられた
イアン・スティーヴンソン氏は、30年
以上も費やしたその調査のおかげで、
多くの重要な真理を得ておられたよう
です。
今回は、その事をマイケル・タルボット氏
の著書から引用してご紹介したいと思い
ます。
「」内が引用で、~は中略の意味
です。

「スティーヴンソンによると、過去世の
記憶を自然に思い出すことは、子供たち
の間では比較的よく見られる現象で、
このため、検討に値するケースの数は
彼とスタッフの調査能力をはるかに
越えているという。
子供たちが自分の「もうひとつの人生」
について語りはじめるのは、一般に二歳
から四歳の間のことで、その思い出が
詳細にわたることもよく見られた。
自分の名前、家族や友人の名前、どこに
住んでいたか、どんな家だったか、仕事
は何だったか、どんな死に方をしたか、
それに、たとえば死ぬ前にお金をどこに
隠したかという他人の知らないような情報
、あるいは殺人が関与していた場合には
誰に殺されたのかさえもがこの中に
含まれていたのである。
驚くべきことに、子供たちの記憶が
あまりに詳細なものであるため、
スティーヴンソンはそこに出てくる過去世
の人間を実際に追跡して調べ、彼らの
述べたことのほとんどすべてを確認できる
という事も頻繁に起きている。
スティーヴンソンは、子供たちを過去世で
住んでいた場所に実際に連れていき、見も
知らぬはずの街を、彼らが勝手知ったる様子
で案内し、自分の以前の家や所有物、
あるいは過去世での親戚や友人まで正しく
言い当てるところを目の当たりにしている
のである。~
~過去世で知っていた人間と一緒になる
ように生まれ変わることが多いこと、また
、その選択の裏にあるのは、いとおしさや
罪悪感、義務感であるというホイットンの
調査結果は、スティーヴンソンの研究でも
裏付けられている。~
~物質面での状況は、生まれ変わりに
よって大きく変化することはあるものの、
道徳面から見た行動、あるいは関心、能力
価値観などは同じままであることを彼は
発見している。
過去世で犯罪者であった人は犯罪行動に
惹かれていく傾向があるし、寛容であった
人は寛容で親切な人間であり続ける」
“出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
       川瀬勝訳 春秋社刊”

スティーヴンソン氏の研究は驚くべき、
詳細な調査が裏付けとなっているので、
もはや生まれ変わりを疑う余地はないと
いっていいでしょう。
もちろん我々の意識が、すべて転生を
経験するというわけではなく、その
意識レベルになければ、転生を経験
する事はありません。すでに人生と
いうものが、一つの意識のレベルでしか
ないと理解した意識や、高い意識レベルに
達した人は、また別のレベルでの意識の
領域を経験する事になります。
また逆に、過去世でとことん邪悪な意識に
染まった人などは、当然これまでご紹介
した地獄のような意識レベルに、自ら墜ちて
いき意識レベルによっては永遠に近いような
状態でそこに留まり続けなければならない
場合もあります。
ただとても大事な要素として、そういう
意識は、その人の存在全体を示している
というわけではないのです。
だから意識の存在する領域は、死後
どのレベルにも移行が可能なのです。
ただ地獄に墜ちるような意識に囚われて
いる人は、上昇のキーワードになる
ような愛情などの感情を発生させる、
意識エネルギーはほぼ皆無なので、
その場に居続けなければならなくなる
というわけです。
つまり意識のレベルすべてが、その人
全体を示しているので、肉体を離れれば
あらゆる意識の領域を経験する可能性
があり、しかもそれらすべての意識は
同時にその人のものとして存在して
いるということ。だから過去世の
記憶を持った人が、新しい肉体に
宿ったからといって、その人全体が
そのまま乗り移ったという意味では
なく、そのレベルにある意識だけ
が、その肉体に移行したという事
なのです。
だから霊が取り憑いたり、また去って
行ったりするようなこともあるという
わけなのです。
その場合肉体にある意識レベルには、
その霊の意識の部分だけがなくなり、
この世での経験をしている意識だけ
が残るという事なのです。
また過去世での行動や能力、関心、
価値観などを過去世から受け継いで
いると言う事は、その魂のような
意識により新しい肉体のDNAにその
情報が書き込まれているという事なの
です。
DNAはその人の能力や感覚、思考
や好みなどすべてに渡って影響を
及ぼすためですが、このことは、
DNAが親から受け継いだ遺伝だけの
プログラムではないという事も示して
いるのです。
(DNAが身体的特徴や能力などの
プログラムだけでないという事は
DNAの驚異の力編 まとめと再考 その1
でDNAのプログラムが思考
や感情にも影響を与える事を説明
しています)
そしてまたDNAは今生で新たに
書き加えられたり、書き込まれたり
していくので、過去世の記憶が失われ
たり、性質も変わっていくという事
なのです。
だからスティーヴンソンの調査でも
ほとんどすべての子供たちが、7歳
までには、その記憶を失い、性質も
能力も少しずつ今生での影響により
変わっていくという事が、明らかにされ
ているというわけなのです。
魂によってDNAに、書き込みがされる
という事は、前回の記事で、肉体的な
特徴まで、過去世を受け継いでいる証拠
を見ても明らかですが、そのような事例
を、スティーヴンソン氏は、何百例も
集めておられます。その事から
スティーヴンソン氏の得た真理について
は次回の記事でご紹介したいと思います。

今回は意識レベルの事についてお話しまし
たが、生まれ変わりの魂の選択に罪悪感や
義務感があるというのは、霊的に次元で
高い意識レベルにいきたくてもエネルギー
が足りない魂レベルの意識は多くあり、
やはりそのエネルギーを得るためには、
もう一度人生で、肉体に宿りその意識を
浄化させるように生きて行く必要が
あるためだと思われます。
この意識レベルの浄化という意味で、
前世記憶を研究していくと興味深い
事例が数多く紹介されているので、
それはまた別の記事でご紹介して
いこうと思います。

次回は、身体的特徴を過去世から引き継いだ
事例についてスティーヴンソン氏が得た真理
についてご紹介します。
では(^_^)

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意識と魂と思考 その4     かんたん未来実現イメージ


意識と魂と思考 その2やその3などで
思考が、未来を実現していると説明
しましたが、その具体的な方法として、
「視覚化」が有効だという事です。
確かに古来の修行者たちは、これを
訓練により、能力として身につけたよう
ですが、なんだか私たちから縁遠いものの
ようにも感じられる方もいるでしょうね。
でもこれって、今流行の引き寄せの法則と
同じものなんです。
要するにイメージする事が現実化するという
だけの事です。
ですが、みなさんそれをとことん信じて
毎日実践してますか?ほとんどの人が
ノーと答えるでしょうね。
それは、少し肩に力を入れてやろうとして
おられるからと、また複雑な方法を試そう
としているからだと思います。
もっと簡単で良かったのです。
確かに訓練や、瞑想などで、認識力も
イメージ力も高まり、未来実現の能力も
上がりますが、一般の人はそれだと
なかなか実践しようとはしませんよね。
それに日常の生活をこなす事や、仕事に
追われてそれどころじゃないと言う方も多い
でしょう。

今日は、そんな人たちのために、もっと
未来実現は簡単にできるものだという事を
説明したいと思います。
これには、努力も訓練も具体的な行動も
一切必要ありません。
ただやり方を覚えるだけでいいのです。
その事を再確認させてくれたサイトが
あるのです。
以前パソコンのブックマークに収めていた
のを昨日見つけたのですが、英語の記事
です。
実は、貴重な真理に関する情報は、ほとんど
が英語の記事だからです。
で今回そのサイト内容を参考にしてその
かんたんな未来実現の方法をご紹介したい
と思います。簡単にするために、大事な
言葉を「」で書いておきます。
あとでそれだけ読み返していただければ、
すぐに実践していただけるでしょう。

そのサイトは
WAKING TIMES
  How we create reality」
です。

つまり私たちの未来実現のかんたんな方法
とは、単にイメージを想像するだけです。
このサイトでは、デイ・ドリーム(白昼夢)
と呼んでいますが、それだとなんだかわかり
にくい方もおられるので、イメージの想像
または空想の方が簡単ですよね。
今回それを単にイメージングとしておきま
しょう。
つまり自分で映像をイメージするだけです。
なんとこれだけでいいのです。
これだけで未来は実現するというわけ
なのです。
でもこんなに単純な事なのに、なぜみんな
実践していないかと言いますと、単純
すぎるからです。

未来実現が簡単な事ではないと多くの人が
考えているから、単純な方法を示されても
「そんなわけない」と思い込んでしまって
いるのです。

引き寄せの法則の本などを読んで、確かに
イメージが未来を実現すると、説明して
いるのに、なかなかそれを習慣にはして
いないのが、現状だと思います。
それはいろいろ詰め込みすぎなんです。
単純な事を、複雑なイメージにしてしまって
いるので、面倒になってやらないという事
なのです。
それは単純な力が、逆に無限のエネルギー
を生み出すという事を、知らないから
なのです。
それはおまえやー!という人がいると思い
ますが、私の記事の内容が濃く、たくさん
の言葉を使用するのは、未来実現のため
だけでなく、高次元の意識を獲得するには、
真理に対しての正しい知識が必要だから
なのです。
また私の多くの記事は、私たちは、実は
宇宙全体のエネルギーを内包している
という事を説明しているのです。
これは真理ですが、また自分の正しい
イメージとして自信につながるのです。
自分が宇宙全体でもあるのだったら、
当然ですよね。つまり沸き起こってくる
イメージそのものにも変化が出てくるの
で、これも未来実現の役に立っている
のです。

そして今回は、日常の未来実現という、
いわばその能力の具体的な発揮という事で、
それなら単純な方法がいいという事なの
です。
単純な方法、つまりイメージの投影が、
未来を実現するという事をはっきりと
理解すれば、すぐにでもその力を発揮
できるでしょう。
その事をまず説明したいと思います。
実は、潜在意識は、宇宙全体の無限の
エネルギーと直結しているので、私たちは
常にそれとつながっているのですが、普段
その潜在意識を有効に使っていないのです。

ただし、潜在意識は常に力を発揮しています
私たちは、それを意識的にコントロール
していないだけだという事なのです。

「潜在意識が未来を実現している」

すでに私たちは、この能力を使って
いるのです。ただし、無自覚のうちに
という事です。

だからそれを自覚するようにしなければ
ならないので、上のように潜在意識が
未来を実現しているという事を理解して
おく必要があるのです。

先ほども説明しましたが、私たちの
潜在意識が宇宙全体とつながっていて、
また宇宙大でもあるので、当然未来もその
エネルギーによって創造されるという事を
私の神秘メッセージの記事の多くで説明
しているので、またご覧になっておいて
いただくのもいいかも知れません。

とにかく私たちは無限のエネルギーその
ものであるという事を自覚する事が、
最も大事なのです。

そこで

「私たちは、無限のエネルギーを所有
             している」

という事を、何度も意識しておいてくだ
さい。
もちろん最初のうちは信じられないかも
知れませんが、何度も繰り返して
自分に言い聞かせるのです。
必ず実感としてわかる時がやって来ます
から。

そして

「潜在意識は単純なイメージにだけ
             反応する」

です。複雑なイメージは逆に潜在意識を
混乱させて、現実にそれを投影する事が
逆に困難になります。
また私たちの使う言葉もむしろ潜在意識
にとっては、邪魔なものになります。
(もちろんイメージに直結するような
言葉は別ですが)

「イメージはできるだけ短く数秒くらい
               でいい」

ほとんどの人が長い時間をかければ、未来
実現の力が強まると、思い込んでいますが、
それは多くの雑念の侵入を許して、逆に
潜在意識の投影力を弱めます。
だから、数秒以下の短いイメージ、しかも
単純なイメージを心かけてください。

今回の具体的な未来実現の方法は、
これだけでいいのです。

ですが、実はもう一つ重要な事があります。
先ほどから、私たちは潜在意識と直結して
いて常にその力を発揮していると、いい
ましたが、なぜ私たちはいつでも自分たち
を困らせるような現実をいくつも経験して
いるのでしょう。
それは、無自覚な潜在意識として、私たち
の本来の無限の力を放棄してしまっている
からなのです。
そしてまたその放棄された潜在意識に
ネガティブな思考やイメージを、生まれて
この方ずっと刷り込み続けていたから
なのです。
潜在意識に善悪の判断はありません、ただ
意識された事を実行するだけです。
つまり私たちは、潜在意識にネガティブな
思考やイメージを刷り込み続けたから
こそ、それを無自覚のうちに勝手に
潜在意識が実行してくれているという
わけなのです。

実は、未来実現のためのもう一つの具体的
な方法として、

「すでに潜在意識に刻み込まれて、自動的
に投影しているネガティブイメージを、
潜在意識から追い出す」

というものがあります。そしてこれが
単純で短いポジティブイメージを投影
するという方法と同じく重要なのです。

このネガティブイメージは個人によって
様々ですので、その排除のために自分の
中に沸き起こってくるイメージを見つめる
事が大事です。そしてそれが思い浮かんだ
らそれを、絵的なイメージで消去または
黒で塗りつぶすなどをするというのが、
いいのです。
こちらのサイトの方法の方がわかりやすい
かな?

「悪いイメージをはっきりと思い浮かべて
それに黒い丸をして、バッテンの×をまた
黒でつける」

という方法です。
まるで漫画のようですが、これがまた
有効的なのです。
つまり

「イメージをイメージで消去する」

というのが大事なのです。言葉で
いかんいかんこんな事考えてちゃと
言葉で考えても、イメージは言葉を
理解しないので、何度も何度も繰り返し
実行するままなのです。
ですが、イメージの上で消去すると
潜在意識はそれに、素直に反応し、
ネガティブイメージを現実に投影しよう
とはしなくなるという仕組なのです。
このように私たちは自分の中にある
無限のパワーを持つ潜在意識を手なづ
ける事が大切なのです。

「無限のエネルギーを持つ潜在意識を
    単純なイメージで飼い慣らす」

つまりきちんとしつければ良いだけの
話なのです。
しつけが行き届いていれば、本来忠実な
潜在意識エネルギーは。私たちのために
素直に無限の力を発揮して、未来を望む
ように実現してくれるというわけです。

そして最後にもう一つありました。
潜在意識はあなたのものですが、同時に
みんなのものなのでもあるという事なの
です。
つまり潜在意識はすべてつながっている
ので、まわりの人々、人類全体の意識でも
ありますから、あなたの望むイメージが
その人々の潜在意識に取って、望まない
ものであれば、実現しません。

だから

「まわりを不幸にしたり、人々から幸福や
富を奪うようなイメージは実現しない」

という事なのです。

だから単純にあなたやまわりの人が豊かで、
健康で愛あふれる人生を望むという事で
あれば、それに反するものではないから
大丈夫です。
その具体的なイメージは当然、みなさんに
任せられています。
その原則が守られていれば、無限に自由に
イメージして良いという事なのです。

どうでしょう簡単です。
これだけで良いのです。
今回私がお伝えしたかった未来実現の
方法は、「」内の言葉だけなのです。
この事をよく理解していただいて、望み
通りの人生を歩んでくださいね(^^)/

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臨死体験者の言葉  その27      エベンさんの証言その9


前回、自身の分離意識から、絶対意識と
一体化できずに下降していき、泥の世界
に逆戻りしたエベンさんが、音楽に導かれて
高次元に上昇する方法を理解するように
なり、何度も泥の世界のような低次元の世界
と、高次元の世界を行き来できるように
なった事をご紹介しました。
今回では、長かったエベンさんの臨死体験が
終わり、肉体に戻ってくるまでの様子を
ご紹介しようと思います。

今回も「」内がすべて引用で、~からは
中略の意味です。

「どんよりしたミミズの目の世界にはまり
込んでいる事に気づくたびに、私は回転する
光体のメロディーを思い浮かべた。それが
ゲートウェイとコアの世界への門を開いて
くれた。・・・
・・・ところがゲートウェイの境界まで
やってきたあるとき、もうそこへ入れないと
いうことを悟らされた。高次元への入場券の
ようなものだった回転する光のメロディー
は、もはや私をそこへは受け入れてくれなく
なったのだ。
~私は悲嘆に暮れ、悲しみを募らせて
ますます暗い気持ちになり、その気持ちは
「実際」に降下するというかたちをとって
体験されることになった。巨大な雲を抜け
ながら、私は下へ向かい続けた。
周囲のあちこちからくぐもった声が
聞こえてくる。~
~私のために祈っていたのだ。
後になって気づいたことだが、その
中にはマイケル・サリバンとその夫人
ペイジの顔もあった。あの時点では
シルエットがわかっただけだったのが、
こちらの世界へ戻って言葉を取りもどして
から、サリバン夫妻であったことが、
はっきりと確認できた。マイケルは
物理的にも、集中治療室で何度も私の
ために祈っていてくれたのだ。
(ペイジは病室には来ていなかったが、
祈りを捧げてくれていた。)
祈りは私に力を与えてくれた。深い悲しみに
沈みながらも何も心配はいらないという
不思議な安心感があったのは、そのおかげ
だったのだろう。
天国は想像主オームの姿で自分と共にここに
ある。蝶の羽根に乗った女性という天使の
姿で、ここにある。それがわかっていた。
 帰路についていた私は独りではなかった。
そしてこれからは、決して独りを感じる
ことはないことも確信していた。~
~井戸を落ちながらどんどん近づいている
下の世界にも、自分には愛しい存在がいる
のだと気がついた。その瞬間まで、その
ことを完全に忘れ去っていたのだった。
 それに気づいた私は六つの顔に意識を
向けた。六つ目の顔が特別に際立って
いた。
それはなぜかとても懐かしい顔だった。
そう感じたときに、だれの顔かはわから
ないまま、恐怖と紙一重の圧倒的な戦慄
が駆け抜けた。自分はあの顔に必要と
されている。私を失えば二度とその傷
から癒やされず、喪失感に打ちのめされて
しまうであろう顔-天国の門が閉じられた
ときの私と同じ悲嘆にくれる顔。
その思いに応えないのは裏切り同然に
なる顔-。~
~それは内から生まれる恐怖ではなく、
六つの顔へのー特に六番目の顔への恐怖
だった。だれかはわからなかったが、
かけがえのない顔に違いなかった。~
~下界へ下りるという危険を冒して
自分のところへ戻ってくるように哀願
している。何を言っているのかは理解
できなかったが、その言葉は私には
下の世界にしがらみがあること、そこに
“足を突っ込んで”きたことを伝えている
のがわかった。
 私は戻らなければならないのだ。
そこには尊重しなければならない関わり
があるのだ。顔がいっそうはっきりと
してくるにつれて、その思いはますます
強くなった。すると顔も、もう少しで
判別できそうなほどになってきた。
 それは少年の顔だった。」
“出典:「プルーフオブヘヴン」
   エベン・アレグザンダー著
          白川貴子訳
          早川書房刊”

最後の少年の顔は、エベンさの息子さん
の顔ですね。
彼は、とうとう臨死体験から肉体に帰還
してきたのです。長かった。そう我々
の時間でこの臨死領域は測れないの
ですが、あまりにも詳細にわたって、
エベン・アレグザンダーさんが、体験を
この著書にまとめあげてくれているので、
今まで長い間集め続けてきた、臨死体験の
資料の中でも、圧倒的に詳しい描写
だと思います。
この詳しい描写のおかげで、本当に多くの
真理への貴重なヒントが得られたと思い
ます。このシリーズでそのヒントについて
一つ一つ解説をしていきました。

今回の最後のシーンも、やはりヒントが
つまっていたのです。

臨死体験が私たちの日常の意識と
つながっている事は、先の記事でも
書きましたが、この肉体に戻る描写には、
それがありありと理解できるように
なっています。
かんたんな図式でいえば、意識のレベル
の高さが、そのまま臨死体験での上下の
感覚で、我々の日常の生きている現実
は、臨死体験の(エベンさんの場合の)
最下層であった「泥の世界」から
さらにずーーっと下降していった場所に
あるという事なのです。
しかも悲嘆にくれながら。
なんと私たちが、生きていて肉体に意識
がある間は、そのとてつもなく低い位置
に意識があるという事なのです。
これで、臨死体験者のほとんどが、肉体
に意識がある間の方が、囚われていて、
臨死領域の世界とは比べ物にならない
くらい不自由だと感じたと証言している
事が、よく理解できますね。

またよく臨死体験者が、暗いトンネル
を通って、天界の場所のようなところへ
行ったと証言しているのも、エベンさん
が最後に下降しながら通ったところと、
泥の世界などの低い次元が、すべて
暗いトンネルとして感知されている
という事なのです。
これは臨死体験者の多くの人たちの意識
レベルが、「泥の世界」を経験しなければ
ならないようなレベルでは、なかった
という事も示しているのです。
多くの臨死体験者たちは、その状態を
スルーできたという事ですね。
臨死体験をして帰ってこれるような人
というのは、一定の意識レベル以上の
人たちである必要がありますから、
その低次元の状態を経験する事は、
なかったのだと思われます。

これは先にも書きましたが、エベンさん
が「悪い人」だからではなく、医者と
して科学者として、意識は物質から
生まれ、肉体そのものがその人の存在
そのもので、霊や魂などを一切認めない
概念と思考になっていたからなのです。
つまり現代の日本人の多くの人が、
これにあてはまっていますが、つまりは
「泥の世界」またはそういうレベルの
領域に死後向かう可能性が高いという事
なのです。
そしてエベンさんは、基本的に「良い
心」の持ち主であったから、上昇して
高次元の意識の世界へ行くことが、
できましたが、つまり逆に「悪い」
というか「邪悪なエネルギー」を
持つ人たちは、もちろん「泥の世界」
よりひどい「地獄のような世界」に
はまり込み、ほとんど永遠に出られない
状態になるのだという事です。
臨死体験者が口々に、肉体を離れれば
天界のような場所に行ったと証言して
いるので、その事を肉体が離れれば、
みんな許されると勘違いしてしまい
かちなのですが、とんでもない事なの
です。

次に書くことは重要です。
宇宙の実体は、意識なのですが、異質
なものは同化できないようになっている
ので、愛で表現される天界に邪悪な
意識は、自らの重みでいけないように
なっているという事なのです。
このことは、27年間も霊的領域を
体験したスウェーデンボルグ氏も詳細に
説明してくれていますし、臨死体験者の
中には、間違って地獄のような場所に
入りこんでしまった事を証言してくれて
いる人もいます。
これは、「臨死体験者の言葉その11     
 天国もあれば当然!?

という記事で紹介しています。
どういう心が邪悪かという事は、本質を
理解するような感性の人であれば、よく
わかっていただけると思いますが、心を
失ったような人であれば、そもそもその
判断は不可能かも知れませんね。
冷酷なサイコパスなんかは、そのまま
霊的には最下層あたりにいくのは
間違いないでしょう。
あースカッとしますねー(^_^)
そりゃそうでしょ、この世でどんなに
悪い事しても、最後は許されるなんて、
悪人が知ったら、さらに悪事を働きます。
愛情豊かな人がそれによって、命や権利
を奪われたり、不幸になっていく事を、
高いレベルにある意識が許すはずない
じゃないですか。
申し訳ないけど、「悪人こそ救われる」
という教えが正しくはないのは明らか
です。
これはもちろん中世のキリスト教の
世界観とは違います。
聖書に「悪人こそ救われる」と書いて
ますからね。
つまりそれに反する事や他にも独自の
霊体験から、教会の世界観に反する事を
スウェーデンボルグが言ったので、彼は
教会から異端扱いされたというわけなの
です。
ただ彼自身は、聖書の原点のラテン語から
の翻訳などを手がけるなど、生涯自分は
キリスト教信者だと、主張しています。
つまり教会の世界観と合わないという
理由ですが、もしかしたら聖書のラテン語
原典には、かなり真理をついた事や我々に
とってためになる事が、もっと多く書か
れていたのかも知れません。
つまり教会が自分たちの都合の良いように
書き換えている可能性があるという事
なのです。
彼が敬虔なキリシタンであると生涯言い
続けている事を考慮にいれれば、その
可能性が高いといえると思います。

そうそう、宗教的な事や、政治的な事
をいったらタブー扱いというのは、実は
その事で人々が、深く話し合いなどして
わかり合ったら、それぞれのジャンルで
騙せなくなるからです。
つまりは上の都合の刷り込みにしか
すぎないというわけです。

今大事なコンセプトをいいましたね、
「タブーとは、権力者の都合により
刷り込まれたものにすぎない」という
事です。

これよくよく考えたら分かる事なんです
けど、みなさんほとんど「考えない人」
になってしまっているから仕方ない
ですね。

さて最後のエベンさんの、肉体に戻る
直前の描写で得られたヒントは、まだ
あります。

下降していく過程で、エベンさんの
関わってきた人たちに出会うという場面
がありますが、家族に会うよりも上方で
自分のために祈ってくれているサリバン
夫妻に会っているという事です。
エベンさんを心から愛している家族より
も、当然愛情はあるけれども、他人で
あるサリバン夫妻の方が上だという事を
奇妙に思われるかも知れませんが、これは
理にかなっているのです。
宗教的な教えとは、全く関係なく、祈り
というのは、純粋に相手の魂のために
愛などの念を送ります。つまりそれが
エベンさんの意識にとっては、先に
感じられたという事なのです。
ですが、家族の場合は、エベンさんを
失う不安と、恐れも当然入り混じった
想念になるので、下にいたというわけ
なのです。
これは、説明すれば簡単な事だとわかり
ますよね?

次回からは、このエベンさんとアニータ
さんをはじめとする他の臨死体験者との
比較なども記事にしていきたいと
思います。
では(^_^)

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