インド占星術 結婚・人間関係を示す第7ハウスについて


前回の
インド占星術 敵や病・競争などを示す
第6ハウスについて

に続いて、今回は第7ハウスです。

ハウスの流れをまたまた掲載します。

「1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・
努力 → 4.人生の基盤を築く → 5.学習・
理想 → 6.障害や病 → 7.人間関係を築く
→ 8.悩む → 9.精神性に目覚める →
10.社会的な活動 → 11.達成 → 12.死
→ 1へ戻る」

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

この流れでいくと人間関係を示すよう
ですが、結婚、配偶者、ビジネスパートナー
などの意味もあるようです。つまり
自分にとって「重要な」人間関係だという
解釈でいいのでしょう。
まあ自分を示す第1ハウスと、対称の位置に
あるため、自分にとっての鏡という、
西洋占星術とここは意味が共通するよう
です。
ハウスの分類でいくとこの第7ハウスは、
二つのタイプに属するようです。
一つは強いハウスである事を示す
ケンドラハウス、もう一つは、死の
ハウスである事を示すマーラカハウス
という事です。
ただ死のハウスといっても、同じく
死のハウスである第2ハウスよりは、
凶意が弱いようですが。
ケンドラハウスとしても吉意は、最も
弱いという事のようです。
つまり自分に力がないから、助けてもらう
重要な他者が必要だという事でもあるの
でしょう。

ではいつものサイトから第7ハウスに
ついての説明を観てみる事にしま
しょう。

『』内が引用です。

7室
職(第6室)につくと、人間関係
(ビジネスパートナー)が形成され、
やがて人生のパートナー
(妻・夫・同棲相手)を欲するよう
になります。7室は、結婚、人間関係、
配偶者、ビジネスパートナーなどを
示します。
また、1室の対極、自分からもっとも
遠い室ということで、海外も示す。

結婚や配偶者を見る時、このハウス
と支配星をまず見ます。 7室支配星が
ドシュタナに入ったり、ドシュタナ
支配星が、7室に入ると、結婚に障害
が出やすくなる。
また、金星が7室に在住するのは、
理想が高くなり良くないとされる
(最近の研究結果では、あまり関係
ないとも・・・)
7室の支配星が6室在住で、ケートゥと
コンジャンクトしていると離婚する
ことを示す。
土星や太陽が入ると晩婚化。火星や
ラーフは結婚における障害を示す。
特に、火星の7室在住はクジャドーシャ
やマンガリクと言われ、結婚における
トラブルを示す(日本の丙午のような
もので、インドではクジャドーシャを
持つ人を伴侶にすると、その伴侶より
早く死ぬとか殺されるという迷信(?)
がある。また、火星が1室、2室、4室、
8室、12室も弱くださいクジャドーシャと
される。)
木星が7室在住は良い配置であるが、
木星が逆行して7室に入ると、結婚
しない場合が多いとのこと。

8室は生命を示し、その12番目の室
である7室は8室が失われることを示し、
マラカ(死)のハウスと言われる。
ケンドラの室であるが、マラカでも
あるため、ケンドラハウスの中では
吉意は低い。

7室の意味
(ウッタラカーラムリタより)
結婚。身もちの悪さ。好色な人。
勝利。女性に対する敵意。
道からはずれること。香り。花。
贅沢な食事と飲み物。 キンマ
[コショウ科の植物]をかむこと。
旅行。凝乳。忘却。衣服の獲得。
精液。夫。妻。生殖器。尿。肛門。
貿易。 ミルク。蜜のある飲み物。
スープを飲むこと。
ギー[バターミルク]を飲むこと。
贈り物。勇気の欠如。敵を滅亡
させること。 どこかにしまわれた
お金。論争。性的結合。養子。
外国。性的秘密。窃盗。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

なるほど、流れとしては、自分に
職があり、家族を養っていける
という事で、結婚相手を探すという
流れになっていたのでしたか。
そうなると、現在のような長期に
渡る不景気のおかげで、満足な
収入が得られない事で、独身の方が
多いという一面もあるような気が
してきました。まあしかし、これ
男性側からのみの視点ですよね。

結婚や配偶者を観るときまずこの
第7ハウスとその支配星を観ると
いう事です。
西洋占星術でもそような見方が
ありますが、第8ハウスの方が
運命の相手というような見方も
西洋占星術にはあります。
そして第7ハウスには海外の意味
もあるという事で、西洋占星術なら
第9ハウスの象意に当たったりなど
やはりインド占星術ならではの
独自の解釈が目立ちます。

やはり結婚には良くないパターンと
して、まあいろいろ上には説明
されています。
離婚するとかは、今の時代多い
ですが、その人たちがみんな
「7室の支配星が6室在住で、
ケートゥとコンジャンクトして
いると離婚することを示す。」
というような状態でなくても、
統計には興味がありますね。

また同じ様な意味で、
「7室支配星がドシュタナに入ったり、
ドシュタナ支配星が、7室に入ると、
結婚に障害が出やすくなる。」とか
「火星やラーフは結婚における障害
を示す。特に、火星の7室在住は
クジャドーシャやマンガリクと
言われ、結婚におけるトラブルを示す」
などもあって、よく当たるインド
占星術だけに、見逃せない関係
ですね。
私の場合、理想が高いというより、
自由が束縛されるのが大嫌いなので
独身である事を喜んでいますが、
世間によると「言い訳」だとか、
「モテない事にカッコつけてるだけ」
などというレッテルを貼られたりする
事、というか、雰囲気を押しつけられ
ます。そういう世間の固定された考え
からも自由になりたいという気持ち
がありました。
世間の考えを押しつけられる事にも
我慢がならないタイプだったのです。
道理で、世間の言わないような
事をくどくど記事にするわけですね。

また意味として「女性に対する敵意。」
や「道からはずれること。」というのも
重要な人間関係を示すハウスの意味
としてはふさわしくないように思え
ます。それに女性に対してって、
なんとなく男性上位の考え方なの
でしょうか?
道から外れる事が結婚というつながり
になると、なんとなく自分の応援歌
のように思えてくるから不思議です。
「自分道」を貫いているゆえの独身
です!・・・いいじゃあないですかー!

さてそんな能書きは、自分のラーシ
チャートを見てから語ればいい事
でしたね。
では私のラーシチャートが以下に
なります。

なんのことはない、第7ハウスに
凶星が入るでもなく、支配星の
水星が第10ハウスという最強の
ケンドラハウスにあるという事
で、結婚運は悪くないようです。
「ちっ、先天運のせいにしてやろうか
と思ったのに!」
あ、独り言を書いてしまいました。

よく観ると火星が第8ハウスにある
ので、結婚は不吉な、クジャドーシャ
というものに当たるという事で、
ほら、ちゃんとその事を感じ取って
独身を貫く事にしたに違いない!

みなさんも結婚や大事な人間関係を
示す第7ハウスについて、観てみられる
と良いでしょう。
ご自分のラーシチャートは以下の
リンクで調べられます。
Jyotish-ONE Chart 入力フォーム

では次回は第8ハウスについてに
なります。

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
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インド占星術 敵や病・競争などを示す第6ハウスについて


前回の
インド占星術 子ども・教育・恋愛などを
示す第5ハウスについて

に続いて、今回は第6ハウスです。

ハウスの流れをまたまた掲載します。

「1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・
努力 → 4.人生の基盤を築く → 5.学習・
理想 → 6.障害や病 → 7.人間関係を築く
→ 8.悩む → 9.精神性に目覚める →
10.社会的な活動 → 11.達成 → 12.死
→ 1へ戻る」

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

この流れでいくと障害や病という事
ですが、他にも敵や競争またはペット
などという意味もあるようです。
なんだかペットだけ違和感あり
ますが、とても気に入らない感じの
ハウスですね。
カテゴリー分けでいくとこの
第6ハウスは、ドゥシュタナハウスと
呼ばれるもので、困難や不運を司る
そうです。どうりでおもしろくない
象意であるはずですね。
ここに惑星が在住すると困難を
もたらすという事です。
ただし凶意はこのドゥシュタナハウス
の中で、一番弱いようです、それだけ
が救いですが、その順番は以下の
通りです。
第8室>第12室>第6室

ではいつものサイトから第6ハウスに
ついての説明を観てみる事にしま
しょう。

『』内が引用です。

『6室 (アリ・ハウス/敵の室)
教育(第5室)が修了すると、
キャリアが始まり、健やかな健康作り
の段階に入る。また、それと同時に、
病気、敵対、借金の問題も生じる。
そのため、6室は敵、争い、競争、
病気、トラブル、労働、奉仕などを
示す。

6室はドシュタナ、かつウパチャヤ、
トリシャダで凶のハウスです。
ラグナロードが6室に入ったり、
6室支配星が1室に入り傷ついている
と健康に問題が生じやすい。
6室は競争や争いを示し、3室と同様に
凶星が入る方が望ましいとされ、
敵に打ち勝つという象意が生じる。
6室の強い人はスポーツ選手や
ギャンブラー、弁護士に向いています。

また、6室は7室から12室目で、
人間関係が失われると争いが生じる
ことを示しています。
10室が6室に絡む場合・・・病気の
象意より、医者や看護師、奉仕より、
サービス業、労働より、ハードワーク、
競争・争い・敵より、スポーツマンや
弁護士などになる。単に職業上の
トラブルが多発することをしめす
場合もあり。

母親を示す4室から3室目(弟妹)で、
母型の叔父・叔母を示す。またペットも
6室が示す。

6室の意味(ウッタラカーラムリタより)
病気。障害。ケンカ。母方の伯父。粘液。
汗腺。残忍な行為。精神異常。腫れ物。
敵。憎しみ。欲深さ。疾病。負傷。 性病
(淋病)。食べ物。疲労。借金。中傷。
敵の力。消費。熱。潰瘍。精神の落ち
込み。怒り。人との対抗意識。 絶え間
ない目の病気。施し物を受ける。
時期外れの食事。学習の損失。従兄弟。
血縁者。取得。種族。毒。拘束。腹痛。
自身の名誉を守ること。泌尿器の病気。
赤痢。叱責。奴隷。泥棒。災難。監獄。
兄弟との誤解。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

病気や障害だの、困難なハウスのカテゴリー
が重なってるだのと、さんざんびびらせて
くれてましたが、解説を読んでみると、
そんなにとことんやばいというものでも
なさそうに思えますね。
この第6ハウスに凶星が入ると、逆に
望ましく、相手に打ち勝つという象意が
得られるそうです。
しかし、やはり第6室の支配星が、自分
自身をあらわす第1室に入ると、健康に
問題が生じやすいという事です。

また10室が6室と絡むと、医者や看護師、
スポーツマンや弁護士というように良い
意味にもなるようです。
この絡むというのは、たとえば、6室の
支配星が10室に入ったり、逆に
10室の支配星が第6室に入ったり、
また6室か10室在住の惑星が、相手の
室に対してアスペクトを形成したり
するというような意味になります。

にしても、第6室の意味には、結構やばい
ものが多いようで、残忍行為、精神異常、
毒、奴隷、監獄など、やっぱり関わり
たくないハウスではあります。

あとおそらく、パッと見わかりにくい
と思われるのが
「6室は7室から12室目で、人間関係が
失われると争いが生じることを示して
います。」
これは私もちんぷんかんぷんだった
ので、熟練者の方に質問させて
いただくと、7室というのは、
ビジネスパートナーや結婚相手など
の人間関係を示すハウスで、その
第7室自身も含めて数えて12室目
にあたるのが、この第6室です。
12室目というのは、もとの室の
象意の「損失」を意味するそうです。
この場合第7室の象意の損失を意味
するらしいので、人間関係が
失われるという意味になるそうです。
なんとなくわかりますね、こういう
働きが、第6室と第7室の絡みには、
あるというくらいを、ここでは覚えて
おいたらいいと思います。

では私のラーシチャートで観て
いきましょう。

たぶん良かったですね、在住している
惑星は、ありませんでした。
あと第10室に在住しているのは太陽
と水星なので、火星と木星と土星
以外の天体は、対角線しかアスペクト
しません。
なんだ全然関係ありませんね。
そうそう一つだけありました。
第6室の支配星でしたね。第6室は
牡牛座なので、金星が支配星です。
金星は、第9室に在住しているので
大吉です。となると第6室は
強いという事なので、スポーツ選手
や、ギャンブラー、弁護士などに
なるという事ですが、なって
いません。ただしっかり目指せば
スポーツ選手にはなれたと思います。
弁護士は絶対無理でしょう。まず
意外に思われるかも知れませんが、
自分の興味のない難しい本を読むと
瞬間的に熟睡してしまうという体質
なので、無理なのです。

みなさんもご自分のラーシチャート
で見てみてくださいね。
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では次回は第7ハウスについてに
なります。

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インド占星術  子ども・教育・恋愛などを示す第5ハウスについて


前回の
インド占星術  家や土地など生活の基盤
を示す第4ハウスについて

に続いて今回は、第5ハウスです。

ハウスの流れをまたまた掲載します。

「1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・
努力 → 4.人生の基盤を築く → 5.学習・
理想 → 6.障害や病 → 7.人間関係を築く
→ 8.悩む → 9.精神性に目覚める →
10.社会的な活動 → 11.達成 → 12.死
→ 1へ戻る」

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

この流れでいくと、子どもの理想や
学習、また理想の恋愛という事に
なります。

また第5室はトリコーナハウスと
いって、最も吉意の強いカテゴリー
のようです。
吉意の大きい方から
第9室>第5室>第1室という事
です。

ではいつものサイトから第5ハウスに
ついての説明を観てみる事にしま
しょう。

『』内が引用です。

『5室 (プトラ・ハウス/子供の室)
生活の基盤が整ったら、次はいろいろな
ものを“創造”します。子供と教育、
そして趣味の追及と恋愛です。第5室
には伝統的に、幼・青年期においては
教育を意味し、成人・中年期には子供を
意味し、壮年期以降は精神的な鍛錬
(修行)を意味します。

5室は、人間関係においては子供を
示しますが、子供運が良くなるため
には、5室や5室支配星、子供のカラカの
木星が傷つかないことが大事です。
特に5室や5室支配星に火星のアスペクト
があると不妊の傾向。また、5室支配星が
4室に入るのは、ラージャ・ヨガでは
あるが、子供運は悪くなります。
(5室から12番目で、5室の象意を
失うことになる。)また、子供運には、
木星から5室目も重要となってきます。

5室の意味(ウッタラカーラムリタより)
子孫。父。宗教の功罪。大臣。良い性格。
機械的な芸術。精神。学習。胎児。差別。
傘。物語。縁起の良い招待。衣服。
大きな計画。父方の財産。直感。
妻から得る幸運。高級売春婦との
つながり。威厳。偉大さ。秘密。
礼儀正しさ。 ジャーナリズム。
福祉。友情。作詩。胃。仕事の引き受け。
マントラを唱えること。稼いだ富。
食べ物の恵み。知恵。 熟考。収入を
得る方法。労働。祝い事。学識。
世襲。聖職。 』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

第5ハウスが子どものハウスなので、
やはり、子供運を司り、それについて
の説明をしています。
第5室や、第5室支配星についての
象意また、子供のカラカである木星が
大きく関係するようです。
ここでまたなじみのない言葉が出て
来ました。カラカという言葉です。

調べてみると、インド占星術では、
惑星は表示体(カラカ)の役割を
担うという事です。。

カラカには三つのタイプがある
ようですが、木星が子供のカラカ
というような言い方もあるらしい
です。

つまり木星が傷つく、つまり凶意
の強い惑星とアスペクトしたり、
木星の入るハウスが凶意が強かったり
するという事で、傷つくと、子供運が
悪くなるという事のようです。

なんだかネガティブな象意もはっきり
と出てしまうところに、インド占星術
の良さもあれば、怖さもありますね。
鑑定では、はっきりと言わない方が
良い場合もあるでしょうから。

また年齢によって意味が変わるという
のも面白いですね。
「幼・青年期においては
教育を意味し、成人・中年期には子供を
意味し、壮年期以降は精神的な鍛錬
(修行)を意味します。」

という事です。成人・中年期に子供を
意味するというのは、子供の特性
である自由な意識で、恋愛や創造、
趣味などを表すという事なのでしょう。

第5室の意味の中に、やはり
高級売春婦とのつながりとあるのも
やたら具体的だし、特殊な感じに
思えます。おそらく趣味の追求など
から、そういうものが出てくるの
だとは思いますが。

また長いので省略しましたが、
第5ハウスの影響についてかなり
詳細に説明しています。
気になる方は、是非上のリンク先
からその詳細をご覧ください。

では私のラーシチャートで観て
いきましょう。

まず5室にラーフという凶星が入り
まずが、第5室はトリコーナハウス
という事なので、ラージャ・ヨーガ・
カラカとなって吉星扱いになるよう
です。またこの第5室に凶星の
アスペクトはないようです。

そして第5室は牡羊座なので、支配星
は火星です。火星自体は凶星ですが、
それが傷ついているという意味でも
ないようです。

このように子供運は悪くないよう
ですが、省略した詳細な説明の中に
支配星が6、8、12室に在住
すると子供がいないというのは、
当たっていました。私の第5室の
支配星火星は第8室に在住している
からです。

なるほど、やはり詳細に当てていく
事ができるようですね。

そしてさらに子供のカラカである
木星は、第8室にあって、
ドシュタナハウスといって困難や
不運と関係するようです。そして
またこの木星は土星とアスペクト
しているので、かなり傷ついて
いますが、木星は蟹座の5度で
高揚しているので、その吉意が
どれほど、凶意を軽減しているか
という事は気になりますね。
まあ子供がいないので、子供運
をそもそも気にする事は、あり
ませんが、以上のような調べ方を
するようです。

まてよだから子供がいないのか💦

みなさんもご自分のラーシチャート
の第5室で、調べてみるといいかも
知れませんね。

ご存知ない方は、無料でご自分の
チャートを以下のリンク先で、
調べる事ができます。
Jyotish-ONE Chart 入力フォーム

では次回は第6ハウスについてに
なります。

クリックしていただいた方本当に
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インド占星術  家や土地など生活の基盤を示す第4ハウスについて


前回の
インド占星術 努力や兄弟をあらわす
第3ハウスについて
に続いて
今回は第4ハウスになります。

ハウスの流れをまたまた掲載します。

「1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・
努力 → 4.人生の基盤を築く → 5.学習・
理想 → 6.障害や病 → 7.人間関係を築く
→ 8.悩む → 9.精神性に目覚める →
10.社会的な活動 → 11.達成 → 12.死
→ 1へ戻る」

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

このハウスの流れでいくと、今回の
第4ハウスは、「人生の基盤を築く」
とあり、わりとベースになる重要な
室のようです。

確かにケンドラハウスという強い
影響力を持っているハウスなので、
ここでの象意は人生に大きく影響
しそうです。

説明では男性血族の室としながら、
象意では母が出てくるところなど、
なんだかよくわかりません。
ただ男性の親類ともあるので、それが
男性の血族という意味なのでしょう。

ケンドラハウスの一つとして、吉意が
ありますが、他のケンドラハウスと
比べての順列は
吉意の強さは、
第10室>第4室>第1室>第7室
という順番なので、これでいくと
第10室に続いて二番目に吉意が強い
ハウスのようです。

ではいつものサイトから第4ハウスに
ついての説明を観てみる事にしましょう。

『』内が引用です。

4室 
(バーダヴァ・ハウス/男性の血族の室)

4室は位置としては地下となり、
プライベートなことにかかわる室です。
象意は主に 、安定・幸福・家庭・建物・
快適性(家・車・土地)出生地を
示します。主に生活の基盤になるものの
象意となります。4室に吉星が入るなら、
乗り物や家などにおいて、快適・贅沢な
暮らしができるでしょう。
4室やその支配星が10室関連と絡むと、
不動産や建築業とも関係しやすくなります。
4室は出生地も表しますので、4室支配星が
3室や12室に入ると、出生地から離れて
暮らしたり、引越しの多い相となります。
同様に4室に火星などが入ると、家庭の
トラブルや生まれた土地の居心地が
悪くなり、こちらも出生地を離れて
暮らすことが多くなります。
また、高度な教育(大学など)は
5室が示しますが、基盤となる義務教育は
4室が示すと言われます。また、人間関係
では母親を示します。4室を1室と見て、
母親を占うことも出来ます。

4室または支配星が傷ついていると、
上記の象意になんらかの障害がある
ことをあらわします。例えば、
4室に火星が入ると、威圧的な母親、
母親や家庭でのトラブル、
建築系への興味、出生地を離れる
などの象意が出ます。4室が12室関連と
かかわると、引っ越しや海外生活、
快適性の欠落(貧困)などの意味も
生じます。また、金星、月は4室で
方位の強さ(ティグバラ)を得ますが、
一般に月の4室在住は、母親が苦労すると
言われています(同象意の組み合わせは、
あまり相性が良くない。※7室金星、
5室・11室木星なども)。 また、
トランジットでは、土星が4室を通過する
時をダヤといい、快適性や平安が
失われやすい時期と言われます。

4室の意味(ウッタラカーラムリタより)

教育。王国。家。乗り物。オイル風呂。
母。友人。親類の男。カースト。衣類。
井戸。水。ミルク。幸福。香水。 人気。
効き目のある薬。信頼。嘘。教壇。勝利。
汗。農業。野原。井戸や庭の設置。
母方の親戚。論理的思考力。父。 妻。
財宝の蓄え。富。大邸宅。芸術と建築。
新居。結論。性格。きらめき。父方の
財産。アンブロージア
[不老不死の食べ物]。 盗品が隠されて
いる場所の手がかりを得る方法。蟻塚。
ヴェーダ[インドの聖典]。水牛。牡牛。
馬。象。湿った土地。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

これで観ていくと第4ハウスは家とか
土地、幸福、出生地、快適さから
車なども意味しています。
ここに吉星が入ると、乗り物や家
などにおいて贅沢な暮らしができる
という事です。
後でも観ますが、私はここに最凶の
土星が入ってますね。
ただ車はあるし、家も快適ですが
何か他の事でマイナス面でもある
のでしょうか。
第4ハウスには土星が入る事よりも
火星が入る事で、威圧的な母親とか
家庭でのトラブルにつながるという
事です。
確かにそれはありません。
また第4ハウスに月が入っても
母親が苦労するという象意がある
ようで、これは相性もあるようですが、
やはり月にはネガティブなエネルギー
があるという事を裏付けているようにも
思えます。
にしても象意にオイル風呂とか、私たち
には縁遠いようなものも、インドの古代
の文化ならではのものもあります。
もちろんカーストという象意なんかも
そうですね。

さらに第4室の詳細な働きもこのサイト
には書かれていますので、それは省略
しますが、また参考にされると
いいでしょう。

ただ一つだけ自分のラーシチャートに
関係のある部分がありましたので、
あとで引用させていただきます。

では私のラーシチャートで観て
いきましょう。

確かに第4ハウスは、土星が
入っているので、家や建物について
贅沢な暮らしはできていない
かも知れませんが、しかし快適です。
この謎は簡単に解けました。
第4ハウスは魚座なので、魚座の
支配星木星が第4ハウスの支配星
という事です。まずここで支配星が
吉星です。そして私の木星は第8
ハウスにあり、第4ハウスと
アスペクトしていますのでその吉意
もあります。さらに第10ハウスの
ケンドラにも吉星の水星があり、
さらに高揚していて、この水星も
第4ハウスとアスペクトしている
ので、どうやら第4ハウスの土星
の凶意をほぼ取り除いてくれて
いるようです。だから大きな家では
ありませんが、家はとても快適だと
いう事でありがたい限りですね。

あとさきほどいってました詳細な
働きのところで、関係の深い要素を
引用してきますね。

『BPHSのChapter 15.には、
4室についてのことが載っています。
ちょっと抜粋してみます
(訳が正しいかは自信がありません
第4の室の影響

2. 住宅快適にするもの:
4室がその支配星、または、
アセンダントの支配星によって
占められるか、吉星によって、
アスペクトされているならば、
住居における快適性(贅沢品)
を所有しているでしょう。』
“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

なやるほど私のアセンダントの
支配星は木星なので関係は
ありませんが、吉星である木星と
水星でアスペクトされているので
やはり住居における快適性を
所有できるという事ですね。

今回のはわかりやすかったです。
みなさんもご自分のラーシチャート
で、調べてみてくださいね。

では次回は第5ハウスについてに
なります。

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インド占星術 努力や兄弟をあらわす第3ハウスについて


前回の
インド占星術 富や家庭をあらわす
第2ハウスについて

に続いて今回は第3ハウスに
ついてになります。

ハウスの流れをまたまた掲載します。

「1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・
努力 → 4.人生の基盤を築く → 5.学習・
理想 → 6.障害や病 → 7.人間関係を築く
→ 8.悩む → 9.精神性に目覚める →
10.社会的な活動 → 11.達成 → 12.死
→ 1へ戻る」

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

このハウスの流れでいくと、今回の
第3ハウスは、「訓練・努力」という
意味になります。
また最初のハウスについての記事
インド占星術・室(ハウス)について 
「グループによる分類」
では「趣味」年下の「兄弟・姉妹」
という意味もありました。

そして第3ハウスは、ウパチャヤハウス
という事です。
ウパチャヤハウスというのは、最初は
困難がもたらされますが、それを克服
していく努力によって、改善して
いくと言う事で、まさに努力のハウス
だといえます。

その凶意の程度も
第11室>第6室>第3室という順に
なるようですので、第3ハウスは最初の
困難もそれほど大きなものではない
という事になりますね。
つまり努力次第でいくらでも良くなって
いくものを象徴しているという事です。

では第3ハウスについての説明を引用
させていただきましょう。

『』内が引用です。

3室(サハジャ・ハウス/兄弟の室)
お金を得るためには働かなければいけません
(労働)。勇気や努力も見せなければ
いけません。このような努力は、伝統的な
社会にあっては“兄弟”の協力を得て初めて
可能となります。ですから、第3室は、
労働、トレーニング、勇気、努力、兄弟
(←年下)を意味します。また、
2室の“声”から発展し、コミュニケーション
や様々な“表現”の室でもあります。

 ・言葉による表現→コミュニケーション
 ・文字による表現→文筆・情報発信
 ・音による表現→音楽
 ・体による表現→ダンス

などの象意が3室にあります。
3室や3室支配星が、5室支配星と絡んだり、
金星・水星・木星などと絡むと、それに
対応した芸術的・文化的な才能が発揮
される傾向があります。3室は趣味の
室ともされます。
また表現・コミュニケーションより、
社交性を表す室となり、金星などが
入ると、社交的(←特に金星は異性に
ついても)になります。うちゃ氏の
ブログによると、社交性を表すこと
から転じて、浮気を示す室としての
見方もできるとのこと。

また4室は出生地・ホーム・安定
などの象意があり、3室は4室から
12室に在るため、4室の象意を失い、
「旅」「移動」「不安体」などの
象意も出て来ます。1室支配星や
4室支配星が3室にいくと、出生地を
離れたり、引越しが多くなったり
する傾向があります。7室支配星が
3室に入ると、恋愛が一人の人と
長く続かなかったり、結婚生活が
不安体になったりします。

また、第3室には、吉星よりも凶星が
在住する方が良いとされています。
理由は2つあります。ひとつは、
凶星は重労働を意味します。
もうひとつは、第3室は凶のハウス
(ウパチャヤ、トリシャダ:
3,6,11室)の1つとされており、
凶のハウスに凶星があることによって、
凶意が2重否定され、結果的に凶意は
相殺されると考えます。

下の兄弟(弟・妹)を示す室ですが、
木星と火星が3室にアスペクトしたり、
コンジャクトすると、兄弟ができます
(←火星・3室支配星が傷つかないこと
が条件)。また、金星が入ると兄弟に
女性が多くなります。また、木星が
入ると兄弟は多くなり、水星が入ると、
兄弟は少なくなる傾向。

〔兄弟姉妹がいることの約束〕
1. 火星(7木星)と3室の支配星が、
3室にアスペクトしているなら、
兄弟姉妹がいます。
2. 一方、火星と3室の支配星が
傷ついていたり、悪い場所に位置
しているなら、兄弟姉妹が生まれる
可能性は減ります。
3. 3室に男性惑星の方が多い場合。

3室の意味(ウッタラカーラムリタより)
勇気。兄弟。戦い。耳。足。行路。
神聖な場所。精神の混乱。天国。
悲しみを引き起こすこと。夢。兵士。
勇敢。 親類縁者。友人。動き。のど。
おいしい食べ物。財産分与。力。
装飾品。美徳。学問を学ぶ喜び。
スポーツ。取得。 身体の成長。
高貴な家系。使用人。手の親指と
人さし指の間の部分。小さなボート。
大きな約束。宗教的義務。

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

まずは、この第3ハウスに、社交性
やコミュニケーションの象意がある
という事でいえば、西洋占星術の
第3ハウスの意味とリンクする事に
なりますね。

前回の第2ハウスでの言葉による表現
というのは、相手がいるかどうかに
関わらないもののようです。
そしてこの第3ハウスの言葉での
表現は、相手がいる状態での
コミュニケーションという事で、
つながりますが、微妙に意味が
変わりました。

それにしても上の解説では、兄弟が
いるかどうかが、この第3ハウスの
働きで、わかるという事です。
しかもとても細かく具体的にわかる
ようになっていて、このあたり
が、さすがはインド占星術ならでは
のものかなと思います。
これは、後で私の出生図でも確かめ
にられますね。私には兄がいますので。

また第4ハウスに「安定」「ホーム」
という意味があって、その第4ハウス
から、自身を含めての12室目にあたる
第3室は、それを失うという意味に
なるという事です。
つまり「不安定」「移動」などの意味
になるという事ですが、つまり一つ
手前の位置にあるハウスは、その象意
を喪失するという意味になるのだ
そうです。

最後に3室の意味が列挙されています
が、学問を学ぶ喜びとあるのは、
西洋占星術の第3ハウスの支配星が水星
で同じく知性や学びを示しているので
リンクしています。
また小さなボートというのは、不安定さ
を暗示しているかのようでもありますね。

さてでは私の出生図つまり
ラーシチャートを観てみましょう。

3室には凶星が入ってくれると
凶意が相殺されるという、
ありがたさがありましたが、
第3室には全く惑星は入って
いませんでした。
ただ私の第3室は水瓶座なので
支配星が土星という事になり
凶星なのですが、支配星は、
この相殺に関わっているの
でしょうか?相殺してくれてたら
うれしいですね。

支配星土星が5室支配星や金星・
水星・木星と絡むと、それに対応
した、文化的・芸術的才能が
発揮されるという事なので、少し
期待したいですね。

3室の支配星土星に対して、
5室は、牡羊座なので支配星は
火星という事になります。
つまり5室の支配星はアスペクト
もしていないので関係なしです。
しかし、木星と水星と太陽が
この土星とアスペクトしている
ので、そのジャンルでの
文化的・芸術的才能が発揮される
という事です。
おーこれはうれしい!

えーと水星だからやっぱり言葉
による才能ですね。木星は占星術
とか、哲学など精神的な事、
そして太陽は権力や政治に関する
事でいえば、まさにぴったり
だという事です。

ごめんなさいオレ自慢になって
しまってますよねー。
ですが、第1と第2ハウスで
結構いじめられてきたので、
これくらいは喜ばせてください。

待てよその才能、支配星土星の
影響もあるのか?💦

さて最後に私に兄がいる事を
インド占星術が当てられるか?
ですね。

えーとややこしいですが、
「〔兄弟姉妹がいることの約束〕
1. 火星(7木星)と3室の支配星が、
3室にアスペクトしているなら、
兄弟姉妹がいます。」
という事なので、
どれか一つでもアスペクトする
という事でいいなら、火星が
第3室とアスペクトしているので
合っている事になりますね。

さすが、具体的に当ててくる
インド占星術でしたね。

では次回は第4ハウスについてに
なります。

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インド占星術 富や家庭をあらわす第2ハウスについて


前回の
インド占星術 自分自身をあらわす
第1ハウスについて

に続いて今回は第2ハウスに
ついてになります。

ハウスの流れについては、
インド占星術・室(ハウス)について 
「グループによる分類」

でも説明しましたが、もう一度掲載して
おきますね。
(ハウスについての上の二つの記事の
リンク先のページ間違えてましたので
修正しておきました(^_^;))

「1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・努力 →
4.人生の基盤を築く → 5.学習・理想 →
6.障害や病 → 7.人間関係を築く → 8.悩む
→ 9.精神性に目覚める → 10.社会的な活動
→ 11.達成 → 12.死 → 1へ戻る」

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

これでいくと第2ハウスは、家庭と衣食
という事で、しかも富を示すとも
ありましたので、超大幸運なハウスの
ように思えます。

ですが、今度はハウスのグループ分けで
いくと、第2ハウスは
「マーラカハウス」といって、
第7ハウスとともに「死」のハウスと
いうタイプなのだと言います。

なんじゃそらー(^_^;)

なんで富や家庭が死のハウスなんだー
(^_^;)。
確かに生命として生まれ出るのは
まず家族からという意味でいえば、
死は、その血筋に回帰するという
事なのかも知れませんが、なんだか
よくわかりません。

それと富や衣食というのは生きる
ために必要なものですが、それは
生命がカルマを体現するためのもの
だから凶という事なのでしょうか?

全く意味はわかりませんが、凶意は
なんと第7ハウスより第2ハウスの
方が強いという事です。

要するに出生チャートのラーシ
チャートでの基本的な第2ハウスは
富や家庭を示すので、良い象意に
なるようですが、ダシャー期など、
人生での時期に巡り合ったり絡んだり
すると、病気や死期に関わるという
事だそうです。

一応その解説をもう一度引用して
おきますね。

マーラカハウス
 
死・病気に関わるハウスです。第2室、
第7室が相当します。7室は、生命を表す
8室から12室目(損失)、2室は生命を表す
8室からさらに本質の8番目の室(=3室)
から、12室目(損失)で、それぞれ、
死を表すとされます。このハウスが絡む
ダシャー期に病気の時期、死期等が表示
されます。

凶意の強さは、2室>7室になります。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

ダシャーについては、またしっかり
記事にしていきたいと思っております。

さてその第2ハウスの解説をこれまた引用
させていただきますね。

『』内が引用です。


2室 (アルタ・ハウス/富の室)

身体を維持していくためには、食べ物、
衣服、お金(収入)が必要です。生活の
基盤となる「富」の室です。最初は両親
から与えられますが、後に自分自身で
調達しなければなりません。ですから、
第2室には、家庭という意味もあります。
その他、言葉やスピーチもこのハウスの
象意です。このハウスに火星が在住
すると悪口をつきやすく
(声もでかくなる)、土星が在住すると
嘘をつきやすくなる反面、木星が在住
すると良い言葉を話す傾向があると
されています。また金星が入ると
美声だったり、歌がうまくなったり
します。
同様に、口の象意から、食べることも
示します。以下のような感じになります。
 
・火星→大食家、または辛いものが好き
 ・土星・ケートゥ→小食   
 ・ラーフ→酒飲み   
 ・金星→美食家   

また、2室は顔を示すので、吉星が入ったり
アスペクトがあると容姿が良くなりやすく、
逆に凶星は悪くなり安い傾向にあります。
また、体の部位では「目」という象意も
あり、目の病気は2室で見ます。
また、生命の本質を示す8室から8室目が
3室になり、その一個手前はその象意
(生命)を失う意図して死(マーラカ)の
ハウスとも言われています。この星の
時期には、健康問題や死に関することが
おきやすいとされます。
マラカの強さとしては
  
2室支配星>7室支配星>2室在住の星
>7室在住の星
の順番になります。

2室の意味(ウッタラカーラムリタより)

演説。富。宗教的伝統の信心。他人への
助力。
爪。食べ物。真実と嘘偽。舌。目。衣服。
ダイヤモンド。銅。宝石。 真珠。熱意。
人為的な調合。家族。貿易と商業。寛容。
収入を得るための産業。お金。援助。
友人。栄光。欲深さ。 雄弁。学習。
金。銀。とうもろこし。謙遜。鼻。
精神の安定。個人の付き添い。
行き来。快活。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

なるほど出生図のラーシチャートでは
第2ハウスは身体つまり生命を維持
するためのものを示しているという
事で、逆に時期として関わる時には
死を司るという事のようです。

生命を維持するためのものとして、
衣食や富、そして家庭があるという
事です。

そしてまたスピーチや口も表すと
いう事です。
西洋占星術では、第2ハウスは
牡牛座が担当していて、スピーチ
という象意がありませんが、
第3ハウスが双子座の担当なので
まさに、コミュニケーションを
表しています。

これはインド占星術が、天体の本来
の配置に従って、修正できている
事で、西洋占星術での天体の
配置より、23~24度ほど前に
ズレた配置となっているという事
に関係しています。
つまりその事を考えれば、西洋占星術
の双子座のコミュニケーションつまり
スピーチが、インド占星術での
第2ハウスに象意としてあらわれて
いるのが自然という事になるのです。

(ただサビアンシンボルの場合は、
エリス女史が、西洋占星術のサインと
度数でチャネリングしているので、
意味はそちらに合っているので
このままで良いとは思いますが)

さてなんとなく第2ハウスの象意に
ついては理解できた感じなので、
私の出生図つまりラーシチャートを
観てみましょう。

私の第2ハウスに在住している
惑星はないようですね。どうりで
金運が特に良くもないというのは
ここから来るのかも知れません。
ただスピーチという事でいえば、
ほっといても永遠に会話してしまう
ような私の性質は、第2ハウスに
在住する惑星がないので、なにか
が関係しているのでしょう。

そうそう支配星も観るのでしたね。

第2ハウスは山羊座に当たっている
ので支配星は土星です。
この支配星も象意が強調される
という事ですから、土星の凶意が
さらに強調されてしまうという
事で、とても良くない象意のよう
です。
やはり金運に対しては、かなり逆境に
あるようです。

しかし土星が在住しているのが、
ケンドラハウスなので、少しは救い
があるという事でしょうか。

みなさんもラーシチャートで、解析
してみてくださいねー(*´ω`*)

では次回は第3ハウスについてに
なります。

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インド占星術 自分自身をあらわす第1ハウスについて


前回
インド占星術・室(ハウス)について 
「グループによる分類」
では
インド占星術の12のハウスの
グループ分けについてご説明
しました。

今回からは、ハウスごとの性質や働き
について、見ていくことにします。

では今回はまず第1ハウスからです。
前回では、ハウスの人生での流れが
書かれていましたね。それでいうと、
第1室は誕生という事です。

『』内が引用です。

『1室 (タヌ・ハウス/身体の室)
1室は主に自分に関することを指します。
身体・健康の良し悪し、全般的な性格や
傾向、また人生全般を示すもっとも
重要な室です。したがって、健康面
では、ラグナやラグナロードが
傷つかないことが重要になります。
ドゥシュタナ(6,8,12室)や
その支配星がラグナやラグナロードと
絡むと健康や一般運勢について悪い影響
を及ぼします。また、凶星に挟まれると、
人間関係で窮屈な思いをしたり、
トラブルに巻き込まれがち。
また同様に、1室は自分自身を表すこと
から、ラグナやラグナロードに惑星が
アスペクトやコンジャクトをすると、
その星の性質が、自分の性格や身体に
影響します(星の強弱によって出方が
異なります)。 だいたい、
以下のような傾向になります。

・太陽:自信家・威厳・リーダー性・
エゴイスティック

・月 :人気・大衆性・変化に富む
人生・容姿の美しさ 

・木星:精神的・道徳的・楽観的・
良い体格

・火星:エネルギッシュ・行動的・
攻撃的・色黒で筋肉質

・水星:賢い・冷静・スリム・清潔感

・金星:芸術性・文化的な性質・
快適性や贅沢を好む・容姿が美しい

・土星:忍耐力・我慢強さ・公平性・
真面目さ・仕事熱心さ・暗さ

・ラーフ:個性的・型破り・異常性・
外向性・欲求が増す・海外との関連

・ケートゥ:個性的・内向性・精神性
・神秘的な物へ傾倒・海外との関連

また、1室では、水星、木星は方位の
強さ(ティグバラ)を得て、非常に
強力になります。
※1室と在住星の詳しい関係は
○星が○室在住○支配星が○室在住
見てください

1室の意味(ウッタラカーラムリタ
より)

身体。四肢。幸福。みじめさ。老年。
知識。誕生場所。名声。夢。力。威厳。
政治。寿命。平静。年齢。慎重。誇り。
生計。ギャンブル。汚名。名誉。肌。
睡眠。熟達。富の損失。他人の侮辱。
人の性質。病気の回復。冷静。任務の
遂行。 家畜の飼育に従事すること。
礼儀の欠如。同じ階級の者からの非難。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

かなり重要な室らしいですが、どなたの
ホロスコープでも必ずAscが1室に
書かれる事になります。
これがラグナという事です。
それと1室の星座の支配星が、
ラグナロードと呼ばれるもの
です。

つまり1室に惑星が在住していなくても
支配星であるラグナロードは、どこかの
ハウスに入る事になり、そのハウスや
他の惑星などとの関係で、吉凶が大きく
変わってくるという事です。

またラグナに対して凶星が、アスペクト
(アスペクトするというのは基本的には
180度の関係にあることをいいます。
火星、木星、土星については、他の
角度もアスペクトします。)する
場合も凶意だという事です。

また1室の支配星(ラグナロード)が
凶星だったり、凶意の強いハウスに
入ったり、凶星とアスペクトしたり
などをしても凶意だという事です。

またやはり1室は、自分自身を表す
という事なので、ラグナ(Asc)や
ラグナロード(1室の支配星)に
惑星が同室したり、アスペクトする
とその星の性質が、自分の性格や
身体に影響するという事です。

その場合の惑星の影響は、上の説明
通りですが、やはり具体的に自分の
ラーシチャート(出生図)と比べて
みた方がわかりやすいと思います。

ただ今回私の場合は特に、複雑なので
詳細に研究してみたい方だけ、読んで
いただければいいかなと思います。

つまり1室の性質やラグナや
ラグナロードがどういう状態かを
自分のラーシチャートで、軽く
確認される方が、簡単かも知れない
という事です。
なぜなら、やはり自分の事となると
、調べるのは大して苦痛に感じ
ませんからね。
ただ具体的な、調べ方の例としては
以下の私のチャートの見方も参考に
なるという事です。

では私のラーシチャート
(出生チャート)で見てみましょう。

まずはラグナやラグナロード(私の場合は
1室が射手座なので、支配星は木星)
に対して、ドゥシュタナハウス
(6,8,12室)やその支配星が絡んで
いると健康面で傷がつくという事ですが
それを見ていきましょう。
私の場合6室が牡牛座で、支配星が金星
です。これは9室にあってラグナや
ラグナロードである木星とは、関わって
いないようです。

しかし、第8室にはラグナロードである
木星が在住しているので、やはり健康に
悪い影響を及ぼすという事です。これは
痛いですねー。

また8室は蟹座なので支配星は月と
なりますが、月はラグナとは、関わって
いません。
しかしラグナロードである木星は、
第5番目もアスペクトするので、
これが8室の支配星月の在住する
凶意の強い12室とアスペクト
する事になり、これも悪影響を
及ぼします。

なんと二重の意味でラグナロードの
木星は、傷ついている事になる
のです。木星がせっかく蟹座の5度
で高揚しているというのに、これで
かなり大きく悪影響を受ける事が
明らかになってきました。

さてもう一つ12室を見ていきます
と12室は蠍座なので、支配星は、
火星になります。
ラグナとは関係がありませんが、
やはりラグナロードの木星は
12室と5番目の位置にあるので
アスペクトしているし、12室
の支配星火星とも8室で同室
しているので、本当に凶意で
傷つけられているという事です。

このようにとことん健康面で
ラグナロードつまり木星が傷つけ
られているという事ですが、
確かに、人より体温が低かったり
、体質的にも食品の悪影響を
受けやすかったりするし、
過労で瀕死の状態になったり、
本当に健康についての知識が
なければ、とことん危険な
状態であったと、今振り返って
みてもよくわかります。
そうそう人より多く寝るという
のも関係していると思います。

にしても、1室一つとっても
これだけ調べる事があるのかと
驚きました。

また「1室は自分自身を表すこと
から、ラグナやラグナロードに惑星が
アスペクトやコンジャクトをすると、
その星の性質が、自分の性格や身体に
影響します」
という事だったので、見ていくと
ラグナロードの木星に火星が
コンジャンクトつまり同室して
いるので、上の説明での
火星「エネルギッシュ・行動的・
攻撃的・色黒で筋肉質 」
の影響があるという事ですが、
凶意の強い8室で同室だからなのか、
筋肉質ではあるけれど、色白だし、
行動的かもしれませんが、空回り
しやすい。エネルギッシュな
ところも、モチベーション次第
という事なのでしょう(^_^;)

またラグナロードの木星と
やはり月もアスペクトしているので
上の説明での月の性質
「人気・大衆性・変化に富む
人生・容姿の美しさ」の影響も
あるという事ですが、凶意の強い
12室に月があるので、容姿は
ちと惜しい感じだし、大衆的な
感覚は、あるかもしれないけど
人気者というわけでもなく、
あまり変化には富まない人生
という事で、あまり良い影響でも
ないようです。

あーなんって複雑なんだー(^_^;)

でもインド占星術は、こんな感じで
見ていくもののようです。

では次回は第2ハウスについてに
なります。

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インド占星術・室(ハウス)について 「グループによる分類」


今回からはインド占星術の室(ハウス)に
ついてになります。
インド占星術では、前回までご紹介した
惑星の吉凶まで左右する、この室を
とても重要視しています。
そのハウスの順番も、西洋占星術が
反時計回りなのに対して、時計まわり
で数えられていきます。

これはもちろん一番メジャーな、
南インド方式でのことですが、
星座サインの進行も西洋占星術とは
逆に時計まわりという事でしたね。
ただ室の性質については、西洋占星術
の解釈との共通点がみられます。

ではいつものようにインド占星術.com様
のサイトから引用させていただきますが
最初のマンダラ図は、画像をリンクでき
ないようなので、自作してみました。

この室の位置は、もちろん個人によって
違います。

この画像は、室の
性質⇒人間関係⇒グループ

という内容になっています。
最後のグループというのは、ハウスの
性質によって分けられている区分
で、下の引用で説明されています。

西洋占星術との類似点と相違点は、
やはりあるようですね。

では引用です。


ハウスは人生の流れになっています。しかし  

1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・努力 →
4.人生の基盤を築く → 5.学習・理想 →
6.障害や病 → 7.人間関係を築く → 8.悩む
→ 9.精神性に目覚める → 10.社会的な活動
→ 11.達成 → 12.死 → 1へ戻る

各番号が室の番号であり、その室の大きな
テーマとなります。人生はこの流れ・
サイクルで進んでいきます。

ハウスの分類
ハウスには以下のような分類があります。

トリコーナハウス

1、5、9室はトリコーナと呼ばれます。
1室を頂点とした三角形の室です。
ラクシュミ・スターナ(スターナ=場所)と
呼ばれます。西洋占星術ではトラインハウス
です。過去に積んだ功徳の結果として
もたらされる幸運のハウスです。
ここに在住する惑星は、凶星なら凶意が
弱まり、吉星なら吉意が強まります。
トリコーナハウスに多くの惑星が集中
する場合、宗教性や道徳性が高くなり
ます。

吉意の強さは、第9室>第5室>第1室と
なります。
ケンドラハウス

1、4、7、10室をケンドラハウスと
呼びます。1室を軸とした十文字の室に
なります。このハウスはヴィシュヌ・
スターナ(スターナ=場所)といい保護を
与え強い影響力をもつハウスです。
西洋占星術ではアングルハウスに
当たります。非常に重要なハウスで、
チャート全体の健全性を見る時に
使われます。ラオ先生曰く、ここに吉星が
あると高潔で精神性に大きな役割を示す
とのことです。逆に凶星ばかりだと、
悪意があり、不誠実になりやすいとの
こと。ケンドラを支配する時は生来的吉凶
の働きを中立化します(吉星は吉意減少・
凶星は凶意減少)。

吉意の強さは、第10室>第4室>第1室>
第7室となります。

ウパチャヤハウス
ウパチャヤ・ハウスは、3室、6室、
10室、11室を指します。西洋占星術
ではカデントと呼ばれます。
ウパチャヤ・ハウスに惑星が在住すると、
最初は困難があるが、時間が経つにつれて
努力によって改善されるとされています。
ウパチャヤ・ハウスを支配する惑星は、
やや凶星化するが、ドゥシュタナほどの
悪影響はないとされています。

凶意の強い順番に並べると、
第11室>第6室>第3室となります。

ドシュタナハウス
第6室、第8室、第12室はドシュタナハウス
と呼ばれ、困難や不運と関係します。
このハウスに惑星が在住すると困難を
もたらします。但し、支配の場合は、
第8室と第12室は中立となります。
ドゥシュタナに多くの惑星が集中する
場合、異端性や反社会性が強くなります。

凶意の強さは、第8室>第12室>第6室
となります。

マーラカハウス
 
死・病気に関わるハウスです。第2室、
第7室が相当します。7室は、生命を表す
8室から12室目(損失)、2室は生命を表す
8室からさらに本質の8番目の室(=3室)
から、12室目(損失)で、それぞれ、
死を表すとされます。このハウスが絡む
ダシャー期に病気の時期、死期等が表示
されます。

凶意の強さは、2室>7室になります。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

なるほどーグループ分けで、吉凶がわかり
やすいですねー・
とにかく幸運なのが、トリコーナハウスで
1、5、9室だという事です。

また1、4、7、10室のケンドラハウスも
惑星の性質を強くする働きをしてくれる
という事で、これも大事にしたいハウス
ですよね。

しかし努力や困難の後に、克服できる
というのが、3室、6室、10室、11室
のウパチャヤハウスです。

さらに不運や困難そのものを示すのが
ドシュタナハウスで6、8、12室
だという事です。

では私の出生チャートで見てみましょう。

トリコーナハウスに、ラーフや金星があり
ます。ここにある事でラーフの凶意は吉意
になり、金星の吉意がより強調される
という事で、とにもかくにも、私にとって
ラーフと金星は救いのようです。

またケンドラハウスでも土星や太陽・水星
があります。
なにより私が、サビアン占星術での解釈で
特に凶星としていて、インド占星術でも
強い凶星とされている土星が、この場合
保護を与えられているという事で、少し
救われるような感じです。またこれは支配星
というものとの関連でも観るようです。
土星は魚座にありますので、支配星は
木星です。
つまり木星がケンドラを支配している
ので、木星の吉意が減少するようです。
しかもこの木星は、不運のドシュタナ
ハウス在住なので、せっかく高揚して
いるのにもかかわらず、その吉意が
活かせないようです。
ただし土星が木星と絡むと心理学者が
適しているようで、その点は良い
事のように思えます。

なるほど熟達者さんがいわれていた
複雑さってこれの事かー(^_^;)

それと太陽や水星も保護を与えられる
というのは心強いです。
しかも第10室が一番強い吉意と
いう事です。

しかし最初困難で努力次第で克服できる
というのが、ウパチャヤハウスですが、
もっとも凶意の強いのが、第11ハウス
という事で、なんと私のケートゥがここに
あります。高い精神性をあらわす
ケートゥの良さを活かすために相当な
困難があるという事です。
これよーくわかるのが、人生の前半は、
実は私の精神性は超真っ暗闇だった
のです。まわりからは少し見えにくい
のは、私は意地でも明るく見せよう
とはするタイプだったからですが、
そのために精神的な学びや、真理探究を
した事により、すっかり救われて、
元気な精神を獲得できたという事は、
長い間の困難が活きたという事です。
それとケートゥの在住する11室の
支配星の状態も、その吉凶に大きく
影響するので、この11室の支配星
の金星は、先ほどいいました、吉意の
最高のトリコーナハウスにあるので、
その点でも、ケートゥに吉意が
もたらされるという事のようです。

とここまではいいのですが、最も不運で
困難を示すドュシュタナハウスに
しっかりと惑星が在住していました。

なんと月と、木星と火星です。しかも最も
凶意の強い、8ハウスとその次に凶意が
強い12ハウスにあるので、この惑星
には特に気をつけた方が良いようですね。
木星は、せっかく高揚していたのに
これでだいなしです。
また月は、心を示しているという事で、
このドシュタナハウスにある事で、
とにかくネガティブになるという事
のようです。
あーなるほど、今でもまだ完全に
ポジティブ一辺倒になれてないのは
こちらの影響かー。
つまりケートゥの精神性の高さだけは
得られて、まだ落ち込みやすいとこは、
残ってしまうという事かー、
あーあ落ち込みましたー。

じゃなくて、これはあくまでも囚われて
いる身体による吉凶で、本来の意識は
まったく関係なく万能です。
つまりみなさんも、基本的にこの身体
に刻まれた吉凶をすべてと捉えないで
くださいね。

この人生においては、そういう影響を
受けるというだけの事で、意識によって
吉意のみ活かす事もまた可能だと
いう事です。

あーなるほど、努力のおかげで、
落ち込みを自分の言葉で慰められる
ようになってるー👍

次回からは、それぞれの室(ハウス)に
ついて観ていきます。

ではまた(^^)/

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インド占星術惑星の性質と働き  ケートゥについて


インド占星術の惑星の性質と働きに
ついてご紹介してきましたが、惑星
としては、今回最後になりました
「ケートゥ」をご紹介します。

前回のラーフと同様、実体のない惑星
という事で、西洋占星術に慣れ親しんだ
人にとっては、なじみのない惑星です。

ただ前回のラーフが、ドラゴンヘッドに
あたり、今回のケートゥが、ドラゴン
テールにあたるもので、西洋占星術との
解釈の比較も楽しみですが、それに
ついては別の記事に書かせていただこう
と思います。

さてケートゥがじんな惑星なのか、いつも
のように引用させていただきましょう。

『』内が引用です。

『 ケートゥ(ドラゴンテール)
ラーフとケートゥは月の軌道と太陽の軌道の
2つの交点を指します。このうち降交点が
ケートゥです。実際に存在する星ではなく、
実体の無い影の惑星と呼ばれます。
この星の象意としては、ラーフの逆で、
禁欲主義、純粋さ、内向的。ラーフが
物質的・快楽主義であるなら、ケートゥは
精神性を高める方向に進む傾向。まるで
お坊さんのような星です。ケートゥは、
神の神秘をもっとも微細に体現している
という意味で、解脱をもたらすものと
呼ばれています。 象意としては、
外国人、外国。医療従事者、哲学。
テクノロジー関係の仕事。オカルト主義。
超能力。識別力。解脱、悟り、真我。
精神性の高さ。突発性。信じられない
出来事。偏屈。他には風邪、潰瘍、陰謀、
毒のある言葉など。
また、ケートゥは、医者や病気を
治癒する人を育てるのに重要な働きを
します。ケートゥが10室に絡むと、
医療従事者につく人が多い。また、他の惑星
との絡みで、発明家になったり、微細な自然
の神秘をあつかう人を意味したりもします。
12室に在住するケートゥは吉とされ、
この配置の人は、鋭い直感や霊感を持つ人が
多い。また月がケートゥとコンジャクト
しても、この傾向が発現します。
ケートゥは基本的に凶星の扱いですが、
その吉凶はその在住する室やアスペクトする
星に大きく依存します。
「Brihat Parashara Hora Shastra」の
36章では「ラーフやケートゥがケンドラか
トリコーナに在住するか、あるいは、ケンドラ
かトリコーナの支配星とコンジャンクト、
あるいはアスペクトされるなら、
ラージャ・ヨーガ・カラカ(ラージャヨガを
形成する表示体・吉星)になる」と書かれて
います。また、ディスポジター
(在住する室の支配星)の状態によっても、
吉凶が大きく依存すると言われます。
また、ダシャーでのケートゥ期は、内向的に
自分を見つめる時期になりやすい
(世俗的なイベントは起きにくい)。

一般象意
アウトカースト、最下層民、外国人、
医療従事者、真我、禁欲主義、解脱、超能力、
識別力、幽霊、毒のある言葉、陰謀、
オカルト主義、哲学

関連職業
テクノロジー関係の仕事、言語学者、
コンピューター・プログラマー、医療関係

病気
粘液、悪性腫瘍、皮膚病、むくみ

人間関係  母方の祖父 父方の祖母

宝石    キャッツアイ

“出典:インド占星術.com
「惑星」より”

前回のラーフが、煩悩、欲望、快楽主義
だったのに対して、まさしく真逆の象意
のようです。
つまり禁欲主義、解脱、真我という事
で、むしろこれはとても意識レベルの
高い惑星となっているようです。
しかも霊感や超能力とも関係がある
という事で、しかも解脱を象意としても
いるという事で、私がテーマにしてきた
事そのものだとも言えます。

ケートゥは基本的に凶星扱いですが、
「ケンドラかトリコーナに在住するか、
あるいは、ケンドラかトリコーナの
支配星とコンジャンクト、あるいは
アスペクトされるなら、
ラージャ・ヨーガ・カラカ
(ラージャヨガを形成する表示体・吉星)
になる」となるという事です。

つまりケートゥが、
第1、4、5、7、9、10
ハウスにあれば吉星扱いですし、
またケートゥと同じハウスに惑星が
あるか、またはケートゥとアスペクト
(アスペクトするというのは、基本的
に対抗の位置のハウスに在住する
惑星どうしという事になります。)
するハウスに惑星があれば、それらの
惑星が、ケンドラかトリコーナの
支配星であれば、吉星となり、
ラージャ・ヨーガ・カラカとなる
という事です。

そしてまたケートゥが10室に絡むと
医療従事者となったりするという事
いですが、ここでの医療というのは、
インドにおいて太古からある本当の意味
での、患者を治癒させる医療だという
事です。間違っても現代西洋医療では
全くないでしょう。
またケートゥは他の惑星との絡みで
発明家になったり、微細な自然の神秘を
あつかう人を意味したりもするという
事ですが、私はこの微細な自然を探求
してもあるので、なんらかの関係が
あって欲しいとは思います。
ただ機能的吉凶をみる限り手放し
で喜ぶわけにもいかないようですが。

またケートゥが12室に在住したり
月と同室になったりすると、霊感や
直感の鋭い人になるという事です。

こういうのがある人は、とても良い
武器をお持ちだという事で、喜んで
くださいね。

さて居心地は下の画像になりますが、
ラーフと同様関係のある場所が
とても少なく、これも諸説あるという
事でご参考までに。

射手座がムーラトリコーナという
のは、射手座の支配星が木星で
精神性の大吉星という事で、精神
を司るケートゥにとって居心地が
良いのはうなずけます。
そして蠍座が定座・高揚という事
ですが、蠍座は精神的、超自然的、
神秘的なことに興味があるという事
なので、これも居心地の良いのが
わかります。ただ蠍座の支配星
火星というのは、欲望や暴力などを
意味していたりして、およそ、
ケートゥとは相性の良くないものに
思えます。これはインド占星術では
なく、西洋占星術での冥王星が蠍座
の支配星であると捉えると良く
理解できるのです。

西洋占星術といっても、私のサビアン
占星術的、冥王星解釈の方で、よく
理解できるという事なのですが、
私は冥王星を意識の核、隠された
自己の核心と捉えているので、
このケートゥの居心地の良さと
いう意味で見事にリンクする事
になるという事なのです。

蠍座の支配星は、つまりは、太古に
冥王星が観測されていれば、
インド占星術でも冥王星
という事になっていたかも
知れません。

この居心地や、ケートゥ自身の性質から
私のケートゥを私のラーシ・チャート
で見てみましょう。

前回のラーフにおいては、
ラージャ・ヨーガ・カラカ
つまり吉星となってくれていた
のですが、今回のケートゥは、
11ハウスで、ケンドラハウス
でもトリコーナハウスでもなく、
また同室する惑星もなく、対抗
にあってアスペクトしているのが、
支配星を持たないラーフなので、
どっからどうみても、吉星という
扱いにはならないようです。

これは号泣ですね、なぜなら、
神秘を追求し、精神性も高めたい
私なら、ケートゥが吉星であった
欲しかったわけですから、しかし
この11ハウスというのは、困難
を意味しますが、努力すれば改善
するともいわれてます。
おーわずかに光が・・
それとよくよく見たら、
「ディスポジター(在住する室の支配星)
の状態によっても、吉凶が大きく依存する
と言われます。」と書かれています。
つまり私のケートゥが在住する天秤座の
支配星は、大吉の星金星で、しかも
金星はトリコーナハウスという吉意を
活かすハウスではありませんか、これは
ありがたい。これで、大きくケートゥを
活かせる可能性が出て来たという事
ですね。
金星ありがとう。それに私はこの金星が
実はインド占星術でも、特に精神性の
高さを象徴していると、読み取れて
いるので、ケートゥの居心地も当然
良くなっているはずだと見てとって
ます。これは私の金星の解釈を
ご覧になっていただれば、そう解釈
しているのがわかっていただける
と思います。
とにかく大事にしたい惑星なので
活かしていかなきゃ。

このように超ポジティブに捉えても
良いと思います。

さて次回からは、惑星と同じくらい重要な
室(ハウス)について見ていきたいと
思います。

ではまた(^^)/

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インド占星術惑星の性質と働き  ラーフについてとアスペクトについて


インド占星術の惑星の性質と働きに
ついてご紹介していますが、
今回はラーフ(ドラゴンヘッド)に
ついてです。

今回は、インド占星術特有の、実体の
ない惑星という事で、この働きを
知る事が非常に重要だと思います。
これは月と太陽の軌道の交差する
ドラゴンヘッドにあたるという事で
やはり西洋占星術の解釈との比較も
楽しみですね。比較についてはまた別
の記事で取り上げます。

さていつものようにその性質と働き
について引用させていただきます。

「」内が引用です。

「ラーフ(ドラゴンヘッド)
ラーフとケートゥは月の軌道と太陽の軌道の
2つの交点を指します。このうち昇交点が
ラーフです。実際に存在する星ではなく、
実体の無い影の惑星と呼ばれます。
この星の象意としては、突発性、異常性、
ブレーキの壊れた車、外国、外国人、
アウトカースト、飽くなき欲望、追求、
混乱、快楽主義、突発的な出来事を
示します。ラーフは外向的で、
強い煩悩を持ち、快楽の追求に
向かいます。1室に入ったり、
ラグナロードとコンジャクトすると、
かなり個性的な人になります。
また、海外の意味が強く、ラグナロード
がラーフとコンジャクトしたり、
10室や4室関連にラーフが絡むような
場合は、海外との縁が強いでしょう。
ラーフはの在住する室は、その人が
興味関心のあるテーマを表します。

また兄弟についても影響し、以下の
ような傾向があります。

① ラーフが3室または11室に在住する
場合、兄弟の中で最年長か最年少の
いずれかである。
② 10室にラーフが在住すると、男兄弟が
多い。
③ 4室にラーフが在住すると女姉妹が多い。

ラーフは基本的に強い凶星の扱いですが、
その吉凶はその在住する室やアスペクトする
星に大きく依存します。

「Brihat Parashara Hora Shastra」の
36章では「ラーフやケートゥがケンドラか
トリコーナに在住するか、あるいは、
ケンドラかトリコーナの支配星と
コンジャンクト、あるいはアスペクト
されるなら、ラージャ・ヨーガ・カラカ
(ラージャヨガを形成する表示体・吉星)
になる」と書かれています。また、
ディスポジター(在住する室の支配星)
の状態によっても、吉凶が大きく
依存すると言われます。

また、ラーフ期や、ラーフがアセンダント
にトランジットするとき、非常に不安定に
なります。欲求に駆り立てられて、何か
新しいこと経験をしたくなります。
外国旅行をしたくなったり、奇抜な
行動に出たり、急に髪形を変えたり、
新しい領域への衝動が強まります。
カルマの清算時期と言われ、人は
自由意思を行使しにくくなり、
運命(プララブダ・カルマ)の影響下に
置かれやすくなります。また、欲求に
駆り立てられるため、恋愛や結婚、
富や名声、社会的な成功もこの時期に
起きやすい傾向があります。非常に
アップダウンの大きな時期になります。
また、このラーフ期で得たものは、
ラーフ期の終わりとともに失うとされ、
この時期の終わりは苦しみが大きい傾向が
あります。 」

一般象意
アウトカースト、最下層民、外国人、
罪深い女性、ヘビ、爬虫類、快楽主義、
飽くなき現世的欲望、勇気、向こう見ず、
無智、怠惰、偽善、異常、調査、
外国での生活、物質主義、賭博

関連職業
エンジニア、建築家、スペースエンジニア、
政治家、スチュワーデス、パイロット、
新しい技術に関する専門家

病気

粘液、悪性腫瘍、皮膚病、むくみ

人間関係  父方の祖父

(通常の惑星と違って、架空の天体だから
なのか、身体、色 性別 宝石 方角
金属は空欄でした。)

“出典:インド占星術.com
「惑星」より”

まあ知らない言葉のオンパレード
でしたねー。
少しずつ調べられた範囲で意味も
書いていこうと思います。
まず象意のアウトカーストというのは
インドがカースト社会なので、そこに
属さないという事で、被差別民のこと
だそうです。ブレーキの壊れた車とか、
異常者、混乱なども象意としてある
ことから、やはり凶星扱いだという
事です。
もちろん、在住する室や、アスペクト
する星に、大きく吉凶が依存することに
なります。

1室に入ったり、ラグナロードと
コンジャンクトというアスペクト
となると個性的な人になるという
ことですが、、西洋占星術の解釈での
アスペクトは、サインを30度に分けて
度数で見て、許容範囲も含めて前後
数度の範囲くらいに限定されたもの
ですが、インド占星術では、なんと
星座=ハウス単位なのです。
とても大まかなのですね。

しかも西洋占星術みたいにトライン
とかクインタイルなどという
細かい分け方もなく、単にアスペクト
するとだけいうらしいです。
そして対抗のサイン=室にあるつまり
西洋占星術ではオポジションにある
ような惑星どうしを特にアスペクト
するというらしいです。
この対抗のハウスの惑星どうしは
100%の強さでアスペクトする
ということです。
あと惑星によっては特別なハウス
どうしも強く100%となることが
あるようです。

アスペクトについてはまたくわしい
記事を書きます。

話を戻しましょう、ラグナロード
というのは、ラグナの在住する
星座の支配星のことだそうです。
その支配星と同質ににることを
ラグナロードと、コンジャンクション
するということなので、ラグナと
同室になることを意味している
のではないようです。
要するに1室にラーフが入るか
ラグナの支配星と同室になると
個性的になるということですね。

凶星扱いのラーフが吉星となる場合
があるという事ですが、それが
「ラーフやケートゥがケンドラか
トリコーナに在住するか、あるいは、
ケンドラかトリコーナの支配星と
コンジャンクト、あるいはアスペクト
されるなら、ラージャ・ヨーガ・カラカ
(ラージャヨガを形成する表示体・吉星)
になる」
との説明にある通りです。

ここでケンドラというのは、
第4、7、10ハウスのことで、
ケンドラハウスといいます。
そしてトリコーナというのは
第1、5、9ハウスのことで
トリコーナハウスといいます。

つまり第1、4、5、7、9、10
ハウスにラーフがあれば吉星、
そしてラーフの入っている室=星座
の支配星と同室か、対抗の室に
あるとそれも吉星扱いという
ことで、かなり範囲が広くなります。
この室については、個人によって
違うので、あとで私の出生図で
見てみましょう。

そして居心地ですが、諸説ある
ということで、しかも関係のある
室がとても少ないです。

それが以下になります。

つまり、牡牛座で高揚、蠍座で減衰
そして定座が水瓶座ということ
ですね。

このことと、ラーフの性質から
私のラーシチャートについて、
観てみましょう。

私のラーフは第5室にあります。
居心地の図からいうと、なんの関係も
ないですが、さきほどの吉星扱い
の第5ハウスに入っているので、
トリコーナハウスに在住している
ということで、ラージャ・ヨーガ
・カラカつまり吉星だという
ことです。
良かったー。
またケンドラかトリコーナの支配星
とコンジャンクト(同室)するか
アスペクトすると、これも吉星扱い
だということですが、ケンドラと
トリコーナは合わせて、
第1、4、5、7、9、10のハウス
全部ということになります。
しかしラーフは5室にただ一つで
アスペクトである対抗の室には、
どのサインの支配星でもない
ケートゥがあるだけなので、関係
ありませんでしたね。

そして西洋占星術のドラゴンヘッド
との、比較に関しては、また別の記事
に書かせていただこうと思います。

さて次回はケートゥについてに
なります。

ではまた(^^)/

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