土星について


土星とは古代より大凶星として知られ、
不幸、困難、障害、制限、束縛などの
影響をもたらすとされてきました。
最近では、安定や責任、堅実などの
ポジティブな面もあるとされてきま
したが、それは以前は土星より遠くの
星が存在しないとされていたためだと
する説明が主流になっています。
果たしてそれだけでしょうか?
古代の人々はそんなに愚かなので
しょうか、位置関係だけで星のもた
らす影響を伝えてきたのでしょうか?
例えば、ギリシャ時代に発展した神聖
幾何学などを、研究してみると驚く程
その時代の知識レベルが高かったのが
よくわかります。その研究成果につい
ては、別に説明させていただきますが、
古代の人々は天体が地上や人々に影響を
もたらすことをよく理解していたのだろ
うということは、ギリシャ時代の知識を
例にとるだけでも容易に想像できます。
つまり古代の人々はその土星の影響を
経験的にも正しくみてきたからこそ長い間
伝えられてきたのではないでしょうか?
つまり、位置関係や思想だけで土星の持つ
意味を決定したのではなく、経験的に
その影響をみてきたからこそ、古来より
凶星と伝えられてきたのだと考えるのが
妥当だと思います。
あんみんのサビアンでは、だから古代
より伝えられてきた影響とさらに独自の
研究成果から土星を凶星とみなしてい
ます。
太陽系の内側から人生の完成への流れが
ある中で、地球で本来の意識が目覚めた
後、火星で社会に積極的に働きかけ、
木星で恩恵を享受し、最後に土星の
制限に出会うということです。
もちろんこの影響を受ける時に土星の
凶意だけが個人に影響するということ
ではありません。あくまでも10天体の
うちの一つの影響であるということを
強調したいと思います。
全ては意識レベル次第なのです。
ただし、人生の完成の流れは、土星より
以遠の天体にリレーされて、今度は
宇宙意識の完成の流れに受け継がれる
のです。

太陽系10天体

あんみんの西洋占星術

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