ジャン=フィリップ・ラモーという作曲家
は、クラッシックに詳しい方であれば、
わりと有名ですが、一般に広く知れ渡って
いるわけではありません。
こちらもバロック時代の作曲家です。
ヴィヴァルディーより一世代のちの
時代の人物という事になります。
この方も感性豊かな方で、当時流行り
出していた、声楽曲もたくさん
残しています。
ですが、もともとクラブサンという
ピアノやチェンバロに近い楽器の
演奏家であった事から、楽器だけの曲
も多く残しています。
今回の一つ目は、そのクラブサン
協奏曲という事です。
まあなんて爽やかなんでしょう(^^)
まだ他にもクラブサンの曲はある
けれど、今日の分としてはこれだけ
で充分かなと思います。
そして二つ目は、なんと声楽曲です。
とはいってもかなり前半は、リズミカル
な繰り返しの楽器のみの演奏が続き、
それがとても心地良いです。
その心地良さのまま歌に入るので、
あまり声楽曲を好まない私でも、
違和感なく入っていけるので、みなさん
にも是非聴いていただきたいと思い
貼り付けておきました。
そして今日の三つ目と四つ目の動画
で貼り付けさせていただいた
ガヴォットという曲は、こないだの
コレッリのフォリアを彷彿とさせる
ような、変化のある曲で、じっくり
聴くと飽きないメロディーだという
事がわかってきます。
しかも一つの楽器だけでこれだけ
豊かな感覚に導くのは、なかなか
ないものだといえるでしょう。
つまり三つ目と四つ目は同じガヴォット
という曲ですが、上の方がチェンバロで
下の方がピアノでの演奏のものになり
ます。
私はまず、チェンバロでこの曲を聴いて
ラモーを一発で気に入りました。
しかし、ピアノも味わい深いので、
良かったら聴き比べてみてくださいね。
Rameau – Pièces de clavecin en
concert N° 5 (La Forqueray) /
Il Giardino Armonico
Rameau, Rondeau des Indes Galantes
JP Rameau Gavotte avec 6 Doubles,
Trevor Pinnock
Rameau – Suite en la Gavotte et
six Doubles / Natacha Kudritskaya
Rameau: Zaïs – Overture (Live)
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