アーティストでありクリエイター
でもある天才画家ルビーさんは、
本当にマルチな才能を発揮して、世間
を驚かせています。
サビアンシンボル多角形計算機で、
あらゆるアスペクトについて、
すぐに計算できるシステムを開発したか
と驚いていたら、あっというまに次々
と計算機を開発していっておられます。
ハーフサム計算機や、ヘリオ・サビアン
計算機も、記事で紹介させていただき
ましたが、今回はなんとサビアンシンボル
の和音による表現を思いつかれたよう
です。
まだ計算機開発はされていないよう
ですが、また開発されればいいなと
思っているわけです。
音楽をバランスの取れた数比で表現する
というのは、なんとあの古代ギリシャの
超天才哲学者ピタゴラスが、コンセプト
にしていたものです。
彼は「宇宙は数字で表現できる」と言い
残した事でも知られていますが、もちろん
この数字とは、宇宙に数字の文字が浮かん
だりしているという意味なのではなく、
自然界のシステムそのものが、数比的な
法則に従っていると説いたわけです。
実際ブログでも記事にしてきました
ように、実際自然界は、黄金比や黄金比
につながるフィボナッチ数列などの数比
的な法則に従っているというのが、
明らかになっています。
例えば
黄金比と五角形
という記事でも説明しています。
もちろん、そういうマトリックスだから
自然界に数比的な法則が成立している
という事でもあります。
そしてピタゴラスは、なんとその数比で
区切られた音をもとにして、歴史上
始めて音階を発見したのです。
そして彼や彼の弟子達によって、その上
にさらに、3:2で表現される完全5度や
3:4の四度などいろいろな和音が発見
される事になりました。
おそらく完全5度は、クインタイルを一角
とした五芒星で表現できるだろうし、
四度は、セプタイルの7角形という事で
表現できるのだろうと思います。
このあたりはルビーさんに聞いて
みないとわかりませんが、他にも
完全5度の属音という事で、主音を
決定する大事な音という事もツイート
しておられます。↓
これは度数での計算でなく、サインで
魚座から見て、獅子座は五つ目に
あたりますので、5つの分割のうちの
一つ目と五つ目が、完全5度の主音と
属音を表現しているという事の
ようです。
獅子座1度
「脳卒中の症状」
が主音で
魚座1度
「公共の市場」
が属音だという事です。
つまり獅子座に入って創造的な
エネルギーが、一気に入り込んだ
ので、体がそれについていってない
というような意味ですが、
その創造的なエネルギーによる
アイデアを活かすためには、
魚座の公共の場のように人々が
自由に交流できるような場を
体験する事で、人に伝える感覚を
取り入れる方が望ましいという
ところだと思います。
そしてルビーさんは、純正律の長調の
三和音アスペクトも考案されました。
純正律とは、私もご紹介している
旋律の美しいバロック時代に主流
だったもので、和音が特に美しい
事で知られます。
たとえばエンヤの歌などは純正律
です。
また現代の音楽は、平均律が主流に
なっています。
この和音の美しい純正律に目をつける
あたりは、やはり非凡ですねー(^^)/
以下がそのツイートです。↓
この115.9度や210.6度という
のは、総合度数で表現されます。
その総合度数というのは、
牡羊座1度を原点にして、牡牛座
1度は31度と、度数を1度に戻さずに
そのまま足していきます。
そうやって双子座1度なら、61度
乙女座なら151度、さらに
途中の度数も、天秤座13度なら
193度、水瓶座21度なら321
度という事になるわけです。
総合度数も表示されている本として
は、直居あきら氏の「定本サビアン
占星術」などがあります。
ルビーさんの上の長調三和音は、
牡羊座1度
「女性が水から上がり、アザラシも
上がり彼女を抱く」
から数えるので1度加えてさらに
小数点以下切り下げで116度と
なる
蟹座26度
「豪華さに満足と幸せを感じ、
長机の上で読書をしている人々」
同じく1度加えて小数点切り下げ
で211度となる
蠍座1度
「観光バス」となっている
わけです。
さてここからが私の出番?ですね。
さてこれがどのような和音になって
いるか見てみましょう。
牡羊座1度で、生命の海から本能を
示すアザラシとともに誕生してきた
女性が、蟹座26度で、知的な
好奇心を人々とともに満たして、
共感を育み、今度は、人々と
和気あいあいと体験を共有しようと
旅行にいくという集合意識の原点
からの広がりが、見事に和音となって
調和しているというわけです。
まあもちろん私独自の解釈なので
みなさんも別の見方で調和を
感じていただけると思います。
もう一つ、なんとルビーさんの
ネイタルチャート(出生ホロスコープ)
に長調和音のサビアンシンボルが
あったという事をご紹介します。
それが以下になります。
今回の記事に冒頭にあるのが、
この長調三和音のシンボルの絵
の組み合わせという事なのです。
つまりルビーさんの
木星が
水瓶座16度
「机に向かう偉大なビジネスマン」
キロンが
双子座12度
「生意気に自己主張する少女
トプシー」
Asc(アセンダント)が
乙女座19度
「水泳競争」
という事で、これがどういう和音
になっているか、という事
ですが。まずはルビーさんの
メッセージから
「木星期には、心に傷を負った人の
内面を探り、ハングリーさを
健全な方向に導く指導者になれたら
素晴らしいんですがね・・・」
木星期というのは、私の天体の解説
でも説明しましたように、各天体が
影響を及ぼす年齢域というものが
あって、木星期は46歳から55歳
の年齢のあたりです。
まあルビーさんはお若いので、まだ
だいぶありますが、私は現在、この
木星期ですね。
とにかくルビーさんが将来、この
ような円熟期に入った頃に、どういう
イメージを持たれたかというのが
メッセージというわけです。
ではそのルビーさんの言葉を解釈
してみましょう。
キロンは内面のトラウマなどを示すので
心に傷を負った人の内面を洞察できて、
アセンダントの水泳競争の、ハングリー
さを、木星のようなビジネスマンの
偉大なビジョンで、トラウマであった
キロンの自己主張を指導という形で
活かせるようになりたいという事なの
ではないでしょうか?
では私の解釈でも見てみますね。
アセンダントは、基本的な個性を
示すので、ルビーさんの乙女座19度
というのは、水泳が「霊的な訓練」
という意味を持つ事から、精神的な
世界を探求していこうという性質に
つながります。
サビアンシンボルの探求や、それを
絵に描くアートについても、豊かな
内面を深めていくという意識に
なっておられるので、当たってますね。
そしてキロンは、内面のトラウマ
という意味もありますが、癒やし
という意味もあります。つまり
この三和音で活かされるのは、
この癒やしの方ではないかと思う
わけです。
そうなるとキロンの双子座12度
の少女トプシーの自己主張のように
自分をアピールしていく事は、
心の癒やしにつながるというように
読み取れます。
そして自分の豊かな長所や、社会的
な影響力を示す木星が、水瓶座16度
の偉大なビジネスマンという事で、
つまり視野の大きなビジョンを持って
世の中に大きな影響を与える力に
恵まれていくという事で、アーティスト
として、星秘術家として、世間で
有名になられる資質があるという
事だと思います。
そしてこの三つのシンボルが
長調三和音で調和すると
自分の内面にある向上心に、壮大な
ビジョンと、社会的な影響力を
与える事で、世界に自分の作品などを
アピールしていく事が、生きがいと
なり、癒やしともなるという事
になります。
見事に調和のとれた和音として表現
されていると思います。
とにかく、サビアンシンボルに音楽の
ハーモニーを取り入れるというルビー
さんの探求心や感性には、ただ驚く
ばかりでした。
私も何か面白い純正律の長調三和音を
見つけられたらまた記事にしてみたい
と思います。
以下は、ルビーさんが惑星の軌道を
音に変えている方のツイートを
発見されたという事です。
いつもありがとうございます(^^)
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