サビアンシンボル徹底比較 その16      集合意識の強制?


今回比較検討するサビアンシンボルは

蟹座5度
「列車に破壊された自動車」
です。

前回の蟹座2度の時にも、ご説明
しましたが、宇宙には、ポジティブな
エネルギーもあれば、ネガティブな
エネルギーもあります。
私のシンボル解釈はそのエネルギー
をそのまま解釈していったもので、
個人としてのエネルギーに変換される
時、個人に届けられる10天体の
シンボル全ての総合エネルギーや、
そのアスペクトやシンボルのオーブ
(許容範囲)も含めた調整がされる
ので、単独のエネルギーがそのまま
個人に投影される事はありません。
なので、私は、毎日のサビアン
シンボルの解説のように、シンボル
そのもののエネルギーについての
解釈をしていっているというわけ
なのです。
ですが、もっとわかりやすいのがいい
という方々のために、個人的な影響として
のサビアンシンボルを、簡略化して
説明しているのが、あなたのサビアン
シンボルというシリーズになるわけ
です。まあ個性をイメージさせるのに
助けになるものなので、それをそのまま
受け取る必要はありませんが、参考には
なると思います。

さて私は、そのように純粋な宇宙
エネルギーとしてのサビアンシンボルと
いう観点から解説しているのに対して、

松村潔氏と直居あきら氏は、個人的
な意味を含めて解説しておられます、
なので、いくぶん私の毎日のサビアン
シンボルの解説よりは、好意的な解釈
になっているものと思われます。

では蟹座5度
「列車に破壊されて自動車」の私の
解説をまず転載します。

集合意識の強制力の最後のぶり返しの
ような、気持ちの良くないシンボルでは
ありますが、月の弱肉強食の生命システムが
人類社会では、自然に対するエゴに変わり
機械化文明を生み出し、自然破壊につな
がっていることで、このような惨事を
生み出したという暗示ですから、現代文明へ
の警鐘のようなシンボルでもあります。
列車はしかし、集合意識の象徴で、自動車
は個人の乗り物だということになると、
やはり集合意識に打ち砕かれてしまう個人
という、蟹座序盤の月の暗示がここでも
活きています。

つまり蟹座の支配星である月が集合意識を
表していて、その影響により、個人の
意識が抑圧されている事が、この電車
(集合意識)に破壊される自動車(個人の
意識)という事なのです。

さてこれに対して松村潔の解釈はどう
でしょう。

「」内が引用で、~が中略です。
また()内は私の引用注という事です

「蟹座の第1グループは、個人を超えた
より大きな価値基準の中に吸収される
という、蟹座の生き方としての姿勢を
はっきり打ち出すとともに、この目的の
ために個人のプライドを捨てるプロセス
が進行します。5度では、この最後の
仕上げのようなシンボルが進行します。

(奇しくも私の解説と酷似している
部分がこれですね。なぜ蟹座5度
なのに最後の仕上げというのか、
それは、月のネガティブな影響は
双子座の終盤から始まっていて、
ネガティブなエネルギーという意味
では、双子座の終盤と蟹座の序盤が
最も大きいという事なのです。
ちなみに、双子座終盤のネガティブ
エネルギーというものを象徴している
ものを一つあげれば、双子座28度の
「破産宣告された男性」という
シンボルがそれにあたります。)

「列車」は多くの人が乗るという意味
で集団性であり、4度のシンボル
(蟹座4度「ネズミと議論する猫)も
参考にすれば、この「列車」の中には
たくさんの「ネズミ」が乗っています。
「自動車」は個人の運転でどこにでも
行くことができる、個人を守る金属の
箱で作られた乗り物であり、それは
個人としてのエゴを象徴するものです。
個人を表す「自動車」は、自分の
行きたい方向に走ろうとして、思い
切って「列車」の線路を横切ってしまい
、大破してしまいます。~
~ここでは決定的に個人が蟹座という
集団的な価値へ吸収される事態を示して
います。」
“出典:「決定版!!サビアン占星術」
          松村潔 著
        Gakken刊”

今回のこの松村潔氏の解釈は、久しぶりに
私の解釈とほぼ一致するものとなって
いますね。集団意識による個人意識の
抑圧という事てす。

では直居あきら氏の解釈はどうでしょう。

「」内が引用で~が中略です。
シンボルはディーン・ルディヤー氏の
意訳によるものです。

「キャンサー五度
「踏切で車が列車とぶつかる」

シンボル課題【個と集団の不一致・
個のエゴの敗北・挫折】

このディグリーの人は環境との不一致を
乗り越えることが大きなテーマになろう。
個の場合の環境とは職場などのグループ
、家庭や社会制度を指す。この人には
自己のエゴを持って、こうした集合を従属
させようとする意志があるが、それは個
の敗北に終わる。~
~しかし個が集団に圧迫される状況は辛い
ものである。時には自己のアイデンティティ
を失う状態になる危険がある。~
~しかし、アストラル体レベルからは
落ち込む、苦しい思いをするときほど、
エネルギーを貯めることができるもので
ある。ちょうど水に潜るように、時が
来れば解放されるようになるだろう。」
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”
これも私と松村潔氏とほぼ同じ、集合意識
による、個人意識(エゴ)の抑圧という事
ですね。
最後のアストラル体というのは、直居あきら
氏の解説ではおなじみの、魂とほぼ同じ
意味のものになります。
魂の学びのために、この世に生まれてきて
、サビアンシンボルによって鍛えられ、
また魂に回帰するというコンセプトを
基にしておられるという事ですね。

今回は三者ともにほぼ、意見の一致を見ま
したが、これもまた比較研究の一つといえる
でしょう。逆に解釈の裏付けに互いがなって
いるという事です。

さていつものようにサビアンシンボルの原典
である、マーク・エドモンド・ジョーンズ氏
の、シンボルキーワードを見てみましょう。
「分散・四散」という事ですが、これは
自動車が破壊された様子を示していて、
ジョーンズ氏の解説を読んでいくと、個人
のむこうみずな行動か、個人の突出した才能か
を表しているという事です。
ただ分散・四散という言葉からは、むこうみず
な行動としか、とれず個人のエゴを強調して
いるだけのような気がします。
ここからは、蟹座の集合意識による抑圧の
意味は感じとれませんね、逆にジョーンズ氏
の解釈が、今一つ浅いような気もします。

また他のサビアンシンボルについても徹底
解釈していく事にしまーす(^^)

サビアンシンボル比較一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

神秘のオポジションその14   イラスト 全て好対称の二人


今日はオポジション(180°)の
アスペクト(角度)を形成する、
サビアンシンボルをご紹介します。

牡牛座16度
「神秘を証明するために虚しい
         努力をする老人」

蠍座16度
「突然笑顔になる少女」
です。

これらの2つのシンボルが、対称的
な意味である、オポジションの位置に
意味通り配置されているのです。
神秘というより、これはもはや神
としかいいようがありません。
裏向けてバラバラにシャッフルした
ものが、360枚のカードの中で
このような関係になる事は、ほとんど
無理であるばかりか、イメージは文字
通り無限なので、完全に神の領域で
あるとしかいえません。これまで見て
きたように、このような事が無数にある
のがサビアンシンボルというものなの
です。

上の二つのシンボルを見ていきましょう。

牡牛座16度と、蠍座16度は、それぞれ
老人と少女です、年齢、性別、また表情、
感情など全てが、好対称になっているの
です。
これだけ完璧だともうお手上げですね。

牡牛座16度は、サインの中盤の度数で、
対抗の蠍座の影響を受けています。
蠍座の支配星は冥王星で、自分の核への
回帰つまり、人生の終盤を象徴する天体
ですが、本来個人の成長途上にある
若いイメージの牡牛座に、この冥王星を
背景にした蠍座が入り込んできたために、
老人のシンボルになったのだという事
なのです。
しかもこの老人、神秘を他人と共有したい
ために、一生懸命他人に証明しようと
しますが、忙しい人々はそんな事に
かまってられません。そんな孤独な晩年
を示しているのが、この老人だという
事なのです。
困っても悩んでもいませんが、伝えよう
として、努力している点が、なんだか他人
だとは思えない私でした。いやまだ老人
じゃあ全然ないですよー💧

蠍座16度は、これまたサインの中盤の
度数で、対抗の牡牛座の影響を受けて
いるので、本来自分の核への回帰の
ような、老成した意識を持つ蠍座が、
若い意識を持つ牡牛座の影響を受けて
いきいきとした少女のシンボルになって
いるのです。
このように中盤の度数で、互いのサイン
の影響を受けているところまで
見事に好対称という事です。
そしてこの蠍座16度の少女は突然
笑顔になっています。きっといつでも
心の中が新鮮で、笑える準備ができて
いるような、いきいきとしたエネルギー
を持っているという事なのです。
まさに牡牛座16度の苦悩している
老人とは好対称というわけですね。

このようにありとあらゆる面で好対称な
サビアンシンボルが、見事にその意味
通りのオポジションに配置されている
という好例をご紹介しました。

ではまた(^^)/

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

神秘のサビアンセプタイル(51.26度)喜びをもたらすアスペクト



さて今回はマイナーアスペクトですが、
近年世界中の占星術家で、とても重要視
されはじめている、
セプタイル(51.26度)という
アスペクト(角度)をご紹介します。
まずはセプタイルの説明をしますね。
これは全天360度を7分割して
できるアスペクトで、つまりは
7分の1の角度だという事です。
アスペクトとして、ホロスコープなどに
表記される場合は、Seまたは1/7と
なります。

またその倍数をバイセプタイル2/7
(102.52度)
3倍をトリセプタイル3/7
(154.18度)
といいます。

このアスペクトについては英国占星学
教科書という本に詳しく説明されている
ので、引用させていただきますね。

「数字の七はとても重要な数で、宗教的
な文献にはこれを扱ったものが多い。
数字の七は、カルデアの七人の天使、
黙示録の七人の天使、七つの王冠と
七つの教会、そして一週間の曜日などに
例が見られる。七のシンボリズムは、
自分には人生からの最高の贈り物が
与えられていること、そして成長と
発展へと向かう精神の旅に出るのだと
いう認識を示す。同じくセプタイルは、
自分にとってたいへん喜びをもたらす
何かを見つける、すぐれた能力を
示す。
占星術家はハーモニクスの手法で、
第五と第七のハーモニックを用い、
自分が持つ才能とそれが開発される
かどうかを見分ける。」
“出典:「英国占星学教科書」
    コーディリア・マンサル著
         青木良仁/訳
     魔女の家®BOOKS刊”

つまりは、セプタイルは喜びをもたらす
何かを見つける能力を示すという事で
ポジティブなエネルギーだという事
ですね。
最後の第五と第七のハーモニクスと
いうのは、第五のハーモニクスが
つまりは1/5のクインタイルや
2/5のバイクインタイルを指して
いて、第七のハーモニクスが、この
1/7のセプタイルや2/7の
バイセプタイルなどの事を示している
という事です。

7という数字は、数秘術でも神秘性、
霊性を示す数で、これを生命数などに
持つ人は、五感を越えた領域に強く関心
を持って、研究に没頭するような場合も
あるとの事です。
そりゃそうですね私が生命数7
(1966年9月21日生まれ)
なので、まさに神秘研究などをする
事になるわけです。

さてそんな神秘的アスペクトである
セプタイルをサビアンシンボルで見たら
すぐに、一番上の画像の関係を見つけ
ました、セプタイルは51.26度
なので、51度と52度を見ればいい
というわけです。
(またはどちらか一つでもいいし、
許容の53度、50度なんかも当然
含まれます。)

つまり蟹座12度
「メッセージを持った赤ん坊をあやす
           中国人の女性」
から見て、

51度が
乙女座3度
「保護をもたらす二人の天使」

52度が
乙女座4度
「白人の子供達と遊ぶ黒人の子」
というセプタイルのアスペクトに
なります。

これは全てがポジティブなつながり
であるという事は明らかですよね。

アスペクトのイメージを膨らませて
いただくために簡単に説明しておきま
すね。

蟹座12度のメッセージを持った
赤ん坊というのは、叡知を天界や
高次の領域で受け取って、生まれて
きたという事になりますね、そうする
と、セプタイルの乙女座3度の天使が
そのメッセージを持たせたという
イメージができます。
また蟹座12度の赤ん坊のメッセージは
当然人類に幸福をもたらすはずのもの
なので、博愛というメッセージであれば
世の中の平和や豊かさに通じますよね。
そこで、乙女座4度の人種を越えた
交流をしている子供達という事になる
わけです。また赤ん坊が成長しての
子供という意味でもつながりますね。

というわけで、セプタイルという神秘的
なアスペクトにおいても、サビアン
シンボルは、つながっているという
事がわかったという事です。

しかもまだ終わらない
バイセプタイル(2/7)の102.52
つまり102度と103度でも神秘的な
つながりがありました💦

蟹座12度から見て
102度が
天秤座24度
「蝶の左側にある三番目の羽」
103度が
天秤座25度
「秋の葉の象徴が伝える情報」
という事で、簡単に説明
しますと、
天秤座24度が、霊的の象徴である
蝶の、左側(人間でいえば、高次の
領域につながる右脳にあたります)
の3番目の羽なので、3が統合を
象徴する事から、高次元の領域と
自分を統合させるといえますね、
そうなると、蟹座12度の赤ん坊の
高度なメッセージにつながります。
天秤座25度の秋の葉の情報も
そのメッセージにつながるもの
があります。
なんとバイセプタイル2/7
でもサビアンシンボルはつながって
いるのです。

まさかと思って154.18度(2/7)に
あたるトリセプタイルもみてみたら
155度が
射手座17度
「復活祭の日の出の礼拝」
と出ました。
もはや説明不要でしょう。
第七のハーモニクス、1/7の倍数
のつながりは、サビアンシンボルでも
明らかになったというわけです。

ではまた(^^)

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

土星の運気からの脱却 トランスサタニアンの運気の流れ

図1

図2

これまで図2の運気の流れをベースに
10天体の影響する年齢域について

月の保護の運気から太陽の意識の
運気への流れ改微加筆

という記事を書いてきました。
その第3弾として、この記事では
土星の内側へのネガティブエネルギー
からの脱却のための、天王星から
冥王星までのトランスサタニアンの
運気の流れを、説明させていただきたい
と思います。

私は、土星の真実編一覧の一連の記事で、
土星が、自然現象とは全く別の干渉の
仕方で、土星の軌道の内側に向かって
、ネガティブエネルギーをもたらし、
私たちの地球の生命体にも、それを
届けているという事を説明しました。
正確にいうと月もそれにひと役買って
いて、土星のエネルギーを受け取り、
それを増幅して、またそれを地上に
届けているという、アイク氏の見解を
支持しています。
月の働きについては、真実の月編一覧
の一連の記事でご説明しています。

土星のネガティブなエネルギーに
ついては、必要な制限だとか、教訓
だとか、とにかく自然体であるもの
には全てポジティブなエネルギーが
存在しているという概念で、現在の
日本の占星術家のほとんどの方が、
見解を一致させている中で、私の土星
と月に対する見解は異端であるといえ
ましょう。しかし、古来からの占星術
家は、逆に土星を不幸の星、不運の
星としてのみの見方で、ほとんど見解
を一致させているのです。
これは、私が土星の真実 その1 
太古の姿
で説明させていただ
いた事が、その理由になると思います。
現在の占星術家の方々の概念は、しかし
土星のエネルギーが自然体のもので
あるという事を前提にしておられる
のですが、私が土星の真実編の記事で
ご紹介してきたように、土星のエネルギー
は、自然体のものとして、地上に届いて
いるわけではなく、なんらかの知生体の
影響を受けて、意図的に届けられている
という事なのです。
多くの占星術家の方の中でも、土星を
必要な自然エネルギーとしながらも、
エネルギーをとてもよくみてとって、
その性質を言い表してくださってるのが
松村潔氏の次の土星の説明です。
自身の事は著者と呼んでおられます。

“そこで著者は太陽をライオン、土星を
ライオンの檻という言い方をします。
太陽の力は土星の柵まで行くと、力尽きる
のです。
逆にこの柵がなければ太陽の力をどの
ような方向に向けていいかわからない
のです。 
  ~中略~
土星は否定法で、してはならないこと、
従わなくてはならないルールなどを
決める天体で、それは太陽の創造力を
禊ぎするので、太陽は作る、土星は減らす
という正反対の作用を持つ天体として、
両方協力しあうことでうまく機能している
と考えるとよいでしょう。”
“出典:「決定版!!サビアン占星術」
         松村潔 著
           Gakken刊”

意図があるなしに関わらず、純粋に土星の
影響を観てとって、私の見解とほぼ一致
しているのが、とてもありがたいので、
再掲載させていただきました。

さてこのような土星のエネルギーは、土星
の軌道の内側に向けたものであり、土星の
外側の天体、トランスサタニアンでは、
その影響から脱却できるという事です。
そのため、天王星は、比較的土星の近くに
あるため、それを浄化するための意識を
もたらしてくれるのです。
これが、一般の占星術の見解として知られる
天王星の革新エネルギーでもあるという
事です。
ただし何故そのようなエネルギーを持つのか、
という事を説明する人はほとんどいません。
そこで運気の流れという私の観点からの
説明は、天王星の革新エネルギーの理由
として納得のいくものになるのではないで
しょうか。単に一般的に言われてきた
ので、それをそのまま受け取って、天王星
に革新エネルギーがあるという解釈をして
おられる占星術家の方も多いのではない
かと思うのです。
だからここで私は、はっきりとしたその
理由を提示しているというわけなのです。
つまり土星の軌道の内側へのネガティブ
エネルギーを、その外側の天王星が浄化
エネルギーとして、打ち消そうとしている
ので、地上では革新・革命エネルギーと
いうものに変換されるというのが、私の
見方です。

また私が、神秘メッセージの宇宙の真理編
の一連の記事で説明させていただいた
ように、私たちの認識できる宇宙は、
電磁気のもとのエネルギーであるプラズマ
エネルギーをベースとしているという事
です。
それは宇宙はプラズマ
という記事でもご説明していますし、また
電磁界異常が超常現象をもたらすという
超常現象と電磁界異常編一覧
一連の記事で、私たちの認識している宇宙
は、安定した電磁界で成立している事を
裏付けています。

つまり土星の内側で安定してしまって
いるネガティブエネルギーを浄化させる
ための具体的な天王星のエネルギーと
いうのは、プラズマエネルギーを
ベースとした強力な電磁界エネルギーで
あるという事になります。
そのため、天王星からのエネルギーが
電化製品などのテクノロジーに影響を
与えているという見解につながるという
わけなのです。

そしてその浄化エネルギーの天王星の
さらに外側の海王星になると、土星
のエネルギーから完全に脱却して
いく事になります。
実は、土星は私たちの顕在意識を支配
していて、現実の認識を五感をもとに
した狭い領域に閉じこめる働きを
しています。
ですが、海王星では、そのような認識
の影響を受けなくなるため、潜在意識の
領域を活性化するためのエネルギーを
私たちの地上に届けてくれているわけ
です。
だから五感の認識に囚われている左脳
型のタイプにとって、海王星は、現実
感覚のない幻想的な天体だと捉える事が
多いですが、スピリチュアルな感覚に
優れた右脳型、または松果体が活性化
しているような人にとって、本来の
意識であると認識できるというわけ
です。
そして実のところ、五感をベースに
した左脳での現実認識こそ、土星の
もたらした干渉エネルギーによる
偽の感覚だという事なのです。
これが太古からの賢人たちが、私たち
が幻想の世界に生きていると、口を
揃えてきた本当の理由だという事
です。
つまり私たちは、出生図の海王星の
シンボルやサインをとても重要視
するべきなのです。それが示すのは
わたくしたちの潜在意識を活性化
させて、内なるパワーを引き出す
ものだという事なのです。
そして、先の天王星の出生図での
役割は、やはり現状打破または
変化をもたらすために最適な
エネルギーだという事になります。

そしてさらに軌道のほとんどが、10
天体の中で、一番外側に位置する
冥王星は、本来の宇宙意識に回帰する
というエネルギーになります。
これは、私たちの空間認識そのもの
が、土星からの偽の五感によるもの
なので、一番外側に移行するのに
「回帰」するという説明におおいに
違和感をもたれる事だと思います。
ですが、本来の空間認識は、実は
表裏逆転の世界なのです。
これは、ビッグバンに代わる宇宙モデル
という記事でも説明している事
でもありますし、
臨死共有体験者が、臨死体験者と
ともにトランス状態に入った時に
空間が歪んでくるという証言をした
事も、ヒントになります。
また催眠術をかけられて、感知能力
が拡大した事を説明している先日
再投稿した記事
驚異の催眠術 その3改
紹介されている証言を再掲載します。

「奇妙なことに、マリアはバーゲンシュ
ティッヒアとの距離が遠いほど、強く彼を
感知した。」
“出典:「サイキック」
       コリン・ウィルソン著
   荒俣宏監修・解説 梶元靖子訳
           三笠書房刊 ”

この証言からも、本来の認識では、表裏
逆転しているという事が、推測できます。

つまり私たちの一番外側にある冥王星の
エネルギーというのは、私たちの中心の意識
とつながっているという事なのです。
冥王星についてでも説明
していますが、冥王星は私たちの核意識と
解釈しています。
それじゃあ太陽はどうなるんだといわれ
そうですが、太陽も中心意識です。
実は、宇宙エネルギーの
基本形態はトーラス改
でも説明しました
が、宇宙のすべてのエネルギーは、中心で
回帰するようになっているのです。
つまり太陽と冥王星が中心としてつながる
という事なのです。
ただ、方向性だけが違って、太陽は生命の
誕生時点からのエネルギーで、冥王星は
最終的に霊的な本来の姿に戻るための
エネルギーなのです。
だから、死を司るといわれているので、
ここに不吉な意味は全くありません。
そしてまた、出生図の冥王星は、生命
としてエネルギーに満ちていても、有効に
使えるものだという事なのです。そもそも
太陽は土星の内側に収まっているので、
当然影響を受けないわけにはいきませんが、
この冥王星は、土星の影響から独立した
エネルギーとして存在しているのです。
つまり使えたら、自分の核からのエネルギー
なので、とてつもない力を秘めている
という事なのです。
ただ使えたらというのは、実は土星と月の
干渉により、この冥王星のような核の意識
を普段の顕在意識では、なかなか感知でき
ないようにさせられているのです。
だから、精神的な訓練をするか、
いったん強烈にネガティブな経験をして、
気づかされるようになるのがこの
冥王星の意識だという事なのです。
冥王星に破壊的なエネルギーがあると
いわれるのはこのためなのです、自分
では気づいていない核の意識を発動
させるためには、強烈にネガティブな
エネルギーを経験して、魂を目覚め
させなければならないからなのです。
これも一つの浄化エネルギーというわけ
です。
だから、出生図にある冥王星が示す事を
自分の核の意識だとして、大事に活か
そうとすれば、ネガティブな経験をする
事もなく、自分の本来のとても強い
エネルギーを使えるようになるという
事なのです。
つまりは一石二鳥だという事ですね。

長く説明する事になってすいません。
ただ今回のトランスサタニアンの意識
が、とても重要だという事を説明する
のに、言葉足らずな方が申し訳ないと
考えるのが、私という奴です。

ではまた(^^)/

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページへ

サビアンシンボルはつながる      サビアンシンボルの解釈について その1改2   


パーマリンクいじったらツィッター
に反映されなかったので、もう一度
投稿です。
最近サビアンシンボルを紹介される人
を知る事が多くなってきて、ツィッター
でも、新しく知り合いになった人も
できてうれしく思ってます(^o^)
で、その時に出た話で、サビアン1度
1度には壁があるわけではなく、隣同士
など似た意味になる事が多いという話を
していたので、この記事も参考になると
思い再投稿する事にしました。
これは加筆というほどでもないので、
読み切りで、このあとリンクさせません。
また読まれる場合は、元記事の方か、
最近の投稿やアーカイブの方から
よろしくお願いしますね(^^)

では本題に移らせていただきたいと思い
ます。
サビアンシンボルは、神秘的にアスペクト
でも、意味がつながる事が多いですが、
もちろん全てというわけではありません。
ただアスペクトで意味が、つながる事が
多いというだけで、充分に宇宙言語を
暗示していると言えます。
それに宇宙言語は、我々の感覚で追いつけ
ないところもあるので、アスペクトだけ
でないつながりもあるのです。
逆にいえぱ、シンボルの意味での関係の
方が、アスペクトの意味での関係よりも
優先されるというのが、私あんみんの
サビアン占星術です。
これについては、また別の記事で書か
せていただきます。

またアスペクトのオーブについていうと、
従来の占星術では、メジャーアスペクト、
つまりオポジション、スクエア、トライン
などについては、オーブつまり許容範囲が
8度とされていますし、クインタイルや
セクスタイル、バイクインタイルなどの
マイナーアスペクトについては、3度と
されています。
どういう事かといいますと、
宇宙エネルギー的に見れば、その近辺の度数
は、ほぼ同じエネルギーだという事を認めて
いるという事になります。
実際、サビアンシンボルにおいても、近辺
のシンボルは似通った暗示のものが集まる
傾向にあり、その事を裏付けてもいるし、
サビアンシンボルがまた確かなものだという
事も同時に裏付けてもいるのです。
裏向けたカードをばらばらにシャッフルして
イメージしたものでよく似た暗示のシンボル
どうしが、近辺の度数として集まるという事
自体、神秘的な力を信じざるを得ないじゃ
ないですか。

今回はそのように近辺に集まるシンボル
どうしを、適当に抜粋してみました。

牡羊座5度
「羽根のある三角」
牡羊座6度
「一辺が明るく照らされた四角」

牡羊座18度
「空のハンモック」
牡羊座19度
「魔法のじゅうたん」

牡牛座8度
「雪といっしょにないソリ」
牡牛座9度
「飾られたクリスマスツリー」
牡牛座10度
「赤十字の看護師」

双子座2度
「密かに靴下を満たす
     サンタクロース」
双子座4度
「ヒイラギとヤドリギ」

双子座14度
「テレパシーでの会話」
双子座15度
「会話をしている二人のオランダ人の子供」
双子座16度
「熱弁する婦人参政運動家」
双子座18度
「中国語を話す二人の中国人」

蟹座20度
「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」
蟹座21度
「歌っているプリマドンナ」

獅子座1度
「脳溢血の症状」
獅子座2度
「おたふく風邪の伝染」

獅子座21度
「中毒した鶏」
獅子座22度
「伝書鳩」

獅子座26度
「虹」
獅子座27度
「夜明け」

乙女座2度
「掲げられた大きな白い十字架」
乙女座3度
「保護をもたらす二人の天使」

天秤座2度
「六番目の時代の光が七番目のものに
             変質する」
天秤座3度
「新しい日の夜明けすべてが変わった」

天秤座16度
「流されてしまった船着き場」
天秤座17度
「引退した船長」

天秤座18度
「逮捕された二人の男性」
天秤座19度
「隠れている泥棒集団」

天秤座29度
「互いの知識の範囲に端をかける人類」
天秤座30度
「哲学者の頭にある三つの知識のこぶ」

蠍座10度
「親睦夕食会」
蠍座12度
「大使館の舞踏会」

蠍座15度
「五つの砂山のまわりで遊ぶ子供たち」
蠍座16度
「突然笑顔になる少女」

山羊座2度
「三つのステンドグラスの窓、
    一つは爆撃で損傷している」
山羊座4度
「大きなカヌーへ乗り込む一団」
山羊座5度
「カヌーを漕ぎ戦争の踊りを
     踊っているインディアン」

山羊座10度
「手から餌をもらうアホウドリ」
山羊座11度
「キジの大きな群れ」

山羊座15度
「病院の子供病棟にあるたくさんの
           おもちゃ」
山羊座16度
「体操着の少年少女」
山羊座17度
「密かに裸で入浴する少女」
山羊座19度
「大きな買い物袋を下げた
        五歳程度の子供」

山羊座22度
「敗北を優美に認める将軍」
山羊座23度
「戦争での勇敢さをたたえる二つの賞」

魚座26度
「影響を分割する月」
魚座27度
「収穫の月」
魚座28度
「満月の下の肥沃な庭」

ざっと取り上げただけでもこれだけ
取り上げる事ができました。
ほとんどがとなりどうしか、一つ
とばしたものどうしのシンボルですね。
それだけ、近辺にある度数の宇宙
エネルギーが、似たものであるという事を
示していると同時に、サビアンシンボルが
いかに確かなものであるかという事も
同時に証明しています。
ここに取り上げた以外でも、意味としての
つながりなどを含めると、またさらに
たくさん増えます。

このようにオーブ許容範囲での読み取り
は、サインの度数においての暗示の読み
取りとしても有効だということなのです。

また今回取り上げた、近辺のシンボル
どうしは、神秘のコンジャンクション
(0°という意味もありますが、近辺の
度数という捉え方が一般的です。)
というイラストでの紹介をさせて
いただきます。

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページへ

「風」を表現するサビアンシンボル       天秤座編


先日ツイッターで、エレメントの風に
ついて話題となったので、風の
エレメントとサビアンシンボルの関係
について、記事にしていこうと思い
ました。
占星術の風のエレメントは、知性や深い
レベルでの知識、理解を表して、しかも
風なので伝播、伝達するという意味と
真空である宇宙の本質にもっとも近い
ため、全てとの一体感をあらわしても
います。またその一体感や伝播・伝達
が、知性や理解を深めるために、とても
重要です。
確かに風を天体や感受点に多くもって
いる人は知性豊かですし、なんと
面白い事にやはり風通しがいい事が
大きく関係しているらしいのです。
ツィッターで風だといってた人は、
知性が豊かですが、やはり風通し
が大事で、なんと冬でも窓を開けて、
エアコンもつけずに、防寒着で過ごす
らしいです💦そこまでするかー?
私は水が多いので、水をよく飲むし
、海やプール、風呂、温泉はパラダイス
ですね。
私は風は少ないのですが、水星が風の
天秤座なのと、太陽が乙女座28度なの
で天秤座の影響を強く受けた形になって
いるので、理解力があってよかったー。
それにオーブ1度の29度は
「書物から秘密の知識を知る男性」なの
で、やはり知性と理解の天秤座の影響を
受けている事になります。
私に、風がなかったら、どうしようか
と思ってました💦

そうそう私の占星術解釈では、サイン1度
に入る前に壁があるというような考え
ではなく、全てがつながっていると考え
ているので、サインは終盤で次のサインの
影響を大きく受けると捉えています。
ちょうどハウスの5度前ルールと同じ
感覚ですね。

さて今回は風の中でも、とても器の広い
天秤座について、サビアンシンボルの
紹介をしていきます。
その知性と理解や伝播・伝達・一体感を
示す天秤座のシンボルが以下になります。

天秤座2度「六番目の時代の光が
       七番目のものに変わる」

天秤座3度「新しい日の夜明け、全てが
              変わった」

天秤座4度「キャンプファイヤーを
            囲むグループ」

天秤座5度「心の内面の知識を
         教える男性」

天秤座6度「男性の理想が多くの結晶に
              変わる」

天秤座11度「眼鏡ごしに覗き込んで
             いる教授」

天秤座25度「秋の葉の象徴が伝える
               情報」

天秤座27度「頭上を飛んでいる飛行機」

天秤座28度「輝く影響の最中にいる男性」

天秤座29度「互いの知識の範囲に橋を
     かける方法を模索する人類」

天秤座30度「哲学者の頭にある三つの
            知識のこぶ」

ご覧になればわかっていただけるように
全星座中で、最も高いレベルでの叡知を
示すサビアンシンボルが集中している
のが、この天秤座という事になります。
これは個の完成形である乙女座が、宇宙
意識のエネルギーの流れの天秤座に
入った事で、一気に理解を深めていった
という事を示しているのです。
もちろん個人の身に余る知識や叡知、
感覚の流入なので、自分という個を
いったん見失ってしまうようなサイン
でもあるのです。
支配星は金星ですが、これは金星が
地球との運行関係で五芒星を描く事と
大きく関係しています。
五芒星は、時空のゲートとして働く
からです。
だから天秤座2度や3度で、大きな
変革エネルギーを示すシンボルが
出てきたという事なのです。

上にあげた中でも高い叡知の獲得を
示しているのが、
天秤座2度「六番目の時代の光が
       七番目のものに変わる」

天秤座3度「新しい日の夜明け、全てが
              変わった」

天秤座6度「男性の理想が多くの結晶に
              変わる」

天秤座27度「頭上を飛んでいる飛行機」

天秤座28度「輝く影響の最中にいる男性」

天秤座29度「互いの知識の範囲に橋を
     かける方法を模索する人類」

天秤座30度「哲学者の頭にある三つの
            知識のこぶ」
という事になります。

天秤座2度と天秤座3度は抽象的で、
わかりにくいと思われるかもしれませんね。
これは人類全体の集合意識の覚醒といった
事につながっているという事です。
つまり一体感と叡知を示しているというわけ
ですね。

天秤座5度のシンボルは、東洋の修行僧や
超常能力者、シャーマン、賢者などが、
想念による現実化を実現する「視覚化」
という能力を持っている事が多いですが、
これはそれを表現しているシンボルだと
いえます。

天秤座28度も、高い意識レベルに自分が
到達したという事で、それは叡知とも
一体化しているという事を意味しています。
あとのシンボルは、高い叡知である事は、
明らかですよね。

あと一体感や伝播・伝達を示すシンボルは
重複しますが以下のものでしよう。
天秤座4度「キャンプファイヤーを
            囲むグループ」

天秤座5度「心の内面の知識を
         教える男性」

天秤座29度「互いの知識の範囲に橋を
     かける方法を模索する人類」

あと今日上げた全てのシンボルが知性や
深い知識、伝播・伝達、一体感を表す風の
性質をよくあらわしていると思います。

ではまた(^^)

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページへ

神秘のスクエアシンボルその16 イラスト   隠遁か解放か 

今回ご紹介するスクエアのアスペクト
を形成しているサビアンシンボルは

牡羊座24度
「風が吹き込み豊穣の角
コーヌコピアの形をとる
  開いた窓のカーテン」

山羊座24度
「修道院に入る女性」

です。

これが、逆のエネルギーの90度の
スクエアというわけですが、
どういうことなのか説明します。
一見神秘的な事につながるという
意味でどちらも共通するテーマの
ようですが、牡羊座24度の方は、
解放された事により、豊かなシンボルの
エネルギーが入り込んできたという事
なのです。
これに対して、山羊座24度は、
世を捨て、神秘的な世界へ隠遁し
神に仕える身になるという事で、
俗世間から、自らを閉ざし隠遁生活
に入る様子を示しています。

つまり解放的になって、神秘的な
エネルギーを得る牡羊座のシンボルに
対して、隠遁生活で俗世から身を隠す
山羊座のシンボルは、解放と隠遁と
いう意味で逆のエネルギーとなるのです。

このようにまたスクエア(90度)の角度
で逆のエネルギーという事を、サビアン
シンボルが、神秘的にも見事に表現して
くれていると言う事を紹介させていただき
ました。

ではまた(^^)

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

月の保護の運気から太陽の意識の運気への流れ改微加筆

図1

図2

昨日
10天体の影響する年齢域について
という記事を多くの方に読んでいただき
とてもうれしかったです。
ところがその続編のこの記事は、それに
くらべて比較的気づかれてない感じのよう
だったので、一応少し加筆して再投稿して
おきます。

10天体の影響する年齢域についての記事
では、、太陽系における運気の流れを、
天体毎の影響を及ぼす年齢域をもとに説明
しましたが、今回は、太陽の影響を受ける
年齢域までの間の運気の流れについて、
説明したいと思います。

少しだけ注釈を加えさせていただくと、
太陽の意識と生命のプログラムは、
オリジナルで、本来時空に囚われずに直接
私たちの肉体に反映されて、生命を
スタートさせる予定だったのが、月の干渉
エネルギーによって、著しく限定された
認識と能力に変更される生命プログラム
に書き換えられてしまったという事です。
そして、時空に囚われてしまった自分の
意識に太陽が、自然界の拡大エネルギー
で、時空の同心円状で自分に届けられる
流れによって、水星、金星、そして
太陽の本来の意識という伝わり方をして
いるという事なのです。
だから影響する天体の年齢域が、少し
変則的になっているというわけなの
です。

では以下が元記事です

松村氏もマドモアゼル・愛先生も月の意識
に囚われていては、太陽の運気を充分に
活かす事はできないと、解説しておられ
ます。
私も全くその通りだと思います。
今回は、その事を運気の流れの点から、
ご説明したいと思います。

私たちが、自分の肉体に宿るという事は、
自分の魂を肉体に宿らせるという事を意味
します。
そして当然魂の領域であった自分の意識を
生命体に投影しようとするのです。
それが本来の魂としての意識である
太陽意識という事です。
つまり太陽の意識は直接、誕生時に肉体に
届けられるはずだったという事です。
しかし、ここで月が介入してくるわけです。
つまり本来の太陽意識に対して、月の意識
(プログラム)が「干渉」してくるという
事です。
これが0歳から7歳まで、月の影響を受けて
しまうという事の本当の意味なのです。
つまり運気の流れとしては、太陽意識から
スタートするはずだったのが、月の保護下
におかれてしまう事により、月の運気の
流れにいったん身を預ける事になるという
事なのです。
月の運気は、母親や家庭の保護という運気
でもあるので、生命は守られる運気なの
ですが、本来の太陽の運気によるものでは
ないという事です。
で太陽の意識による太陽の運気は、月に干渉
されないルートから、肉体に意識と運気を
届けなければならなくなったので、同心円
のように、時間の経過とともに意識が自然
と広がっていくエネルギーを使う事になった
わけです。
それが、水星そして金星への流れという事
です。
つまり別のルートからの運気は時間が、
かかりますが、宇宙のエネルギーの流れ
なので、確実に自分自身に届けられます、
それが届き始めるのが、太陽の意識の
影響する年齢域26歳から35歳だという
事なのです。
この時期に、自分はこの世で本当は何を
したかったかなどに気づく事になるわけ
です。
これは、みなさんも思いあたる事がある
と思います。そしてここで月の運気から
太陽の運気に、生命はシフトするという
事になるのです。

ここまでが、図1で示している太陽と月の
意識を伴った運気の流れという事の説明なの
です。

わかりますでしようか💦
多くの人が20歳以降に社会人になります
よね、つまり月の保護下の運気である
家庭を離れる事になります。
もちろん適齢であれば、女性は結婚をする
事になる場合もありますが、いずれに
しても生まれ育った家庭を離れる運気を
受け取る事になるわけです。
そして太陽の運気が流れこんでくるという
わけです。
つまりこの運気の流れにおいて重要な事は、
月の運気の流れにある時は、月の意識を
大事にしていても、エネルギーを得られ
ていましたが、太陽の運気に変わって以降
は、太陽の意識を中心にしていかないと、
運気のエネルギーを得られにくいという
事なのです。
これが、いつまでも月の意識に囚われて
いてはだめだという事の本来の意味だと
いう事です。
ただ、もちろん月の意識は、自分の生命の
ベースに干渉してきたものなので、全てを
捨てるというのは、なかなか難しいので、
自分の生来の長所として保持していても
いいので、意識の中心を太陽の意識に
持っていくのが大事だという事なのです。

さてこれで太陽意識とともに力強く自分の
人生を歩み始められると思ったら、今度は
別の干渉が入る事になるのです。
それが土星の意識エネルギーというもの
なのです。
図2にもありますように、土星の影響する
年齢域はまだまだ先の話のように思えます
よね。ですが、これはより強く影響する
という意味であって、実際には社会に出る
ような年齢域になってから、私たちの人生
に大きく影響を及ぼし続けているのです。
なぜならば、この社会というのは、土星の
意識が投影されたもので、いわば土星の
社会だからなのです。そしてまた自分が、
同心円として広がる意識に、土星が自身より
も内側に発しているエネルギーが、影響する
ようになってきたということですね。
(近年の観測結果で土星は太陽から受け取る
よりはるかに大きいエネルギーを発している
事がわかっています。)
つまり土星と月は影響を及ぼすエネルギーを
内側と外側から影響を与えているという事
なのです。
月の影響が終わって、土星の影響を受け
始めるのがつまり、特にサターンリターン
である29歳頃からという事なのです。
月の運気の干渉が終わったら逆に地球の
外側の土星の運気の干渉が入ってくる
という事です。
ただし、当然太陽の意識がありますので、
そのエネルギーを使って、土星の
制限エネルギーと戦いながら、人生を
歩いていく事になるというわけなの
です。

そして土星の影響を強く受ける年齢域で
ある56歳~70歳を越えたら、とうとう
意識的には自由になれる太陽系より外から
入ってくる宇宙の意識を直接受け取れる
事になるというわけです。
それがトランスサタニアン(天王星・
海王星・冥王星)の運気だという事なの
です。
だからその最初の運気である水瓶座は
土星社会を浄化するエネルギーとして
働くというわけですね。
ただし、土星を通過したあと私たちは、
肉体的には衰えていき、せっかくの運気を
使うのに充分なエネルギーが得にくい
状態にあります。何故でしょう?
それが、土星や月による干渉エネルギー
による老化のプログラムの発動だという
事なのです。
このようにどこまでもしつこい干渉
エネルギーである土星や月の影響を
受けないで、人生を自由に過ごそうと
思えば、どうしても、太陽の意識と
トランスサタニアンの意識を、比較的
若い時期に自分のものとしていく事
が大事だという事なのです。
このトランスサタニアンの運気と役割に
ついては、また別の記事に書いていこうと
思っています。

ではまた(^^)

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページへ

神秘のオポジションその13   イラスト魅惑の変容の対称シンボル改


おとといアップしたばかりの記事ですが、
あまり気づかれていないみたいなので、
読み切り再投稿です。
元記事へは、
神秘のサビアンアスペクト一覧から
またご覧いただけます。

では元記事です

今回もわかりやすい対称の180度の
オポジションのアスペクト(角度)で
見事につながっているサビアンシンボル
をご紹介しましょう。

獅子座29度
「人魚」

水瓶座29度
「さなぎから出てくる蝶」

この二つが、対称の180度でつながって
います。

この二つの対称的な意味はすでに毎日の
サビアンシンボルでもご紹介しています
が、もう一度わかりやすく説明しなおして
みますね。

獅子座29度の人魚は、サインの終盤29度
なので、次の乙女座のサインの影響を大きく
受けます。というよりほぼ融合的な状態に
なるといってもいいかも知れません。
そもそもサインは1度からがらりと変わる
ような壁があるわけではないので、全て
つながって影響を及ぼし合うという事
なのです。
つまりそれまで個人の生命エネルギーの解放
と自己アピール、創造エネルギーなどを
発揮してきた獅子座でしたが、ここで
個人としてまとまる乙女座の個の完成形と
してのエネルギーを受け取る形になったの
です。
つまり生命エネルギーの解放の獅子座が
下半身の魚部分で、個の完成形としての
収束の乙女座が、上半身の人間の女性だと
いう事になるのです。え男性でもいい?
いやイメージがわきまへんなー💦
しかも乙女座なんだから乙女として女性で
ないと。

対称の水瓶座29度のさなぎから出て
きた蝶の方は、やはり水瓶座の終盤に
来て、それまでの浄化・変革への強い
意識である意味が固定されていたので、
それがさなぎとしての部分として象徴
されます。そしてこの29度で魚座の
強い影響を受けるので、あらゆる意識
が混在する潜在意識の海へと旅立つ事
になるのです。つまり蝶として向かう
のが、その魚座の潜在意識(集合意識)の
海だというわけですね。しかも蝶は霊
の象徴として知られているのでなおさら
潜在意識の海で自由に解放されるのが
自然な形でもあります。

つまりこの水瓶座29度のシンボルは、
変革と浄化の強い意志として固定されて
いた意識が、魚座のあらゆる意識を内包
する潜在意識の海へと解放されたという事
で、解放へ向かうエネルギーなのに対して
、獅子座29度のシンボルは、魂としての
望みを生命エネルギーとともに解放して
いたのが、乙女座の個の完成形として
収束されていったので、収束へ向かう
エネルギーという事なので、水瓶座29度
とは対称的になっているという事なのです。

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

月の保護の運気から太陽の意識の運気への流れ

図1

図2

以前「10天体の影響する年齢域について
という記事で、太陽系における運気の
流れを、天体毎の影響を及ぼす年齢域
をもとに説明しましたが、今回は、太陽の
影響を受ける年齢域までの間の運気の
流れについて、説明したいと思います。

松村氏もマドモアゼル・愛先生も月の意識
に囚われていては、太陽の運気を充分に
活かす事はできないと、解説しておられ
ます。
私も全くその通りだと思います。
今回は、その事を運気の流れの点から、
ご説明したいと思います。

私たちが、自分の肉体に宿るという事は、
自分の魂を肉体に宿らせるという事を意味
します。
そして当然魂の領域であった自分の意識を
生命体に投影しようとするのです。
それが本来の魂としての意識である
太陽意識という事です。
つまり太陽の意識は直接、誕生時に肉体に
届けられるはずだったという事です。
しかし、ここで月が介入してくるわけです。
つまり本来の太陽意識に対して、月の意識
(プログラム)が「干渉」してくるという
事です。
これが0歳から7歳まで、月の影響を受けて
しまうという事の本当の意味なのです。
つまり運気の流れとしては、太陽意識から
スタートするはずだったのが、月の保護下
におかれてしまう事により、月の運気の
流れにいったん身を預ける事になるという
事なのです。
月の運気は、母親や家庭の保護という運気
でもあるので、生命は守られる運気なの
ですが、本来の太陽の運気によるものでは
ないという事です。
で太陽の意識による太陽の運気は、月に干渉
されないルートから、肉体に意識と運気を
届けなければならなくなったので、同心円
のように、時間の経過とともに意識が自然
と広がっていくエネルギーを使う事になった
わけです。
それが、水星そして金星への流れという事
です。
つまり別のルートからの運気は時間が、
かかりますが、宇宙のエネルギーの流れ
なので、確実に自分自身に届けられます、
それが届き始めるのが、太陽の意識の
影響する年齢域26歳から35歳だという
事なのです。
この時期に、自分はこの世で本当は何を
したかったかなどに気づく事になるわけ
です。
これは、みなさんも思いあたる事がある
と思います。そしてここで月の運気から
太陽の運気に、生命はシフトするという
事になるのです。

ここまでが、図1で示している太陽と月の
意識を伴った運気の流れという事の説明なの
です。

わかりますでしようか💦
多くの人が20歳以降に社会人になります
よね、つまり月の保護下の運気である
家庭を離れる事になります。
もちろん適齢であれば、女性は結婚をする
事になる場合もありますが、いずれに
しても生まれ育った家庭を離れる運気を
受け取る事になるわけです。
そして太陽の運気が流れこんでくるという
わけです。
つまりこの運気の流れにおいて重要な事は、
月の運気の流れにある時は、月の意識を
大事にしていても、エネルギーを得られ
ていましたが、太陽の運気に変わって以降
は、太陽の意識を中心にしていかないと、
運気のエネルギーを得られにくいという
事なのです。
これが、いつまでも月の意識に囚われて
いてはだめだという事の本来の意味だと
いう事です。
ただ、もちろん月の意識は、自分の生命の
ベースに干渉してきたものなので、全てを
捨てるというのは、なかなか難しいので、
自分の生来の長所として保持していても
いいので、意識の中心を太陽の意識に
持っていくのが大事だという事なのです。

さてこれで太陽意識とともに力強く自分の
人生を歩み始められると思ったら、今度は
別の干渉が入る事になるのです。
それが土星の意識エネルギーというもの
なのです。
図2にもありますように、土星の影響する
年齢域はまだまだ先の話のように思えます
よね。ですが、これはより強く影響する
という意味であって、実際には社会に出る
ような年齢域になってから、私たちの人生
に大きく影響を及ぼし続けているのです。
なぜならば、この社会というのは、土星の
意識が投影されたもので、いわば土星の
社会だからなのです。そしてまた自分が、
同心円として広がる意識に、土星が自身より
も内側に発しているエネルギーが、影響する
ようになってきたということですね。
(近年の観測結果で土星は太陽から受け取る
よりはるかに大きいエネルギーを発している
事がわかっています。)
つまり土星と月は影響を及ぼすエネルギーを
内側と外側から影響を与えているという事
なのです。
月の影響が終わって、土星の影響を受け
始めるのがつまり、特にサターンリターン
である29歳頃からという事なのです。
月の運気の干渉が終わったら逆に地球の
外側の土星の運気の干渉が入ってくる
という事です。
ただし、当然太陽の意識がありますので、
そのエネルギーを使って、土星の
制限エネルギーと戦いながら、人生を
歩いていく事になるというわけなの
です。

そして土星の影響を強く受ける年齢域で
ある56歳~70歳を越えたら、とうとう
意識的には自由になれる太陽系より外から
入ってくる宇宙の意識を直接受け取れる
事になるというわけです。
それがトランスサタニアン(天王星・
海王星・冥王星)の運気だという事なの
です。
だからその最初の運気である水瓶座は
土星社会を浄化するエネルギーとして
働くというわけですね。
ただし、土星を通過したあと私たちは、
肉体的には衰えていき、せっかくの運気を
使うのに充分なエネルギーが得にくい
状態にあります。何故でしょう?
それが、土星や月による干渉エネルギー
による老化のプログラムの発動だという
事なのです。
このようにどこまでもしつこい干渉
エネルギーである土星や月の影響を
受けないで、人生を自由に過ごそうと
思えば、どうしても、太陽の意識と
トランスサタニアンの意識を、比較的
若い時期に自分のものとしていく事
が大事だという事なのです。
このトランスサタニアンの運気と役割に
ついては、また別の記事に書いていこうと
思っています。

ではまた(^^)

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページへ